型月×リリカルなのはクロスまとめwiki内検索 / 「2-372」で検索した結果

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  • 2-372
    「これがゴンゲイシカズムの遺跡なんだね。えっと――」 「なのはには無理だと思うよ。翻訳」 「ユーノくん酷っどぉい!」  無限書庫司書長、ユーノ・スクライアの趣味は遺跡調査である。ただし昔のように勝手 気ままに一人での調査というのはしていない。いや、できなくなった。  無限書庫はある程度運用が可能になったとはいえ、その中核であるユーノを失うことは 管理局にとっては大きな痛手となる。とはいえ、今も考古学会で活躍するユーノに遺跡の 調査を禁じさせることもできない。そのため、折衷案として遺跡の調査には毎回局員の護 衛をつけることが慣例となっていた。 「ピラミッドみたい~」 「そうだね。魔法文明が発達した世界の遺跡は人工的なのが多いけど、ここの遺跡は人工 物が使われて無いから、地球の遺跡と似てるんだと思うよ」  なのはがユーノの護衛に就くのは、実は初めてのこ...
  • 小ネタ
    ... 2-336氏 2-372氏 2-810氏 上へ 3スレ目 ヴィヴィオに仕えるハサンの一日氏 3-296 3-571 3-309氏 3-472氏 キャロ、バーサーカー召喚 3-490氏 夢 3-565氏 fateはやてルート外伝:英霊なのは 3-570氏 3-578氏 3-960氏 18代目の転生体 上へ 4スレ目 4-411氏 アリシアと葛木(オマケで母親と奥様) 4-686氏 4-873氏 上へ 5スレ目~ 5-5氏 聖王一味、地球へいく 9-17氏 上へ 10スレ目~ 狂戦士と隻眼の少女 聖王の揺り篭・最終決戦inクランの猛犬 ある夏の日。志貴9歳、なのは11歳 魔導師VS魔術師 ■■■の悪魔から、レイジングハートへ スカリエッティ世界征服計画 B.t.B...
  • 2-336
    はやて「この犬なんていうの?」 アルトルージュ「プライミッツ、プライミッツマーダーよ」 はやて「そんなマーダーやんて、恐すぎるで」 リィゾ「いや恐いも何もガイアの魔犬なんだが」 はやて「う~ん、魔犬とかガイアとかようわからへんけど、お~よしよし」 プライミッツ「バウ」 アルトルージュ「ちょwww、プラミッツを撫でてる」 はやて「プライミッツ、お手」 プライミッツ「バウ」 リィゾ「ちょwwwwプライミッツ素直に言うこときいとる!」 はやて「可愛い犬やなぁ~~」 小ネタへ
  • 2-321
    『痛い 痛い 痛い 痛い』 地下の聖堂。 とっくに退化した喉で、それでも彼らは必死に悲鳴を上げ続けている。 目の前の神父は今まで見せたことの無い、慈愛に満ちた表情を浮かべて、 「お前が望むなら聖杯を与えよう。そうすればこの怨嗟の声も過去に喪った者も全てが救える。万物がお前の願うがままになる」 私の喪った者。 かつて救えなかった母親が脳裏を過ぎる。 それを、望むだけで取り戻せるというのか。 『助けて 助けて 助けて 助けて』 助けを求める生きた死体を救えるというのか。 全てを、やり直せるというのか。 「さあ、お前はどうする。よもや拒んだりはすまい。今ここで首を縦に振るだけであらゆる出来事をやり直すことが出来るのだぞ」 「―――わ、私、は……」 本来なら悩む必要も無い選択肢だ。 一度望めば助けを求める者たちを救えて、私...
  • Lyrical Night13話
    第13話「Heavens Feel Ⅳ」 ―― -3742日 PM5 32 ――  新都へ向かうバスの中は興奮醒め止まぬ空気に満ちていた。  貸し切られた車内に乗り合わせているのは、三、四十人ほどの幼い子供達。  年齢は十歳にも満たない程度だろう。  学年で言えば小学校の中学年といった程度だ。  誰もが『幼い』という形容詞から逃れられてはいない。  しかし、白を貴重とした揃いの制服は、彼らの通う学校が普通ではないことを暗に示している。  私立聖祥大学付属小学校。  某県鳴海市に居を構える私立学校であり、その仰々しい名称に恥じない実態の学校である。  小学校から大学までのエスカレーター式進学制度。  公立校のそれを優に上回る水準の学力と学費。  世間でいう名門校の条件を見事なまでに満たした私立校といえるだろう。  そんな彼らが...
  • ティアナVSシオン
    372 :ティアナVSシオン:2008/06/16(月) 03 04 29 ID +glb95wi 獲ったと思った。シュートバレットで追廻し、クロスファイアーで面制圧を仕掛ける……ように見せかけて、あらかじめシュートバレットに混ぜ込んであったデバインシューターで止めを刺す。 それが、致命打にならなかったとしても、体勢の崩れた所に一斉掃射を受ければ、障壁も張れないような魔導師などひとたまりもない。 そのはずだった。 「……やるじゃない。幾らなんでも初見で見切られるとは思わなかったわ」 焦りを押し隠し、自身を鼓舞するはずの不敵な笑みも、今ばかりは引き攣っていているのを感じている。しかし、笑わずにはいられなかった。 あり得ない。 この本来『魔法技術、及び文明、生物が存在しない』と言われている第97管理外世界に明らかな『現地魔法技術』があるのもそうだが、それと同じよ...
