執事ノート内検索 / 「澪「ここが平沢島なのか?」1」で検索した結果

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  • 澪「ここが平沢島なのか?」1
    和「そうよ。あなた達が普段から接している   平沢唯と平沢憂はこの島で収穫されたものなの」 澪「唯や憂ちゃんみたいなのが   この島にいっぱいいるってのか」 和「ええ。でも一概に全て同じとは言えない。   唯や憂はそっくりだけど個体差があるようにね」 澪「なるほど」 和「なるべく唯と似た個体を探し出して捕獲する。   それが私達の使命よ。いいわね」 澪「ああ……」 澪「しかしこんなジャングルに   本当に唯が住んでるのか」 和「唯だからこそ……ね。   あの子の適応力の高さは   常人のそれをはるかに上回るわ」 澪「……それはなんとなく分かる」 和「ここをもう少し行けば群れがいるわ」 澪「唯の群れ……」 和「一応言っておくけど、   厳密に言えばこ...
  • 澪「ここが平沢島なのか?」6
    平沢家を出ると律がいた。 私のことを待ってたらしい。 律「よう」 澪「……よう」 律「驚いちまったよ」 澪「何にだ」 律「お前が唯を殺したこと」 澪「信じるのか?」 律「嘘なのか?」 澪「……信じるのか」 律「和が話した唯と憂ちゃんのこと、   それにその事実を合わせると、最近の妙なことが全部つじつまが合う。   和と澪が急に学校休んだり、唯と憂ちゃんが交互に登校したり」 澪「怒るか?私のこと」 律「怒るというか失望したよ」 澪「ごめん……」 律「謝るなら唯に謝れ」 澪「このごめんは、軽音部を壊しちゃったことへのゴメンだ」 律「ああ、そう」 澪「どうでもよさげだな」 律「うん」 澪「もう元に戻れない...
  • 澪「ここが平沢島なのか?」4
    は? 体は入れ物だって? 何を言っているんだ。 魂を降ろせばまた動き出すってか?  ――――似たようなものですけど、この体じゃもう無理です  ――な、何言って……  ――――和さんを呼んできてください  ――し、死体は……  ――――物置に隠しときましょう  ――鍵ないから開けられたらバレるぞ  ――――私が内側から押さえときます  ――そ、そうか、じゃ、じゃあたのんだ……  ――――ええ、私もお姉ちゃんが死んだのが公になるのは面倒ですし 私は言われたとおり和の所に行った。 事情を話すと和は一発私の頬を殴った。 当然の制裁だろう。友達を殺したんだから。 でも和は特に取り乱しはしなかった。 憂ちゃんもそうだった。 本当に違う体があればまた唯は復活するのか。 ...
  • 澪「ここが平沢島なのか?」5
    今日はちょうど日曜だった。 学校はない。 憂ちゃんも家にいるはず。 私たちは平沢家へと向かう。 澪「タクシーで直接唯の家まで行けばよかったのにっ!」 和「あそこ一方通行で遠回りになるから走ったほうが早いのよ!」 胸騒ぎが収まらない。 走っているからじゃない。 悪い予感が、私の背中を叩いている。 恐るべき結末が、てぐすねひいてるのが見える。 やめてくれ。 それだけは。 そんな結末だけはやめてくれ。 きっと和も同じ気持ちで走っているに違いない。 顔が青い。 和にも見えているんだ。 私と同じものが。 平沢家に到着した。 2人ともゼエゼエと肩で息をしている。 対して唯は平気そうな顔。 すごいなーと感心してる場合じゃない。 私は和に先んじて平沢家の玄関のドアを開けた。 靴...
  • 澪「ここが平沢島なのか?」2
    やがて目が覚めた。 ここはどこだっけ、 何をしているんだっけ…… 右を見る。 ここはどこかの屋内のようだ。 木で作られた粗雑な家。 石器や土器と思しきものが 壁のあたりにいくつか転がっていた。 左を見る。 和がいた。 和「大丈夫?」 澪「え……」 そこで全部思い出した。 嫌な記憶が蘇ったせいで 気を失ってしまったんだっけ…… われながら情けない。 澪「ごめん、迷惑かけた」 和「気にしないで」 澪「ここは……?」 和「唯たちの家よ」 澪「……」 玄関から唯が入ってきた…… しかし2,3人連れ立っている…… 同じ顔の人間が何人も並んでいるというのは異様な光景だな、 なんてまだ覚醒しきってない頭で考えた。 唯たちは果物を持っていた...
  • 澪「ここが平沢島なのか?」3
    足音が聞こえた…… 和が戻ってきたのかと思い顔を上げると、 唯の顔の裸族が一人、こちらを見ていた。 いや、これは唯じゃないな。 どっちかといえば憂ちゃんだ。 付き合いは長いし平沢姉妹の顔の区別くらいは付く。 到底受け入れられないような 狂った事実ばかりを見せつけられて 気が滅入っていた私は、 別人とは言え知った顔の人に会えて 少しだけ安心した。 私は憂顔の裸族に向かって手招きした。 憂は少し怯えているようだったが おずおずとこちらに近づいてきた。 私が腕を広げると 憂は素直にその中に入ってきた。 そして私は憂をぎゅっと抱きしめる。 こんな熱帯の島で 誰かと抱き合うなんてのは これでもかってくらい暑かったが それ以上に暖かかった。 憂は私の腕の中で 特に嫌がりもせず大人しくしてくれていた。 ...
  • 澪「ここが平沢島なのか?」
    1  2  3  4  5  6 2011/6/26 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309086508/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ...
