執事ノート内検索 / 「金田一「桜が丘高校?」5」で検索した結果

検索 :
  • 金田一「桜が丘高校?」5
    金田一「さて、皆これで集まったな…」 金田一「皆に集まってもらったのは他でもない…秋山澪の死の真相を聞いてもらいたいからだ」 唯「澪ちゃんの死の…真相?」 金田一「単なる自殺に見えたこの事件には、実はもう一つの裏があったんだ!」 金田一「俺がオッサンに頼んで     澪ちゃんの鞄に入ってたものを見せてもらった時、ちょっと不思議な事に気づいたんだ…」 金田一「疑問に思った俺が調べていくと…辿り着いたんだ、この事件の真相にね」 金田一「まず、紅茶に毒を入れたのは秋山澪本人じゃない…」 律「な、何だって!?」 金田一「そう、誰かがカップに毒を入れたんだよ…」 金田一「それが可能だったのはティータイムの時、     音楽室に居た軽音楽部のメンバー…つまり君達三人の中の誰かって事だ!」 !? 律「わ...
  • 金田一「桜が丘高校?」1
    金田一「って、どこなんだよそりゃ?」 美雪「えっとね、その学校に私の親戚がいるんだけど」 美雪「その高校の学園祭が明日あるのよ」 金田一「へぇ~、それで?」 美雪「その子が軽音学部に入ってて、学園祭の時にライブをするらしいの」 美雪「そ、それではじめちゃんもよかったらどうかな~なんて思って…」 金田一「あ~、悪いけどパス」 美雪「な、何でよ!」 金田一「最近新しいゲーム買ったばっかでさ、休みの日は忙しいんだよ!」 美雪「………」 金田一(やべ…また怒らせちまったかな) 美雪「ふぅ~ん…忙しいなら別にいいわよ」 金田一「え、えっ?」 美雪「じゃあ桜が丘高校までは私一人で行くから、はじめちゃんは来なくてもいいわよ!」 スタッスタッ 金田一「お、おーい!待ってくれよ美雪ー!...
  • 金田一「桜が丘高校?」2
    金田一「へぇ~、じゃあ皆は高校になってから知り合ったんだな!」 金田一「皆仲がいいから、てっきり昔からの知り合い同士なんだと思っちゃったよ!」 律「まっ、私と澪は小学校時代からの付き合いなんだけどな!」イジリイジリ 美雪「そういえば田井中さんは澪ちゃんと幼馴染みなんだっけ?澪ちゃんが昔よく言ってたな~」 澪「ちょ、ちょっと七瀬さん!…」 美雪「ふふっ…騒がしいけど、とっても楽しい人だって言ってたっけな~」 澪「………////」 律「嬉しい事言ってくれるね、このぉ~?」 唯「あずにゃんが聞いてたらびっくりしただろうね~…」 律「っ!!」 紬「………」 澪「ゆ、唯っ!!」 唯「あっ……ご、ごめん……」 金田一「?……誰?」 澪「私達の後輩だ…」 佐木「きょ、今日は...
  • 金田一「桜が丘高校?」4
    紬「梓ちゃんの話…ですか?」 金田一「あぁ、梓って子の話を聞かせてほしい」 紬「………」 紬「…あの日は私の家の別荘を使って合宿をしていたわね」 金田一「べ、別荘…お金持ちなんだな~」 紬「そんなの…自慢もしたくない事ですけど…」 紬「私があの場所に呼んでしまったせいで…梓ちゃんは……」 金田一「………」 紬「まさか澪ちゃんがそんな恐ろしい事をしたなんて…」 金田一「君達はいったい何を隠してるんだ…」 紬「っ……」 金田一「俺の爺さんがさ、あの金田一溝助なんだ…     今までそんな縁もあってか、色んな事件に首を突っ込んできたんだ……」 金田一「だから分かるんだよ…何か嘘をついてたり隠し事をしてる人間の目ってやつが……」 金田一「今日のティータイムの時も…今だってそうだ、皆は何か...
  • 金田一「桜が丘高校?」3
    金田一「大丈夫か?…」 美雪「はじめちゃん…澪ちゃんは……どうして……」 金田一「さっき剣持のおっさんが言ってたけど…自殺の可能性が高いって」 美雪「自……殺……?」 美雪「嘘よ!そんなの…」 金田一「み、美雪?」 美雪「澪ちゃんは確かに小さい頃は内気な部分もあったけど…でも!」 美雪「頑張り屋さんで、一生懸命で…責任感が強い子だったわ…」 美雪「澪ちゃんが自殺なんて…そんなの……絶対におかしいよ!…」 美雪「はじめちゃん…私、澪ちゃんが自殺したなんて…信じたくないよ……」 金田一「美雪……」 金田一(悪いなオッサン…とても、こんな状態の美雪に遺書の事なんて言えねぇよ…) 金田一「もう一回、現場の方見てくるよ…ちょっと俺も引っ掛かる部分があってさ!」 美雪「……はじめちゃん……」...
  • 金田一「桜が丘高校?」6
    あずにゃんが死んじゃってから、もう何にもする気力が無くなっちゃったんだ。 あれだけ好きだった音楽も、皆とのティータイムも…生きる事さえも。 私はあずにゃんが大好きだったんだ。 そんな抜け殻みたいな日々を過ごしてた時だった。 家に一本の電話が掛かってきたの。 唯『はい……』 『中野梓ノ死ノ真相ヲシッテイル…』 唯『し、真相?…』 電話の声はボイスチェンジャーでも使ったような、変な声だったけど… その時の私にはそんな事どうでもよかったの。 あずにゃんの死について、何か隠された事があるなら…私は知りたいって思った。 そして、電話の相手は言ったの。 『梓ヲ突キ落トシタノハ…秋山澪ダ』 唯『!!』 ――― 剣持「ま、まさか君はそんな電話を信じて彼女を殺そう...
