to-love-ru-eroparo @ ウィキ内検索 / 「結城零紋の受難」で検索した結果

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  • 結城零紋の受難
    ―――――― 「ん……ぅ~ん……」 窓から射し込む日の光を受け、結城リトは目を覚ました。 「むぅ……朝か…」 そしてリトは、ベッドから起き上が――。 (あれ?) ――ろうとしたが出来なかった。 それどころか、まるで身体が何かに押さえつけられているかの様に、動くことさえできなかった。 (………って) ふとリトは気付いた。 自分の身体に何か柔らかいものが当たってる事に。 (まさか…(汗)) 恐る恐る、横目でチラリと隣を見てみると…。 「すぅ…すぅ………んみゅ~……リトぉ~…♪」 最早お約束といってもいいかの如く、ララが裸で抱き付いて寝ていた。 (……) ……………。 …………。 ………。 「ぬあぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!!///」 これもお約束といっても過言ではない、リト朝一の絶叫。 「ララまたかよ!!オレのベッドで寝るなっていつも言ってるだろ!!しかも裸でよぉ!!///」 ...
  • 作品
    ...48(リト女体化) 結城零紋の受難(リト女体化) 結城零紋の受難〔2〕(リト女体化) 結城零紋の受難~湯煙旅情編~(リト女体化) 結城零紋の受難 番外編〔御門先生編〕(御門×女体化リト) 結城零紋の受難 番外編〔ララ編〕(ララ×女体化リト) 結城零紋の受難 番外編〔リサミオ編〕(籾岡+沢田×女体化リト) 凶悪バレンタイン(ララver.)(ララ×リト) ララ×リト【1】(ララ×リト) トラブルガールズ 王女編(ララ×リト) トラブルガールズ 王女編【2】(ララ×リト) トラブルガールズ 殺し屋編(リト×金色の闇) トラブルガールズ 危険な花編(御門×リト) トラブルガールズ 凛編(リト×凛) 甘えたい(リト×春菜) リトララ記憶喪失 第一話 【1】(リト×ララ) リトララ記憶喪失 第一話 【2】(リト×ララ) 甘い看病(リト×唯) 守るべきシークレットゾーン(唯+α) クイーンの想い(...
  • 結城零紋の受難〔2〕
    ――――――保健室――。「それで、結局下着買いに行く羽目になっちゃった訳?」「ぇぇ……まぁ…」「だから言ったじゃないの、せめてショーツ位は穿いて行きなさいって。結城君が変に拘ったりなんかするから――」試験管を軽く振りながら、御門先生が呆れた様な声で言う。「いや、だって…、オレにだって男としてのプライドってモンがありますから、そんな女の下着を付けるなんてマネ…」「あなたに今更そんなプライドなんて物が有ったんですか?結城リト」「………それどーゆー意味だよ?ヤミ」窓際で小難しそうな分厚い本を読みながら失礼なツッコミを入れる金色の闇を軽く睨むリト。「大体お前何でこんな所に居るんだよ?いやそもそも何でオレが『結城リト』だって事知ってるんだよ?」「居たり知ってたりしちゃ悪いんですか?」本から目を離さずに憎まれ口を返すヤミ。「なんかね、何時も居る図書室が今日は大掃除をやってて入れないらしくて。それで「こ...
  • 結城零紋の受難~湯煙旅情編~
    結城家――。 「ん~……」 柔らかな日差し、小鳥達のさえずりが心地良い目覚ましとなって、一人の少年……いや『元』少年結城リトは目を覚ました。 「ふぁ~……ぁふ…………ん…うーーん…」 むくりと起き上がり、欠伸を噛み潰して身体を伸ばし、眠たげな目をくしくし擦りながらベッドから降りる。 この身体になって大分日数も経ったから流石に慣れてきたのか、或いは眠気で頭が回ってないせいなのか、 着崩れたTシャツと下着(パンツのみ)だけという女の子としては何とも霰もない格好を気にする気配が微塵も感じられない。 まぁそれでも、平然と裸で家の中をウロつく居候の宇宙人の女の子よりはマシなのだが…。 (ねむ……) まだ半分夢の中にいる様な感じで、寝ぼけ眼でしばらくそのまま目の前のドアを無意味にボーーっと見つめてしまう。 (ん~………とりあえずシャワー浴びよ…) 頭をぽりぽり掻きながら朧気にそう思い、眠気覚ましの為に...
  • 結城零紋の受難 番外編〔ララ編〕
    ギシッ――…。 ギィ――…。 (ん……ぅ………何の音?) 真夜中、突如聞こえてきた何かが軋む音に睡眠妨害され、虚ろな意識の中でリトがゆっくりと目を開けると――。 「あ、リト起きちゃった」 「ラッ、ララぁ!!?///」 そこには、リトの身体を押さえつける様に馬乗りになって楽しそうな笑顔を浮かべているララがいた。 しかも当然の如く裸で。 「おおおお前一体何やってるんだよ!?また人のベッドに潜り込むつもりだったのか!!?ダメだぞ、ちゃんと自分の部屋で寝ろよな!! つーか寝る時は服着ろって何時も言ってんだろぉ!!いやその前にそこからどけって!!///」 突然の、真夜中の裸の女の子の来訪(今に始まった事じゃ無いが…)に慌てふためき、何とか部屋に返そうと怒鳴り散らすリト。 しかし…。 「えへへ…、今日は違うよぉ~♪」 「へ?」 そんなリトの台詞をララは軽~く受け流し、今日の目的が添い寝じゃない事を告げ...
  • 結城零紋の受難 番外編〔御門先生編〕
    「あ………あの~………御門先生…?」 「ん?なぁに?結城君。いや…『レモンちゃん』♪」 「……何故オレはこんな事に…?」 「さぁ~?何故でしょうね~?」 手首を制服のリボンでベッドの縁に固定。両足は大股開きにされて、こちらも足枷で縁に固定。 知らない内にベッドに四肢を縛り付けられて困惑するリトを、御門先生が怪しさ120%のにこやかな笑顔で見下ろす。 「いやいや、『何故でしょうね~?』って、コレ先生の仕業でしょ?早くほどいて下さいよ」 「くすっ、悪いけどそーゆー訳にはいかないの♪」 そう言って、ベッドに腰掛ける御門先生。 「実はねぇ~、先生最近欲求不満気味でさぁ~。毎晩身体が疼いちゃってしょうがないの」 「は、はぁ…?」 「それでね、この間あなたがそんな身体になっちゃって、そのエロ――もとい素敵なプロポーションを見てる内にこう…… 内側からムラムラっと来ちゃって♪」 「え゛…!?」 『ゾクッ...