  • H25・5月
    唯「U&U&U&U&U…、」 梓「 幼児向け教育絵本『おさいふパクにゃん』」 律「梓の好きなものってなに?」 梓「律先輩、今なら誰もいません」 憂「お姉ちゃんに私が和ちゃんと付き合ってるのがバレた」 澪「なんとか唯と2人になれた」 梓「レモンティーですか?」 紬「いいえ、レモンバームティーよ」 梓「また、会いましょう。」 唯「きのせい!」 唯「平沢少女の殺人事件簿!」 唯「あずにゃんのオマンコとりっちゃんのオマンコが入れ替わった?」 梓「私が憂にボコボコにされるだけ」 唯「眼球が飛び出ちゃうよ~~~」 唯が微分積分を学ぶそうです 青いカーネーション のどか「今行くよ、唯!」 唯「YOU-Eだよ!!」 澪「ここが平沢島なのか?」 梓「澪…捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!」 唯「わたしってかわゆい!」 唯「けいおん部に副顧問?」 さわ子「そう、イケメンよ!」 梓「会議」 和「ちからたろう」 ...
  • 未ジャンル
    梓「また、会いましょう。」 唯「きのせい!」 唯「平沢少女の殺人事件簿!」 唯「あずにゃんのオマンコとりっちゃんのオマンコが入れ替わった?」 梓「私が憂にボコボコにされるだけ」 唯「眼球が飛び出ちゃうよ~~~」 唯が微分積分を学ぶそうです 青いカーネーション のどか「今行くよ、唯!」 唯「YOU-Eだよ!!」 澪「忘れたのか? 私にはファンクラブがついてるんだぞ?」 律「アウトブレイク!」 唯「おはよう…、ギー太」ボーボボ「おはよう、唯ちゃん」 律「ペットボトル戦争」 唯「あずにゃんはパ……パイパ…」 梓「DLC?」 澪「ここが平沢島なのか?」 梓「澪…捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!」 唯「わたしってかわゆい!」 唯「けいおん部に副顧問?」 さわ子「そう、イケメンよ!」 梓「会議」 和「ちからたろう」 精子唯「いっくぜー!」 唯「五億年ボタン!」 梓「5億年ボタン?」 唯「いつ、どこで、だれ...
  • コメント:澪「ここが平沢島なのか?」
    戻る 一応その島の場所を教えてくれないか? -- (通りすがり) 2013-05-01 22 01 16 読ませるねえ 似た設定のSSはいくつか読んだ事あるけどオチも良いし素直に面白かった -- (名無しさん) 2013-05-02 01 33 16 これは超大作だな 映画化希望! -- (名無しさん) 2013-05-08 15 09 55 秋山島もいいな -- (名無しさん) 2013-05-10 17 42 35 なるほど、おもしろかった! -- (名無しさん) 2013-05-10 22 52 24 殺人を犯した記憶は消えたが軽音部に戻る事は許されなかったと言う事か。 -- (名無しさん) 2013-05-12 11 36 36 中々面白かった -- (名無しさん) 2015-02-23 11 32 ...
  • 唯「ここが けいおんぶ ですか」1
    唯「きょうから こうこうせいです」 和「唯、どの部活に入るか決めたの?」 唯「けいおんぶが いいです」 和「軽音部?何で?」 唯「かるい おんがく だからです」 和「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」 唯「せいとかいは にねんせいに なってからです」 和「そうなんだ、じゃあ私先に帰るね。また明日」 唯「和ちゃん さようなら」 律「ん?ウチの部室で何してるの」 律「あっ、もしかして入部希望の平沢唯さん!?」 律「ギターがすっごく上手いんだよね!待ってたんだよ!」 唯「それは べつじんです」 律「細かい事はいいから入った入った!早速部員を紹介してあげるからさっ」 律「新入部員連れてきたぞーっ!」 澪「本当かっ!?」 紬「軽音...
  • 澪「ほ、本当に私で良いのか?」2
    ~自宅~ 律「なんだこの気持ち……」 律「……恋……」 律「んなわけないよな!!」 律「ない、よな……」 ディンガディンドン!!ディンガディンディンドン!!! 律「あ、メール」パカッ やる夫『今日はお疲れ様お。放課後ティータイムの演奏も可愛くてよかったお!今度は対バンするお!』 律「言われるがままにアドレス交換しちゃったけど、なんか緊張すんな……」 律『お疲れ様です。またできればご一緒しま…… 律「なんか固いかなあ……」 律『やあ、お疲れ!疲れが次の日まで残らないように、よーく寝るんだぞ!…… 律「あああだめだだめだ!頭まわんねーや……」 ~音楽室~ 唯「こないだのライブ良かったねー、あーずにゃん♪」モミモミ 梓「先輩、やめてくださいよー///」...
  • 唯「ここが けいおんぶ ですか」2
    すうじつご 唯「こえが かれました」 さわ子「でっかいはなくそ とれました」 紬「それはきいてません」 律「どうすんだよ…もう文化祭まで時間がないぞ!?」 律「やっぱり作詞した澪が歌うしかない…」 澪「わ、私!?無理無理!絶対に無理!」 紬「でも うたえるひとが いません」 澪「うっ…で、でもぉ~」 律「澪…この文化祭は私達軽音部の初めてのデビューなんだ」 律「ここまで頑張って台無しにしたいと思うか?私は嫌だぞ」 澪「わ、私だって…」 律「澪、唯がああなった今、もうお前しかいない」 律「最後まで頑張って、この文化祭を成功させよう。なっ?」 澪「りつ…」 唯「みおちゃん」 澪「唯…?」 唯「」 唯「けーき おいしい...