  • クロス・元ネタ その2
    ベジータ「桜高に実習生として来たベジータだ!」 唯「さあ、地獄を楽しみな」 金田一「桜が丘高校?」 唯「恐怖新聞……?」 紬「超特急ヴェガ?」 紬「最終駅へ」 マツコ「あたしが軽音部の顧問!?冗談じゃないわよ!!」 律「パラダイスロスト!」 唯「みんなで海外旅行にいこうよ!!」レヴィ「死ね」 唯「サイレントヒル・・・ここに憂がいるんだね・・・」 ヒイロ「けいおん部・・・任務了解」 クーガー「りく!」律「律だよ!」 唯「デッドプールさん!」 唯「けいむしょ!」 刹那「俺が! 俺たちが軽音部だ!」 唯「ふぁいなるふぁんたじー?」 唯「仮面ライダー K-OOON!」 澪「レイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプ」 聡「つっ、ついに澪姉のパンツ盗んじまった…」 紬「あゝ野ムギ峠 ある製糸工女哀史」 その1  その3  その4  その5  その6  その7  その8  その9  その...
  • 金田一「桜が丘高校?」
    1  2  3  4  5  6 2011/7/24 クロス:『金田一少年の事件簿』 http//hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1311466420/l50 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ...
  • H23・08月
    8月 紬「ねぇ、私たちって本当に付き合ってるんだよね?」 唯「やっぱりムギちゃん、百人乗っても」澪律梓「だいじょ~ぶ!」 澪「甘い匂いのするお菓子の森で小鳥さんたちにファイア」ズドン 和「私が貧乏っていう勝手な設定ひろめたのどこの誰よ!?」 唯「ククク・・・軽音部か・・・・」 律「血がドバーって!」 澪「なに?血!?飲ませろー!!」 唯「あずにゃんが寝てる間にツインテールを固結びにしたった」 律「思い出のヘアバンド」 紬「梓ちゃん、私の事をえっちな目で見るのはやめて!」 梓「クンニうまいね、誰に仕込まれたの?」」 唯 「澪しゃん 澪しゃん」 金田一「桜が丘高校?」 唯「恐怖新聞……?」 唯「あずにゃんED出てないよね?」梓「いえちゃんと出てますよ」 梓「らくがきんちょwwwらくがきんちょwwwwwwww」 唯「ひめゆり」 澪「小野妹子」 憂「お姉ちゃんとちゅーしたいな」唯「憂のアナル舐...
  • コメント:金田一「桜が丘高校?」
    戻る 自称孫の方かよ… -- (名無しさん) 2011-08-20 22 12 19 意外な人物が犯人だった(笑) -- (あずにゃん) 2011-08-21 02 35 40 あらら。 -- (通りすがり) 2011-08-21 08 05 03 なんじゃこりゃ -- (名無しさん) 2011-08-24 19 17 56 私は悪くない作品と思ったんですがね。 -- (エルプサイコングルゥ) 2014-12-25 20 39 41
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」5
    一階・団欒室 三日目、午前1時。 律「うっ……」 澪「あず……さ……」 唯「ううっ……うわあああん……」 紬「どう……して……」 憂「……」 ガチャッ。 美雪「あ、ど、どうだったはじめちゃん」 金田一「これは……殺人だ」 「!」 律「さ、殺人……?」 紬「梓ちゃんが誰かに……」 澪「殺され……た」 金田一「……ああ」 憂「……して」 唯「う、うい?」 憂「どうして……梓ちゃんが」 憂「さっきまでメールして、確かに生きていたのに」 憂「ねえ、どうしてなの……」 金田一「……」 金田一「憂ちゃん。辛いかもしれないけれど、そのメールの時の様子を教えてくれないかな」 憂「……」 ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」18
    唯「え……」 澪「解決してない謎が……」 律「一体どういう事なんだよ、はじめちゃんよ~!」 佐木「まあまあ」ジー 金田一「これから一つずつ説明していくよ。みんな席に座ってくれ。おっさん、それにムギちゃんも」 美雪「……」カタッ 紬「……」カタッ 律「ん」ガタッ 剣持「よっ、と。それで、何がどうなっているんだ。お前から聞いた話で……犯人、共犯者。この二人の判明で事件は解決したんじゃないのか?」 金田一「もう一度、順を追って話すところから始めようか」 金田一「まず第一の事件だ。被害者は鈴木純。階段から落ちて……いや、落とされてか。どちらにしろ、事故のような事件だ」 金田一「犯人は、被害者を誤って階段から突き落としてしまい、彼女を殺害してしまう」 紬「……」 ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」7
    二階・紬の部屋 三日目、午後16時過ぎ 紬「……」 『探偵さんが、行くよ』 紬(短いメール) 紬(それは私を疑っているからなのか) 紬(……それとも) コンコン。 金田一「失礼しま~す」 紬「!」 紬(とにかく……普通に受け答えするしかないわよね。何もやましい事は無いんですもの) 紬(きっと……大丈夫よね) 紬「は~い、今開けます」 紬「今、お茶を用意するわね」 金田一「すんませ~ん」 紬「……それで、何か私にお話?」 金田一「ああ、実はちょっと色々聞きたくて。聞かせてもらえないかな?」 紬「ええ、私にわかる事だったら何でも話すわよ~」 金田一「よかった。じゃあまず……」 紬「……うん。他にも別荘はい...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」6