  • 結城零紋の受難 番外編〔リサミオ編〕
    「ホラホラ見てよレモりん♪コレなんか妙にリアルっぽくない?」 「ぅわ…、こんなのもあるんだぁ…。すっご~…」 「……///」 放課後、(何故か)誰もいない教室で、籾岡里沙と沢田未央が結城リト――もとい、結城レモンに対してある物を見せびらかしていた。 それは――。 「…………………ねぇ籾岡さん、沢田さん…///」 「ん?なぁにレモりん?」 「これは…………一体…?///」 「ピンクローター♪」 「バイブレーター♪」 分かり易く言うとオトナのおもちゃ♪ 「んなこたぁ聞いてないの!!何でボクがこんな所でこんなモン見せられなきゃなんないのよ!! いやその前に学校になんちゅーモン持って来てんのさ!!?あと女の子が恥ずかしげも無くそんなモン見せびらかすなぁ!!///」 ぜーはーぜーはーと息を切らしながら、現在の状況について行けないのと重なって 恥じらいの欠片も無い籾岡と沢田に対しておもわず三段ツッコミ...
  • 結城リトの告白
    『 結城リト・世紀の大告白!! 』 そのニュースは、電撃の如き速さで彩南高校生の間を駆け巡った。 「おいっ! あの結城リトが、ララちゃんはおろか古手川さんとルンちゃん、 御門先生まで独り占めにしようとしてるらしいぞ!」 「なにいっ!?」 「なんかヌルヌルスライムを操って無理矢理りょーじょくして手ゴメにしたらしい!」 「なんだってぇっ!?」 「お、オレの古手川さんが……」 「ル、ルンたん……」 「御門センセーっ!」 「しかもっ! ララちゃんと結婚して全宇宙を乗っ取って、 地球の女を全員嫁にしようと企んでるらしいぜ!」 「ば、ばかなっ!」 「信じらんねー……」 「このままにしておいて良いのかっ!?」 「しておけるかっ!」 「殺るか……」 「殺るぜっ!」 「おおっ!!」 こうして、『彩南高校・結城リト討伐隊』が結成された。 結城リトの誤爆告白から僅か一日。 事態は風雲急を告げていた……。 「な、...
  • 結城リトの告白(春菜編)
    「好きだっ!!!」 (え……?) 私の目の前で、結城君が……私じゃない人に告白していた。 (そ……そんな……な、なんでーっ!?) ララさん、ルンさん、古手川さん、御門先生。 結城君がみんなを連れて私のところにやってきた。 「ごめん、西連寺。オレ、やっぱりおっぱいの大きい女の子が好きなんだ」 「えーっ!?」 ララさんのおっぱい……おっきい。 ルンさんのおっぱい……おっきい。 古手川さんのおっぱい……おっきい。 御門先生のおっぱい……すっごく、おっきい。 「そ、そんな……そんな……」 「じゃな、西連寺」 「ま、待って! 結城君! 待ってーっ!!」 ガバッ! ベッドの布団を跳ね上げて目を覚ます。 ここは……どうやら私の部屋みたいだ。 (ゆ、夢……だったの……?) 「おはよう、春菜くん」 「お姉ちゃん……」 なぜか、お姉ちゃんがベッドの脇に立って私を見下ろしていた。 「どうしたの? 結城君にフラれ...
  • 結城リトの告白(里紗編)
    ジリリリリ……。 「ん……」 パシッ。 ウルサい目覚まし時計にオシオキを一発。 「ん、んーっ!」 伸びをしてチラリと部屋を見渡す。 「ふう……」 いつも通り。なんの音もしない部屋。 母親が台所でトントンと包丁を叩く音もしないし、 父親がテレビでニュースを見ている音もしない。 静かな私の一日の始まりだ。 「……」 身支度を済ませて台所に行くと、テーブルの上に五千円札が1枚と書き置きが置いてある。 『里紗へ 今日も遅くなるからこれで食べといて  ママ』 私は五千円札を財布にしまうと食パンを一枚トースターに入れ、カチッとスイッチを押し下げる。 ジジジ……。 健気なトースター君が私のために頑張ってくれてる間、私は昨日の出来事を思い出していた。 (あの、結城がねえ……) プールで唯の奴に向かって告白してた。 (てっきり、春菜狙いかと思ってたのになあ……) 結城の春菜を見てる目付き。いかにもそんな感じ...
  • 結城リトの告白(ヤミ編)
    「はい、タイヤキ20個。まいどありー」 ヤミは購入したタイヤキを少しだけかじる。 「……」 モクモクと小さな口を動かして、コクと飲み込む。 「どうだい、ヤミちゃん」 「見事な出来映えです」 少し微笑んで、タイヤキ屋の主人に素直な感想を述べる。 「へへっ。ありがとよ。毎日ヤミちゃんが買ってくれるおかげで、 こっちも張り合いがあるってもんだ。それにしても……」 「?」 「ヤミちゃん、良い表情するようになったねえ」 「えっ……」 主人はヤミに興味深そうに笑いかける。 「なんか良いことでもあったのかい? ヤミちゃん」 「良いこと……」 ヤミは頬を少しだけ赤く染めて、手に持ったタイヤキを見つめる。 そして、自分にタイヤキを教えてくれた、彼の顔を思い浮かべるのだった。 (結城、リト……) その頃。 もはや『彼』ですらなくなってしまった結城リトことリコは、 昼休みにララと猿山に彩南高校の屋上へと連れ込ま...
  • リトと唯 第一話 結城家にようこそ! 後編(修正バージョン)
    「結城…くん…?」 ドアをそっと開けて中を覗き見ると、部屋の中はしーんと静まりかえっていた 「…いない…の? どこにいったのかしら…」 腰に手を当てながら、唯は部屋の中を見回した 開けっぱなしの窓から入ってきた夜風が、唯の髪を揺らす 「もう! 開けっぱなしなんて不用心な!」 と、口調をキツクさせる唯に、夏の匂いに混じって、部屋の匂いが風にのって届く ドキンと、胸が高鳴った リトの部屋の来るのはこれで二回目 最初とくらべてもはっきりとわかる。さっきから胸のあたりがそわそわしっぱなしだ 「―――…前に来た時はそんなに意識してなかったけど…」 唯は躊躇いがちに部屋の中へと入っていった 胸に手を置くと、トクン、トクンと心地いいリズムを奏でているのがわかる 唯の頬に少しずつポッと熱が灯っていく 「結城くんの部屋…」 呟きながら、唯の足がまた一歩、部屋の中へと進む 胸の奥に染み込んでくるのは、あった...