  • 戦え…戦え…  唯「んー?」13
    ・・・ タイガ「ふんっ!」ブンッ オーディン『!』 タイガ「今です! 澪先輩!」 ナイトサバイブ「やああああぁぁあぁ!!」 ザンッッ!! オーディン『う…ぐ…あ…あぁ…』シュゥゥ… サァァ… ライア「…た、倒しちゃったのか?」 タイガ「なんか…それにしては呆気ない気が」 インペラー「…まぁ、結果オーライよ。外にでましょう…」 ナイトサバイブ(手ごたえはあった…でも、何か違和感が) ・・・ ドンッ さわ子「さぁ! 知ってること全部吐いてもらうわよぉ?!」 斎藤「仮面ライダー王蛇か…いつの時もこのライダーの適正者は凶暴だな…」 憂「ど、どうして先生がここに…」 さわ子「憂ちゃんを着けてきたのよっ、カードデッキ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」20
    澪「ゆ、唯?」 律「いや……憂?」 唯「ま……待ってよ。私は憂じゃないよ、平沢唯だよっ?」 金田一「しらばっくれても無駄さ。今は……俺にはアンタがただの髪をおろした平沢憂にしか見えない」 剣持「……ま、待て金田一よ。そもそも、憂は死んだんじゃないのか?」 金田一「あれは……平沢唯の遺体さ」 紬「!?」 剣持「金田一、わけがわからんぞ。一体どうなっているんだ……」 金田一「難しく考えるなよおっさん。三日目の夜に平沢憂がとった行動を……共犯者の都合のいいように当てはめてみなよ」 金田一「前提として……彼女は『どっちの姿にもなれる』って事、を忘れずにな」 唯「……」 剣持「ええっと……『憂』の方が計画を立てたと考えて」 剣持「自分とは違う『唯』の顔で犯人の部屋を訪れる」 ...
  • 澪「っふ・・・・邪気眼を持たぬ物にはわからんだろう・・・」1
    澪「今日から高校生だ」 澪「友達いっぱい作ってリア充になるぞ」 唯「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」 澪「……」 澪「見なかったことにしよう」 律「澪ー、クラブなんにするか決めたか?」 澪「一応文芸部に入るつもりだけど。これ入部届」 律「貸して」 澪「?ほい」 律「ビリっと」 澪「ちょ、何すんだよ!」 律「正気か貴様ー!また中学のときみたいに厨二病ポエム作りながら一日中過ごすつもりか!」 澪「おい!中学のときの話はするな!」 律「おまえが入る部活はけいおん部だ」 澪「けいおん!…まあリア充っぽいしそこでいいか」 律「よしきた」 律「廃部寸前だって」 澪「なんかリア充ルートから外れかけて...
  • 唯「怪異?」1
    ゆいタートル 梓「唯先輩が学校に来なくなってもう一周間です…」 紬「そうね…寂しいわ」 律「なあ皆、もう一回様子を見にいかないか?」 澪「うんそうだな、行こう。」 澪「ごめんくださーい」 憂「あ…皆さん、どうぞ」 律「憂ちゃん、まだ唯は…」 憂「はい、まだ寝ています」 梓「唯先輩…まだ」 紬「一週間も眠り続けるなんて…」 憂「じ、実は…」 律「実は?」 憂「この前皆さんに来て頂いた時は私も気が動転していて…気付かなかったんですけど」 澪「しかたないよそれは。」 憂「4日ぐらいたった時、おかしいなって思ったんです…普通、四日も何も食べないと…」 紬「それは、そうよね…何も飲まず食わずで、普通でいられるわけないわ」 憂「でも、眠っているお姉ちゃんは痩せ...
  • 澪「ほ、本当に私で良いのか?」1
    ~音楽室~ 唯「でもさ、人生で1回しかない高校生活だよー?恋とかしてみたいなー」 紬「でも女子高だから出会いがなかなか無いのよね」 唯「澪ちゃんは可愛いからモテるんじゃない?」 澪「な、何言ってんだよ!早く練習するぞ!」 唯「えぇー、澪ちゃんの恋の話とか聞いてみたいよー」プス 梓「あ、私も澪先輩の恋の話聞いてみたいです!」ワクワク 澪「梓まで!」 律「澪は昔っから人見知りだから浮いた話とかねえよなー」ニカッ 澪「わ、私は今はお前らと一緒に音楽をやってられるだけで良いんだよ///」 澪「それより律はどうなんだよ!」 律「わ、私!?」 唯「あー、それも気になるー」 梓「律先輩が男の人と手を繋いで歩いてる姿なんて想像できませんね」ボソッ 律「私だって好きな男の1人や2人……」 ...
  • 紬「ここが私のお家よ、入って入って♪」3
    若頭「姐さん…こういうものが…」 紬母「…へぇ…カチコミの予告かい。随分となめられたもんだね。」 紬「お母さん…」 紬母「紬、心配させちまったね。お前は何にも気に病むことはないんだから…」 カチコミの予定日まで三日 紬「お父さん、お帰り…」 組員「「「お帰りなさいやし!!」」」 紬父「すまねえ…心配かけたな…」 カチコミの予定日まで二日 唯「」 カチコミの予定日まで二日 斎藤「平沢のお嬢さん、いったい…?」 唯「ズバリ、明後日に山中組のカチコミがありますよね~?」 斎藤「え…なぜに…」 唯「実はね…」 カチコミの予定日まで一日 さわ子「準備はどうだい?」 若頭「兵隊の訓練もモノの整備も万全です。」 ...