    二階・金田一の部屋 午後13時 金田一「……結局、二日目はみんな早めに寝ちまってアリバイ無し」 金田一「一日目だって、それぞれが部屋に戻って寝ていたからアリバイ無し。せめて死亡推定時刻がはっきり出ればな……」 金田一「アリバイから攻めるのはダメ、と……」 金田一「……」 コンコン。 美雪「はじめちゃん、いる?」 金田一「お~、美雪。なんか用か~」 美雪「どう、推理。進んでる?」 金田一「……」 金田一「犯人の目処は、なんとなく付いたよ」 美雪「えっ、本当に?」 金田一「ああ」 美雪「じゃあ、あとは証拠とかを見つけて……事件解決じゃない」 金田一「ところがドッコイ、引っ掛かってる部分が多すぎるんだな、これが」 美雪「そ、そうなの?」 ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」1
    澪「わ、私たちの中に……」 律「犯人が……」 紬「いる……」 唯「……」 美雪「ほ、本当なの? はじめちゃん」 律「だ、誰なんだよ!」 金田一「それは……まだわからない。けど、必ず暴いてみせる」 金田一「ジッチャンの名にかけて」 ……。 ……。 唯父「じゃあ、いってくるよ」 唯母「またお留守番、お願いね」 唯「うん、いってらっしゃい」 憂「気をつけてね」 唯父「はははっ、大丈夫だよ」 唯母「そうよね。うふふ」 二人「?」 えらくニコニコとした二つの笑顔が、玄関先に並んでいる。 それを見つめる姉妹……。 両親二人で海外旅行に出かける事。 姉は、いつもの事だと思い特別何の感情も浮かべずにその二...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」16
    唯「~♪」カチャカチャ 金田一「……っと、唯ちゃん、か」 唯「あっ。どうしたの~?」 金田一「ああ。ちょっと、水が飲みたくて」 唯「そっか~」 金田一「……ん、紬ちゃんは?」 唯「まだ厨房に残ってるよ。私、みんなのところに行ってるからねっ」スタスタ 金田一「……」 紬「……覚えてなくて、当然よね」 紬「私にとってはすごく感じた事でも、唯ちゃんにとっては……ある意味当たり前で、日常的な事だったんだもんね」 紬「……」 紬(それでも、友達だから……) 金田一「……ムギちゃん?」 紬「きやっ! き、金田一さん?」 金田一「驚かせちゃったかな、ごめん」 紬「う、ううん。大丈夫、大丈夫……」 金田一「……」 紬「……」 ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」9
    一階・大浴場 三日目、午後21時過ぎ 律「……ふい~」 澪「はあ、二度目二度目っと」 美雪「気持ちいいわね。私、ここのお風呂使わなかったから……ちょっと驚き」 紬「あら、遠慮しないでよかったのに~」 美雪「なんか、一人だと利用しづらくて……」 唯「じゃあ明日は一緒にお風呂入ろうよ!」バシャッ 律「うぺっ。お湯を飛ばすな唯!」 憂「もうお姉ちゃん、お風呂ではしゃいじゃ危ないよ」 唯「えへへ、は~い」 美雪「……ふふっ」 澪「……」ジーッ 律「ん、どったの澪しゃん。美雪ちゃんのお胸なんて見つめちゃって……」 澪「えっ! い、いや、その」 律「美雪ちゃんスタイルいいもんね~。身長高くて、胸もあって……そりゃあ見ちゃうよね~」 美雪「そ、そん...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」14
    金田一「食事中、ムギちゃんに質問してしまったのもその表れさ」 梓『あ、あの。ムギ先輩』 梓『気になったんですけど……あの地下室って一体何なんですか?』 律「……そうか、だから梓のやつ」 金田一「おそらく、夜になるまで色んな場所を調べていたんだろう」 金田一「しかし、どこか別の部屋で犯行が行われた様子は無い。これは俺も調べたからよくわかる」 金田一「……そして、夜になってから憂ちゃんにメールをして……遺体のある地下室へ向かったんだ」 金田一「おそらく、犯人にとって遺体を調べられる事が怖かったんだろう」 金田一「犯行の現場が違うにしろ、何か証拠が見つかってしまってはマズイと思った犯人は……」 唯「あずにゃんを……」 金田一「……」 紬「……」 金田一「一応……これが二件...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」11
    二階・唯の部屋 澪「……うっ」 律「あんまり見るな、澪。ほら、唯も……」 唯「うぅ、うい……ういぃ……」 律「よしよし」ナデナデ 佐木「……酷いもんですね」 金田一(つい先ほど、ベッドの上で大量の血を流しながら事切れているその姿を見つけた) 金田一(凶器は、胸に突き刺された包丁。この別荘の厨房にあったものだ) 金田一(胸や胴体を中心に、滅多刺し) 金田一(第一発見者は、彼女を起こしに来た唯ちゃんと澪ちゃんで……) 金田一(俺と佐木が部屋に入ると、そこには) 金田一(血がベットリ染み付いたシーツの中で、眠っている平沢憂を見つけた……) 紬「ゆい……ちゃん?」 律「ムギ……」 澪「ムギ……」 唯「ぐ、ぐすっ、ムギちゃん……憂が、憂がぁ……」 ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」13
