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    <title>誰か</title>
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    <description>
      誰かとの会話。
-[[彼が言うには]]
-[[あんた誰]]
-[[ある楽天家の言い分]]
-[[極端な主張]]
-[[ほら吹きは言う]]
-[[悩める人の話]]
-[[退屈]]
-[[ある少年の憂鬱]]
-[[翻訳すると]]
-[[ある宗教家の疑問]]

-[[ある商人の話]]
-[[ある詐欺師の見解]]
-[[変人の談義]]
-[[安心]]
-[[暇人たちの談話]]
-[[ある楽天家の小言]]
-[[ずれ]]
-[[強烈な主張]]
-[[表情]]
*****&amp;color(white){[商人]→[疲れた]→[詐欺師]、[ある楽天家の意見]は下}　
-[[絶対の命題]]
-[[あんたは誰だ]]
-[[ある会社員の話]]
-[[夢の話]]
-[[根拠なしの私見]]
-[[不審者の言い訳]]
-[[怒れる人の鬱積]]
-[[詭弁家の冗談]]
-[[ある男の話]]
-[[奇遇の少年]]

-[[ある地方人の旅]]
-[[部外者の憶説]]
-[[極論の人]]
-[[灰色の人]]
-[[話す人]]
-[[理想の人]]
-[[否定の人]]
-[[悲観の人]]
-[[暇人たちの談論]]
-[[公務員の繰言]]

-[[放映者の疑問]]
-[[通勤者の提案]]
-[[反対者の異論]]
-[[余り者が言うには]]
-[[講師の言説]]
-[[医者の気鬱]]
-[[否定者の異議]]
-[[反論家の話]]
-[[教諭の話]]
-[[官僚の話]]

-[[ある男の後悔]]
-[[破滅的な主張]]
-[[悪意と愚痴]]
-[[公務員の雑感]]
-[[ある問題]]
-[[ほら吹きが語るには]]
-[[同類の話]]
-[[ある会社員の意見]]
-[[ある社長の話]]
-[[読書者の話]]

-[[既知]]
-[[ある楽天家の意見]]
-[[記憶]]
-[[古き人と新しき人と]]
-[[白い人との会話]]
-[[物差し]]
-[[無欲]]
-[[不服の人]]
-[[反証]]
-[[嘆きの人]]

-[[気楽な話]]
-[[よくある話]]
-[[その青年の話]]
-[[ある会社員の雑談]]
-[[動物]]
----
[[戻る&gt;日記か、なにか]]    </description>
    <dc:date>2012-09-17T12:56:02+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/170.html">
    <title>一冊目の目次</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/170.html</link>
    <description>
      ***目次
つまらない日常の記録。むしろ愚痴。そして疲労。
ああ退屈。だけでもないさ。
・[[Day1]]
・[[Day2]]
・[[Day3]]
・[[Day4]]
・[[Day5]]
・[[Extra1]]
・[[Extra2]]
・[[Day6]]
・[[Day7]]
・[[Day8]]
・[[Day9]]
・[[Day10]]
・[[Extra3]]
・[[Extra4]]
・[[Day11]]
・[[Day12]]
・[[Day13]]
・[[irregular1]]
・[[Day14]]
・[[Extra5]]
・[[Extra6]]
・[[irregular2]]
・[[irregular3]]
・[[irregular4]]
・[[Day15]]
・[[Day16]]
・[[Extra7]]
・[[Extra8]]
・[[Day17]]
・[[Day18]]
・[[Day19]]
・[[Day20]]
・[[irregular5]]
・[[Extra9]]
・[[Extra10]]
・[[Day21]]
・[[Day22]]
・[[Day23]]
・[[Day24]]
・[[Day25]]
・[[Compensation1]]
・[[Extra11]]
・[[Day26]]
・[[Day27]]
・[[Day28]]
・[[Day29]]
・[[Day30]]
・[[Extra12]]
・[[Extra13]]
・[[Day31]]
・[[Day32]]
・[[Day33]]
・[[Day34]]
・[[Day35]]
・[[Extra14]]
・[[Extra15]]
・[[Day36]]
・[[Day37]]
・[[Day38]]
・[[Day39]]
・[[Day40]]
・[[Extra16]]
・[[Extra17]]
・[[Day41]]
・[[Day42]]
・[[Day43]]
・[[Day44]]
・[[Day45]]

