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ララとリト - (2007/09/21 (金) 00:56:51) の1つ前との変更点
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「ねェリト、エッチしよ」<br>
その言葉にリトは危うく飲んでいたジュースを噴き出しそうになってしまう 「お、おま…ちょっと待てなに言ってんだよ!?」
顔を真っ赤にしながらもリトは慌てて自分にくっ付こうといているララを引き離す 「え~だって、好きな人同士みんなエッチしてるってリサ達が言ってたよ?」
「そ…そりゃそうかもしれないけど……」 なおも体を密着させてくるララから距離を取りながら、リトは心の中でリサ達に悪態をつく
(あいつらララにいったいなに教えたんだよ!) 「ねェ~リト~」 再び距離をつめてくるララを手で制止ながらリトは声を大きくする
「ちょ、ちょっと待ておまえ!エッチとかそんなこと人前でいうなっ!だ…だいたいオレとおまえはそんな仲じゃ…」
「ん?だって私リトが好きだもん!だからリトなら私の初めてをあげてもいいかなって□□□□」 「は…初めてって……□□□□」
言葉を最後まで理解することなくリトの頭の中は沸騰してしまう そんなクラクラとする頭をなんとか元に戻すとリトは改めてララに向き直る
「あのなララ、そんなこと簡単に言うんじゃねえよ!だって一生モノのことなんだぞ?わかってんのかおまえ?」
「うんわかってる…わかってるつもりだよ!私だっていつまでも子供じゃないもん!」 リトはララを怪訝な顔で見つめる
確かにデビルーク王が来てからララは以前と違って少しずつではあるが変化を見せていた
あの時屋上で見せたララの誓いともとれる本気の思いがウソなんかじゃないってことはリトにもわかっていた
わかっているのだが、ララは相変わらず裸で人のベッドに潜り込むし、風呂上がりにバスタオル一枚で平気で抱きついてくるしで
その辺の行動はあまり以前とかわりなく、むしろより積極性を増している節すらあった だからリトは今回のララにも一定の距離を守っていた
ララの気持ちが心の内がわからないでいたから それにリト自身にも大事な思いがあった。中学の時から思いを寄せていた相手 (春菜ちゃん…)
「ねェリト、どうするの?私はしたいなリトと」
正直こんなカワイイ子に詰め寄られて、好きだのエッチしようだの言われて断ってしまう自分はどうかしてるんじゃないかと思いはしたが それでもリトは理性を保っていた
「どうするもこうするもそんなコトできるわけないだろっ!いいからおまえはさっさと制服から着替えろよ!」
ララに背中を向けたリトは着替えの邪魔にならないようにと部屋から出ようとする 「私……本気なんだよ!リトのことが好きで大好きで……だから…」
それはいつもの明るい声とは違う、落ち着いていてそして熱のこもった声
「だ、だからって……オレはおまえのこと別に…それにオレ達付き合ってるわけでもなんでもないのにそんなコトできるわけないだろ?おまえ言ったじゃんエッチは好きな人同士がって!それに…それにオレには好きな人が他に……」
リトは背中を向けたままでララに告げる 「……うん知ってるよ!リトが私以外の誰かを好きだってこと」 「え……?」
リトはララに顔を向ける。ララは笑っていた、けれどその目には今にもこぼれ落ちそうなほどの涙が溢れていた
「知ってる…知ってるよみんな!だけど…だけど私、私はそれでもリトが好きだから!ずっとずっと大好きだから!リトがその人とくっついても私はずっとリトが好き」
ララの目からすーっと涙がこぼれる。そこにはララ自身の思いが詰まってるかの様で後から後から溢れてきては止まらない。
「だってリトが好きだもん!大好きだもん!離れたくない……ずっとずっとそばにいたい!そばにいさせてお願い…リト……」
「ねェリト、エッチしよ」<br>
その言葉にリトは危うく飲んでいたジュースを噴き出しそうになってしまう<br>
「お、おま…ちょっと待てなに言ってんだよ!?」<br>
顔を真っ赤にしながらもリトは慌てて自分にくっ付こうといているララを引き離す<br>
「え~だって、好きな人同士みんなエッチしてるってリサ達が言ってたよ?」<br>
「そ…そりゃそうかもしれないけど……」<br>
なおも体を密着させてくるララから距離を取りながら、リトは心の中でリサ達に悪態をつく<br>
(あいつらララにいったいなに教えたんだよ!)<br>
「ねェ~リト~」<br>
再び距離をつめてくるララを手で制止ながらリトは声を大きくする<br>
「ちょ、ちょっと待ておまえ!エッチとかそんなこと人前でいうなっ!だ…だいたいオレとおまえはそんな仲じゃ…」<br>
「ん?だって私リトが好きだもん!だからリトなら私の初めてをあげてもいいかなって□□□□」<br>
「は…初めてって……□□□□」<br>
言葉を最後まで理解することなくリトの頭の中は沸騰してしまう<br>
そんなクラクラとする頭をなんとか元に戻すとリトは改めてララに向き直る<br>
「あのなララ、そんなこと簡単に言うんじゃねえよ!だって一生モノのことなんだぞ?わかってんのかおまえ?」<br>
「うんわかってる…わかってるつもりだよ!私だっていつまでも子供じゃないもん!」<br>
リトはララを怪訝な顔で見つめる<br>
確かにデビルーク王が来てからララは以前と違って少しずつではあるが変化を見せていた<br>
あの時屋上で見せたララの誓いともとれる本気の思いがウソなんかじゃないってことはリトにもわかっていた<br>
わかっているのだが、ララは相変わらず裸で人のベッドに潜り込むし、風呂上がりにバスタオル一枚で平気で抱きついてくるしで<br>
その辺の行動はあまり以前とかわりなく、むしろより積極性を増している節すらあった<br>
だからリトは今回のララにも一定の距離を守っていた<br>
ララの気持ちが心の内がわからないでいたから<br>
それにリト自身にも大事な思いがあった。中学の時から思いを寄せていた相手 (春菜ちゃん…) 「ねェリト、どうするの?私はしたいなリトと」
正直こんなカワイイ子に詰め寄られて、好きだのエッチしようだの言われて断ってしまう自分はどうかしてるんじゃないかと思いはしたが それでもリトは理性を保っていた
「どうするもこうするもそんなコトできるわけないだろっ!いいからおまえはさっさと制服から着替えろよ!」
ララに背中を向けたリトは着替えの邪魔にならないようにと部屋から出ようとする 「私……本気なんだよ!リトのことが好きで大好きで……だから…」
それはいつもの明るい声とは違う、落ち着いていてそして熱のこもった声
「だ、だからって……オレはおまえのこと別に…それにオレ達付き合ってるわけでもなんでもないのにそんなコトできるわけないだろ?おまえ言ったじゃんエッチは好きな人同士がって!それに…それにオレには好きな人が他に……」
リトは背中を向けたままでララに告げる 「……うん知ってるよ!リトが私以外の誰かを好きだってこと」 「え……?」
リトはララに顔を向ける。ララは笑っていた、けれどその目には今にもこぼれ落ちそうなほどの涙が溢れていた
「知ってる…知ってるよみんな!だけど…だけど私、私はそれでもリトが好きだから!ずっとずっと大好きだから!リトがその人とくっついても私はずっとリトが好き」
ララの目からすーっと涙がこぼれる。そこにはララ自身の思いが詰まってるかの様で後から後から溢れてきては止まらない。
「だってリトが好きだもん!大好きだもん!離れたくない……ずっとずっとそばにいたい!そばにいさせてお願い…リト……」