to-love-ru-eroparo @ ウィキ内検索 / 「1スレ829」で検索した結果

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  • 1スレ829
    「な・・・なんなんですのあなたたち・・・」 天条院沙姫は、4人の男たちに拉致されていた。そこはどうやらあやしいホテルのようだが、暗闇でよく見えない 「サキさま・・・・私たちは見てしまったのですよ・・・」 そういって部屋の電気をつけると、そこはSMプレイのできるホテルのようだった 「あなたたち!ここでなにをしようというんですの!?」 「決まってるじゃないですか・・・あなたをつかって性欲処理ですよ」 「はぁ!?意味不明ですわ!だいたいい、そんなことしたらつかまりますわ!!」 しかし、男たちはクスクスと笑う 「なにがおかしいんですの!?」 「まあ、端的にいいますとね、あなたの父親の会社がつぶれるかもしれないんですよね~これが」 「なんですって!?」 男たちは話し始める 「・・・私たちはね、あなたの父親の会社をクビになったんですよ。4人ともね  ...
  • 作品
    ...16(リト×御門) 1スレ829(オリキャラ×沙姫)※ダーク 1スレ853(リト×沙姫) リトと唯と沙姫(リト×沙姫 リト×唯) 2スレ137(リト×金色の闇) 2スレ184(美柑×リト+沙姫) 2スレ296(リト×ララ×春菜+美柑) 2スレ411(リト×唯) リトと唯 プロローグ 恋の時計 前編(リト×唯) リトと唯 プロローグ 恋の時計 中編(リト×唯) リトと唯 プロローグ 恋の時計 後編(リト×唯) リトと唯 第一話(リト×唯) リトと唯 第一話 結城家にようこそ! 前編(修正バージョン) リトと唯 第一話 結城家にようこそ! 後編(修正バージョン) リトと唯 第二話(リト×唯) リトと唯 第三話夏祭り(リト×唯) リトと唯 第四話 まったくダメなクリスマス(リト×唯) リトと唯 第五話 小さくたって…(リト×唯) リトと唯 第5.5話 雷の夜は…(リト×唯) リトと唯 第六...
  • 1スレ85
    ――なんなんだろう。この疼(うず)きは。  手を離されて泣く夢  ――なんでこんなに胸が痛むんだろう。  振り向いたお兄ちゃんの顔は優しい  ――なんでリトとあの人を見てるとこんなに胸が苦しいんだろう。  いつかはどこかへと消えてしまう笑顔  ――どうでもいいリトのことなのに。    リトのことなんかどうでもよかったはずなのに。    ただ頼りないだけのリトだったのに。    ただ少し優しいだけのリトだったのに。    私だけのリトだったのに。    はっと目が醒めて、美柑は薄暗い視界の中に天井の蛍光灯を見つけた。  頬に伝う冷たい液体の感触に気付いて眼尻に手をやると、  夢を見ながら自分が泣いていたのだということを美柑は知った。  ごしごしと手の甲でこすって涙の線を消すと、美柑はベッドに横たわっ...
  • 1スレ83
    屋上へと続く階段で沙姫はリトに合わせて腰を動かしていく はだけたブラウスから覗く豊かな胸がリトの胸板で擦れあい先端を赤く充血させ る リトは腰に回していた腕を手前に持ってくると沙姫の胸に手を這わせ揉みしだく 「あっ・んん・・あぁっ・・・リトだめですわぁ・・・激しすっ・・んんんっ」 形のいい眉を寄せて甘えた声で拒絶する沙姫 だけどそれは沙姫の「もっと責めて」という合図 リトは乳輪を舌でなぞると硬くなった乳首に舌を絡ませ吸い上げる「んんっっ・ ・ああぁぁ・・ふぁあっ・・リトぉダメっダメです・・あっっん」 人を気にして抑えていた声を嬌声へと変えリトの中で体を仰け反らせる 沙姫の肉壁は白濁した愛液と共に肉棒に絡みつき奥へ奥へとリトを導いていく 唇が重なり舌と唾液の混じわる音が廊下に溢れ出し淫靡な空間をつくる そんな二人だけの世界を階段の曲がり角から見ていた生徒が一人いた 「・・・な、なんてハレンチ...