結局、テストなどで書かずにここまできてしまった。
いろいろなことがあったけれど。
思い出せるものと、思い出したものは後で書くかもしれない。
その時が来れば。
----
[[本を置く&gt;おそらくは、日記]]
[[次を読む&gt;二冊目の目次]]    </description>
    <dc:date>2010-08-10T13:52:36+09:00</dc:date>
    <utime>1281415956</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/171.html">
    <title>Day42</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/171.html</link>
    <description>
      Day42 
***別に
この日はどうだったっけ。
そんな記憶力もない。

やる気もない。
何にもない。

テストもあるらしい。
やる気にならない。

油さえさしておけば動くのに。
そんな単純なことさえ
いや、それは幸福なことかな。

終わり。
----
[[めくる&gt;Day43]]
[[戻る&gt;Day41]]
----
[[目次に戻る&gt;目次]]    </description>
    <dc:date>2010-08-10T13:50:39+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/169.html">
    <title>Day69</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/169.html</link>
    <description>
      ***なんだろうね
いじるひとはいるよね。
でも、いじられたときはいやじゃないのかな？

一人の時に。
まわりに誰もいないときに、一対多数、で。
嫌じゃないんでしょうか。

もうわからない。

そんなことはわからない。

人の考えなんて、所詮わからぬものですよ。

そんな日だったと思う。

それでこの日は終わり。

残り、5/9。
長い。


何もせずに過ぎてしまうけれど、長い。それでいて短い。
----
[[めくる&gt;Compensation5]]
[[目次に戻る&gt;二冊目の目次]]    </description>
    <dc:date>2010-08-10T13:48:51+09:00</dc:date>
    <utime>1281415731</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/168.html">
    <title>二冊目の目次</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/168.html</link>
    <description>
      ***目次
これはほとんどが間。
1と2の。69は1。70は2。
・[[Day69]]
・[[Compensation5]]
・[[Compensation6]]
・[[Compensation7]]
・[[Compensation8]]
・[[rest1]]
・[[rest2]]
・[[Compensation9]]
・[[rest3]]
・[[test1]]
・[[test2]]
・[[rest4]]
----
[[本を置く&gt;おそらくは、日記]]
[[前を読む&gt;一冊目の目次]]    </description>
    <dc:date>2010-08-10T13:48:33+09:00</dc:date>
    <utime>1281415713</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/167.html">
    <title>おそらくは、日記</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/167.html</link>
    <description>
      いくつかの冊子がおいてある。

こちらはどうやら、記名がしてある。
殴り書きのようだ。荒んだような、字。
そして、ぼろぼろの表紙。

それぞれ「book … 」と書かれている。

[[1つ目を手に取る&gt;一冊目の目次]]
[[2つ目を手に取る&gt;二冊目の目次]]    </description>
    <dc:date>2010-08-10T13:47:45+09:00</dc:date>
    <utime>1281415665</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/1.html">
    <title>トップページ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/1.html</link>
    <description>
      編集中
&amp;color(white){このwiki形式のサイトは、管理人の雑記などです。興味があれば、適当な言葉を入れて検索してみてください}
----
&amp;color(white){興味がない方やお忙しい方はこちらから}
[[退出&gt;http://www.google.co.jp/]]or[[退場&gt;http://www.yahoo.co.jp/]]
[[退席&gt;http://www.goo.ne.jp/]]or[[中座&gt;http://search.jword.jp/]]
&amp;color(white){正確に言えば、言葉を借りて、それを文字にしているに過ぎないのですが}    </description>
    <dc:date>2010-08-01T22:24:50+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/164.html">
    <title>ある会社員の雑談</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/164.html</link>
    <description>
      ***余計か
彼とはよく話をすることがある。
お互い暇なのだろうか。

「感情は余計だと思うことがあるか？」
無きにしも非ず。なければ困るがな。そしてそうならば人でもない。
「人間社会における理不尽なことの九割近くは感情が大きく関わってくると思うが」
割合は分からないが多いかもしれないな。
「例えば、いじめであるとか」
君の会社にもあるのかね、そんな-君の言葉を借りれば非生産的な-事が。
「知る限りではないよ、無駄だから」