  • 律「澪は、私と付き合いたかったのか?」1
    唯「ふぃ~今日の練習も疲れたね~」 梓「疲れた、って30分しか練習してないじゃないですか!」 唯「30分『も』だよ、あずにゃん!」 紬「唯ちゃんったら…ふふふ」 唯「この後アイス食べいこうよー」 律「いいね~皆で行こうぜ!」 澪「久々だな」 唯「それじゃ行きますか」 律「あ、教室に忘れ物した。悪い!先行ってて!すぐ追いつくから!」 紬「あら、あの校門にいる人誰かしら…?」 唯「どれどれ~?」 澪「……!!!」 梓「澪先輩?」 澪「ごめん!今日行けない。じゃ、じゃあまたな!」 紬「あの男の人と行ってしまったわ…」 梓「どういうことでしょうか?」 唯「あずにゃんってば子供だな~」 梓「ムッ、唯先輩にはわかるんですか?」 唯「あの人は澪ちゃんの彼...
  • 唯「あずにゃんってやっぱりガチなのかな?」1
    律「……」 紬「……」 唯「どう思う?」 律「どうって……う、う~ん……」 澪「え?なに?ガチって何がだ?」 唯「私はガチだと思うんだけど」 律「なるべく考えないようにしてたけど……やっぱそうなのかな」 紬「りっちゃんにチョーキングされた時とかすっごく嬉しそうだもんね。もう、すっごく」 澪「おーい。何の話だよ」 唯「ムギちゃんもそう思ってたんだ?」 紬「うん……。デリケートな問題だし、その……ね、恋愛観?は人それぞれだし……わざわざ言うのも野暮かな、って」 律「つーかなんだよ唯、いきなりさぁ。こういうのは触れないでおいたほうが……」 唯「えー、だってはっきりさせておいたほうがいいじゃん」 紬「どうして?」 唯「ガチならほら、私も抱きついたりするのはちょ...
  • 和「唯、ちょっと宗教に興味ない?」1
    それでは宗教企画スタート! 一番手行きます 唯「し、宗教?」 和「ええ……興味ないかしら?」 唯「う、う~ん……」 唯(どうしよう、全然興味ないよぅ……。   和ちゃん、一体どうしたんだろう?) 和「ちょっと待ってね、えーっと」ゴソゴソ 唯「どうしたの?」 和「あったあった……」ペラッ 唯「紙?」 和「えっと……唯、   『この宗教に入ったとたん、私は成績が急上昇し大学一発合格。    宝くじが当たり、スポーツでも大活躍、    友達からお肌がスベスベの美人になりました』」 唯「えっ?えっ?」 和「『それまでの私の人生とは一体何だったのか、    そう思ってしまうほど入信してからの私の生活は輝かしいものとなりました』」 唯「……」 和...
  • 長門「……」唯「隣いいですか?」6
    ―――文化祭当日朝! ハルヒ「よーっし!みんな集まったわね!それじゃ始めるわよ!」 キョン「……」 長門「……」 ―― ―――― ―――――――― ハルヒ「はい、休憩ー!」 長門(彼女達の演奏が始まるまであと2時間……)ソワソワ キョン「おい、長門」 キョン「お前本当はいきたいんだろ?文化祭」 長門「……」 キョン「……それとも……お前と平沢の仲はそんなものだったのか?」 長門「!!!」 長門「それは断じて違う!」 長門「私だって本当は行きたい!行きたいけれど……今の私には行く資格がない……」 キョン「行く資格がない……? そういってお前は逃げてるだけじゃないのか?」 長門「!!!」 キョン「本当は……行くのが怖いだ...
  • 梓「ここがあの不良で有名なけいおん部かー、うーっす」 律「あ?」 1
    梓「あー・・・ども、中野梓いいます、自分ギター出来るんすワー」 澪「ほー、で?」 梓「あ?」 唯「一年生だよね!えーっと、中野・・・あz・・・・」 律「へー、おめーどこ中から来たん?」 梓「は?笑 なんでんな事いわねーといけねーんスか?笑」 律「ほー、中野っつったなーおめー」ビキビキ 唯「り、りっちゃん、落ち着いてよ・・・」 唯「・・・・あ、あのぉ、皆・・・?」(ビクビク) 澪「で、ギターできっから何よ?」 梓「空きはあんのかって事でしょーがよォーッ?」 澪「あぁ、ギターやりてえん?メインはもう居るんだわ、やんなら横でやるしかねぇな」 律「まーそうゆうこった、嫌なら吹奏楽部でも行けや?ドでけぇラッパみてぇなんをプァップァーッってよ?」 紬「律よ~、あんデケェんはボッボ―って鳴んだぜ?...
  • 長門「……」唯「隣いいですか?」1
    唯「~♪ 今日は~お鍋だよ~♪」フンフフーン ポツ……ポツ…… 唯「……ん?雨かぁ」 唯「今日は傘なんて持ってきてないし」 唯「本降りになる前にはやく帰らなくっちゃ!」 ―――ポツポツポツ……ザアアア ザアアア 唯「うわ! 雨激しくなってきちゃったよぉ……」 唯「どうしよう……」キョロキョロ 唯「あっ!あんな所に雨が凌げるバス停はっけ~ん♪」 唯「ラッキーだよ~、あそこで雨宿りしよう」 ――――― ポツ……ポツ…… 長門「……」 長門「……雨」 ザアアア ザアアア 長門「傘の構築を―――」 「雨降ってきたね」「良純またハズレか」「お気に入りの服なのに最悪ー」 長門「……」 長門「今ここで構築するのは危険」...
  • 唯「けいわん!」1
    唯「とりあえず、けいわん部ってとこに入ってみました!」 和「へぇ~、どんなことするの?」 唯「さぁ?」 和「へ!?」 ーー ポスター「K-1部 部員募集!格闘技初心者歓迎!!」 和「ほら、格闘技をするクラブみたいよ」 唯「えぇ!私ボクシングなんてできないよ!?」 和「じゃあ何ならできるの?」 唯「…腕相撲とか?」 和(大丈夫かしら…) ーー 唯「どうしよう…軽い気持ちで入部してみたけど……やっぱりやめるって言おう…」 さわ子「あら?平沢さん?」 唯「先生!」 ・・・ さわ子「格技室ならあっちよ」 ーー 唯「ここか…でも、けいわん部の人ってどんな人だろう?」 ?「ああ?やめたいだとぉ……キサマ!SATSU(ry」 ...
