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「■■■■■―――――!!!」 唸りをあげてセイバーに そしてセイバーの前に飛び出した士郎に迫る斧剣は突如としてその向きを変えた 急カーブを描いて狂戦士の手を離れた岩塊は 銀の少女の脇を通過し地面に突き刺さる 一同は見た その刀身に突き立つ短剣を そして理解した バーサーカーのフォローがなければイリヤは死んでいたことを そして 「…ランブルデトネイター」 爆発 銃弾の速度で四方に飛び散る飛礫の前にその身を晒して主を守ったサーヴァントに アインツベルンの娘は撤退を命じる 「アーチャー、さっきのは?」 「おそらくアサシンだろうな、この私が全く気配を掴めなかった」 「助けて…くれたのか?」 「共倒れを狙うつもりなら少なくとも小僧がトラックに轢かれた野犬のように無様に くたばるまでは介入してこなかっただろう、私ならそうする」 「てめえ!」 「只今戻りました」 「ご苦労様、どうでした?」 灰色のコートを纏った銀髪隻眼の少女は暖かな湯気の立つティーカップを受け取ると 報告を始める 話を聞き終えた紫の髪の少女は表情を暗くした 「やっぱり…チンクさん、これからも先輩のことお願いできるかしら?」 「了解したサクラ」 その頃臓硯と慎二は 「見事じゃ桜!この儂を逆に支配するとは-くあせ$:%#/@\ふじこж“#」 「さ、さくらー!ボクが悪か…アッ―――――!!!」 地下室で蟲に掘られていた END

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