  • リトと唯 第一話 結城家にようこそ! 前編(修正バージョン)
    「―――じゃあ、ホントにいいんだよな?」 「ええ…。いいわ」 唯の白い喉がコクンと音を立てた 白い頬は見つめられる時間の長さだけ、ぽぉっと熱くなっていく いつにもまして真剣なリトの目に吸い込まれそうになるのを唯は、グッと踏みとどまりながら、リトの視線を真正面から受け止める (私…私…) 胸がトクン、トクン、と心地いいリズムを奏でる そっと手で触れると、よりはっきりと手の平から胸の音が伝わる 唯の瞳の表情が、夢見るようなとろんとしたモノになっていく   「…古手川」 「結城…くん」 「古手川」 「結…城っ…くん…」 名前を一つ呼ばれる度に体から力が抜けていく 長い睫毛が揺れ、黒い瞳が濡れる (私…私…今から結城くんと…) 華奢な両肩に置かれたリトの両手にわずかな力がこもり、唯は小さく息を呑む 「へーきか?」 「え、ええ…」 「ムリならさ…」 「やッ」 唯は反射的にリトの制服を握りしめた ...
  • その日
    ここは、一体どこなんだろう。 私の周りは、上も、下も、右も、左も、みんなピンク色。 目の前では裸の結城君が、優しい奇麗な目でじっと私を見つめてる。 あぁ、見てるだけで吸い込まれちゃいそう……。 ス…… 結城君が、手をそっと裸の私の肩に添えた。 手のひらの暖かさが肩から私の体に広がって、体が全部ジーンと熱くなって来る……。 『春菜ちゃん、好きだよ』 結城君の言葉が私の胸に届いた。 私の胸はふんわりと暖かくなって、トクン、トクンと少しずつ高鳴って、 その気持ちがそのまま唇からすっと出て来る。 「私も、好き……」 そっと、結城君の暖かい手が私の背中に回されて、私の体が結城君に包まれた。 トクン、トクン…… 結城君の鼓動の音が聞こえて来る。 ここは、世界で一番安心できる場所。 いつまでもこうしていたいな。 いつまでも、ずっと…… 「あ……」 目を覚まして辺りを見回すと、窓の外はすっかり暗くなってた...
  • リサ×リト
    あぁ~めんどっ。 いきなりナンパとか…。 しかもうざそうなチャラ男。嫌いなタイプナンバー1だし。 別に真面目が好きとかそーいうのじゃなくて…。 まぁ、女には好みが色々あるのさ。 「あんたみたいなチャラい男 興味ないんだってば」 それにしても、しつこい。 何とかして撒きたいトコロだけど……ん?    (…結城) …ここは…使わせてもらうか!―――――――…… 「はーーーっ。助かったぁ」 「何なんだよ一体…」 何なんだよとか言いながら、何かとこっちに合わせてくれてる。 さっきの奴もすぐ引いたし。 「しつこいナンパ男に引っかかってさぁ苦労してたんだ。 サンキュな結城」 前から、こーいう優しさだけは認めてるんだケドなー。 「じゃオレ行くから…」 後一歩だけたんないのは…っはぁ~。 でもこーいう浅い...
  • 悪い娘
    私が結城君に、精一杯告白したあの日。 あれからしばらく経ったんだけど、私達の関係にはなんの進展もない。 『オレ自身がけじめを付けるまで……本当のこと言うの、待ってて欲しいんだ』 私の頭に今も響く、結城君の言葉。 (結城君、いつになったら私に告白してくれるのかな……) はぁ……。ため息をついちゃう。 そんなことを考えながら今日もお姉ちゃんと朝ごはんを食べてた。 そしたら、 「ふぅ」 なぜか私の向かい側に座ってるお姉ちゃんまで軽くため息をついた。 (あれ、珍しいな……) いつも自信満々なお姉ちゃんがため息なんて。 なんだか気になった私は、お姉ちゃんに尋ねてみた。 「お姉ちゃん、どうかしたの?」 「んー……」 お姉ちゃん、なんだか遠くを見つめながら、 「15勝1敗」 変な事言い出した。 「は?」 私が聞き返すと、お姉ちゃん、フッと笑みを浮かべて、 「フラれるのって久々だけど、やっぱりあんまり良い...
  • 唯オナ
    午後8時半古手川宅… 「はぁ~…気持ち良い~」 唯は入浴していた。 「結城君は今日も授業中寝てばかり…」 唯は自分の言葉にはっとした。 「なんで結城君の事ばっかり…」 「身体洗おう…っと」 唯は石鹸で身体を洗い、シャワーで泡を流した。 「早く上がって宿題しなきゃ…」 しかし再び湯船に浸かったとき唯の身体は疼きだした。 「結城君…んあ…」 唯は割れ目に沿って中指を擦りだした。 「ヌルヌルしてる…」 ひそかに想いを寄せている少年にあたかも自分を弄ばれてるかのような感覚に唯は堕ちた。 「結城君…だめ…なのに…とまらないよぉ…」 理性が飛び唯は本能のままに指を動かしていった。 指は次第に膣内を弄り始めた。 最初は第一関節だったが、次第に第二関節から根元まで挿れて擦りだしていた。 「あん!!結城君!!もっと激しくぅ!!」 「えっちだな?唯…」 「はぁん!!結城君の…いぢわる…」 指の動きは早くなり唯...
  • リト×唯 唯のドキドキ家庭訪問
    (えーと、確かこの辺りよね……)  目の前には見覚えのある景色が広がっていた。しかしそこから自信は生まれない。やはり、自信が無いのに届け物なんて止めておけば良かったのかもしれない。  今更ながら後悔し、唯は小さくため息をついた。  鞄の中に入った二枚のプリント。六時間目に配られた宿題のプリントだ。それを届ける事が唯のここに居る理由だった。  さかのぼる事数時間前。昼休みが始まってすぐ、ララさんと結城君は二人してどこかへ行ってしまった。  どこに行ったかは分からない。ただ、意気揚々とした様子のララさんに対し、結城君がララさんに襟首を掴まれ無理矢理引っ張られながら「助けてくれー!」などと叫んでいた事から、いい事ではないという事は容易に理解できる。  あの娘が転校してきてから、私もよくトラブルに巻き込まれる。けれど私など、まだましな方だ。一番の被害者は、ララさんの一番近くの人間、結城リト。  ト...
  • 兄妹プレイ?