    二階・廊下 佐木「皆さん~。先輩から話があるみたいなんで……一階に集まって下さい」 律「ん?」 澪「団欒室でいいのか?」 佐木「はい。皆さん一緒に……って、あれ? メンバー足りなくないですか?」 紬「唯ちゃんは、ちょっと疲れたから休むって。結構前に部屋に……」 佐木「廊下で雑談してたんですか……」 律「ま、まあ。話が盛り上がっちゃって、ついな」 佐木「とにかく、一緒に下に来て下さい」 紬「……」 紬「あの、私。唯ちゃんを連れてから行くわね」 澪「ん……お願いしちゃっていいのか、ムギ?」 紬「ええ。大丈夫よ澪ちゃん」 律「じゃあ、下で待ってんかんな~」 紬「……」 二階・憂の部屋前 紬(さすがに……血まみれの部屋で寝るわけにはいか...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」3
    一階・団欒室。 午後12時過ぎ。 梓「う……ぐすっ……」 律「……」 澪「……」 紬「……」 唯「えっと、本当なの? その……」 唯「……」 憂「お姉ちゃん……」 金田一「……」 美雪「はじめちゃん……」 律「ま、まあ……嫌な事故だった、な」 紬「……」 梓「ううっ……純……純っ……」 唯「あずにゃん……」 紬「……とりあえず、警察と救急車は呼んだから。後は……」 律「……もう、合宿を楽しむ気分じゃないよな」 澪「鈴木さん……」 律「部長である、私の責任だ……どうケジメつければいいんだよ、クソッ」 梓「り、律先輩はっ……ぐすっ、わ、悪くなんかないですよっ……」 梓「わたしが……わたしが一緒にい...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」2
    娯楽室。 美雪「うわあ、すごい。ドラムにギターに……本格的」 金田一「スゲー……このギター、一体いくらするんだ?」 唯「ふふん、ムギちゃんのお陰で五万円で買えたんだよ!」 金田一「たかっ!」 律「それでも安くしてもらえたんだよ。普通に買ったらその六倍くらいの値段は当たり前で……」 金田一「……はあ、俺だったらそんな金、全部ゲームに消えちまうよ」 唯「お、ゲーマーですか。なんのゲームするのかな?」 金田一「……聞いて驚け。バイオ2ならナイフのみで……」 唯「ええっ、すごいよ~」 金田一「ぬわっはっはっ」 律「……なんか、変な所で気が合ったな」 純(ああ、こうやっていつも練習から脱線してるんだ) 紬「じゃあ佐木さん、カメラを……って二つも持ちながら撮影は出来ませんか...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」12
    ピリリリリ。 ピリリリリ。 佐木「携帯?」 金田一「お、俺か。剣持のおっさん……」 ピッ。 金田一『もしも~し』 剣持『よう金田一。頼まれたもん、調べといたぞ』 金田一『お、悪いなおっさん』 金田一『……それで、何かわかったかい?』 剣持『まず、被害者からだ。鈴木純……父母共に、いたって普通の家庭だな。近年で何かトラブルがあった様子も無い』 金田一『……』 剣持『次行くぞ。中野梓、親は音楽家……ミュージシャンとも言うのかな。そう言った意味では、ちょっと珍しい家庭かもしれん』 剣持『近々ミュージックツアーがあるとかで、忙しそうな様子だったよ』 剣持『……でだ、数年前にそのミュージシャンの所属事務所が脱税をしていた事がわかったんだ』 金田一『脱税?』 ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」19
    金田一「いや、そうじゃない。共犯者は、この状況を逆に利用したんだ」 剣持「利用だと? どういう事だ?」 金田一「……もしも、さっき言った悪条件が全てチャラに出来て。自分の手を汚さずにそれを達成できるような手段が……あるとしたら?」 律「……人目につかないで?」 唯「自分の……手を汚さない」 紬「ま、まさか……!?」 金田一「……そう。共犯者はアンタを……一番最初の事件を利用したんだ」 紬「う……そ」 紬「うそよ、そんな……」 律「ムギ……」 金田一「鈴木純を殺害してしまった現場を見て……共犯者はほくそ笑んだろう」 金田一「これは利用できる、ここで事件を終わらせるのは……もったいない、と」 紬「……」 金田一「いくら警察の到着を誤魔化したところで、結局損をするのは犯...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」20
    澪「ゆ、唯?」 律「いや……憂?」 唯「ま……待ってよ。私は憂じゃないよ、平沢唯だよっ?」 金田一「しらばっくれても無駄さ。今は……俺にはアンタがただの髪をおろした平沢憂にしか見えない」 剣持「……ま、待て金田一よ。そもそも、憂は死んだんじゃないのか?」 金田一「あれは……平沢唯の遺体さ」 紬「!?」 剣持「金田一、わけがわからんぞ。一体どうなっているんだ……」 金田一「難しく考えるなよおっさん。三日目の夜に平沢憂がとった行動を……共犯者の都合のいいように当てはめてみなよ」 金田一「前提として……彼女は『どっちの姿にもなれる』って事、を忘れずにな」 唯「……」 剣持「ええっと……『憂』の方が計画を立てたと考えて」 剣持「自分とは違う『唯』の顔で犯人の部屋を訪れる」 ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」17