話を聞いているうちに分かったのだが、彼は思ったよりも上にいるらしい。

「でもしかし、新人いじめなどと言うのは、よろしくない。会社員の本分は仕事だ、学生の本分が勉強であるように。無駄なことに割くな、と言いたいね。雰囲気というものもある」
倫理的にもな。控えめに言って、お互いのために良くない。
「どうしてもっと広く考えないのかね。それをすることで不利を被るのも彼らだ。たとえ他人を邪魔することが彼らの唯一の楽しみだとしてもだよ。倫理的とか道徳的、そんな言葉は気に入らないと言うのなら、私はそう言わざるを得ない」
まあな。もう少し利でない面も言ってほしいが、まあ、君にここは合わせよう。
「感情もまた利さ。私に言わせるなら。君の言う利とは少し違って聞こえるかもしれないが-利という言い方は気に入らないだろう、でも私にはこの呼び方がしっくりと来る-君の指すのと基本的には違わないはずだろう？」
誤解のないように、か。まああくまでも基本的に、だがな。
「もちろん」

そう、あくまでも、基本的には。その域は出ない。

「一時の感情に流されすぎる。私も君もその他大勢も」
君がそうとは思えないが、むしろ、そうなのか、と意外ですらあるが、それを除けばそうだろうな。それもあまりよくない感情に。
「特に、といっても差し支えない。問題はそこだ。常に自分が優先されるという事すら起こりえないとは言えないほどだな」

私は反論したかったが、最近はその考えも揺らぎつつある。
私には指標がない。であるから、不安定なのかもしれない。

----
[[戻る&gt;誰か]]    </description>
    <dc:date>2010-07-13T21:45:00+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/163.html">
    <title>その青年の話</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/163.html</link>
    <description>
      ***逆
しかし今考えてみればおかしな光景だった。
立場が違うのかもしれない。しかし、正論である。

電車に乗っている時にその光景を見た。
このように書くと失礼であるが、いかにも怪しげな目つきの-目が飛び出ていて、瞬きをせず、他人を見つめている-中年がいて、そこに今時はなかなか見かけなくなった学生のような服装の目つきの悪い若者-少年というと若すぎるような気もするが、青年と言うと伝わらないように思われる-が乗ってきた。
席はほぼ空席である。
なぜかその怪しげな中年はその青年を捕まえて話を聞かせ、またさせた。
ここあいてるよ、などといい、いかにも親切そうである。ややおせっかいにも見えるが。
そしてなぜか、わざわざ自らも青年の座った席に移動してまで話をし始めた。


その中年男は前にのめりこむようにそりだしており、傍から見ても異様に思われた。
しかし、その青年は微妙な笑顔ではあったが、ある程度の礼儀をもって話していたようだった。
そのうち、その中年は、妙に青年の体を触り始め、また、その中年が青年期に体験したと思われる同性愛を連想させるような、聞いているほうが困惑するような話をし始めた。

ここでさすがに青年も聞くに堪えなかったようで、『お話の途中すみませんが』と断って、意思表明を行った。

「初対面ですし、あなたが私よりも年長の方でありますから、とは思っていましたが、もう我慢ならない。失礼を承知で言いますが、大体、なぜあんたはそんなに見ず知らずの人間の体に触るんですか？礼儀と言う文字はあなたの辞書にはないのか、疑問です。外国の文化にあるようなスキンシップだとしても、度が過ぎているとしか思えませんね」

青年の、にこやかでもないが笑っている顔が変わってゆく。

「それに、他の乗客の方々は寝ていらっしゃる方もいますし、話していれば邪魔ですよ。はっきり言って。まあ、今の私もそうかもしれませんが、いきなりあんな変な話を同じ車両でされて心穏やかでいられます？あんたは？」

もうにらんでいる。

「私はこれでも年齢にあった礼儀と振る舞いをしているつもりですが、あなたはそうではないようだ。これだから言われるんですよ、最近のおやじは、と。あなた一人のせいで、全ての同じ人種の、同じ年齢層にレッテルが貼られるんですよ、あんたのせいで。そこまで考えていただきたい」