    「お帰りなさい! お・に・い・ちゃん♪」 ニッコリ笑ってご挨拶の練習。 これが、私の勤めてる妹カフェの始まりの儀式。 「はいっ。その調子! 今日も頑張って行きましょー」 「はーい♪」 つーわけで、今日も元気にお仕事開始。 さーて、今日はどんなお兄ちゃんが来るのかなぁ。 「えっと、A子ちゃんと未央ちゃん。このビラお願い出来るかな?」 「はーい」 こうして私は仲間のメイドと一緒にお店の前でビラ撒きをし始めた。 もう、このお店に勤め始めてから結構になる。 色々あってちょっとお金が欲しくって、里紗に『あんたのキャラって妹っぽくない?』 とか言われて始めたんだけど。 まー確かに、私は背もあんまり高くないし、見た目ちょっとロリ系だしね。 結構色々事件もあったりしたけど、基本的には平和に無難に、 持ちつ持たれつお兄ちゃん相手に稼がせて頂いております。はい。 「ねーねー、未央ぉ。今日はカッコイーお客さん来...
  • お静の思い出
    女心と秋の空、というが、朝の早いうちは、空も落ち着いているもので、 澄んだ青空の下、始業の一時間前、校舎には生徒の声は聞こえなかった。 校舎の一階では、黒髪の美少女―――― お静が、保健室の窓を開ける。 先生が朝寝坊だから、勤勉な助手が部屋を開けることになるのだろう。 もっとも、お静の屈託のない笑顔を見ると、この役を楽しんでいるようで、 世間と関わることの少なかった彼女は、働くことが面白いのかもしれない。 ともあれ、お静は床の掃除を済ませると、窓辺に椅子を引っ張っていって、 ちょこんと座ると、ミニ・スカートの膝の上で、持ってきた包みを開いた。 丸いおむすびが二つ、真っ白に輝いていて、お静の目もきらきらと輝いた。 実際、彼女の食べ物に対する執着というのは、並々ならぬものがあるようで、 荒んだ世に生まれ、荒んだ時代に生きたことを思えば、無理もない話である。 おむすびをパクつきながら、お静は顔を...
  • 14スレ143
     「ありがとう、結城君。私の買い物に付き合ってくれて…」 「いいっていいって、ん?雨だ…」 リトの手の甲に雨の雫が一滴落ちた。 「あ、ほんとだ…早く私の家に戻りましょう?」 「ああ。」 リトは古手川宅に入り、荷物を置いた。 しかし雨は止むどころか次第に強さを増してきた。 「やば!これ本降りだぞ!?」 「止むまで家に居ていいよ?」 「サンキュ、古手川。」 それからしばらく沈黙が続いた。 「ねぇ…結城君…」 「ん?…ん!?」 唯はリトに突然口付けをした。 「好きだったんだから…ずっと…」 「え?」 「結城君をこんな風にしたくてしたくてたまらなかった!!」 「うわ…!」 唯はリトをソファーに押し倒し、リトのペニスをズボンから取り出し口に含んだ。 「んちゅ…ちゅぱ…ぢゅるるるる!!」 「古手川…出る!!!」 リトは我慢しきれずに唯の口内に射精した。 「げほ!げほ!」 「ごめん…古手川…」 「結城君...
  • 御門先生とリト後編
    立ち上げってショーツに手をかける御門にリトの小さな声がかかる 「その先生……オレもういろいろ限界なんだけど…」 見るとさすがに二回連続の射精はきつかったのかリトのそれは萎れたままだ そんなリトの様子に御門の目がキュッと細められる 「何を言ってるのかわからないわよ結城くん?」 その声は今まで聞いてきたどの声より静かで落ち着いていたがリトの心臓を刺し貫くものだった 「ねえもう一度言ってみてくれる?」 その長い脚がリトのモノに伸ばされる 「えっだから…その…」 「早くしゃべりなさい。私をあんまり待たせないで」 御門は腰に手を当てたまま足の指を袋から裏筋に這わしていく 「うっ…あぁ」 「ほら早くッ!どうしたの?ちゃんとわかるように話なさい」 爪でカリの周りを擦る様に滑らせていく 「さすがにちょ、ちょっと…きゅ、休憩した……」 「だから何をいってるのかわからないって言ってるでしょう?」 その声はどこ...
  • 1スレ816
    「せんせー、こいつちょっと見てやって」 ドアが勢いよく開けられたかとおもうと大きな声が保健室に響く 体操服姿の猿山が生徒を一人連れてきていた 「いいって猿山、こんなケガたいしたことねーから」 ドアの前で照れくさそうに立っている生徒――結城リトを見ると 保健医の御門はくすくす笑いながらちょいちょいとリトを手招きする 「じゃあ俺行くから、せんせいこいつよろしく頼みます」 去っていく猿山を恨みのこもった目線で見送るとリトは仕方なく中に入っていく 「どうしたの?」 「体育のサッカーでちょっとこけちゃって・・・////」 御門はリトの擦りむけた膝に消毒液のついたガーゼを当てていく 「痛っ・・てえ」 消毒が染みたのかリトの声に御門は微笑む 「あら?男の子がこんなケガで痛がってたらダメじゃない」 小さい子のいたずらを咎めるかの様な御門の声にリト...
  • 逆転カップル
    「じゃーね、里紗! 約束だよ!」 「分かった分かった。じゃ、またね」 今日はまあ、普通の日曜日。 未央と買い物に行って、ファーストフード食べて。 で、丁度今お別れしたとこ。 「ふぅ……」 ちょっとため息をつく。 約束ってのは、未央が働いてる妹カフェと、最近流行ってるのかどうかしらないけど、 執事喫茶? って奴の合同企画。 メイド服の女の子と、執事服を着て男装した女の子がペアになって、 そういうカップルのコンテストをするんだって。 なんつーか、世の中乱れてるよねぇ。 で、未央がメイド服で、私が執事服の役だってさ。 未央は、 『里紗なら絶対似合うから! 優勝狙って行こ!』 とか言ってたけど。どうなんだか。 そんなことを考えながら歩いてると、ちょっと離れた所に知った顔が歩いてる。 (あれ……唯?) なんだかボーッとした感じで私のことが目に入ってないみたい。 ちょっと近寄って声をかけてみようとした...
  • 御門先生とリト前編
    ベッドに四肢を縛り付けられながら結城リトは自分が何故こんなことになったのか考えていた 日曜日の朝、鳴り響く電話に叩き起こされたリトは寝ぼけ眼のまま電話の相手に話かける 『もしもし~結城ですけど』 『あら結城くん?朝早くにごめんなさい。ちょっと私のうちまで来てほしいのよ』 電話の相手保健の御門先生に呼ばれて家まで来たものの 玄関先で出迎えた笑顔の御門に歩み寄ったリトは手首に走るチクッとした痛みの後意識を失った 「とまあそういうわけで……」 「ってどういうわけなんだよ!?ちゃんと説明してくれよ先生っ!」 ベッドの上で縛られた手足をバタつかせるリトを見て御門はますます笑顔になる 白衣のポケットに手を入れて鼻歌まで歌いながらベッドに腰掛ける御門は上機嫌そのものだ 黒いブーツに包まれた長い脚をリトに見せつける様に組みかえると、細い指先をリトのTシャツの上に滑るように這わせる 「今日あなたに来ても...