    佐木「そろそろ終わりの方になりますね。最後に先輩が推理する辺りのテープになります」 澪『遅いぞ二人とも~』 唯『えへへ、ごめんごめん』 律『休んで、ちょっとは元気になったみたいだな~唯』 唯『うん。おかげさまで! もう大丈夫だよ!』フンス 美雪『……ねえ唯ちゃん。本当に体調悪くない? 無理しないで大丈夫なのよ?』 唯『ふぇ? 私は大丈夫だよ?』 美雪『……でも、何だか辛そうに見えちゃって。気のせいかしら?』 唯『そうだよ気のせいだよ~。私は大丈夫だから、気にしないでね?』 美雪『そう……ね。それならいいんだけど』 美雪「憂ちゃんが殺された後……ね」 金田一『彼女があの格好で、現場にいたのはなんでだろうか?』 律『だって、階段から落ちちゃったんだろ? だったら別に現場まで...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」8
    佐木「先輩、テープ持ってきましたよ!」 金田一「お~、ご苦労さん」 佐木「どれから見ます? 三日分、全部揃ってますよ」 金田一「……一日目から、頼むよ」 ガシャッ。 唯「あ、おかえりムギちゃ……って、うわあ団体さんだ~」 律「おっ、なんだか一気に賑やかになったな~」 紬「細かい話は後よ。今はお客様にタオルを貸してあげないと……」 憂「はい、タオルですよ」 紬「あ、ありがとう~憂ちゃん。さあ、どうぞ」 ……。 佐木「これは本当に最初ですね」 佐木「……当たり前ですけど、まだみんな生きてるんですよね」 金田一「……」 律『ようし、みんな移動だ移動~!』タタタッ 佐木「娯楽室に移動するところですね」 唯『頑張るぞ~』テクテク ...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」15
    二階・金田一の部屋 四日目、18時過ぎ 金田一「……」 美雪「どうしたのよはじめちゃん。浮かない顔して……あと二時間もすれば剣持警部が迎えに来てくれるんでしょ?」 佐木「……もしかして、さっきの推理の事ですか?」 金田一「……」 美雪「紬ちゃんが…」 美雪「紬ちゃんが最後の事件を自白してから……なんか様子が変よ?」 佐木「彼女自身が罪を認めたんですから、それでいいじゃないですか」 金田一「……」 佐木「てっきり、推理で犯人を追い詰めるのかと思いましたけど……彼女から罪を告白し出しましたから、ね」 金田一(そう、それで全ては終わったはずなんだ) 金田一(でも、何なんだ……この違和感は……クソッ) 美雪「……そう言えば、みんな大丈夫かしら? 一階に残してきちゃったけど」...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」21
    美雪「きっかけって?」 金田一「……さあ、なんだったっけな。もう忘れちまったや」 美雪「えっ?」 金田一「もう事件は終わったんだ……そんな事、どうでもいいじゃないか」 美雪「それは、そうかもしれないけど……」 佐木「あ、また雨……ですね」 金田一「ああ……そうだな」 森に、いくつもの雨音が響いている。 窓の外には、何も見えない暗闇が広がっていて……。 俺たちは、その黒をただ見つめる事しか出来ずにいた。 今夜もまた、この場所には止まない雨が降る。 紬『ねえねえ唯ちゃん』 唯『んっ? どうかした?』 紬『はい、ケーキのプレゼント!』 唯『うわ~、ありがと~! こんなおっきなケーキ初めてだよっ!』 紬『お家のお金、全部唯ちゃんのためのケーキに使...
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」4
    紬「……じゃあ、お皿片付けちゃうわね」 美雪「あ、私手伝います」 紬「大丈夫よ。お片付けしたら美味しいお茶を用意するわね」 唯「わ~い、久しぶりだな~ムギちゃんのお茶」 律「……昼時に飲んだばっかだろ~」 澪「でも、ムギが出すお茶は本当に美味しいからな」 紬「ふふっ」 金田一「……へえ。お嬢様かと思ったらそんな事まで」 佐木「先輩も何度か飲んでるじゃありませんか。何をいまさら」ジー 金田一「いやあ、あんまそういうのは気にしない質で……」 美雪「……もう、はじめちゃんたら」 憂「くすっ」ジー 紬「ふふっ」 二階・梓の部屋 午後22時過ぎ 梓「……」 梓(結局あれからお茶を飲んで……でも頭はモヤモヤしてばっかで) 梓(...
  • 澪「忘れたのか? 私にはファンクラブがついてるんだぞ?」10
    ぴんぽんぱんぽーん 和『授業中に失礼します……   生徒会より緊急全校放送をおこないます……』 佐「!?」 風子「この声、真鍋さん」 佐「緊急全校放送って……一体何を」 ざわざわ 和『……この放送は澪ファンクラブに関することです』 佐「なっ」 和『えー……私が話してもいいのですが……   やはり澪ファンクラブのことなので……   ここは秋山さんに……お願いします』 澪『こんにちは、秋山澪です……』 「えっ、秋山さん?」 「秋山さんってここにいるじゃない」 「もしかしてニセモノ?」 「え、どっちが?」 風子「ちっ……」 澪『わ、私はここに……   澪ファンクラブの解散を宣言します!!』 佐「な……なんですって!?」 ...
  • 紬「あゝ野ムギ峠 ある製糸工女哀史」5
    ――その数日後 青白い月が諏訪湖の湖面にその姿を映している。 八ヶ岳から寒風が吹き下ろし、女が咳き込む。 湖のほとりに立つ女の顔は、月よりもさらに蒼白で、そして痩せ衰えている。   「ケホッ、ケホッ」 口元を押さえた袖口に、赤い血が染みる。 アヅサは、心身共に疲弊しきっていた。 親の薬代のためとはいえ、昼は工女の重労働、 夜は女郎というような生活が、成り立つわけがない。 過労と睡眠不足で糸引きの能率はガタ落ち、 年末に貰えるはずの給金は減らされ、罰金まで取られる。 そして焦って、夜中に抜け出して女郎屋に転がり込み、 寝る間もなく客を取る。さらに疲労する。 結局、その身を売ってまで稼いだ金よりも、 工場の減給と罰金のほうが多くなる、という悪循環。 体調まで崩して病気に...