  • 1-3 C
    ―― 何時の頃からか、、 自分でも気づかないうちにベッドの半分、、スペースを空けて寝る癖がついた 慣れないうちは、朝起きると左肩が痛くなったり痺れたりしたけれど 窮屈だと感じた事は無い 何故ならそこに一番安心できる温もりを迎え入れる事が出来るのだから 一杯の幸せを感じながら夢の世界に落ちていけるのだから 今もそう…… 柔らかい敷き布団と温かい掛け布団と そして、それとは違う温もり 私のよく知る温かさは羽毛や綿では決して醸し出せない 人の体温による温かさ 決して広くないベッドで自分と肩を寄せ合い、掛け物の取り合いをしている たまに体が摺り合ってしまうほど近い距離にある―――金の長髪 その香りがたまに鼻腔をくすぐる度に………私は言い知れぬ安堵感に包まれるんだ、、 (フェイトちゃん……) 心の中で親友の名を呼んだ ...
  • 1-3 F
    ……………… 「さて、、」 とかく、分からない事に思案を巡らせるのは疲れるものである 目の前で自分の付き合っている少女も 少し真面目に語り過ぎた自分に対し、どうしたものかと困惑気味だ ふう、と溜息を一つ テーブルに添えてある 先ほど、あの白い魔道士が置いていったカップを手に持ち 喋りすぎて乾いた唇を潤わせるべく、口に近づけ―― 「――――――、」 青子が、、 顔一杯にしかめっ面を作るのだった ややもして、引きつった表情のままに 少女を見上げた青子さん 「レン、、、、あげる」 「猫舌って言葉を知っている?青子」 その譲渡を断られたのは必然であっただろう… うう、という表情で目の前のカップを見るブルー 相手の好意だ 全くの無碍にするわけにもいかない 恐る恐る、...
  • 1-3 B
    「ふう………」 そんなこんなで第一段階からこちら 殺人的 (人じゃないけれど) だった忙しさもようやくひと段落し 滞っていたレポートにようやく着手する事が出来る 再びモニターと向かい合う私であったが 最近、長く詰める前に肩をトントン、と叩く癖が出来たようで、、 博士から「人間の仕草そのものだね」と言われた これは嬉しい事なのかしら……? 少し判断に困るけれど――それはさておき 些か落ち着いたとはいっても、状況は未だ予断を許さない 盤上は予想を遥かに上回る速度で時を刻み 開始前には予測不能の事態が次から次へと浮上する 生じた問題の対処は当然行わなければならず それと平行しながら、計画を「次」のフェイズに移行しなければならない 次に動いて貰う駒は既に決まっていて そこで繰り広げられる戦いは我々機人―― そして博士にとっても興味深いも...
  • 1-3 E
    「―――抱きしめたり抱きしめられたりする相手がいるっていうのは凄く良い事よ」 そんななのはに対し、青子の顔には既におちゃらけの色は消え そして真顔で相手の決心、覚悟を全て見透かしたような瞳を向け、、 「隠すような事じゃない、むしろ誇りなさい――私にはこんなに素晴らしい恋人がいるって  アンタにはいないの? ざまーみろってくらい言って  こちらに見せ付けてくれるくらいしないと張り合いがないわ」 「そんな事、、」 言い淀む高町なのは それもまた性格の違いである この魔道士の性格では、有り得ない言動であるし 謙遜を美徳とする彼女のような人間に、己が幸せをひけらかす事を強要するのは酷な話だった 「ま、そうなったら今度はこちらがドツキ回すけど。 でも、のろけ話くらい聞いてあげるわよ?」 「そういう問題じゃ…ないよ」 「えー、何...
  • 1-3 D
    「そう――」 先ほどの少女に相対した時のそれと違い 今度は明確な怒気を含む声を紡ぐなのはさん 「青子さん」 「ん?」 「…………何か言い訳とか、、ある?」 どこ吹く風といった感でポリポリとこめかみをかいている青子と相対するのは 事と次第によってはという顔で、青白いオーラを放つ管理局の悪魔 今度は、さっきのような生ぬるい雰囲気では断じてない なのはの敵意は、今や明確な怒りとなって目の前の魔法使いに降り注いでいる その気勢は、横で見ているレンが一言も発せず「あわわわ…」と震える程に凄まじいもので そんなものを正面から受けて平然としていられる青子もまた大したものである 場の空気がギチギチと張り詰める感覚に少女が息を呑む中、、 ややもして、ふうと一言溜息をつくブルー そして依然、怒気を発しているなのはに対し あろう事か無...