  • 1スレ816
    「せんせー、こいつちょっと見てやって」 ドアが勢いよく開けられたかとおもうと大きな声が保健室に響く 体操服姿の猿山が生徒を一人連れてきていた 「いいって猿山、こんなケガたいしたことねーから」 ドアの前で照れくさそうに立っている生徒――結城リトを見ると 保健医の御門はくすくす笑いながらちょいちょいとリトを手招きする 「じゃあ俺行くから、せんせいこいつよろしく頼みます」 去っていく猿山を恨みのこもった目線で見送るとリトは仕方なく中に入っていく 「どうしたの?」 「体育のサッカーでちょっとこけちゃって・・・////」 御門はリトの擦りむけた膝に消毒液のついたガーゼを当てていく 「痛っ・・てえ」 消毒が染みたのかリトの声に御門は微笑む 「あら?男の子がこんなケガで痛がってたらダメじゃない」 小さい子のいたずらを咎めるかの様な御門の声にリト...
  • 1スレ853
    昼休み誰もいない屋上 「ふぁぁん・・リトぉ・・・リトぉ・・・んんあっ」 結城リトと天条院沙姫は誰もいないことをいいことに激しく求め合っていた 「んんっ・・あんっ・・リト・・いいですわぁ・・リトぉ」 何度も何度も下から突き上げられるたびに沙姫の嬌声が響く リトの首に腕を回し耳元で喘ぎと共に何度も自分の名前をいう沙姫にリトの下半身は応える 「んっああ・・すご・い・・リトもっと優しくぅ・・・あああっ」 「そんなこといっても沙姫のあそこさっきからオレをギュウギュウ締め付けて離さないぜ」 「そんなこと・・言わない・・んんっ・・あんっ・・あぁぁっ」 体を仰け反らせリトの腰の上で乱れる沙姫は制服姿のままこの日3度目の絶頂を迎える 「んんっ・・ダメですわ・・私また・・・んんんっ・ああああああっ」 「ちょっと待ってくれ・オレももう」 リトは沙姫の動きに合わせる...
  • 1スレ802
    日曜日の午後 「う・・ん・・・私・寝ちゃっ・・てたの?」 西連寺春菜が目を覚ますと時刻は夕方を少しまわった頃だった 腕を高く上げめいいっぱい伸びをする春菜の顔には少し疲れが表れていた (私・・・あのまま・・・) 春菜は半裸で、今だぐっしょり濡れているあそこを意識し少し顔を赤らめる (結城君・・・・) 春菜の密かな思い人、だけど決して手が届かない人 結城リトと天条院沙姫がいっしょにいるところを見る度に胸が張り裂けそうで 春菜はここ数週間リトを思ってするオナニーが毎日の日課になっていた 「はぁ~・・・なにしてるんだろ私・・・」 ふぁあ~と欠伸を噛み殺してまだ寝ている頭を起こそうと台所に足を向ける 渇いた喉をジュースで潤している時廊下から物音が聞こえてくる 「あれ?お姉ちゃん?・・・帰ってきてたんだ」 春菜の姉秋穂にもジュースを持っていこう...
  • 1スレ292
    日曜日の朝、 ララはいつもより早く目を覚ました。普段ならリトの悲鳴によって起こされるのだが今日はまだ寝ているらしい。 隣でまだ規則正しい寝息が聞こえる。 「リートー、まだ寝てるの?」 リトは一向に起きる気配がない。 ララが顔を覗き込むと、いまだに目を閉じ熟睡しているリトの顔があった。 (やっぱりリト、可愛いな~) そんなことを思いながらララはちょっとした悪戯を思いついた。 顔に近づきながらリトの鼻の頭を優しく指で押し、唇に触れる。 ゆっくり指でなぞりながら顔をさらに近づけ手をリトの両頬に添えてキスを落とした。 「ん・・・んぅ・・・」 リトは一瞬息苦しそうに声を漏らしたが起きる気配は一向にない。日ごろからララに振り回され続け、せめて休日ぐらいはゆっくり休みたいという思いからか、ぐっすりと眠ったままだ。 そんなリトの思いも空しくララはリト...