  • 唯「こーえんざいむ・・・?」1
    律「ん、なに?こ、こーえん・・・?」 唯「うん、こーえんざいむってなんだっけなぁ・・・」 澪「こーえんざいむってのはアレだよ(あれぇ、なんだっけ・・・)」 梓(wwwwwコエンザイムなのに・・・) 澪「ほら・・・何年か前にさ」 律「あ、あぁ・・・そうだった!あのー・・・き、綺麗だよ・・・な?」 澪「う、うん。かなり綺麗だった」 唯「へぇこーえんざいむって綺麗なのか」 律「ムギの家にはもちろんあるよな?」 紬「えっ?も、もちろんよ(まさかのキラーパス!)」 唯「どんなの?どんなの?」 紬「え、えっと・・・暖炉の上に飾ってるわ♪」 律「暖炉にはピッタリだよな(暖炉にピッタリな物ってなんだよ!)」 澪「た、たまには洗わなきゃアレだよな」 紬「そうそう!よく汚れちゃって困るのよ」...
  • 戦え…戦え…  唯「んー?」11
    ライア「唯…なんだその姿…」 リュウガ「えへへ、かっこいいでしょ。りっちゃん」 タイガ「りっちゃん…? !! り、律先輩!?」 ライア「氷のライダー! お前…!」 タイガ「あなたっ、律先輩なんですか!? 律先輩!?」 ライア(私を知っている…? 律先輩…?) リュウガ「ねぇねぇ、早く戦おうよ! はーやーくー」 ライア「お前、ほんとに唯かよ? やっぱり様子がおかしい…」 リュウガ「そうだよ。私が唯だよ」 リュウガ「なんでもいいから早く!」 ライア「戦い、戦いって…お前、戦いを止めるってのはどうした」 リュウガ「なにそれ? あ、そっか…あの頃の私か」 タイガ(あの頃…? ていうかあれは本当に唯先輩なの?) リュウガ「ねぇ、お話は飽きた! もう…」ソードベント ...
  • 澪「忘れたのか? 私にはファンクラブがついてるんだぞ?」1
    ある日。 澪「おい律、そのケーキくれよ」 律「え、なんでだよ。やだよ」 澪「ふーん……私に逆らうんだ」 律「うっ」 澪「いいのかなー……ファンクラブの人たちが黙ってないと思うんだけどなー」 律「ちっ、分かったよ。やるよ、ケーキくらい」 澪「いいのか? ありがとう、ははは」 律「……」 別の日。 澪「梓ー、喉乾いたー」 梓「ふうん」 澪「喉乾いたんだってば」 梓「ファンクラブの人たちに、ジュースでも買ってきてもらったらどうです?」 澪「私は梓に買ってきて欲しいんだよ。   ほら、早く行ってきて」 梓「えー……」 澪「逆らったらどうなるかくらい分かるよな?」 梓「……何がいいんですか?」 澪「梓に任せるよ。 ...
  • 紬「ここが私のお家よ、入って入って♪」2
    唯「斎藤さんや他の若い衆の人たちの傷は打撲痕が中心だけど、   ムギちゃんのお父さんは創症しかなかった。」 唯「つまり、犯人の目的はムギちゃんのお父さんだけだったんだよ!」 律「唯…お前…」 梓(唯先輩のキャラ違いません?) 澪(まあ唯にはアスペルガー疑惑があるからな。   ビル・ゲイツやアインシュタインもアスペらしいし…) 斎藤「確かに…。平沢お嬢さんの言うとおり。    夜叉サワの奴は、おやっさんのセダンを止めたあと、真っ先におやっさんに向かっていきやした。」 唯「でもね、普通に考えたら大将の首を取るのが常道だけど、ちょっと不思議なことがあるんだ。」 斎藤「というと?」 唯「斎藤さんの話やみんなの傷から考えると、その夜叉サワって人はそうとうの使い手だよ。」 唯「けれど、ムギちゃんのお父...
  • 憂「保険入りませんか?」1
    澪「間に合ってます」 ガチャン コンコン 憂「話だけでも聞いてくれませんか。今なら洗剤も付けますよ?」 コンコン 憂「遊園地のチケットも付けますよー」 コンコン 憂「殺しますよー」 澪「じゃあ、話だけ」 憂「実は損保会社を立ち上げまして。名前はおねえちゃん保険」 澪「へえ」 憂「由来はお姉ちゃんです」 澪「へえ」 憂「勧誘に来ました」 澪「うん、でも学生の私には保険は必要無いんじゃあないかな」 憂「そうは言いますけど、   私たちの通う学校も保険に入っているんですよ」 澪「すごいじゃないか、おねえちゃん保険」 憂「いや、学校が加入してるのは別の保険会社ですよ」 澪「なんだ」 憂「保険ってごちゃごちゃして面倒くさいイメージありません...
  • 唯「りっくーん」律「おー、どした平沢~?」 1
    律「澪~!!」 澪「わっバカ!教室で大声だすな!」 律「なんでだよ~」 澪「桜ヶ丘は共学になったとはいえ男子の生徒はまだ少ないんだぞ」 律「はっは~ん、男子とお話しているところを見られるのが恥ずかしいのかぁ~」 澪「へっ変なこというな!」ベチッ 律「あ痛ぁっ!暴力反対~っ!」 澪「それで、何か用か?」 律「おーそうだった。澪、軽音部に入ろうぜ!」 澪「軽音部?いやでも私、文芸部に入るつもりだし…」 律「頼むっ!入部したはいいけれど、部員数が足りないんだ」 律「今月中に4人入部しないと廃部になっちまうんだよ!」 澪「う~ん、でも…」 律「とりあえず、見にくるだけでも!」ガシッ 澪「あ…ぅ…律…」ボッ 律「こっちこっちー」タッタッタッ 律「ムギー!新入部員つれて...