  • 1-737
     緑色の液体に白濁色の粘度を持ったものがぽたぽたと注がれてゆく。  続けて時を置くことなく放り込まれる白い砂。それらを捻じ込まれ、無残にも染め上げられた液体はまるで嘆くように湯気を撒き散らかす。  だがそれで終わりではない奴らは無情にも鉄製で出来た棒を容赦なく突き入れ、掻き混ぜる。  この白濁色の粘度を持った液体とはある動物から採取された分泌液のこと。  そして白い粉とは言うまでも無くある植物の茎を細かく砕いて汁を搾り、その汁の不純物を沈殿させ、上澄み液を取り出し煮詰めて作られた糖分の塊のことだ。  捻じ込まれる毎に鳴る水温は絶叫のように周囲に響き渡る。  汚される悲鳴はいない救い手を捜し啼き喚く。  慟哭は男の心を引き裂き切り刻み揺さ振り、精神は一瞬で平衡感覚を失った。  ―――やめろ、それ以上はヤメロ。止まれ止まレ止マれ止マレトまれトまレトマレ―――! ...
  • 24-272
    「どうしてもここを通さないって言うんだ」 「ああ」 荒野の片隅で対峙するは、2人の英霊。 「千載一隅のチャンスなんだけどな」 悪戯っぽく笑うのは金色の杖を構えた少女。 「ふふっ…英霊って便利だね、こうやって一番幸せだった頃の姿に戻れるんだから」 天使、いや天使すら恥らうほどの美しく愛らしい笑顔、だがその唇から紡がれる言葉は…、 「だからさ、早くそこをどいてよ…早く聖杯を渡してよ」 まさに悪魔の、そうとしか形容できないほどの響き。 「残念だがそうはいかない、何度も言うようにお前に聖杯は、願望器は渡せない」 赤い外套を纏った青年が応じる。 「生きてた間はそんなに出会うこともなかったけどエミヤ君なら…わかってくれると思ったんだけどな」 純白のBJをひらひらと翻しながら、笑うタカマチナノハ、くるくるとエミヤの周囲をまわりながら 上目遣いでそ...
  • 2-26
    「!!!これは・・・・・こんなもんが封印されとったなんて」 破れんばかりに資料を握り絞めるはやて 「このランクの資料は誰でも閲覧可能や・・・・」 「コリャ早いもん勝ちや!絶対回収して6課に配備や!!」 はやては部屋を飛び出した。 先日無限書庫で見つかった書類 それはかなり昔のロストロギアの回収及び封印に関する報告書 対象地域が地球でなれば一生見る事は無かっただろうそれを好奇心から借り出したはやてはとんでもない物を発見した そのころ地球では 倫敦の時計塔では一人の魔術師の少女が 日本では混血の少女が その存在を知ってしまった! 封印されし物をめぐって今闘いが始まる! コンコン コンコン 返事はないがドアが開いていたため不審に思い部屋に入ったなのは 「・・・慌ててたのかな?」 ふと机の上に散った資料が目に入った...
  • 3-309
    「もう逃げられんぞ!」 今日も今日とてルーテシアは “しろいまおう”とその手下に追い詰められていた 「お話聞かせてくれるかな?」 だからソレは発砲寸前のデバイスを突きつけて言う台詞じゃない そこに飛び込んでくる一台のバイク 辛うじて回避する魔王の頭を掠めたタイヤが逆モヒカンを刻む 「ガリュー!」 瞳を輝かせるルーテシア 真紅のマフラーを翻し天才ジェイル・スカリエッティーが無駄に才能をつぎ込んだ スーパーマシン“バトルホッパー(レプリカ)”に跨って颯爽と現れたのは ルーテシアの忠実な守護者ガリュー “きーみは、みたか、あい、がぁー” どこからかシロウト丸出しな歌まで流れてくる 「ヘタクソな主題歌までかかってるぞー!」 「やめてくれえッ!」 のた打ち回るシグナムとヴィータ かつて第97管理外世界で日曜朝の特撮番組を欠かさず観ていた二人にとって この歌はある意...
  • 2-295
    もしシエルが6課にいたら・・・ スバル「シエルさん、6課のスパゲッティどうです?美味しいですよ」 シエル「あてつけですか?」 スバル「は?」 シエル「アニメではスパゲッティ食べて総叩きにあった私へのあてつけですか?」 スバル「え、ちょっとあの・・・」 シエル「・・・スバル・・・貴様ここから生きて帰れると思うなよ」 スバル「ちょ、なんで第7聖典を、やめくぁwせdrftgyふじこl」 小ネタへ
  • 2-829
    舞台は閉幕を迎えた。 偽りの四日間は終わりを告げ、それを望まぬ観客(骸)たちは永遠のアンコールを求めてステージ上へあふれ出す。 「ソラへと続く光の階段、それに手を繋いで歩く男女、か……少女マンガの主人公とヒロインみたいだね」 とある高層ビルの屋上。 第五次聖杯戦争において最大のイレギュラーである別次元の住人高町なのはは、遥か上空を行く二人を見て驚嘆の言葉をこぼす。 地上(深山町)に跋扈する残骸たちさえなければさぞかしメルヘンな光景であったことだろう。 町を覆い尽くす赤い灯し。 それは終わりを迎えようとする自身を殺すためだけに存在する自殺回路。 瞬きのうちに街を覆いつくし、阿鼻叫喚の地獄絵図をつくりだしている。 「あなたは続くために終わる事を選ぶんだね」 願いの具現した、この世界。 いくら求めても与えられなかったあらゆるものが、ソラへ歩むたびに遠...