  • 唯の不思議な旅
      (なんでこうなっちまったんだ……) 結城リトは、手の平の上で眠る、 まるでフィギュアのような小さな裸の少女の姿を見て途方にくれていた。 (これって古手川なんだよな……) 思わず小さな唯の裸体を凝視してしまうリト。 艶やかな黒髪、透き通った白い素肌。 ふくよかな乳房の先端には小さな桜色の突起が付いている。 (す、すげぇ……こんなに小さいのに、ちゃんと女の子の体だ……) これが本物のフィギュアなら、きっと高値で取引きされることは間違いない。 しかし、手の平にとくん、とくんと伝わる小さな鼓動の響きは、 触るとぷにっと柔らかく凹むしなやかで暖かい肉の感触は、 このフィギュアがまぎれもなく生きた人間であることを示していた。 そして、成熟間際の女性である証拠も── (な、なにやってんだオレ!? 古手川に悪いじゃんか……) リトは恥ずかしくなって思わず目を背けてしまう。 と、その時。リトの手の上で唯...
  • リトと唯 第二話
    「そんなの嫌っ!」 唯は突き放つ様にそう言うとリトを睨みつける 「なんで……」 「なんでじゃないわよっ!あなた最近そればかりじゃない!!」 腰に手を当てて怒る仕草、それは唯の本気を表すものでありリトの体はそれに小 さくなる 「だってオレは…」 「だってじゃないの!私がそういうこと嫌いだって知ってるんでしょう?なのに どうしてあなたは……」 と、そこで昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴る 「もうこんな時間だわ……と、とにかく私は嫌だから、結城くんももっとちゃん と考えて!わかった?」 唯のお説教が苦手なリトはチャイムに救われたコトに安堵の表情を浮かべると即 答する 「わかったよ」 「……ならいいんだけど、それじゃあ教室に戻るわよ」 前を歩く唯の背中を見つめながらリトは一人納得のいかない顔をしている (なんでなんだ?……唯だって本気で嫌ってるはずねーと思うんだけどなあ) 窓に映るリトの横顔はさ...
  • if 夏の思い出 (リト×春菜)
    プルルル♪ 春菜はベッドから体を起こし携帯を手に取る。 「ララさんから?」 ピッ 「あ、もしもし春菜ー?あしたね、クラスのみんな誘ってプール行かない?」 「プール?」 「新しくオープンしたところがあるんだって!リトも行くって!」 「!」 突然のプールの誘い、しかもリトも行くという言葉に心を躍らせた春菜だが、すぐに顔を曇らせる。 「ありがとう、ララさん。でも私少し風邪気味で行けないんだ……」 「そっか……ごめんね、春菜」 「んーん、そんなことよりララさん、楽しんできてね?」 「うん、ありがとう春菜。それじゃお大事にね」 プツッ 「はぁ……いいなぁ、ララさん。結城くんとプールかぁ……」 春菜は羨ましそうにそうぼやいた。 ―――その頃結城邸では…… 「春菜、プール行けないってさ」 「えっ!なんで!?」 予想外の出来事にリトは素っ頓狂な声をあげる。 「風邪引いてこれないんだって。大丈夫かな、春菜…...
  • エロ春菜
     早めに登校してきた西連寺春菜は、廊下で結城リトが来るのを待っていた。  二人が付き合いだしてから一ヶ月、クラス公認のラブラブカップルぶりも板に付くようになってきている。  春菜は一人でリトを待っているだけでウキウキと心が弾んだ。  中学の頃から想いを寄せていた相手と結ばれて、毎日が楽しくてしょうがないのだ。  やがてまばらな人影の中にリトの姿を見つけると、春菜は頬を紅潮させて走り寄って行った。 「おはよう、結城君」 「おはよ西連寺」  春菜はリトと挨拶を交わした途端に股間が熱くなり、愛液を溢れさせてショーツを濡らした。 「あの……結城君、今日も良いかな?」 「ああ、もちろんだよ」  リトに優しい笑顔を向けられ、春菜の秘裂から止め処なく蜜が湧き出てくる。  二人は登校時間にはほとんど使われることのない音楽室の前にある男...
  • 甘い看病
    ―雨が降っていた。 空は肌寒い空気を呼び込んで黒く澱んでいる。 昇降口にて、一人静かに佇む少女―古手川唯は、沈痛な面持ちのまま、どんよりとした空を仰ぎ見る。 「雨、か…」 唯はその小さな唇でそっと静かに呟くと、そのまま視線を落とした。 絶えず地面を打つ雨だれを、唯はぼんやりと見つめ続ける。 「今日は、降らないと思っていたのに…」 放課後、先ほどまでの快晴が嘘のように急に降り始めた雨。 唯はふっとため息をついてしまう。 風紀委員としての仕事を片付け、これから下校しようとしていた矢先のでき事だっただけに、やり切れない感情が沸き上がる。 普段の唯であれば、きちんと折り畳み傘を持参している筈なのだが。 「もう!降水確率0%って、嘘じゃない!」 今朝の天気予報に悪態を吐きながらも、持て余した右手で長い黒髪を耳の上にそっとかけ直す。 降ってしまったものは仕方がない。心を落ち着け、そのままゆっくりと瞼を...
  • リトと唯 第一話
    「それじゃあ……いくよ!!」 「ええ……」 リトのいつにもまして真剣な目に唯は吸い込まれそうになってしまう (あァ…私…私……) 胸においた手から激しい鼓動が伝わってくる ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ 両肩に置かれたリトの手に導かれる様に、唯の体はリトに引き寄せられる 「唯…」 「あっ////」 互いの息が掛かる距離まで二人は縮まり、その唇がふれる瞬間―――― 「やっ…」 「え?」 「やっぱりハレンチすぎるわこんなことッ!!」 リトの体は後ろに吹っ飛んだ 「あははははっ」 「笑いごとじゃねーよ……」 うなだれるリトの横を笑いながらララが並んで歩く 「だってリトこれで何回目なの?」 リトは頭の中で過去の唯との成績を思う浮かべその惨々な結果に溜め息をもらす 古手川唯とリトが付き合って数週間、二人の間はまったく進歩がなかった だけどリトだって男だ、これまで唯にアプローチしようと色々やってき...