  • 梓「ギターとか弾けませんけどなにか?」1
    憂「え? 軽音部に入ってくれるの?」 梓「うん」 憂「でも、またどうして? 最初はジャズ研に興味があったんでしょ?」 梓「ああ……まあ、ね。でも新歓ライブ見て、軽音部からはジャズ研にはない、ろっくんろーるを感じたから」 憂「よくわからないけど、とにかく軽音部に入ってくれるんだね」 梓「まあね」 梓(まあ楽器なんて鍵盤ハーモニカとソプラノリコーダと アルトリコーダとトロンボーンとユーフォニウムとハーモニカしかできないけど) 梓「とりあえず入部しに来ました一年の中野梓です」 律「入部してくれるの!?」 梓「ええ」 唯「これからよろしくね、梓ちゃん!」 梓「こちらこそよろしくお願いします。   どうでもいいですけど、私の父はジャズをたしなんでいるんです」 紬「まあ、...
  • デーモン小暮閣下「なに、我輩が軽音部の顧問だと?」2
    後日。 部室- 唯「ところで、ここにはなんでドラムとかピアノがあるんですか~?」 律「ん・・・?」 澪「え?軽音部だからだよ。」 唯「軽音部って楽器つかうんですか! どうしよう・・私カスタネットくらいしかできないよ・・」 律「楽器つかわないとおもってたの!」 唯「口笛とかの軽い音楽家と思ってた・・・。どうしよう。」 紬「まぁまぁ。とりあえずお茶飲みながら冷静に考えましょう。」 唯「うー・・(どうしようどうしよう)私なんかがいたら・・逆に迷惑に 小暮「誰にだって初めてはあるものだ。平沢は我が軽音部の部員だ。そして我々は仲間だ。    手を取り合い練習すればいい話ではないか。なにを悩む必要があるのだ。」 澪「そうだよ!一緒に練習しよう!」 律「そう!がんばろうぜ!」 ...
  • 戦え…戦え…  唯「んー?」12
    平沢家 憂「……」 憂(お姉ちゃんがいない家…) 憂「こんなにも…つらいこと…ないよ」 ス…カチャン 憂「ん…あ、この前拾ったおもちゃ…交番に渡してくるの忘れてた!」 憂「明日、学校に行く時に出してこよっと」 憂「……」シュル 憂「カードが入ってる…えっと、さ…ばいぶ…?」 憂「…よくわかんない」 憂「やっぱり、今暇だし…交番行こっかな」ガチャリ 憂「天気悪いなぁ…雨降る前に早く届けてこないと」 キィーン、キィーン 憂(なに、この変な音) キィーン、キィーン 憂(やだな…気味悪……!) 『……』 憂「ひっ」 憂(か、鏡の中に…誰かが…もしかしておばけ!? お姉ちゃんっっ…) 『返せ…』 ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」18
    唯「え……」 澪「解決してない謎が……」 律「一体どういう事なんだよ、はじめちゃんよ~!」 佐木「まあまあ」ジー 金田一「これから一つずつ説明していくよ。みんな席に座ってくれ。おっさん、それにムギちゃんも」 美雪「……」カタッ 紬「……」カタッ 律「ん」ガタッ 剣持「よっ、と。それで、何がどうなっているんだ。お前から聞いた話で……犯人、共犯者。この二人の判明で事件は解決したんじゃないのか?」 金田一「もう一度、順を追って話すところから始めようか」 金田一「まず第一の事件だ。被害者は鈴木純。階段から落ちて……いや、落とされてか。どちらにしろ、事故のような事件だ」 金田一「犯人は、被害者を誤って階段から突き落としてしまい、彼女を殺害してしまう」 紬「……」 ...
  • ウッディ「なんだここは!?」 唯「どもー」1
    ウッディ「えっと……俺は確かボニーの家で玩具として…君たちは?」 唯「平沢唯だよー。ここの家のフィギュアなんだぁ~」 梓「そうです。ここは隆さんという方の家の玩具としてここにいるのです」 ウッディ「どういうこった? えっ、俺はアンディの玩具達と一緒にボニーの家で住んでいるはずなのに……」 唯「残念だねぇ。ここはたかてぃんのおうちなんだよぉ~」 梓「駄目じゃないですか! 銀さんの真似しちゃ。隆さんですよ!!」 唯「えー、だってそっちの方が親しみ湧くじゃない~」 ウッディ「……くそ、もしかしたら気がつかない間に誰かがここに連れてきたのか…?」 銀時「うーっす。お前らな…おっ、新入りか。リボルテックか。ネットで話題になってた奴だな」 ウッディ「え…どこからか声が…」 銀時「下だこら、下を見...
  • 澪「私は友達が少ない」1
    澪「私って友達が少ないよな」 律「唐突になんだよ」 澪「友達っていうといの一番に律だろ、唯やムギと和……梓は私を友達だと思ってくれてるだろうか」 律「先輩じゃね」 澪「なあ、リア充の律に聞きたいんだ」 律「はいはい」 澪「なにをやったら友達になるんだ、友達証明書でも作るのか?」 律「自分が友達だと思ったやつみんな友達だ!」 澪「律はリア充だな、私にはとてもそんな自信はないよ」 澪「今度作る曲に友達募集って縦読みで入れようと思うんだけど」 律「ほーお、入れてみたらいいじゃないか」 澪「達で始まる言葉が達磨くらいしか思いつかないんだ」 律「いいじゃん達磨、姫達磨とか可愛いじゃん」 澪「一番はじめの歌詞が、友達と笑い会おう、で次が達磨と一緒になるんだよ」 律「はじめの歌詞を何とかす...