  • 2-810
    フェイト・T・ハラオウンは一人耐えていた。 ――身を焼く熱さに、渇きに、飢えに。 身体のナカにはいっているモノによって身体中が焼け付くような熱に苛まれてる。 「はあっ……はぁぁ……」 熱を少しでも逃がそうとするかのように、ただひたすら獣のように息を荒げるしかない。 それでも抜けきらずに身体は内側から火あぶりにされているかのよう。 身体中が上気し、長く美しい金髪は溢れる汗で額に張り付き普段とは違う艶やかな輝きを見せる。 汗は額だけでなくいたるところから溢れ、特に背中などは濡れたシャツが張り付き、下着が透けて見えてしまうほど。 さらに、身を焼く熱以上にフェイトを苛むのは”渇き”と”飢え”。 ――ホシイ ――ホシイホシイホシイ 体内で燃え盛る炎に悲鳴を上げる体の本能が炎を鎮める消火剤を求め、 理性という手綱では止めきれぬほどに暴れまわる。 ...
  • 2-234
    大空洞が揺れている。 この世全ての悪を名乗る禍々しい呪いが誕生を迎えようとうたっている。 壊さなければ。 仲間の救援が望めない以上、アレを壊せるのは現状で私だけだ。 士郎くんと共闘したとはいえ、黒く染まったセイバーさんとの戦いは決して軽いものではなかった。 それでも、私はまだ立って動ける。 凛さんと士郎くんは重症。 黒い影から開放された桜さんともども倒れ付している。 そしてもう一人。 セイバーさんと同じく黒く染められたライダーさんを足止めしている私のサーヴァント、ランサー。 レイラインから感じられる彼の存在が段々と希薄になってきている。 当然ながら楽な戦いはさせてもらえていないようだ。 彼に関してはどれだけ絶望的であろうと信じるほかはない。 ……それに、非常に個人的なことではあるのだが、大洞窟突入前に軽やかに私のファーストキスを奪った報い受けさせなければな...
  • 24-322
    赤を基調とした出で立ちの女はツカツカと甲高い足音を立て進む。年のころは30~40歳程に見えるが あるいはもっと上かも知れない。肩まで伸びる黒髪は若々しく、女の表情は溌剌としていた。 昼下がりの夕闇が迫ってくる頃、女はとある一軒の店の前に立っていた。 その店の看板を前に女は、小さく笑う。 「私は、中華が比較的好みなんだけど、ね」 店のドアを開けるとカラン、カランと軽い音。 「いらっしゃいませ、翠屋へようこそ」 弾むような声で女を出迎えたのは栗色の髪をした女の子。女はそんな女の子の様子に興味を持ったのか じっくり観察するように無言で上から下から視線を這わす。 「あ…あの~お一人様ですか?」 不躾な態度をとる客には馴れたつもりでいるので、女の子の笑みが簡単に崩れるようなことはないが、 変わった所があったとすれば、第一...
  • 2-787氏
    1話 2話 3話 長編へ
  • 2-787氏3話
    それはえらいやったなぁ。せっかくの休日やったのに。 もう帰るんか?……そうかヴィヴィオは楽しんでんか。ほな付きおうてやり 友人との通話を終えなのはは今日あった少年に悪態を突きつつ 脇で眠るヴィヴィオを抱きしめて眠った。 翌日、なのは近くの公園の噴水ではしゃぐヴィヴィオを眺めていた。 もう昔ほど若く○いせいで日々の疲れが溜まったのかベンチに座りつつ いつしか日溜まりの中船を漕ぎ始めた。 次になのはが目を覚ましたのは娘と娘と同じ髪の色をした 少年に顔をのぞき込まれていた時だった。 娘だけならまだしも見知らぬ少年を前にしてなのはは背筋を伸ばした。 「ママ~疲れてるの~?」 「ううん、暖かくて気持ちよかったんでちょっと眠っちゃった、ごめんねヴィヴィオ」 「ですよね~いい日差しです」 屈託のない笑顔で相槌を打つ少年。 「で、君は誰なのか...
  • 2-787氏2話
    「弁償の方はいいですからさっさと出て行ってください。うちの兄が変態なせいで与えた苦痛はこれで…」 秋葉がテーブルの上に置いた小切手をずずいと勧める。が目の前の女性は毅然とした表情を崩さない。 「私はお金で解決したいんじゃないの。本人から謝って欲しいだけ」 その言葉に秋葉は苦虫を噛み潰したしたような表情をした。彼女は兄の性格をよく知っていた。 「何故俺が謝らなくちゃいけないのかわからないな」 秋葉の横に立ち眼鏡に手を当てて志貴は淀み無く答えた。 「ヴィヴィオみたいな小さな子に…これは犯罪だから」 なのははキッと志貴を睨む。 「高町さんだっけ?あの子の母親っていうならあんただって相当若い時期にやらないかをや…ちっ」 志貴は何かを悔しがるか残念がるように再び眼鏡に手を当てた。 「あーもう兄さんは黙っててください!この...