  • 1スレ23
    真夜中、リトはぐっすり眠っていたが何かの物音が聞こえ、目を覚ました。 部屋の中を見渡すと、なぜかそこには裸のララがいた。 「うわああぁっ!!何でお前裸なんだよ!?」 するとララがリトのほうに近寄りながら言った。 「ん?ああ、ちょっとペケが故障しちゃってねぇ」 「どうでもいいからなんか着ろ!!」 リトは目を固く瞑りながら言った。しかしここは男部屋。ララが着れるような物はなかった。 「ちくしょ、なんかないのか・・?」 リトは必死にタンスなどを開けて探してみるが、これといったものはない。 あきらめてリトはベッドにうつ伏せに倒れこんだ。 そんなリトをララは楽しげに見ていた。 「ふふふ、じゃあリト、こうすればいいんじゃないの?」 そう言ったかと思うと、ララはリトのベッドに掛け布団を持って入った。 リトは心臓が跳ねるのを感じた。 「!...
  • 1スレ737
    土曜日の昼前 「うん・・あっぁぁ、あっん・・あっふぁ・・ん」 部屋は汗と男女の喘ぎそして独特の―――男と女が交わる時の匂いで満ちていた 「あん・・リトぉ・・あっふぁぁ・・んん」 「沙姫・・・沙姫・・・」 リトが腰を打ちつけるたびに沙姫の嬌声があがる 「わ・・私・・もう・・んくぅっ・・ああっっ」 「ああ・・オレも・イキそう」 「ええ・・いいですわ・・また・リトのくださらない?」 リトは膣から肉棒を抜くと沙姫の顔に精液をかけた 「う・・ふぁぁ・・はぁ、リトのが・・こんなに・・////」 精液まみれになった沙姫の顔はリトを刺激させるには十分すぎて―――― 「沙姫・・・」 「なっ//// ちょ、ちょっと待ってくださらない。私達朝起きてからずっとですわよ////」 沙姫のいうとおり朝からリト達はかれこれ5、6回はしていた。 沙姫にとって...
  • 1スレ585
    1. 「リト……落ち着いて?  兄妹でこんなこと……普通じゃないから、ね?  リトだってそれくらいわかってるでしょ? 冗談だよね……?」  美柑が瞳の奥底に必死で恐怖を隠しながら、必死で俺を説き伏せようとしている間にも  俺はじりじりと距離を詰めている。  ベッドの上、はだけたバスタオル一枚の美柑。  どこか天井の隅で苛立つような虫の羽音がしている。  薄暗い部屋。シャンプーの匂い。そして美柑の髪の匂い。  俺はそれを狂ったように肺に送り込んで神経を昂ぶらせながら、  美柑の呼吸から来たるべきその瞬間のタイミングを計る。  そして、 「みかん……。美柑!」 「ひっ……」  脱兎のごとく逃げようとし...
  • 1スレ769
    「ん・・・うん・・こ・ここは?」 「あら?目覚めたようですわね」 西連寺春菜が目を覚ますと薄暗い部屋に小さな明かりが灯る 「ここは?それに・・・あなたは?結城君の」 「ええそうですわ。リトのフィアンセの天条院沙姫です。 こうして直接会うのはこれで2回目ですわね」 沙姫と春菜は以前学校帰りにお互いの買い物中に会っていた そしてその時自分といっしょにいたリトと春菜に沙姫はやきもちを妬いてしまったのだ 「フィアンセって?・・・じゃあやっぱり結城君とあなたは?」 「まあその話しはこの際いいですわ。それより今日はあなたに用事があって呼びましたの」 春菜の顔に不安がよぎる 「凛、綾」 暗がりから二つの影がすっと現れる。いつも沙姫といる付き人だ 二人は春菜を左右から挟みこむと身動きとれないように押さえつける 「えっ!?なっ、これはいったいどういうこ...
