《追い風》

風 1/(風1)
魔法:疾風
無の疑似妖精2体をフィールドに出す
(疑似妖精はターン終了時に消滅する)

おとぎ話のはじまりで登場した疾風・魔法。
風属性が得意とする疑似妖精生成を行う魔法。
この魔法を唱えるのに支払ったコストと、生成した疑似妖精で差し引き1つ分の一時的魔力加速となる。高コストのカードを早期にプレイすることができるようになるが、その代わり得られるアドバンテージは後に唱えるカード次第であるため、このカード1枚分の手札消費に見合う効果的な使いどころを見極めたい。
注意点として、生み出す疑似妖精は属性を持たない。このゲームは低コスト帯のカードでも重い色拘束が課せられていることが珍しくなく、当然ながら色拘束が重いカードほど強力であるため、この手のカードの影響力が大きい序盤に使用しても強い動きができないことがままある。そのため、色拘束が気にならなくなってくる中盤から終盤にかけて戦略的価値が高いカードを1ターンでも早く唱えることを目的としてこのカードを戦略に組み込んだ方がよい場合もある。
登場時点で《闇の生誕》という強力なライバルが存在する。属性こそ異なるが、闇の生誕は同じコストで闇の疑似妖精を3体出すことができ、生み出す疑似妖精の数と属性の有無の両面においてこちらは劣ってしまっている。そのため、一時的魔力加速が求められる場合もよほど属性の都合が悪い場合を除いて闇の生誕が採用されるだろうが、これらのカードは続けて使用することで更なる高魔力帯へのジャンプアップが可能になるのでファッティに寄せた構築の場合は併用を考えてもよいだろう。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年06月04日 13:13