  • 2-787氏1話
    とある町に出かけなのはとはぐれたヴィヴィオは 眼鏡を掛け学生服を着た少年に話しかけられた。 なのはとはぐれ寂しさで泣きそうだったヴィヴィオは優しい言葉に連れられて付いていくことにした。 そして付いた先は大きい門を備えた大豪邸。勧められるままに椅子にすわると ヴィヴィオに向かってあららかわいそうにと言葉とは裏腹に 笑ってジュースを出してくれる割烹着を着た女性。ヴィヴィオが何が?と 聞こうとすると長髪の女の子がヴィヴィオを一瞥し二階から不機嫌な態度を隠そうもせず 兄さんは病気です。今日こそ私が叩きなおしてあげます。と 怒鳴りながら降りてきた。眼鏡のお兄さんと長髪の女の子が対峙する。 ヴィヴィオは訳が分からずポカーンと様子を眺めていた。緊張した空間が発生する。 そして少年が俺はロリコンだからな…と漏らすと凄まじい速さで女の子の服が千切れ飛ぶ。 一瞬で少年が少女の間合いに入り...
  • なのは&セイバーVSギルガメッシュエピローグ
    694 :リリカルブラッド:2008/08/03(日) 23 35 31 ID Tr37NxkJ いつも多数の感想ありがとうございます 励みになりますマジで ではエピローグ、投下します 変な所で切ってしまったおかげでいらぬ誤解を与えた部分もあって申し訳ない そこら辺は解決させたつもりです でも「要塞」と「鞍」はやっちゃった感があるのでwikiで修正します ではなのはルート・エンディング  落とします 695 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23 38 11 ID Tr37NxkJ ――― 身体が、、動かない ――― 朦朧とする意識を取り戻し その肉体に思考の戻った彼女が初めて思った事がそれだった 気だるげながら覚醒している意識 にも関わらず、その肉体のパーツのどれをとっても 彼女の思いのままになる箇所が無い まるで鎖に縛ら...
  • Lyrical Night2話
    「第2話 静かな始動」  ―― -3742日 PM11 05 ――  街は静かな戦場と化していた。  駆け抜けるは、伝説に謳われる兵達。  交わるは、神話の域に至った剣戟の極地。  住民達の知らない世界の裏側で、彼らはたった一つの勝者の座を巡り、己の全てをぶつけ合っていた。  褒賞は唯一無二。  全てが秘密裏に遂行される。  故に、闖入者は決して望まれない。  街を二分する川がある。  それに架けられた、全長六〇〇メートルに達する大きな橋。  名を冬木大橋という。  橋の支柱、行きかう車を見下ろす高所に長身の騎士が立っている。  身に貼り付くような薄い黒衣に、琥珀色の双眸。  余りにも美しすぎるその貌は、しかし苦渋に歪んでいた。  騎士が右腕で突き出すは赤き長槍。  その切っ先には、余りにも幼すぎる少女がいた。 ...
  • 幕間 1-3 舞台の裏にて~エースの受難 A
    空に身を置き、その雄大な存在を誇示するが雲であり 大地に根ざす生き物は皆、それらを常に見上げる事でしか認識出来ない 唯一それらを見下ろす事が出来るのは 大地が育み、天高くその身を突き立てた広大な山々のみであろう ここはその、大地に無数に根ざす山々の一つ 標高にしてそれほどに高くないものではあったが 頂上ともなれば、地上では決して届かなかった白雲を綿菓子のように掴み払う事も造作もない 当然、それほどの高度だ 地上に比べて気温は遥かに低下し、表面には昼間だというのに雪や霜が舞い降りている そんな銀世界の様相を呈した山岳地帯にて、 「―――この小動物か…?」 「どうやらそのようです」 その清楚な空気に乗って聞こえてきたのは女性の声であった 無機質を思わせる声 内容は確認と返答、ただそれだけ 確認を担う言葉を発したのは、長身...
  • 長編、シリーズ物完結
    魔導師VS魔術師 氏 なのぎる氏 赤い・・・氏 リリカルブラッドの作者(外伝)氏 2-787氏
  • 中編
    中編 リリカルブラッドの作者氏 言峰VSなのは なのはVSミスブルー前編 なのはVSミスブルー中編 なのはVSミスブルー後編 なのはVSミスブルー完結編 2-787氏 1話 2話 3話
  • ネタレス『紳士の社交場』
    480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金) 11 35 55 ID sZCB0YGu はやて「わたし、もうゲイボルクじゃスターライトブレイカーできないねん」 はやて「ゴッドハンドでナインライブズしてくるザフィーラにギガントシュラークで真ソニック…もうラグナロクや……」 481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金) 17 03 11 ID xjvE2m5B 480       ィ";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙t,      彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ      イ;;;;;;;;;;;;;...