  • 1スレ651
    結城リトと天条院沙姫が付き合いだして数週間あまり経つが いまだにリトにとって実感がわくことはなかった (なんで俺なんだ?あの人だったらもっと他にいい奴が・・・) などと考えながら歩いていると一台の車が校門前に停まった。 中から優雅に降りてくる一人の女の子 「おはようございます。沙姫様」 恭しく一礼して出迎えるいつもの付き人凛と綾 「お、おはよう天条院・・・・先輩」 学校では先輩をつけなさいと言われているのにうっかり名前で呼びそうになる そんなリトを一瞥するとお供を従え何事もなかったかのように歩き出した (はぁ~まったく・・俺はなにやって・・・) 「あっそうそう結城リト、放課後校門前で待っていなさい 少し話しがあります」 リトを一度も見ることもなく天条院沙姫は学校に入っていった そして夕方 二人は車の中にいた。なんでもこれから天条院の家に行くと言うのだ リ...
  • 1スレ693
    金曜日の放課後 30分遅れのHRが終わると結城リトは友達との話もそこそこに教室を飛び出した (やっべ~。あの先生話し長すぎなんだよ) リトは全速力で目的の場所まで走る 『放課後いつものところで待っていますわ』 いつものところ―――二人の距離がずっと近くなったあの日から放課後いつも会っている 二人だけの秘密の場所 「ごめん、遅くなった先輩」 勢いよく図書室の扉を開けるリトに対しムスっとした顔で出迎える少女 あたりをキョロキョロ見回しなにかを気にするリト 「うっ、やっぱり怒ってる沙姫?」 名前を呼ばれた少女―――天条院沙姫は組んでいた腕を離すと優雅に髪を掻き揚げる 「別に怒ってなんていませんわ。ただ二人の貴重な時間をつぶした責任を どう取らせようか考えているだけですわ」 (はぁ~そりゃやっぱり怒るよな~) うなだれるリトに見えないよう...
  • 1スレ263
    結城リトが通う、とある学校の昼休み 「リト―――!!」 ピンク色の髪を靡かせ俺の名前を呼んだのは、いろいろあって今同じ家で一緒に住んでる宇宙人。名前はララ デビルークという星から家出をして今に至る 「な・・・何だ?」 「ふふ♪ちょっと話があるから一緒に来て」 「へ?話って何だよ?」 「いいからいいから、一緒に来て!!」 ララはなかなか席を立とうとしないリトの腕に自分の腕を絡め半ば強引に連れてこうとする 「おま・・・!! こんな所で腕組むなっ!!」 「え~ だってリトついてきてくれないんだもん」 ララといちゃついてるをクラスの皆に見られたというのもあるが自分の腕がララの胸に密着してるのに気づいたリトの頭はもう破裂寸前 「わっ分かった!行く!行くから!!腕組むのはやめてくれー・・・」 「もぉー リトったら照れ屋さんなんだから♪」 「はぁ...
  • 1スレ668
    「委員長、ちょっと話したい事があるから放課後体育館の裏に来てくれないかな…?」 レンが春菜を呼び出すなんて珍しい 春菜は不思議に思ったが、放課後言われたとおり体育館裏に行ってみた 行ってみるとレンはもう待っていて 「委員長、ごめんね。いきなり呼び出したりして」 「ううん、それで話って?」 春菜が聞くとレンは単刀直入にこう聞いた 「委員長…君好きな男はいるかい?」 「えっ!?…どうして急にそんな…////」 春菜は急な質問にびっくりしてしまった (えっ…!もしかして告白されるのかな…?何で私なんかに…それに私は結城君が…////) 「委員…いや西連寺さん…!僕は君のことが好きだ。だから、付き合ってくれない...
  • 1スレ716
    「私…ずっとリト君の事見てたの! 私の気持ち伝えたくて…でもチャンスがなくて…」ルンは潤んだ瞳でリトを見つめてそう言った 「気持ち…って な…何の事…」 リトは動揺を隠しきれない ルンはリトへの想いを打ち明けた 「…あなたの事が好き! 私と付き合ってください!!」 (!?告白…された!!オレ!!?) リトは呆気に取られながらも声を絞り出す 「あ…あのさ キミ…」 「わかってる…リトくんが好きな人は他にいるってこと…」 間髪入れずにルンは言う 「でも…でも私、リトくんと交わしたあのキスが忘れられないの…」 「キス!!?」...