  • 澪「プライベート・律っちゃん?」1
    1942年(昭和17年)2月~中華民国南京城~ 司令「秋山大尉」 澪「はい?」 司令「貴様に大本営から直々に極秘任務が下った」 澪「え?」 司令「明日、ビルマに行け」 澪「ビルマへ!?」 澪「や、ヤダッ!」 司令「!?」 澪「私には南京城の警備という重要な仕事があります!ビルマになんて行けません!」 澪(つい先日、帝国軍によるビルマ侵略作戦が始まったばかり・・・最前線になんて行きたくない!) 司令「大本営が貴様を指名したのだ。これは名誉なことなのだぞ」 澪「ヤダッ!」 司令「貴様には秋山元陸軍大将の血が流れているんだ。本営も大いに期待している」 澪「ヤダッ!」 司令「麦飯だけじゃ?」 澪「ヤダッ!」 司令「雑炊つけなきゃ?...
  • 律「そりゃあたしは、部長だからな」 1
    律「あー……学校行きたくねー」 澪「へ?」 律「だから、学校いきたくねーんだよ」 澪「そりゃまた唐突だな……何でだよ? 何か面白くないことでもあったのか?」 律「ないよ、全然。だけど、面白いことも全然ない」 澪「まーな。学校って楽しみに行くようなところでもないしさ……割り切るしかないのかもな」 律「とか言ってる澪は毎日楽しそうじゃん」 澪「そう見えるか? まぁ、楽しくないと言えば嘘になるかな」 律「文芸部だろ。お前最近文芸部の話ばっかしてくるから」 澪「まぁな。文芸的な活動はあんまししてないんだけど……   あいつらと放課後の時間を過ごすのが、すっごく楽しいんだ」 律「あんな根暗そうなやつらと?」 澪「そりゃ偏見だ。色んな個性の奴らが居て、一言では括れないんだぞ」 律「へーへー、そうですかい」...
  • 唯「こころのちから」 1
    ここはとある避暑地の別荘 軽音部恒例の夏合宿のために今年も紬にお願いして、空いている別荘を使わせてもらえることになった 律「さぁ~着いた着いた」 唯「うわぁ~ 夏なのに涼しいねあずにゃん」ガバッ 梓「唯先輩に抱きつかれると暑いですけどね」 澪「ムギ、毎年すまないな。ていうか今回の別荘もまた凄いな…」 紬「いいのよ澪ちゃん。高校最後の夏休みなんだからたくさん思い出つくりましょう」 唯「さわちゃんもくればよかったのにねー」 澪「職員の当番登校だってあるし、みんなの進路の事もあるし今年は仕方ないな」 律「さ~て遊ぶぞーい」 唯「りっちゃん!川だよ!川があるよ!」 律・唯「突撃ー!!」 梓「唯先輩、律先輩 自分たちの荷物くらい片付けてからにしてください!」 澪「結局3年間こんな...
  • 金田一「桜が丘高校?」1
    金田一「って、どこなんだよそりゃ?」 美雪「えっとね、その学校に私の親戚がいるんだけど」 美雪「その高校の学園祭が明日あるのよ」 金田一「へぇ~、それで?」 美雪「その子が軽音学部に入ってて、学園祭の時にライブをするらしいの」 美雪「そ、それではじめちゃんもよかったらどうかな~なんて思って…」 金田一「あ~、悪いけどパス」 美雪「な、何でよ!」 金田一「最近新しいゲーム買ったばっかでさ、休みの日は忙しいんだよ!」 美雪「………」 金田一(やべ…また怒らせちまったかな) 美雪「ふぅ~ん…忙しいなら別にいいわよ」 金田一「え、えっ?」 美雪「じゃあ桜が丘高校までは私一人で行くから、はじめちゃんは来なくてもいいわよ!」 スタッスタッ 金田一「お、おーい!待ってくれよ美雪ー!...
  • 澪「…死にたい」1
    高校入学当時 澪「はあ…」 律「澪どしたー?」 澪「律、高校入って友達何人出来た?」 律「そーだなー、席が前後と両隣の子たちは仲良くなったぞー!」 澪「へえ…」 律「澪はー?」 澪「まだ律以外、知り合いいない…」 律「澪の性格じゃ友達作りに時間かかるだろうなー」 澪「同じクラスなのに…」 律「まあまあ、焦るなよ」 澪「…死にたい」 律「またまた~」 澪「はあ…」 律「いいじゃん、わたしがいるんだから」 澪「でも…」 律「澪はわたしが独り占めだー!」 澪「律…」 律「それでも死にたい?」 澪「…もうちょっと頑張る」 軽音部発足 澪「はあ…」 律「今度はどした?」 ...
  • 澪「bravery」1
    紬「いらっしゃいませ。当ホテルの案内役は私、琴吹紬が務めさせていただきます。   澪ちゃん……ご用件はすでにりっちゃんから承っております。こちらへどうぞ」 礼服を着たムギは、このホテルの内装に似つかわしくないほど輝いている。 その光りの後を追うように、私は黙って彼女の後をついていく。 私たちの他には誰もいない。 澪「……久しぶりだな、ムギ。いったいあれからどれくらいの時間が過ぎたんだろう……。   もう私には遠い過去の、自分とは無関係な出来事のようにしか思い出せない。   私を為す全てのものはあのまばゆい時代の中にあったはずなのに、私は薄情なことに、今の私が大切なんだ。   ……今の私はこんなにも汚れているのに」 紬「…………」 ホテルの吹き抜けの天井はおそろしく高かった。 ...