  • クロス・元ネタ
    澪「プライベート・律っちゃん?」 MIO「WRRRRYYYYYYYY!」 唯・律・澪・紬・梓「なんだって──────!!?」 メタルギアソリッド×けいおん! 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」 唯「すご~い!澪ちゃんスプーン曲げれるんだね!!」 唯「天下統一するよ」 澪「にゅう・・・」 律「え?」 唯「CCA!」 ウッディ「なんだここは!?」 唯「どもー」 唯「ギャオス?」 梓「レギオン?」 海原雄山「軽音部だとっ!?哂わせるな!」 戦え…戦え…  唯「んー?」 唯「戦わなければ生き残れない!」 唯「レタス!」 長門「……」唯「隣いいですか?」 勇次郎「けいおんッッッッッ」 唯「なんで借金しちゃったの?」 カイジ「……!!!」 ハマー「桜高に実習生として来ました浜渡浩満です!」 その2  その3  その4  その5  その6  その7  その8  その9  その10 戻る
  • 金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」
    1  2  3  4   5  6  7  8   9  10   11  12   13  14  15  16   17  18   19   20  21 クロス:『金田一少年の事件簿』  2011/1/29 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1296305096/l50 http //raicho.2ch.net/news4vip/1296305096/ http //raicho.2ch.net/news4vip/1296453227/ http //raicho.2ch.net/news4vip/1296472190/ 戻る 名前 ...
  • メタルギアソリッド×けいおん!9
    『愛国者へのアクセス及びスプリガンの再起動を開始するよ!用意は良いかい?』 がコード中継をかねているMk2からメンバーに声をかける。 「いつでも来い!やってやらぁ!」 律がスティックを振り上げ合図する。 『10カウントから開始するよ!10、9、8、7』 メンバーがごくりと唾を飲む。 『6、5、4、3、2,1』 スプリガンから起動音がスタートの合図だ。 唯がゆっくりと口をひらく。 「どもー放課後ティータイムです!いやーいきなり世界デビューって事になっちゃってぇ~えへへへへ。 自分でもビックリしてるんだけど、あ!コレ世界に聞こえてるんだよね! 英語じゃないとまずいよね!え、え~と、ハ、ハロー!アイアムジャパニーズ!アイライクお菓子」 「うぉおおい!MCからやるんかい!」 律が突っ込む。 「みんな...
  • 律「…イリス」4
    ― 同 21時55分 桜ヶ丘東町 柳星神社前 警察官A「誰か救急車に乗ってくれる?」 紬「私が!」 救急隊員「田井中さん!田井中律さん!?」 ストレッチャーに乗せられた律が救急車に運び込まれる。 警察官「君は何を見たんだ!?」 澪「律!律!りつぅ!」 救急隊員「閉めます!」 警察官「はい!」 警察官A「早く出して!」 サイレンを鳴らして救急車が走り去った。 ―22時16分 平沢家 紬『それで、律ちゃんが…』 唯「うん…わかった。ありがとうムギちゃん…」 唯は携帯の終話ボタンを押した。 テレビ『えー、我が国においても、今朝未明、―県―市において、ギャオスの亜種と見られる生物の目撃情報がありました』    『佐久間県知事は先程、災害派遣出動要請を自衛隊に要請、陸...
  • ぬ~べ~「桜ヶ丘高校で謎の怪奇現象ですか…」1
    校長「うん、ワシは桜ヶ丘高校の校長とは知り合いだから鵺野君、何とか力になってあげて」 鵺野「うーん…桜ヶ丘高校かぁ」 校長「あ、ちなみに女子高みたいだよ」 鵺野「行きます!いや…行かせて下さい!」 校長「じゃあ決まりだね」 鵺野「でも…桜ヶ丘高校って此処から遠いですよね?」 校長「うん電車で行ってね」 鵺野「お金は?」 校長「勿論、鵺野君の自腹だよ」 鵺野「今…金欠なんですよ給料日前だし…」 校長「仕方ないなぁ…ワシがお金出すよ」 鵺野「ありがとうございます!」 鵺野「…と言う事でゆきめ君、俺は桜ヶ丘高校に行くから」 ゆきめ「私も一緒に行っちゃダメなんですか?」 鵺野「え?」 ゆきめ「私も一緒に行きたいです!」 鵺野「ダ、ダメだよ」 ゆきめ「何でで...
  • コメント:金田一「犯人は、この中にいる」唯「え……」
    戻る 読みごたえがあったわ。 -- (通りすがり) 2011-04-02 22 09 14 素晴らしかった。 そしてラストに高遠オチとは…脱帽です。 -- (ディゴッド) 2011-04-02 22 31 35 普通によくできてた しかも少し感動したわ -- (名無しさん) 2011-04-03 03 37 45 紬のつぶやきが凄い良いわ -- (名無しさん) 2011-04-03 05 20 38 なんか悲しいな… -- (名無しさん) 2011-04-03 22 32 36 すごく面白かった。 それにしても最後が怖すぎるだろ…。 -- (名無しさん) 2011-06-19 00 12 37 長さを感じないね。さくさく読めたよー。おもしろかった! -- (名無しさん) 2011-06-19 03 19 ...