  • 1スレ210
    ―水族館から結城家― (はぁ・・・せっかく春菜ちゃんと二人っきりになれたのにまたララに・・・それにしても春菜ちゃんの私服可愛かったなぁ(はぁと)それにまさかあの時のお礼を言われるなんて・・・) 「うーん、ここは『ララGJ!』って感じか?」 「リトー、どうしたの?呼んだ?」 突然部屋に入ってきたララに驚いたリトだが・・・ 「い、いや、なんでもねーよ、アハハ・・・」 「ふーん、美柑がご飯できたよーだって♪」 「あ、ああ今行く」 「いっただきまーす♪」 「ところでリト、さっきの春菜さんだっけ?可愛いよねー、中学の時から一緒なんだっけ? 「ん!?そ、そうだけどいきなり何だよ!?」 「別にー、てゆーか何焦ってんのさ」 「だ、だから何なんだよ!?春・・西蓮寺がど、どうしたって!?」 「いやいや、もういいですよw」 (・・・ったく、何なんだよ、...
  • 1スレ759
    「リト、今日は私のいうことを聞く日ですわよ」 リトのパジャマのボタンを外しながら沙姫がせまる 今の沙姫の格好は裸に昨日のガーターベルトそれだけだった リトの胸が高鳴る (確かにエロくてうれしいけど・・・昨日の足コキが沙姫をおかしくしちゃったのか?) いつもは受け専門の沙姫を見ている分そのギャップにリトの本能は刺激される 「あら?もうこんなになってしまってリトはエッチですわね////」 ズボンを押し上げ勃起するそれを見て沙姫の頬は興奮で赤くなる 沙姫はリトに馬乗りになり大きくなったそれにわざと太ももや割れ目を擦りつける 「ふふふ、ダメですわよリト・・・今日は私がリトをいじめる番ですわ////」 思わず押し倒しそうになるリトの腕を制し、耳元で甘く囁く沙姫にリトの中の何かが目覚めそうになる。 小さな舌がリトの耳を舐める 「うっ・・わぁ・・」 沙...
  • 1スレ781
    ギシギシとベッドが軋む音が聞こえてくる 「あんっ・・・んっんん、リ・・トぉ・・んぁぁ」 嬌声と喘ぎが洩れてくる 「まったくまるで盛りのついた犬ね・・・・」 天井を見上げ二階で行われていることを考えながら結城美柑はつぶやく 「まったくリトのバカったら沙姫さんと付き合いだしてからずっとあんな調子なのよ ただでさえ変態だっていうのに・・・・・・ねぇ、ヤミちゃん」 ヤミちゃんと呼ばれた少女は顔を真っ赤にして俯いたままだ 「あ・・あの。あれってつまりその・・・・なにをしているのかというと・・・////」 「へ?なにってエッチしてるのよ。わかるでしょ?」 「えっと・・・それはつまり・・」 言いよどむヤミになにかを感じ取ったのか美柑の目が妖しく光る 「ふ~ん・・・ヤミちゃんて・・・・」 「な、なんですか?」 「ヤミちゃんひょっとして・・・エッチなこ...
  • 2スレ296
    普通の人間なら、ストレス性の胃炎になっていて然るべきだ。 宇宙人に求婚されたり、それが原因で命を狙われたり、 その宇宙人の行動に振り回されたり、その宇宙人の発明品に爆死しかけたり。 胃炎どころか、自殺の原因になっていてもおかしくない不運の数々。 それでも彼が傍から羨ましがられるのは、彼に求婚している宇宙人が ヒト型の目から見て、非常に可愛らしい顔立ちの美少女だったからだ。 「おっはよー! 良く眠れたぁ?」 件の宇宙人・ララは通り抜けるような声で、 家主である結城リトの布団を引っぺがした。 寝惚け眼のリトはのろのろと起き上がると、恨めしそうにララを見上げた。 「何が『良く眠れた?』だ……  たった今お前が起こすその瞬間まで、現在進行形で寝てただろーが」 休日の朝に無理矢理叩き起こされる程、迷惑な事もない。 これが無ければ、あと一時間は寝ていられたのに。 「美柑が朝食用意してくれてるよ。早く食...