  • 10スレ874
    夕暮れ時に一人、疲れきった顔の高校生が歩いている。 「はぁ、まさかマジでやられるとは思わなかったよ・・・。」 結城リトである。 先日に約束した(ってかされた)ことのためにキョーコの家に行っていた。 「いてててて。」 いくら体力に自信がある高校生でも5日間の間に何度も体を交えるのはきついのである。 腰に痛みを抱えてしまったリトはこと終えた後のキョーコのことを思い出していた。 「悪いね、こっちのわがままでこんなことさせちゃって。またよろしくね。」 キョーコの満面の笑みを見てリトはその時「はい・・。」と答えてしまっていた。 「家に帰ってもララたちがいるし・・・。どっかで休んでこうかな。」 リトはそう言いながら住宅地の中を歩いて行った。 ついたのは小さな公園だった。 リトは自販機で買ったコーラを飲みながらベンチに座ってボーっとしていた。 夕日がだんだんと沈んでいった。 ...
  • 唯とリト 第0話
    昼休みの幽霊騒動のおかげで、結局放課後まで学校に残されていた面々は、それぞれ帰る準備をしていた その中の一人、古手川唯は夕暮れの校庭を浮かない顔をしながら歩いている 思えば今日は散々だった。結城リトにお尻を見られ、結城リトに下着を見られ、結城リトに自分の弱さを見られそして―――― 「私…結城くんに助けられちゃった……」 あの時、迫り来る人体模型や骸骨から身を挺して自分を守ってくれたリトの意外な一面に、 唯の中でリトに対する考えが少し変わり始めていた だけどそれは、まだ唯自身も気づかない小さな変化 胸の中にある正体不明のモノにモヤモヤしながら唯は学校を出た 次の日の昼休み、昨日のことがウソの様ないつもの日常に唯は安心した面持ちで本を読んでいた。 友達と呼べる友達もいない唯にとって休み時間は読書タイム それは風紀活動と同じぐらいかもしれない自分だけの大切な時間 誰にも妨げられない自分だけの世界...
  • リトと唯 第5.5話 雷の夜は…
    外は雷と大雨 空がピカっと光る度に、ぬいぐるみを抱きしめる腕に力がこもる 唯は雷が苦手だった。小さい頃からずっと 小さい時、こんな時いつもそばにいてくれたのは遊 震える体を抱きしめてくれて、一緒に寝てくれて だけど、高校生にもなってそんな事言えるはずもなく 唯は一人、ベッドの上で小さくなっていた 「はぁ…こんな時…そばにいてくれたらな」 唯はリトを想い浮かべていた 唯にとって一番そばにいて欲しい存在であり、誰よりも一緒にいて欲しいと願う存在 「結城くん…私を一人にしないで…声だけでも聞かせて…」 雷の影響からか、いつになく弱気な唯 唯は膝を屈めると、ギュッとぬいぐるみを抱きしめた (結城くん…) その時、部屋のドアがノックされる 「唯、いるか?」 「お、お兄ちゃん!?」 唯は俯いていた顔を上げるとドアを開けた 部屋の前にはニヤニヤと笑みを浮かべている遊の姿 「な、何よ?」 一人慌てた様子の...
  • リトと唯 第三話夏祭り
    リトの部屋に甘い喘ぎ声と、汗と体液の混じった独特の匂いが満ちている 唯はリトに下から突き上げられながら身をくねらせていた 長いキレイな黒髪を乱し白い体を赤く火照らせ、その口からは、普段絶対聞けない様な声を出している 体が動くたびにぷるぷると揺れる唯の胸を両手で揉みながら、リトはいつもとは別人の様な唯にただ見とれていた (すげえエロイ……) 自らリトに合わすように腰を動かしている唯は完全に自分の世界に入っている 口から垂れた涎が胸の谷間へと落ちていくのも構わず、自分のことを見つめ続ける唯にリトは興奮を隠せない 「…っはァ、ンン…結城くん、結城…くん……ッあァ…」 「…すげー腰使い、だな唯は」 すっかり牡の顔つきをしているリトを唯は上から睨みつける 「バカ!結城、くんが……動、くから…ンッでしょ!?」 「へ~ホントに?オレもう動いてないのに?」 その言葉に唯の動きはピタリと止まり、顔がみるみる...
  • リト×唯
    6時間目の授業が終わり、一気に開放感が広がる教室内。 帰りのホームルームを前に、仲の良い友人どおしが集まって 今日どうする? カラオケでも行こーよ などと楽しげな会話が教室中で展開されている。 ある一角を除いて――― 「結城君!あなたって人は、また授業中居眠りして!!」 声の主は、古手川唯。 もう少しで腰にまで届こうかという長く美しい黒髪。 整った顔立ち、細く長い脚。 美少女揃いと評判の二ーAでもトップクラスの美少女だ。 しかしこのクラスのいったい何人が彼女の美しさに、 いや、かわいさに気づいているのだろう。 つまり唯はクラスの男子からウケが悪いのだ。 曲がったことが大嫌いでな性格で、風紀にうるさいことから 男子は皆唯を避けている節があり、いつも明るく元気なララや おっとりした西蓮寺春菜を好みのタイプとしてあげることが多い。 そして唯は今日も今日とて男子に向かって怒っていた。 顔をやや紅潮...
  • リトと唯 if…「特恋薬」
    「ハイ、コレが持って来たプリント」 「あ…ありがと…」 ソワソワと目線を動かしながら唯は、リトからプリントを受け取った (お、落ち着かない…) 自分の部屋なのに、まるで知らないところにいるかの様だ (結城くんが私の部屋にいる───…) ただ、それだけの事実が唯からいつもの調子を根こそぎ奪っていってしまう (た…頼まれた事とはいえ、結城くんが私の家に来るなんて…) 生まれて初めて異性が、それも好きな人が自分の部屋にいる事に、さっきから心臓の音が うるさいほど高鳴っている そしてリトはというと───― (う…。女のコと部屋で二人っきりって妙にキンチョーするぜ…。何か…何か話さねーと) 慣れないシチュにさっきから目はキョロキョロ、おかしな汗まで掻き始めていた (何か…何か話さねーと…) (…結城くんが私の部屋に来てる…結城くんが…) (あぁ…。やっぱ何話していいのかわかんねーよ…) (ってどうし...