  • H23・03月
    3月 唯「ぎんぱち!」 梓「な…なんですかこの曲…」 ヘイポー「軽音部の新しい顧問です」 唯「みおちゃんみちみち」 ぬ~べ~「桜ヶ丘高校で謎の怪奇現象ですか…」 唯「どうして憂ってヤンデレキャラとして固定されてるの?」 もしも、梓がコミュ障だったら 唯「ムギちゃんが……転校?」 梓VS憂選手 唯「マジックミラー号?」 唯「ムギちゃんマジ天使!」 紬「アイスの棒で?」 唯「やーやーやー」 律「そりゃあたしは、部長だからな」 ※律「どんなに返事がなくたって」 梓「仏はほっとけです!」 和「質問ボックス」 澪「聡は大人だなぁ」 憂「命の叫びが銀河に響く」 憂「梓ちゃんからお姉ちゃんを護らなきゃ・・!」 憂「和ちゃんなんて大っ嫌い!」 紬「マンボウのマネでしたぁ~」 中野梓の通販生活 梓「好きだよ。大好き。愛してる。あなたは私のこと、どう思う?」 梓「中野梓です。昆虫系女子です」 唯「ジャイアンに...
  • 唯「えーと・・・古畑さん?」1
    古畑「えー、音楽はいいものです。落ち込んだ気分を吹き飛ばしてくれたり、    明日への活力を与えてくれる・・もちろん単純な楽しみでもあります。    ポップですとか、ジャズ、演歌、えーと・・早口のラップ・・でしたっけ?    ジャンルは様々です。さて軽い音楽と書いて・・軽音楽・・・、    軽い音楽ってなんでしょうか?例えば・・」 某日深夜~桜が丘高校~ さわ子「あ、あなた達、止めなさい!」 唯「よくもあずにゃんを・・・許さない!」 澪「梓がどれだけ苦しんだか・・先生には報いを受けてもらう」 律「紬、やってくれ」 紬「先生・・さようなら」 さわ子「待って!」 ピシュッ、ピシュッ さわ子「うっ・・・・」バターン 唯「・・・・」 澪「やってしまったな・・・・」 律「ああ、もう戻...
  • 唯「ムギちゃんが……転校?」2
    律「というわけで、だ!」 みんながお菓子を食べていると、りっちゃんがホワイトボードを引きずってきました。 律「これからライブのための練習をはじめるぞ!」 梓「ライブ、ですか?」 りっちゃんの張り切りぶりとは裏腹に、みんなは首を傾げてしまいます。 澪「でも学園祭は終わっちゃったし、新歓は来年だし、演奏できる機会なんてもうないと思うんだけど」 律「ないなら作ればいいじゃない!」 機会を作る。それはきっと大学生とかならできるんだろうけど、私たちは高校生です。高校の軽音部は行事以外ではほとんど他人に聞かせる演奏ができません。やろうと思えばできるのだろうけど、二週間という短い時間でそれを成し遂げるのは難しいんじゃ……。 さ「あながち不可能でもないわね」 ところがさわ子先生が何気ない口調でそう返したので、みんなの目に光が宿りました...
  • 憂「おかえり♪」5
    俺「うぉっ!?」ガバッ 俺「危ねえ…そのまま寝るところだった」 俺「もう1時間経ってる」 俺「そういや憂ちゃんたちはもう上がったのかな」 俺「流石になあ」 俺「まだ電気ついてる…」 俺「おーい…」 俺(返事が無い) 俺(そ~っと)ガチャ 唯憂「zz……」スゥ 俺(湯船で寝てる…) 俺(しかも互いに寄り添って) 俺(ああああやばいもう) パシャパシャ ピピッ●REC 俺(はっ気づいたら勝手に…) 俺(でもこれ危ないよな) 俺(起こした方がいいな) 俺(よし、起こそう)ソソー 俺(可愛い寝顔だ…) 俺(2人とも生まれたままの姿で) 俺(この適度な丸っこさが…柔らかそ...
  • 竜児「最近、スーパーで平沢さんという子によく会うんだ」 1
    竜児「しかもなかなか可愛い」 大河「あっそ」 竜児「両親は家を留守にすることが多く、姉さんも大学に行って一人暮ら しだそうだ」 大河「何でそんなこと知ってんのよ…キモッ」 大河「なにあんた。みのりんに申し訳ないと思わないの?」 竜児「なんつーか櫛枝とは別の…こう、朗らかな好意っていうか」 大河「あんたがストーカーして捕まるのはいいけど、私には迷惑かけない でね」 竜児「いやストーカーじゃなくてだな」 大河「じゃあ私みのりんと帰るから。ばいばい」 竜児「ちょっ、待ってくれ!まだ話は終わってないんだ」 竜児「…帰りやがった」 竜児「(何だよ大河のヤツ…ちょっとぐらい話し聞いてくれたっていいじ ゃねーか)」 スーパー 竜児「こっちが卵10個入...
  • 唯「あずにゃんのおきて」 1
    買い物帰りの道。家まであと十分くらいのところ。 そこで出会った。 唯「捨て犬かな?」 母「そうみたいね。かわいそうに……」 薄汚れたミカン箱の中にいる、一匹の犬。 唯「かわゆい~」 犬「……にゃあ」 唯「あれ? 猫?」 母「犬じゃない?」 犬「……にゃあ」 唯「犬なのににゃあって言ってるよ!!!11」 母「不思議ねぇ」 犬「……にゃあ、にゃあ」 唯「ほーら、よしよしよし」ナデナデ 母「ほらほら、早く帰るわよ。夕飯の支度しなくちゃ」 唯「かわゆいよ~、かわゆいよ~」 母「……」 犬「にゃー」 母「…………」 母「この子には申し訳ないけれど……飼えないわよ?」 唯「え~っ、なんでなんで!?」 母「ウチにそんな余裕あるわけないでしょ...
