《八雲 紫》

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《八雲 紫》 - (2012/01/21 (土) 02:51:47) のソース

**カードデータ				
|BGCOLOR(#A0A0A0):カード名|>|>|CENTER:	八雲 紫	|効果:&br()	◆このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、あなたは対象のラインを1つ選び、そのラインにある全てのカードを除外する。&br()◆このカードがスクエアを離れたとき、あなたはリムーブゾーンにある全てのカードを持ち主の墓地に置く。	|
|BGCOLOR(#A0A0A0):種族|>|>|CENTER:	ロード	|~|		
|BGCOLOR(#A0A0A0):種別|	ユニット	|BGCOLOR(#A0A0A0):タイミング|	クイック	|~|
|BGCOLOR(#A0A0A0):使用コスト|	黒3無5	|BGCOLOR(#A0A0A0):移動コスト|	黒1無3	|~|
|BGCOLOR(#A0A0A0):パワー|	7000	|BGCOLOR(#A0A0A0):スマッシュ|	2	|~|

ありとあらゆる境界を操るスキマ妖怪。
かなり強力な除去をどこからか持ってきた。

持っている誘発型能力は二つ。
一つ目は、スクエア以外からスクエアに置かれたCIP時に、ライン一つに存在するカードをごっそり除外し消し去るというトンでも除去。
対象はラインであるため対象を取っておらず、ベースすら除外してしまうためそのラインから動く以外にこの除去から逃れるすべはほぼない。
次元の彼方に飛ばしてしまうので、盟約の妨害にもなり影響力は破格の代物。

二つ目は補助的な意味合いの強い能力で、このカードがスクエアを離れた時に除外されている全てのカードを墓地に戻すもの。
こちらも枚数指定などなく全て。一つ目の除去で除外された相手ユニットだけでなく、勝手に除外されてどっかにいった[[《蓬莱山 輝夜》]]も墓地に帰ってくる。
これは状況次第でメリット・デメリット両方の側面を有するため扱いが難しく、むしろ除去よりもこっちの特性の方が大きく影響を及ぼす事もあるので注意して使いたい。
除外行動は相手の墓地利用を阻害する側面があるのだが、これを利用すると除外したカードが帰ってくるため自分相手お互いに墓地利用のチャンスが訪れる。
主には盟約[[《迷いの竹林》]][[《不滅「フェニックスの尾」》]]になるのだが、もし相手がこれらを主軸にしている場合は相手の手助けになりかねない。特に一つ目の能力による除去で防いでいたのに、このカードを倒されて盟約を許してしまったなどでは笑えない。また、リムーブゾーンを活用するカードを自分が使う場合もこの能力は邪魔になる。
だがこれを全部逆に考えると話が違う。もし自分が主体として墓地利用をするデッキである場合は除外行動に対して弱くなり、除外によりコンボを妨害されやすい。しかし、墓地に置いておきたいユニットが[[《博麗神社》]]などで封じられてもこのカードをスクエアから離れさせる事さえできれば除外行動に対するカウンターとなりえる。墓地に[[《妹紅&慧音》]]がいない場合の保険にもなり、相手が使ってきた[[《結界「静と動の境界」》]]などに対して誘発させられれば不発にしてしまう事もできるだろう。

まさにリムーブゾーンの管理人とも言えるべきカードであり、それを上手く使いこなすのは難しいがそれぞれ影響する範囲が広く非常に強い。
黒系のデッキと対峙した時相手が8エネルギー以上構えている局面が多い場合は、真っ先に警戒していいだろう。というか、警戒しないとごっそりカードを持っていかれる。
対処手段は少ないカードであるも非常にコストが重く、あらかじめハンデスで落とされやすい事もあり事前対処が肝心。例に漏れず[[《フランドール・スカーレット》]]に対して除去を差し込むのは難しかったりするという難点もある。
除去の強さに慢心していると自分の重さによって行動がどんどん阻害されてしまうため、運用はしっかりさせていきたい。

