型月×リリカルなのはクロスまとめwiki内検索 / 「EX『There is it must be. 』03」で検索した結果

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  • KO-j氏
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  • EX『There is it must be. 』03
    #1 カーン! と甲高い音が邸宅の庭に響き渡る 設置された特設リング上、ぶつかり合う力と技 「さぁ始まりました、実況は私、時空管理局執務官補佐シャリオ・フィニーノ、 解説は魔術協会ノーリッジ学生寮受付オクタヴィア・レイランドさんでお送りいたします」 ノリノリな先輩を横目で見ながら現実逃避していたティアナ・ランスターは、 空を見上げてため息をつきながら思った ―――なんでこんなことになったんだっけ? ロストロギア捜索をしてたはずよねぇ―――などと現実逃避していたら、 目の前のテーブルにティーセットが用意されていた ありがたくいただきながらその原因に視線を戻す あいつもあいつでノリノリなのよねぇ……と、リング上の友人の様子に再度ため息を付く 事の始まりは数日前に遡る 地球で発見された虚数空間に...
  • EX『There is it must be. 』01
    #1 高校最後の夏休みも何事も無く終わりを迎えて少しした頃、 いい加減倫敦から帰ってこなくて大丈夫なんだろうかとちょっと遠坂凛の心配をしながら コペンハーゲンでのアルバイトを終えた帰り道、 「こんな遅くに女の子一人で何してるんだ?」 ヴェルデ前の看板でポスターを覗き込んでいる少女に衛宮士郎は声をかけた 「え? あ―――衛宮、先輩?」 声をかけられて慌ててポニーテールに結い上げた金髪を靡かせて振り返る少女 日本人離れしたプロポーションと金砂の髪、ルビーのような赤い瞳が印象的である 「先輩―――って、ひょっとして穂群原の生徒か?」 「はい、一年生です」 少女の返事に納得し、でも俺初対面だよなぁと首を傾げる 聞けば穂群原学園の衛宮と言えば校内でも有名人と言うことらしい 曰く―――便利屋、天才工...
  • EX『There is it must be. 』04
    #1 数日後の日本、冬木市 「お疲れ様でした」 「はい、おつかれさま」 アリシア・テスタロッサはアルバイト先を辞し家路についたところだった 亡き母と、生活の支援をしてくれていた神父の残してくれた生活費はあるが、 それに甘えるのは良くない、少しずつでも自立しなくてはいけないと 中学卒業を気にアルバイトを始めたが、高校生との二重生活はなかなか厳しい いっそ中退して働くべきかとも考えたが、バイト先の皆や中学時代の担任にも異口同音に 「少なくても高校は出た方がいい」 と言われて思い直したものだ 自立するにも学歴が無ければままならないのだから仕方あるまい 「―――どうしたんですか先輩、こんなところで?」 「あ……」 ヴェルデの前を通りがかったところで難しい顔で考えて事をしている衛宮士郎を発見し、 先日と構図が逆だな、...
  • EX『There is it must be. 』05
    #1 ちらちらと肩ごしに後ろを振り返るアリシアの手を引いて走りながら、 フィアッセはまいったなぁと呟いた 「ホテルと反対方向に逃げちゃった、どうしよう?」 ボディーガードやソングスクールのスタッフの居るホテルに逃げ込んでしまえば こっちのものだという目算があったらしい 今から引き返すのは危険な気がするし、士郎も心配だ さてどうするか――― むぅと唸った彼女の前に一台のワゴン車が道をふさぐようにして止まった、 その扉が開くかどうかという間に目を走らせた先にある路地に飛び込む 肩越しに振り返ったワゴン車から降りてきた人影の手の甲に刺青があるのに気がついて フィアッセは顔を曇らせた アレが本物なら今度の人達が持ってるのは拳銃だろう、 コレで少なくてもさっきの人達が“偽者”どころか悪い人だというのが はっき...
  • EX『There is it must be. 』02
    #1 「と言うことだ、 この件はミス・トオサカ、君に一任する」 眉間にしわを寄せた黒髪の男が、 表情に相応しい憮然とした態度でそう言った 「はぁ……」 時計塔、ロード・エルメイロイ二世執務室 寮の入居に関するひと悶着が落ち着いた頃 呼び出された内容に遠坂凛は気の抜けた声を上げた 限りなく科学的な魔術形体を持つ異界の組織、 その捜査部門からの協力要請 「何か質問があるか?」 双方の組織の都合上、正直に言って、相当機密度の高い任務である それ自体を仰せつかるのはやぶさかでもない、自分のやることは簡単な報告だけだ やってのければそれなりに箔が付く上にコネも作れる 問題は、極東の田舎モノに面倒を押し付けようと言う意思が透けて見える気がすることだ 「いえ、何も ノーリッジ学生寮での騒動...
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