  • 唯「そこのお兄さんっ!唯とお・ま・ん・こ♪していきませんかっ?」 5
    私たちは商店街に戻ると、さっきのお店とは別のファーストフードに入り、これからのことを話し合った この商店街が活動圏内にあると思われる、共学校・男子校を調べ、さらにそのうちで、制服のスラックスが緑系統の学校を絞り込むこと ボタンを調べて、手がかりを探すこと 制服に関しては私と律が、ボタンはむぎが調べることにした 梓と純ちゃんには、他に手がかりがないか、記憶を反芻するよう言った お店を出たのは1時過ぎ。次は明後日また集まるということにして、解散した 帰り道、私と律は、得体の知れない満足感に、少なからず酔っていた コンビニに立ち寄って買い物をし、店を出た と…その時、ほとんど二人同時に、携帯電話の着信音が鳴り出した 「唯…」 私の着信は、唯からのメールだった 「…さわちゃんだ…!」 ...
  • 澪「律はわたしの大切な親友だから」3
    翌日、状態は一転した。 世界が腐海に飲まれたのである。 桜が丘高校の臨時校舎は、風が吹く谷に設立された。 そこで生徒達と家族は村を作り、生活をしていた。 平和な日々が続いていたが、ある日、中野国の飛行機が谷に落ちた。 それが、全ての始まりだった。 それからしばらくして、中野国の侵攻が始まった。 この谷の姫である唯は、中野国へと連れて行かれようとしていた。 梓「唯先輩のパンツ、クンカクンカスーハーさせろです」 最初、住民は当たり前のように反対した。 純「あー、私は中野国の参謀です」 アカネ「帰れモップ頭!」 姫子「出番ないくせに、出て来るな!」 エリ「CD出るからって、調子に乗るな!」 風子「そうよそうよ」 純「黙れ!」 ?...
  • 刹那「次の介入は・・・軽音部・・・だと?」1
    刹那「私立・・・桜が丘高校・・ここか・・」 ロック「よー刹那。ガンダムも銃もなしで」 ロック「うちら何しに来たんだ?」 刹那「指令には『軽音部の音楽室占領をどうにかしろ』とだけだ・・」 アレ「でもここ・・女子高・・だよね?」 ティエ「既に注目の的・・だな」 ザワザワ 刹那「とりあえず音楽室へ。 フォーメーションDで行く」 ロックアレティエ「了解」 刹那「音楽室はこの上か・・」 ティエ「刹那!!下から!!」 律「でさぁ~澪のやつがさぁ~」 梓「まったく澪先輩らしいですねー」 刹那「あれは!!音楽室占領の重要人物!!!D2D4!!」 ロック「気をつけろ!!刹那!!D4が担いでいる・・     黒いケース!銃かもしれない!!」 刹那「...
  • 唯「恐怖新聞……?」5
    ……。 『しんぶんで~す』 唯「き、きたっ! 恐怖新聞!」 『恐怖新聞』深夜刊 『桜ヶ丘校教師が目撃!UFOの光』 本日夕方7時頃、桜ヶ丘高校けいおん部のメンバーと 顧問である山中さわ子さんが山に消えていく謎の光を目撃した。 車で追いかけた先には、残念ながら光る物体は発見出来なかったが、 翌日の学校での話題はUFO一色となった。 話題の中心であるさわ子さんも、満更ではない様子で笑っていた。 唯「……」 ジャーン! 律「ふぅ、今日はこの辺にするか!」 澪「そうだな……って、もう六時過ぎてるぞ!」 紬「今日はいっぱい練習したわね~」 梓「いつもこれくらい集中してくれれば……」ブツブツ ガチャッ さわちゃん「あれ、まだみんないたんだ。帰った...
  • メタルギアソリッド×けいおん!2
    放課後、軽音部部室である音楽室で唯と紬はダンボールを組み立てていた。 「大切なのは愛情だよっ!ムギちゃん」 「そうね、どんな素敵なダンボールが組みあがるのかしら~」 さながら小学生の工作が如きその姿を不可思議な眼差しで見つめるのは唯達より1年後輩の中野梓だ。 「何やってんですか?先輩」 「あずにゃん、ダンボールはね一体感が重要なんだよ!これで敵の目を欺くんだよ!」 「は、はぁ……というより敵って何ですか……」 梓はお菓子と紅茶が並べられた机にため息をつきながら向き直った。 「今日来た特別講師の先生に影響されちゃったみたいなんだ」 シフォンケーキを口に運びながら澪が言う。 「って、どんな先生ですか!ダンボールと外国語全然関係ないでしょ!」 「そうだな……一言で言うのは難しいんだけど……」 一方律は...
  • メタルギアソリッド×けいおん!8
    ミラーの乗るトラックの中は異常を知らせる警告音が響いていた。 「ゼロAI異常発生!パルス異常誤差30%!尚も増加中」 「何事だ?」 「分かりません、しかし、平沢唯の心理グラフが乱れています GABA抑制が緩和、各種覚醒物質が規定値を超え始めました」 ミラーはスプリガンのライブ映像を食い入るように見つめる。 催眠放送が不意に止み、スプリガンが勝手にショッピングモール屋上から下り始める。 「スプリガンが下り始めた、催眠放送も止まった!」 「こちらからは何も指示していません!……これは……」 画面を見たミラーは体が固まった。 通信兵が状況を報告する。 「ゼロAI平沢唯が……レプタイルAIを掌握……しました」 スプリガンが地上に降り立つと何かを探すように全周囲を見回した後、移動を開始する。 『ムギチャン……...
  • @wiki全体から「金田一「桜が丘高校?」5」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索