  • 唯「マジックミラー号?」1
    律「そう、この近所に来るんだってさ」 梓「何ですかそれ?」 唯「マジックっていうくらいだから、きっとすごいマジシャンが乗ってるんだよ」 紬「まあ! 手品だったら見てみたいわ!」 律「私も良くは知らないんだけどさ」 律「聡の奴が部屋で朝からえらく興奮してたんだよ」 律「『ついにこの街にもマジックミラー号が来る!』って」 唯「りっちゃんの弟が朝から興奮するほどすごい手品師が来るってこと!?」 紬「きっと、プリンセス天功よりもすごいマジシャンに違いないわ!」 梓「なんだか私も楽しみになってきました!」 澪「……」 唯「ところでこの街のどの辺に来るの?」 律「そりゃあ、人が集まるところだろ」 紬「この街で一番人が集まるところっていったら……」 梓「...
  • 澪「にゅう・・・」 律「え?」 2
    梓「姉さん?」 澪「え?」 澪(?)「姉さん!」ガバッ 澪「ぎゃあ!」 律「おおい!?澪から離れろ!」 澪(?)「あ、あっ!はい!」バッ 梓「え」 紬「あら」 憂「ちょ、ちょっと待ってください」 唯「ほえ?」 ― ふぁみれす 店員「いらっしゃいませー!6名様ですね」 ……… 澪「で…」 澪(?)「はじめまして。妹です」 律「は?」 唯「ね、ねっ、名前は?」 澪(?)「国立生態科学研究所、ベクター実験体30番です」 紬「30番?」 30「30番です」 澪「どういうこと…」 唯「じっけんたい?」 紬「国立生態科学研究所…?」 ― かいそうのけんきゅうしょ! 『320Jクリア!』 ...
  • 梓「レギオン?」1
    ―5/3 11 25 旭川市東旭川・旭山動物園  唯「ペンギンはかわいいねー」 律「いやー、テレビでは観た事あったけどすげーなー」 澪「…うぅ…人が多過ぎる」 紬「まぁ、ゴールデンウイークだし」 梓「入場者数日本一って言われるだけありますね」 憂「ギギギギギギ」 (何故!?何故何故何故何故何故こうなるの!?) ―回想~一ヶ月前 <特賞・北海道二泊三日・旭山動物園ペアチケット> 「ん?」 「平沢 憂さん」 「…あ、当たった!?」 という訳で私は幸運にもゴールデンウイークはお姉ちゃんと北の大地を満喫する…はずだった。 ―現実 律「紬、このあとは?」 紬「富良野を回って車で札幌よ」 梓「富良野と言えばラベンダーですよね」 唯「ラベンダーソフトク...
  • 梓「唯先輩…鼻毛が出てる…」 1
    梓「右の穴からちょっとだけはみ出してる…」 唯「あーずにゃん!」 梓「もー!離れてください!」 澪「今日も仲良いなあの二人」 律「まるでカップルみたいだぜ!」 紬「ちゃんちゃらおかしいわ」 唯「あずにゃん大好き!」 梓「ちょ、抱きつかないでくだ…えっ」 梓(嘘!唯先輩の鼻から…鼻毛が出てる!?) 唯「ん?どうしたのあずにゃん」 梓「い、いや別に」 梓(どうしよう…確実に鼻毛だあれ…) 澪「二人の関係が羨ましいよ」 律「うらやましいんだぜ!」 紬「ちゃんちゃらおかしいわ!」 梓(他の先輩方は気づいてないみたいだけど…) 唯「あずにゃん~♪」 梓「…うっ(だめだ…これ以上近づかれると笑っちゃうかも…!)」 梓(で...
  • 澪「遠くの君へ」2
    さわ子「秋山さん、新入部員が入るって!」 澪「本当ですか!?これであと一人ですね」 さわ子「でももう4月も終わっちゃうし…あんまり期待しすぎないほうが」 澪「いえ、私は最後まで諦めません!」 さわ子「そう、じゃあ頑張ってね」 澪「新入部員か~、どんな人なんだろ…」 唯「こ、こんにちは…」 澪「あなたが新入部員の平沢さん?」 唯「は、はい…」オドオド 澪「いや~、もうダメかと思ってたよ!今月中に4人集まらないと廃部になるんだ」 唯「あ、あの…」 紬「はい、お茶♪」 唯「ど、どうも…」 唯(どうしよう…すっごい断りにくい…) 紬「それで、平沢さん楽器は何やってるの?ギター?ドラム?」 唯「…ごめんなさい!軽音楽部ってもっと違う感じの音楽だと思って...
  • 紬「ここが私のお家よ、入って入って♪」1
    律「『関西琴吹会本部』…」 澪「あ、あぅあぅ…」 梓「…」 唯「うわぁ~立派な門構えだねー!」 紬「ささっ、入って入って♪」 澪(お、おい律…これはどうみても…) 律(ああ、893だ…) 唯「ムギちゃんちってヤクザ屋さんだったんだね~!」 律・澪「「おいぃ!!はっきり言うな!!」」 紬「まあまあ、とにかく入って頂戴な♪」 若い衆A「!」 若い衆A「紬お嬢さん!お帰りなさいやし!」 若い衆 s「「「お帰りなさいやし!!!」」」 紬「ただいま~♪」 唯「ムギちゃんカックいぃ~!極妻みたい!」 律「ガクガクブルブル…」 澪「 」←気絶 梓「 」←放心 斎藤「これはお嬢さん!お帰りなさいやし!」 紬「た...
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