  • はやてルート12話
    70 :Fateはやてルート62:2008/06/11(水) 01 31 58 ID 2/s9b31J 士郎に肩を預けながらも鋭く言峰を見据えるはやて。 その表情は出逢った頃の、切嗣に辛くあたっていた姿を思い起こさせた。 「はやて…」 「どうして、私のその名前知っとるか聞いてもええか?」 鷹揚に言峰は答える。 「十年前、冬木市で身よりのいなくなった子等は教会で一時期預かった。 そのリストの中には当初、後見人を亡くし孤独の身となっていた近隣の街の娘もいた。 足に原因不明の病を患っていたその娘はもう一人の子と一緒に衛宮切嗣に引き取られた。 ということが記録に残っている」 神父の答えに失望とともに視線も柔らかくもどる。 「そやったんですか…あ、神父さん、クロノって名前のイギリス人に覚えはありません?」 「私が最近知っているその名前は、黒野智和という日本人くらいだが...
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    型月×リリカルなのはクロスまとめwiki ここは2chのアニキャラ総合板で投稿された、TYPE-MOON作品とリリカルなのはのクロスSSのまとめwikiです。 wikiへの投下された作品の書き込みは、どんどんして下さい。 カウンター 合計: - 今日: - 昨日: - 現行スレ 型月×リリカルなのはクロススレ41 過去スレ 型月×リリカルなのはクロススレ40 型月×リリカルなのはクロススレ39 型月×リリカルなのはクロススレ38 型月×リリカルなのはクロススレ37 型月×リリカルなのはクロススレ36 型月×リリカルなのはクロススレ35 型月×リリカルなのはクロススレ34 型月×リリカルなのはクロススレ33 型月×リリカルなのはクロススレ32 型月×リリカルなのはクロススレ31 型月×リリカルなのはクロススレ29 型...
  • 慰安旅行―二日目B
    「――――あれ? ………あれあれあれあれ!?」 今まさに戦闘開始という、その時――― アルクェイドが素っ頓狂な声をあげた。 「…………」 突如現れた少女を前に目を白黒させる真祖。 口を開こうとするも言葉らしきものが出てこない様子だ。 何せばったりと出会ったのだ――――――ソレとコレが…… 衝撃に流石の姫君も驚きを隠せない。 「驚いたな……白面の狐だろ、アレ?」 「天照と月読が場末の温泉でバッタリ会っちゃいました、みたいな感じですか。  神話に残るレベルの邂逅ですが、さて……」 共に「神」という、人の作りし座に置かれた者同士の邂逅。 暫く無言で見詰め合う2人だったが――― 「―――――何も言わずに、ここは私に譲ってくれませんか?」 「―――――お好きなように。 私も乗り気じゃなかっ...
  • 聖王一味、地球へいく
    863 :聖王一味、地球へいく:2008/05/27(火) 01 40 47 ID kXOqvVrq なんか書けたのを投下します。 「ジャックされていた次元航行艦、撃沈確認。脱出する機影―――ありません」 その声が艦内に響くとクラウディア艦内は安堵と達成感による歓声に包まれる。 十数隻にも及ぶ時空管理局次元航行艦隊に追い詰められた逃亡者の船は 数度に渡る停船命令を黙殺し、ついには艦隊主砲の一斉射によって宇宙の藻屑と化した。 艦長席でその消え去りゆく艦影を眺めながらクロノ・ハラオウンは嘆息する。 「…終わったのか」 ゆりかごと呼ばれた古代の戦船による絶望的な一撃、そしてその後の軌道上での熾烈な艦隊戦により ミッドは未曾有の惨禍を被り、多くの人間が命を散らした。 その中には彼にとって認めるのが辛い、名も少なからず存在した。 ……それから一年、ゆりかご陥落後、各...
  • 『Prolog2』
    / Prolog -3  ○その二日前  バイトの帰りだった。  食料が詰まったビニール袋を片手に持ち、ぼんやりと歩いていたのが三秒前のこと。  日はとうに落ち、夜の帳が落ちている。  平凡な道。電灯の下で。  青年は『それ』を見た途端、少しだけ目を泳がせた。 「……えーと、これは一体どういう状況だ?」  困惑しきりと言った顔で、その青年――衛宮士郎は額に手を当てた。  視線の先には、小さな体。  その小さな体が――地面にうつぶせに倒れている。  電柱の横で、目をグルグル回しながら倒れている。  挙げ句の果てに、ぐぎゅる~という音が聞こえている。  そして、その小さな口から。 「お腹……空いた……」 「――――」  ……行き倒れ、か?  士郎はどうしたもんかと首を捻った後、ごそごそと袋を漁り。 「……喰うか?」 「喰う――...