最後はもう諭すようだ。
何かもう、速度違反で捕らえた人間を諭す警官のようだった。

「お父さんねぇ、そりゃあ、話を聞いてもらいたいって言う気持ちはわかりますけどねぇ、子場所と身分をわきまえてしなきゃだめだよ？余計話し聞いてもらえなくなりますよ？先の見通しを持って行動しなきゃあ、老後に孤独死しても知りませんよ？そんなんだと、施設の人にも物扱いされちゃいますよ。いい歳してねえ、そんな、昔親友の家でいきなり服を脱がされて体を触られたなんて話しちゃいけませんよ、こんなところで。もっと目先のことを考えてやらないと。もう若くないんですから、世間の目は厳しいもんですよ？ねぇお父さん、そう思いませんか？」

もう、警官のようにしか思われない。その説教は、中年が降りるまで続いた。顔が真っ赤である。

「いやあ失礼しました。申し訳ないですね、全く。少々鬱積がたまっておりまして」

そんな最後の挨拶だった。
さすがに、彼も向こうの事情をあまり考慮しなかったところは反省したのであろうか。

されるはずの側とされるはずでなかった側。何か逆転していて愉快である。
うまくかけないのだが、もっと青年は痛快に話をしていた。

あたかも不審者のような中年と奇妙でめったにいないような青年。
そんなものはもう二度と見れないかもしれない。
いや、あんな同世代は見たくないが。
----
[[戻る&gt;誰か]]    </description>
    <dc:date>2010-07-12T19:22:34+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/162.html">
    <title>よくある話</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/162.html</link>
    <description>
      ***積らない話
彼と偶然会った。また別の彼である。
まあ偶然といっても、お互いの生活範囲が重なっているだけなのかもしれないが。
例によって、話をした。

そして彼は、話の途中で、こう言った。

「確かに、金は裏切らない」

まあそうだろうな。
「でも、本当にそうか？その裏切らない金の価値を勝手に決めるのは、裏切る人間かもしれないぜ」
なんというか、どうしても君は、そういきたがるね。まあ、続けてくれ。
「この仕組みに組み込まれて生きていくなら、金は大切だろうな。しかし、金は裏切らないが、信じもしない」
あくまでも、人間の中である程度保障された、それは、手段であり、そのこと以外はもたらさないと？
「まあそんなとこだ。裏切らないが、信じてもくれないだろうよ。まあ理性だけで性格を構成できるなら、話は別だろうが、それは人かな？」
人、というには、少し、これまでから見れば、異質だと思う。

どうでもいいような、しかしそれは、大切なことでもある気がする。そんな日常の会話だ。
話題は少々おかしいが、私のする会話とはこんなものである。

そして話は移り行く。

「とんでもないことを言うのがいるんだよ。まあ破綻しているからいいんだけど」
どんなことさ。
「ニュースかなんかで一時期流行ってた言葉で、取り返しのつかない過ち、ってあるだろう」
あったな。一時期だけ。それでそれがどうかしたのか？
「例えば、そいつが『腕がもげるとか目がえぐれるってのは、取り返しがつくかもしれない』って言うんだよ」
でも、その個人固有のそれは、そうだな、複製的技術がさらに発達しても、たぶん、完全に同じものはできないな。
「先読みするなよ。まあそうさ、そいつは『臓器移植とかクローンとか細胞も作れるなら、取り返しがつく時代が来るのかもな』って。さすがに『頭はさすがにどうだろうな』とは言っていたが」
でもそれはそうだな。もし簡単にそんなことが出来てしまう時が来れば、倫理も刑罰もない。そういうことが出来てしまうと、下手をすれば『痛くとも、戻せるからいい』という言葉がまかり通るかもな。道徳が薄まりそうだ。意識がなければ、規則なんて形だけになって、その規則も曲げられてしまうだろうし、本当にどうなることか。そこに鎮痛剤もあれば最低だ。
「先かもしれないが、規制しなきゃ、そういう話だって-いや、俺や君が生きている間かは知らないが、それもありえるんだよな-ありえなくはない」
いつ何が起こるかなんて、わからないほうが多いからな。わかったら、それは恐怖か退屈だろうな。
「おいおい、他にもあるだろう」
確かにな。