  • 8スレ62
    「なにやってんだろオレは。」 そう考えながらリトはみそ汁を啜っていた。 啜りながら目線を上げるとそこには髪を結い上げ、ちょうどポニーテールの髪型になっている宇宙人が居た。 チラチラと、みそ汁を啜るたびに目を上げ盗み見ていると、実に多彩な表情を見せるララ。 好物を見つけたのか目をキラキラにして箸をつけ、手を頬にやりオーバーじゃないかって位味わって食べている。そうかとおもったら予想していなかった味なのか、何とも不思議な表情を浮かべている。 見る度にころころ変わる表情にこっちとしては飽きない。 「ん?」 「っ!」 ちょうど目が合っちまった。首を少し傾げくりくりした目を向けてきた。 別に二次元になんて興味はないが萌え絵っていうのだろうか、その絵を切り取ってきたような見事な萌えがそこにあった。 「どうしたの?なんか付いてる?私の顔。」 ん~ん~言いながら自分の顔をさすっているララに 「いっいや、ベ別...
  • 8スレ18
    花火大会のあと、夜遅くなったということで 美柑の提案でヤミは結城家で一泊することに 翌朝 「ヤミさん!これから私たちと一緒に住まない?」 美柑の問いかけに、ヤミは 「それはできません。迷惑をかけます」 「そんなことないよ。だってヤミさんずっと一人なんでしょ?私も一人の寂しさを知っているし・・・」 「私も賛成!一人でも多いほうが楽しいよ!」 美柑にララが続く 「結城リトはいいのですか?」 「えっ、っ!?いいんじゃないかなぁー。美柑とララ、それにヤミがよければ」 突然のフリに驚きながらも冷静に答えるリト 「お人よしですね」 「なんで?」 「あなたは私の標的ですよ?いつ始末されてもおかしくないのですよ?」 強い口調にリトは黙ってしまう 「うぅ・・・」 (少し、言い過ぎましたか・・・) ヤミが下方修正案を出す 「しかし、始末するのは先になりそうです。美柑やプリンセス、たくさんの友人が悲しみますから...
  • 5スレ69
    リトの家には3人が住んでいる。 一人は結城美柑…結城家の長女であり末っ子である。 もう一人は宇宙からの訪問者ララ・サタリン・デビルーク… そして最後は一人は結城リト、結城家長男でこの家の家主代理である。 家主は栽培なのだが、今は漫画家であるため連載などに追われて 全く家に帰ってこれない状況だ。 「『さて、親父の状況はどうでもいいが、俺の今の状況はどうしたものか   なんか、急展開過ぎないか?ってか冒頭でこのシーンはどうよ?』」 今のリトの状況……それは自分の胸に抱きついて眠るララのことだ。 この状況になったのは数時間前の出来事である。 いつもどおり、3人でご飯を食べて、順番に風呂に入り、入ってない時はTVを見て、 そんな日常の繰り返しに、とうとう非日常が割り込んできた。 リトは……と言うより男は大体家族でも一番最後に入るのが当たり前になる。 それが年頃の娘二人と男一人ならもっとだ。 まぁ結...
  • 8スレ196
    きっかけはいつだって些細に思える。 しかし考えれば考えるほど、運命めいて思えてくるものだ。 その日も、校門を出るまでは何の変哲もない日常の中の一日にすぎなかった。 ピンク色の髪には特徴的な髪飾り。スカートから覗くのは尻尾の形をしたアクセサリ。 そんな地球における違和感など、吹き飛ばして余りあるヴァイタリティと美貌。すれ違えば誰もが振り返る。 そんな女の子と同居している。男なら誰もが羨むリトの日常。 しかしその日、ララの足は結城家へと向かわなかった。 「おい、ララ。どこに行くんだよ?」 「ん? 春菜ん家!」 見上げた空と同じような、カラッとした様子で言う。 「な、なんだって!? 聞いてないぞ!」 「ほぇ? そうだっけ?」 動揺しまくりのリトとまるでケロッとしているララ。見事なまでのコントラスト。 「リトも行くでしょ?」 さも当然とララが訊いてくる。 「お、俺はいいよ……」 リトの声のトーンが...