  • スバティアin三咲町11話
    61 :スバティアin三咲町:2008/09/04(木) 02 25 43 ID geJwoM7x 久しぶりです、中々暇が取れなくて・・・投下させていただきます。 更生名目のバイト組 3馬鹿トリオその2 「こんな夜中の厨房で何しているの、ウェンディちゃん、ノーヴェちゃん、セインちゃん?まさか摘み食いとかじゃなよね?」 「ち、違うっス!」 「そうそう、それは濡れ衣です桃子さん」 「そーだそーだ、私達は何も悪い事はしてねぇぞ」 「…ふぅ~ん、ディープダイバー使ってケーキ持って逃走したのは誰?」 「ギク!」 「何時の間にか持ち出したエリアルボートでケーキ持って逃走図った挙句、ノエルさんとイエインさんに叩き落とされたのは誰?」 「ギク!」 「ケーキ持ちだしたけど、取り囲まれて暴れ出して久遠に完膚なまでのされたのは誰?」 「ギク!」 「ある事全部、報告書に纏めてなのはに…管...
  • 慰安旅行―プロローグA
    「えー、本日はお日柄もよく、と……我ながらお約束の挨拶やなぁ」 「な、なんでやねーん」 「ヴィータ~、そこ突っ込むトコちゃうよー」 独特の柔らかいイントネーションの関西弁。 機動6課部隊長、八神はやてと守護騎士ヴィータの漫談に、バス内にてドっと笑いが込み上げる。  些か拙いやり取りと赤面するヴィータの様子からも、二人がこういう事に慣れていないのは明白だった。 「凄いお歴々が集まってくれたからなぁ……柄にもなく緊張してますー。  ほら手汗で壁に張り付きそうや! スパイダーマンや!」 「な、なんでやねーん」 「ヴィータちゃん頑張れー!」 「う、うるせえよっ!! そこ!」 だが稚拙の中に見る愛嬌とでもいうのか苦戦するヴィータがやけに愛らしい。 こうして八神はやての開式の挨拶は比較的、温かい雰囲気で迎え...
  • 慰安旅行―二日目A
    二日目序章 深夜 ――― 丑の刻。 古来より禍々しき者が跋扈するに最も相応しいとされる時間帯。 草むらを飛び交う虫すら寝静まる帳。 其に這いずる凶兆が今、旅館に迫りつつあった。 「サイ姉~! そろそろ到着だよ~!」 「分かっている。 さて、少しは殺りがいのある連中だといいな」 否、彼らは凶鳥――― 現世より崇められし英霊も法の守護者も纏めて犯し尽くさんと嘲笑う、世界を殺す猛毒だ。 「……………リアクト」 飛翔戦艇エスクアッドを根城とする凶悪犯罪組織フッケバイン。 少女の紡がれた言霊に従い、旗艦がその能力を解放、完全戦闘形態となる。 もはや止められない。 休暇を楽しみ寝静まる皆の頭上に彼らの凶刃が迫る。 ――――――だがその時……!    私の管轄に毒を蒔こうだなんて―――― ―...
  • はやてルート15話
    218 :Fateはやてルート80:2008/07/07(月) 06 32 00 ID 8tWlriDU 暗い森の奥にそれはそびえ立つ。この国のものとは明らかに異質な様式で築かれた石造りの城。 城が城ならばその主人もまた、この国の住人とは姿形を異にしている。 正確に言えば彼女はこの国の血が混じっている。けれど連綿と続く北の一族の思いの強さか、血の濃さ故か彼女には 父の面影というものはあまり見受けられなかった。 代わりに母と瓜二つの銀髪と赤い瞳を持つ少女は今、不機嫌な態度を 隠そうともせず不満を口にし命令する。 「あんなのに私のバーサーカーが負けるっていうの?どきなさい」 「あれはダメ。行くのよくない」 巨大な武器を片手に白衣のメイドは体を張ってイリヤスフィール行く手を遮る。 淡々とした口調でありながらも意志は堅いのか主人の言葉に対しても頑として動こうとはしない。 そ...
  • 序章・始まりの闘い 白銀の騎士王B
    苛烈な追撃を防御に徹して何とか凌いでいるなのは。 これほど一方的に責められたのはいつ以来か。 (終わっちゃう……こんな、ところでっ!!) あの魔風のような剣戟をその身に受けて一度倒された彼女だからこそ このようなグロッキー状態ではいつまでもその剣を受け止め切れない事は重々承知。 まさにガムシャラに、子供が手足を振り回して抗うかのようにセイバーの攻撃を振り払い ここまで上昇したなのはだったが…… そんな前後不覚の防御などほどなく、容易く撃ち抜かれるであろう。 もはや風前の灯―――彼女は敵のトドメの剣が自分に降りかかるのを待つより他に術がない…… (………………??) だが、そのトドメが――― (………え???) ―――いつまで立っても来ない。 霞んだ目が視力を取り戻し――― 酸素が脳に、そして全身に...
  • 序章・始まりの闘い 白銀の騎士王中編B
    苛烈な追撃を防御に徹して何とか凌いでいるなのは。 これほど一方的に責められたのはいつ以来か。 (終わっちゃう……こんな、ところでっ!!) あの魔風のような剣戟をその身に受けて一度倒された彼女だからこそ このようなグロッキー状態ではいつまでもその剣を受け止め切れない事は重々承知。 まさにガムシャラに、子供が手足を振り回して抗うかのようにセイバーの攻撃を振り払い ここまで上昇したなのはだったが…… そんな前後不覚の防御などほどなく、容易く撃ち抜かれるであろう。 もはや風前の灯―――彼女は敵のトドメの剣が自分に降りかかるのを待つより他に術がない…… (………………??) だが、そのトドメが――― (………え???) ―――いつまで立っても来ない。 霞んだ目が視力を取り戻し――― 酸素が脳に、そして全身に...
