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霊夢、逝く。救い:29スレ792 - (2009/11/14 (土) 07:13:28) の編集履歴(バックアップ)
私は三途の川に沈む…そう思った瞬間、何かが私を支え、船に引き戻す。
引き戻したのは蹴り落とした本人、小町…
小町「ギリギリセーフだ、いやどっちかって言うとアウトだが、特別だよ」
…一体何を言っているのだろう?
小町「よっと…ほら」
小町の手には、何枚かの小銭。いつの間に?
小町「ま、ずいぶん小額だが、全財産って決まりだから仕方ない。少々長いが覚悟しなよ」
…誰かが私のために、お金を使ってくれたということだろうか?
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「あの、魔理沙さん!」
魔理沙「ん~、どうした?」
「いや、あの…お賽銭にこんな大金…いえ、嬉しいですけど…」
魔理沙「ああ、気にするな。別に神社のために入れたんじゃない」
「え? じゃあどうして…それに今日は先代の葬儀で…!」
魔理沙「ああ、知ってる。博麗は辛いよな、誰にも平等の名の下、師の葬儀にも出れないんだから」
「ええ…ってそうじゃなくて!」
魔理沙「なあに、真の友達ってのは、本当に困ってるときに黙って手を差し伸べるもんなんだぜ」
「一体何を…」
魔理沙「ま、いずれお前にもわかるさ。じゃあな」
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魔理沙「よお香霖、悪かったな、いきなり無茶な頼みして」
霖之助「まったく、何事かと思ったよ、いきなり金を貸してくれなんていうんだから」
魔理沙「まあそういうなって。ほら、とりあえずうちの物を集めてきたんだ、返済に充ててくれ」
霖之助「物納じゃなくて現金で出してもらいたいものだが」
魔理沙「そういうなって。捨虫の魔法も身に付けてるんだし、踏み倒しはしないぜ?」
霖之助「ま、いいけどね…けど本当に大丈夫なのか?」
魔理沙「ああ、霊夢が無事三途の川を渡れることを祈って、たんまりお賽銭を入れたんだからな。
故人のためにお金を使ったに該当するだろ?」
霖之助「わかったわかった、信じるよ」
魔理沙「ああ、それでいいんだ、じゃあ私は帰るとするか」
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魔理沙「霊夢、お前がどう思うか解らんが、私はこれでよかったと思ってるぜ?
文句があるなら、生まれ変わってまた会いにこい。私は待ってるからな?」
-end-
- まさに親友 -- 名無しさん (2009-11-07 08:14:47)
- 親友だなぁ。
-- 名無しさん (2009-11-07 09:48:55)
- 水を差すようで悪いが三途の川の渡し賃は
・額が多いほど距離が短い
・全財産払えといわれて渋ると突き落とされる
もので、ゼロの霊夢は渡れないということはあっても船の上から突き落とされるということは無いと思うんだが・・・
-- 名無しさん (2009-11-07 17:34:02)
- ま、まぁ二次補正で何とか!
しかし、霊夢以外では咲夜さんしか死んでないのな。
咲夜さんなら自分の時間だか何だか止めて人間の中でも一番長生きしてそうなのに以外だなぁ。 -- 名無しさん (2009-11-07 19:18:32)
- 時止めは寿命を縮めると推察。界王拳とかスーパーサイヤ人みたいなもんじゃないか?つか、「咲夜の能力に限界が」みたいなのあったよな?
そして魔理沙が捨虫を会得(?)してたのに驚いた。人間らしく生涯を終えるかと思ったが… -- 名無しさん (2009-11-07 22:58:01)
- 自分の時間止めたらどうやってまた時間動かすんだよwww
ようは他の人の時間を止めて、その間に咲夜だけが動いている。
つまり他の人より多くの時間を生きてるから普通の人より早く死ぬんだと思う。 -- 名無しさん (2009-11-07 23:12:56)
- MARISA IS 真友 -- 名無しさん (2009-11-07 23:24:21)
- 正直、魔理沙を立てる為だけの蛇足にしか見えない… -- 名無しさん (2009-11-08 03:15:23)
- まりさあいしてる。 -- 名無しさん (2009-11-14 07:13:28)