  • 8スレ577
    ルンがアイドルデビューして半年が経った。まさか彼女にアイドルの素質があるとは思いもしなかったが、現在彼女はかなりの売れっ子だ。 だが……やはり芸能活動との折り合いのせいか学校で彼女を見る事はめっきり減った。まぁ元々隣りのクラスだったルンはリトに会うのは、ララはともかく春菜や唯より会う機会は少ないので、さらにリトと会う機会が少なくなっている。 一方。 「あー!ルンちゃんだー!!可愛い~♪」 「ルンさん凄いよね~。恋のメタモルフォーゼ、クラスでも凄く人気あるんだ。」 結城家のリビングではララと美柑がルンが出演している歌番組を見ている。そしてリトもまたその歌番を見ていた。 「そーいえばリトってさールンさんの出てる番組よく見てるよね。」 「え……?そうか……?」 「さてはルンさんに気があるんじゃないの?」 「っ……!何でそんな話になるんだよ!俺はルンがアイドルとして頑張ってるか気になっているだけだ...
  • 9スレ571
    実用化された仮想空間と言うものは、とかく便利なものだ。 内部世界ではどんなに派手に騒ごうが喚こうが、 その声も物音も現実世界には一切届かない。 コンピューターゲームに転用出来る技術力が伴うのなら、 それは理想的なバーチャルゲームを形成する事が出来る。 外宇宙から見て科学力の遅れは否めない地球人にとっても、 例えばXB○X360等のオンラインゲームをプレイする事を考える事を 引き合いに出して頂ければ、幾分馴染みやすいだろう。 仮想空間内でどれだけ動こうが、チャット機能で他者と会話しようが その内容が隣の家の無関係な住人に漏れる事は、まぁ無い。 テレビの音量を大きくするとかであれば話は別だが、 それならテレビの電源は切っておけば良い。 テレビがついていなくとも、ハードウェアの中ではシステムが稼働し続け、 ゲームは常に続行中である。 それを外部から視認する事が出来ないだけの話だ。 今、結城家にし...
  • 6スレ409
    くちゅくちゅといやらしい音がしている。 「ひゃっ…ぅ…うっ…ううぅっ…」 ぷるぷると震える尻尾が手の中にある。 「ほら、ララ。口がお留守だろ?」 「はううぅぅ…」 ララは尻尾が弱い。弄くると涙目になって身体を小さく震わせる。 それが可愛くて可愛くて、弄りまわさないではいられない。 「リト…リトぉ…」 顔が真っ赤だ。頼りなく開いた唇と、オレとの間をララの唾液がつないでいる。 「うーん?」 そんないやらしい顔をされたら虐めないではいられない。 オレは敏感な尻尾を強めにつかんでしごきあげた。 「ひゃうぅうんっ」 ララの身体が大きく仰けぞる。椅子に座ったオレの膝の先で、綺麗な胸が揺れている。 こちこちに硬くなった乳首がいやらしすぎて手が止まらない。 自分のモノをしごく時よりもっと、容赦なく右手を上下させてやる。 「あっ…やっ…ひゃっ…リト…リト…リトぉ…!」 オレの名前を繰り返すようになると限界が...
  • 7スレ621
    デビルーク星の王女の婚約者候補というだけで、 俺は腐る程大量の宇宙人から命を狙われる羽目になってしまった。 連載初期の頃はまだこの漫画の路線も定まってはいなかったようで ちょっとバトルモノっぽくなりかけていた時期もあったし その頃はしょっちゅういろんな宇宙人が俺を狙ってきたものだ。 この金色の闇という少女もその一人。 いつの間にか俺を殺そうとする事を止め、周囲と馴染みきって、 ヤミ、ヤミと呼ばれて親しまれるようにはなったが 未だにこの少女が俺を殺す事を止めた理由はよくわからない。 本人はまだ俺を狙っている風に話すが、その割には全く手を出してこない。 (俺の方からアクシデントで彼女に不快な思いをさせた時は別) そんな彼女は、いつしか俺を殺さないばかりか、 俺を守ったり、俺を庇って戦うようになっていた。 ついこないだ現れた、糸を使う刺客と戦った時もそうだ。 この人は私の得物……じゃない、獲物と...