  • 古手川のハレンチな一日
     ある午後の授業数学、昼食を終え睡魔に身を任せ眠る者、あるいは眠い目を擦りなが受ける者も居る。 しかし、そんな中睡魔など感じない生徒が居る…古手川唯だ。 だが彼女も今日だけは様子が違っていた、顔を机に伏せ、両腕で影をつっていた。 一方そんな唯とは対照的に普段から睡魔に弱い結城リトが薄ら笑いを浮かべながら唯を監視するように起きていた。 「え~このことから…」 「ぁ…ぁ…(ダメガマンしなくちゃ声を押し殺さないと…)」 唯は実の事起きてはいた…が…顔を上げられる状態ではなかった。 なぜなら、顔は冬なのにも関わらず上気して赤みを帯びていたからだ。 脚は極端なほど内股になり何かに耐えているようなそぶりだ、唯は時々リトと眼が合うと恨めしそうにリトを睨んだ。 しかしリトはニヤリと笑うだけで何もしていない。 いや…正確にはもう、『している』のだった。 机の中でリトは何やらを弄繰り回していた。 「このことか...
  • 8スレ622
    「へ…ヘックション!」 天気の良いある日の午前中…大きなくしゃみが、結城家の長男・リトの自室に響いた。 何故、ヤミに何度ボコボコにされても、唯に鉄拳制裁をかまされてもすぐさま立ち直る程の肉体を持つリトが、風邪なんかこじらせているのかというと… どうも、先日風邪をこじらせた唯の家に用事で行った時、うつされてしまったようなのだ。 無理もない。なんせ、いろいろあってちょっとの間密着すらしてたくらいだ。たぶんあの時にうつされてしまったのだろう。 「はぁ…風邪うつされるなんて…情けねー」 鼻声気味で、そう呟くリト。 同じく唯の家に来たララは、今日も何事も無かったかのようにピンピンしてたというのに… 「(…まぁ、アイツは特別か…;)」 正論とも言い訳ともとれるような理由で気を取り直すと、リトは手元にある漫画を手に取って読み始めた。 美柑とララは…共に学校を休んで風邪をこじらせたリトを看病する、と言って...
  • 1スレ802
    日曜日の午後 「う・・ん・・・私・寝ちゃっ・・てたの?」 西連寺春菜が目を覚ますと時刻は夕方を少しまわった頃だった 腕を高く上げめいいっぱい伸びをする春菜の顔には少し疲れが表れていた (私・・・あのまま・・・) 春菜は半裸で、今だぐっしょり濡れているあそこを意識し少し顔を赤らめる (結城君・・・・) 春菜の密かな思い人、だけど決して手が届かない人 結城リトと天条院沙姫がいっしょにいるところを見る度に胸が張り裂けそうで 春菜はここ数週間リトを思ってするオナニーが毎日の日課になっていた 「はぁ~・・・なにしてるんだろ私・・・」 ふぁあ~と欠伸を噛み殺してまだ寝ている頭を起こそうと台所に足を向ける 渇いた喉をジュースで潤している時廊下から物音が聞こえてくる 「あれ?お姉ちゃん?・・・帰ってきてたんだ」 春菜の姉秋穂にもジュースを持っていこう...
  • リトと唯 第十一話 思い出の爪痕
    朝の騒がしさに起こされたリトは眠たい目で時計を確認した。時計の針は丁度7時を指していた。 「ったく、朝っぱらから何なんだよ?」 いつもならまだ寝ている時間でもあり二度寝しようにも目がさえて眠れなかった。 「とりあえず、起きるか」 リトは着替えを済ませリビングへと向かった。 「おはよう!リト」 リビングには何やら不思議な機械を手に持っているララがいた。リトは朝の騒がしさの原因はララだと気づき髪を掻きながらララに言った。 「…お前、こんな朝早くから何やってんだよ?」 「新しく作った発明品を試してたんだよ~♪」 そう言うと手に持っている機械をリトの方に向けた。 「これはね、クルクルクロックっていって、このダイヤルを使って記憶を復元出来るんだ♪」 「記憶?復元してどうするんだ?」 「記憶を復元して忘れ物とかをなくすことが出来るの。これさえあればもう忘れ物をしなくてすむよー」 ニコニコと嬉しそうに言...
  • ファミリーシミュレーション EP2  初恋の人
    リトが複数の女性を伴侶にして、将来の家庭をシミュレーションするという体感ゲーム。 そんな衝撃のゲームが開始されてから一夜が過ぎた。 「…朝か…」 唯は目を覚ました。 鏡を見ずとも目が腫れているのがわかる。 『だいぶ泣いたからなぁ…』 「唯?もう起きてるか?」 唯の兄、遊が唯の部屋のドアをノックした。 「あ!待って!今着替えてるからっ!」 唯は大急ぎでクローゼットを漁り出した。 唯は大急ぎで着替えるとできるだけ平然を装って部屋から出た。 「もう10時だぜ?夏休みでも規則正しい生活をしてるお前が珍しいな。何かあったのかか?」 「まあ、私でもたまには寝坊することもあるわよ」 唯は笑顔を作ってそう言ったが、遊は唯の目が腫れていることにすぐに気づいた。 『こいつがここまで泣くなんて、きっとアイツ絡みだな…』 そして唯についいつものノリで話しかけてしまった。 「目が腫れてるな。リトの奴と喧嘩でもしたの...
  • ~ 欠片一つ~ 古手川家にようこそ
    金曜のホームルームの後 「う~ん…」 クラスのみんなが帰る中、リトは腕を組みながら席を立ちことなく難しい顔をしていた 実は六時間目の授業が始まる直前、数学の先生に呼び止められたのだ 理由は今日返ってきたテストの結果について 『結城、最近たるんどるぞ! もっと勉強するよ~に!!』 リトは自分のテストをもう一度思い返してみる 結城リト 数学Ⅱ 14点 「はぁ~~」 重い重い溜め息が自然と出てくる 「マジでヤバいよなァ……勉強しねーと」 心なしか顔を青くさせているリト。そんなリトの様子に一人気付く者がいた 「結城くん」 「へ?」 俯いた顔を上げて目に映ったのは、同じクラスメイトでもある唯の姿 「何してるの? 用もないのに放課後残ってたら減点よ?」 「そ、それがさ…」 リトは先生に言われた事を包み隠さず唯に話した 「そんなの全部、結城くんがわるいんじゃない!!」 唯はリトから事情を聴き終えると、腰...
  • 仕様変更
    「閃いたっ!!!!!」 結城才培の高らかな声が、今や修羅場と化した仕事場(せんじょう)に響き渡った。 「リト!! やり直しだ!!」 「は……?」 「閃いちまったもんは仕方ねーだろ!! それはサッサとゴミ箱に捨てちまえ!!」 「ゴ……」 今までの努力を全て無に帰す、そのあまりの勝手な言い草を聞いたリトが怒りのあまり怒鳴り返す。 「じょ、冗談じゃねーよ! 今から変更なんて、間に合うわけねーだろ!!」 「しのごの言わずに仕事しやがれ!! ほら、ここ、背景にモブ30人!!」 そう言いつつビッとネームの書かれた原稿用紙をリトに差し出す才培に、ついにリトはぶち切れた。 「知るかっ!! てめーがやれ!!」 バンっ!! 机にペンを叩きつけて、つかつかと歩いて部屋を出て行く。そんなリトに才培が明るく声を掛けた。 「帰って来る時、オロC5本よろしくな」 「帰ってこねーよ!!」 そう吐き捨てて、リトは仕事場を出...