-神隠しの主犯。幻想郷を生み出した張本人であり、境界に住んでいるとされるが詳細不明。つかみどころが無く、「うさんくさい」。&br()初登場は東方妖々夢、EXステージを凌ぐPhステージに現れる事実上作品内の最終ボス。使う弾幕も多く、シリーズ屈指の難敵である。幻想郷を愛しており、同時に幻想郷のために必要な[[《博麗 霊夢》]]を何かと気にかけ異変解決に手を貸すことも。豆知識だが、冬眠する妖怪である。
-除外カードとシナジーがあるように見えて、除外したカードは結局自分の影響で墓地に帰ってくるためどちらかといえば墓地利用と強いパイプがある。更に言えば、《八雲 紫》自身が除外されてもどうせ墓地に帰ってくるため除外カードとの関連性は本末転倒だったりもする。&br()《八雲 紫》自身も墓地に落ちるので[[《結界「静と動の境界」》]]ではこのカードを使いまわす事が難しかったが、[[《不滅「フェニックスの尾」》]]などの登場でリアニメイトからの再利用も選択肢に広がった。
-覚えておきたいテクニック、というか注意点として「紫で除外したカードを帰還させない方法」がある。&br()これは、中央投下の場合両方の能力をスタックに乗せ解決を逆にする事で発生する事態であるが、細かく解説するといろいろややこしく長くなるので以下に。わかりにくいため一言で解説すると、中央投下したら解決順番を選べて、そこにバトルが挟まると二つ目の能力から解決しなきゃならないということ。これさえ覚えておけば読む必要は特に無い。&br()これにより意図的に二つ目の能力を挟んでから一つ目の能力解決に移れるため、上手く使えばこのカードで除外したカードを除外しっぱなしにして放置する事ができる。相手の盟約を防いだり、自分が[[《結界「静と動の境界」》]]などを使う際には少しはうろ覚えておきたい。
--基本的に中央投下したユニットはルールエフェクトにより死ぬので、その場合二つ目の除外からの帰還はあらがえない強制になる。そうなると、《八雲 紫》の一つ目の能力で除外したカードは結果すぐに墓地に戻ってしまう、ように見える。&br()しかし、中央投下するとこのルールエフェクトによるスクエアを離れた行動とCIPした行動は同時に誘発した事になり《八雲 紫》の''二つの能力が同時にスタックに乗る''。同時に乗ると解決順は支配者が選択できるため、二つ目の能力→一つ目の能力と解決すると、《八雲 紫》で除外したカードはそのまますぐ墓地に帰ってくる事にはならない。これにより、何らかの方法でリムーブゾーンに触らなければ放置していられる事になる。とはいえ解決順番を指定できるだけであり、わざわざこの順番で解決しなければならないわけではない。&br()だが、中央投下してバトルを発生させる場合は微妙に話が違う。中央投下でバトルを発生させた場合は、まずCIP時に誘発する一つ目の能力が''スタックに積まれず解決待ち''になる。これはルールエフェクトであるバトル行動が優先される事になるためであり、一つ目の能力はバトルが完全に終わるまでお預け。そして中央投下したためバトルの勝敗に関わらず《八雲 紫》がルールエフェクトによりバトル最中に死亡。一つ目の能力が解決待ちになった状態でスクエアを離れたため、二つ目の能力が先にスタックに積まれ解決される。そしてバトル終了した後に、解決待ちになっていた一つ目の能力が解決される、という仕組み。投下先に相手ユニットがいる場合は、順番が固定で解決されるようになるため[[《藤原 妹紅》]]などの自分の墓地効果カードをなるたけ巻き込まないようにしよう。



		
**ゲーム外カードデータ				
|収録セット|[[東方零次元 ~紅魔郷&妖々夢~]]|				
|No.|	30	|		
|フレーバーテキスト|	物と物。理論と理論。心と心。どこにでもある、決して埋められない隙間。	|		
|Illustration|	[[紫葉]]	|