  • 慰安旅行―一日目B
    CHAPTER 1-2 雷迅を穿ちし双眸 ――― 「けほっ、ごほっ……」 洗面所に突っ伏して咳き込むか細い肢体――― それは今さっき教導を終えたばかりの高町なのはのものだった。 彼女に心配そうに付き添うフェイト。 その背中を優しく摩ってやると 「ふええ……」 という力無い呻きが返ってくる。 「大丈夫?」 「大丈夫、じゃない…………」 「流石だね凛は……初日でなのはからクリーンヒットを奪うなんて」 遠坂凛という魔術師はセイバーと同様、局に最も名を知られている者の一人だ。 故になのは、フェイト、はやてとも交流が深く、時には助け、助けられてここまで来た。 だから今日、なのはは日頃の感謝と友情の表れとして凛の全力を正面から受け止めるつもりで望んだのだ。 そしてご覧の通り……物の見事に受け損なったというわけであ...
  • 慰安旅行―二日目C
    CHAPTER 2-4 ――― 「セイバーさん! 食中毒というのは本当ですか!?」 場所は翠屋。  高町士郎が体調不良で倒れたというセイバーに詰め寄った。 士郎の顔色は真っ青だ。 食に携わるものとして、これは死活問題に他ならない。 「面目ない……不覚を取りました」 「まさかうちの生菓子が……」 「この剣に誓ってそれだけはありません。 私とて騎士の端くれ……  自身を討ち果たした者を見誤るほど愚かではない」 何が直撃したのか、おおよその見当はついている。 そもそもあれは食中毒などと生易しいものではない。 毒殺だ……内蔵を抉り取られたような感触が今でも残っている。 「そうですか……美由希。 念のため厨房のチェックを」 とはいえ台所を預かる身としては、お得意さんの言葉だけで安堵できるわけもない。 ...
  • フェイト&シグナムVSランサー&ライダー 前編2
    相手の減速にまるで示し合わせたかのように 黒いスカートで覆われた腰がサドルから浮き 身を乗り出して重心をぐんと前に倒し、、 その非力な二輪車は――― 峠を駆け下りる流星となった 「な、、なに…!?」 サイドミラーを見ながら飛び出すタイミングを見計らっていたシグナムが歯を食い縛って唸る 一旦は突き放したかに見えた相手が、恐るべき速さで追い上げてくる それは競輪選手がスパートをかける時の立ち漕ぎに相違なく 自転車は人力であり、エンジンに当たる部分がその両足であるのなら、、 彼女の両足に潜む力はもはや地球上に現存するあらゆる生物を凌駕しかねない もっともこんな漕ぎ方を女性が、しかもタイトなミニスカートで ぎりぎり腰上を覆ったような格好の女性が間違ってもするべきではない 何故なら、、 「おい、中が見えてんぞ...
  • 慰安旅行―二日目祭A
    リゾートリリブラとはここら一帯のリゾート施設全般の総称である。 そしてこの三日間、旅館を初めとした温泉街のほぼ全てを、月村・遠野両家が大っぴらに貸し切っていた。 まさにマネー・イズ・パワー。  しかし当然、一般人が皆無というわけではない。 物流などで莫大な物資と資材が動く以上、全てを内々の者で賄う事など出来ないし 大口の顧客ともなれば地元の行商の稼ぎ時でもある。 自慢の産物や土産品を持参して商売に勤しむ者も多い。 今日も今日とて行商人達は客の集まる箇所に群がるように商売に精を出す。 夕刻――― かなり大掛かりな祭が開催されると聞いた彼らが会場である神社に赴いた。 「きゃあああああああああっ!? むぎゅっ!!」 ――― ズドン、ドシャ、ズシャアァァァァ!!!!!! ――― そんな彼らを待ち受けていた光景がコレである...
  • なのはvsセイバー中編
    ??? ――― 次元の狭間にて―――― 鈍色の光沢を放ちながら、たゆたい胎動する 此度の神の遊戯の心臓部となるであろう揺り篭。 その内部。計器やモニターがせわしなく動く一室で所狭しと働いている少女たちがいる。 彼女たちはナンバーズ。 無限の欲望が生み出し戦闘機人。 狂気の科学者ジェイルスカリエッティの娘たちである。 しかし12体で対を成すはずの彼女たち姉妹も、No2ドゥーエは先の大戦で戦死。 半数は異なる道を見つけ袂を分かった。 スカリエッティは彼女らに対し共に来るよう強要も強制もしなかった。 創造物でありながら造物主に全てを依存しない彼女たち。 それはまた、彼の愛した「生命の揺らぎ」。その在り様そのものなのである。 結果としてスカリエッティの逃亡に付き従ったのは5体。 No1ウーノ。No3トーレ。No4クアットロ。No5チンク。No7セッテ。 あくまでも...
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