そしてしばらく時間が過ぎて、ふと、もう四時か、といってから、思い出したように、彼はこう聞いた。

「これってどういう意味か知ってるか？」

紙に書かれたのは⁅complex⁆という英単語だった。
そして私はこう言った。特に他意はなかった。

辞書でも引け。
「冷てぇなあ。ただでさえ今年は寒いのに」
寒冷化論もあったな。あれどう思う？
「はぐらかすな」
はいはい。確か、複数の、もしくは複合的なとか、あるいは複雑よく、それに言われるのは、劣等感だろうかな。あいつの子供にでも聞けよ。そういう時期だろう？それとも、意識的に感じないとされるほうか？
「学生の邪魔してどうするんだよ、というか、あいつの子供に俺は殆ど面識がないからな。そんなこといきなり聞いたら、もう要注意の不審人物だな」
ははは、いきなり聞けなんて言ってないじゃないか。

省かないと、結構、どうでもいい、しかし、楽しい会話がかなりある。まあ、内輪の話だが。

で、どれなんだ？
「すまない、単刀直入に言うとその中にはなくて、日本で作られたやつだな」
ああ。それか。
「そう。それだ」
まあ、控えめに言って、見ていて好ましいとは思わないな。しかし一方でそれは単なる差別用語でもあるだろ？それとしても、使われているはずだ。他人を異として、いわゆる&quot;自分たち&quot;という同じ集団は健全だと主張するような。まあ確かに、重い軽いはあるだろうし、大体において行き過ぎは、おかしくなるというのもあっているとは思うが。
「そういうなよ」
まあ、私にその傾向がないとは、私もいえない。私の価値観自身が、偏見のみで構成されているからだ。
「常識という名の？」
そうでもないな。というか、どれが偏っているんだ？それが分からない。真ん中に似たものはあるはずだが。
「それについてはまた今度だな」

軽くあしらわれた。しかし、気になることに一つである。
全てを偏見といえるだろうか。常識とは何か。今は分からない。
昔はあったのかもしれないが。

そして彼は聞く。今度は少しまともな方向へ行った。

「平和は退屈ですか？」
君の言い方を借りれば、たぶん『人は、それがあると気づかない。ないと欲しがる』んだろ。
「その価値にな。まあ生活の基準が下がれば、誰だって昔は良かったって言うのと同じさ。実際に地雷を踏みたいとか劣化ウランで撃たれたいとは思ってないだろ」
そんな高価なのは、そういう対人じゃ使わないかもな。それに用途としては装甲向きじゃなかったか？
「例えだよ。わかってんだろ？」
そうだな。まあ、何も考えもせずそういって、君が言ったようなことを言われても、行きたいと言った人間がいれば、生身で地雷除去のボランティアでもすれば分かるかもな。
「ひどい表現だな」
しかしながら、個人的なそれも、平和といって差し支えないと思うが。まあ、説得した時点でいきたいと思わない場合はそれもいいだろうし。
「まあな。それもそうか、確かにそうだ」
私は決して人のことをいえないが-ただでさえ会社員の彼によく言われる-もう少し考えれば分かりそうなものだが、どうして気づくことが出来ないのだろうね。
「人間は理性で動いてないから？」

なぜかそう聞いた瞬間、既視感というか以前何か経験したことのあるような、思いがして、謎の映像が浮かんだ。リニアとある小説の主人公の弟の、間違った方向にゆがんだ顔だろうか。もちろん本編ではそんなことはないという顔だった。
昨日は三時間しか寝ていないので、おかしなものでも見えているのだろうか。

「おーい、起きてるか」
起きてるとも。
「で、どう思う？」
というより、目先のことの方が、現実味があるんだろう。退屈を紛らわせたいと言ってそういうことを口走ってみたり、嫌なことはやりたくないと言ってどうしようもなくなるまで他人に任せるか放っておくかをしてみたり。そういう面はあるだろう？
「お互い人の事は言えないがな」
それは確かに。

そんなことを話していた。
人も違えば、話も違うものだ。
またそれがいいものだ。
私にとって。
----
[[戻る&gt;誰か]]    </description>
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