  • リトと唯 if… チクタク チクタク 恋の音
    雨の中、外の異変に気づいたリトはいきなり唯に抱き付いた 「古手川!!」 「キャ!? ちょっ、ダ…ダメよ結城くんっ、い…いきなりそんな……」 「しっ静かに!!」 リトは顔を寄せると、口に指を当てながら唯の声を封じた 間近に迫るリトに唯の心拍数が跳ね上がる (そ、そんな事言われたって…こ…心の準備が…) 気持ちは迷い、心はゆらゆらと揺れ動く ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、 と、胸の高鳴りは止まらない (私……やっぱりこの人を…) リトと二人きりの状況に、唯はリトへの想いに改めて触れる 宙を彷徨っていた手は自然とリトの背中に回された (結城……くん) リトの息遣いが聞こえる リトの匂いで胸がいっぱいになる リトのぬくもりが伝わってくる あったかい、一緒にいるだけでホッとなる様なやさしい居心地を与えてくれる リトとこうしているだけでどんどん満たされていく (結城くん…私は…) 心の中で想いを反芻させてい...
  • ファミリーシミュレーション EP13 相談
    ショーウインドウが並ぶ街の繁華街を黒い服に長い金髪の少女、金色の闇は歩いていた。 ふと店のショーウインドウに映る自分の姿をじっと見つめる。 そこに映る自分の姿は服装、髪型、体格は殺し屋として名を馳せたころからほとんど変わっていない。 でも… 「私…変わったかな…」 ヤミはぽつりとつぶやいた。 ショーウインドウに映る自分の目は昔の自分のそれとは明らかに異なっていた。 原因はわかっている。 ラコスポの依頼で結城リトの抹殺のため地球にやって来たものの、そこで自分に温もりをくれる人に出会ってしまったからだ。 ララ・サタリン・デビルーク、結城美柑、そしてターゲットで合ったはずの結城リト。 この3人の他にも彼らの友人たちも、殺し屋の自分にとてもよくしてくれた。 どうしてだろう。私が怖くないのだろうか。 ヤミはそのまま公園に向かい、ベンチに腰掛けてゲームのパスカードを取り出した。 くだらないゲームだと思...
  • リト×唯 第五話
    朝から空は分厚い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうだった。 今日も太陽は眠りこけているのか、顔を出してはくれない。 あの日からちょうど一週間・・・テスト最終日。 あれから唯との間に会話はなかった。 テスト期間ということで、頭文字が「コ」の唯と「ユ」のリトの席は離れてしまっていた。 両者の心の内を示すかのように。 (だけど、それは今日元に戻るんだ・・・) 必ず戻してみせる。 唯の心を、自分の隣に。 必ず、包んでみせる。 唯の全てを、自分の全てで――― あの日以降、リトは自身を見つめ続けていた。 想いの全てをぶつけてきてくれた唯ともう一度向き合うためには、とことんまで自分と向き合うしかない。 同情や哀れみは必ず見抜かれるし、考えぬいた末の結論でなければ何より唯に対して失礼だ。 リトは、唯のことが好きだ。 それは紛れもなく、一人の女の子として。 あの時感じた爆発的な愛しさは、決して一時の気の迷い...
  • 8スレ18
    花火大会のあと、夜遅くなったということで 美柑の提案でヤミは結城家で一泊することに 翌朝 「ヤミさん!これから私たちと一緒に住まない?」 美柑の問いかけに、ヤミは 「それはできません。迷惑をかけます」 「そんなことないよ。だってヤミさんずっと一人なんでしょ?私も一人の寂しさを知っているし・・・」 「私も賛成!一人でも多いほうが楽しいよ!」 美柑にララが続く 「結城リトはいいのですか?」 「えっ、っ!?いいんじゃないかなぁー。美柑とララ、それにヤミがよければ」 突然のフリに驚きながらも冷静に答えるリト 「お人よしですね」 「なんで?」 「あなたは私の標的ですよ?いつ始末されてもおかしくないのですよ?」 強い口調にリトは黙ってしまう 「うぅ・・・」 (少し、言い過ぎましたか・・・) ヤミが下方修正案を出す 「しかし、始末するのは先になりそうです。美柑やプリンセス、たくさんの友人が悲しみますから...
  • 負けないキモチ
    それは、ある日の夕方のこと――― 風紀委員の仕事を終えた唯は、徐々に夕日で朱に染まっていく教室で、一人帰る支度をしていた。 「はぁ…全く、何でみんな普通の生活ができないのかしら…」   ご存じ校長があんなんなここ、彩南高校は、学校全体の風紀もかなり緩めである。それ故、唯のような風紀委員の仕事は大変なものになりがちであった。   (さて…もう帰らなきゃ。夜道は変な人やハレンチ極まりない人やらがうろついてて、危ないしね…)   と、急いで帰ろうとした時、一つの机に、筆箱が置きっぱなしになっているのを見つけた。 自分の、斜め前の席。その席の主は―――   (…結城くんったら、筆箱置き忘れてるじゃない…もう)   そう、我らが主人公、そして…唯の密かな想い人・結城リトだった。   (ど、どうしよう…困ってるわよね…今日数学の宿題たくさん出てたし…)   一瞬、どうすべきか迷う唯。 しかし…いつも自...
  • 遊園地デート
    【唯編・前編】 「おーい、リト!」 彩南高校の昼休み、猿山がリトの所に駆けて来た。 「当たっちまった! 彩南遊園地、ペア2組ご招待券!」 「へー。良かったな」 「だから、な! な! リト! リコちゃん誘ってくれねーか! お前も来ていいからさ!」 「はあ!? ちょ、ちょっと……」 リトの言うことも聞かずに、猿山が唯の方に振り返る。 「あ、そう言えば古手川。お前、リコちゃんと仲良さそうだったな。お前も一緒に来ねーか?」 「え!? わ、私!?」 今度はリトの方に振り返る。 「な、リト。お前だって、古手川のことが好きなんだろ?」 「え、そ、それは……」 言い淀んでしまうリト。それに敏感に唯が反応する。 「あれー? 確かこの間、遊園地に連れて行ってくれるって言ったよね。 まさか今さら、イヤだって言うの?」 「い、いや、そうじゃなくて……」 「じゃあ、良いじゃないの。何が悪いのよ」 「だから……えっと...
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