  • 3スレ548
    「御門先生ぇ~…」 とある日の放課後、結城リトは保健室を訪れていた。 その様子は正に、『今ものすごく疲労困憊です』オーラが全身から醸し出されているかのようだ。 「あらら、どうしたの結城君?随分お疲れの様だけど…」 御門先生がちょっと苦笑いしながら聞いてみる。 「まぁ、色々と…」 今日もいつもの如く、ララが引き起こす騒動に巻き込まれ、いつもの如くルンに抱き付かれ、いつもの如く古手川にブン殴られ、いつもの如く金色の闇に殺されそうになったりと、文字通り身も心もボロボロの状態で現在に至る。 ていうか、毎日こんな目にあってよく過労死しないものである。 「あー…。なんてゆーか、結城君も気苦労が絶えないわねぇ…(汗)」 「ええ、ホントもう頭が痛くてしょうがないんですよ。しかも最近胃の辺りもキリキリと痛み出して…」 「あー、それきっと神経性胃炎ね。そろそろなってもいい頃だとは思ってはいたけど…」 そう...
  • 7スレ457
    それはララが結城家に来る少し前の話し まだ肌寒い春先の朝 スヤスヤと寝息を立てる兄を起こさない様にと、美柑はそぉ~~っと部屋に入って来た 「リト? 起きてる?」 リトは無反応。そればかりか寝返りをうって声から遠ざかる始末 美柑のほっぺがぷくぅっと膨れる 「もう!」 腰に手を当てながら美柑はそのかわいい口を尖らせた 今日は春休みということもあり、美柑の学校は休み。リトはあと一週間足らずで高校に上がる ので、卒業休みといったところか お日さまの日差しが気持ちいい朝、こんな日は外に出かけるに限る そう思った美柑はリトを誘って買い物にでも行こうかと兄の顔を窺いに来たのだ それなのに──── 「……」 ジーッとリトの寝顔を見つめる事、十数秒 一向に起きる様子のない兄に、次第に美柑の目は半眼になっていく (なによリトのヤツ! せっかく……せっかく私が久しぶりに一緒に出かけてあげようって思ったのに!) ...
  • 5スレ295
    いつもの目覚ましの音。 寝癖のついた頭を掻きながら、オレはララの部屋へ向かう。 「おいララ、起きろ」 ノックをしながら待つが、反応がない。 何だ、起きてんのか。 欠伸をしながらリビングに下りて、キッチンの妹に声をかける。 「おはよ・・・・」 「おはよ、リト」 また欠伸をしながらソファに腰掛ける。 いつもと同じ風景だったが、一つだけ違う。 「あれ?ララは?」 曇り空の下、オレは一人で学校に向かっている。 探したが結局ララは何処にもいなかった。 先に行ったのか?とも思ったが、靴も鞄もあった。 小さな溜息をつく。 「ったくアイツは・・・・」 オレの一人言は濁った空に虚しく吸い込まれて行った。 そうこうしてる内にオレは学校に着いていた。 朝礼までまだ時間がある。アイツが居そうな所を探してみるか。 鞄を置きに教室に向かう。 「おはよう、結城くん」 「よぉ、西連寺」 春菜ちゃんがオレに挨拶を!!・・・...
  • 8スレ437
    ある休日の昼下がり 秋ともなるとそろそろ肌寒くなってくる季節だが、この日は朝から暖かく、午後になると心地良い陽気が眠気を誘う 結城家にも、ソファーにもたれ掛かりすやすやと眠る少女の姿があった 「ん……りとー……」 額の上の辺りがくるりと跳ねているのが特徴的な、桃色の長い髪 綺麗に通った鼻筋に寝息が漏れる形の良い唇と、整った顔立ち そして、呼吸に合わせてパタパタと動く尻尾は、まさにララ・サタリン・デビルーク本人のものだ 美柑と一緒に作った昼ごはんを食べ、気持ち良さそうに眠るララが見ているのは、もちろん大好きなリトの夢 数分前、手紙を出しに行くと出掛けたリトはまだ帰ってこない 一緒に行くと言ったララだったが、すぐそこだからと置いていかれてしまった 美柑は友達と外出中 テレビもこの時間帯は特に目を引くものはやっていない 洗濯物も全て乾いてしまっているし、部屋の掃除も昨日したばかりだ つまり、やる...
  • 3スレ461
    リトは窓の外を見てボーとしていた 一昨日御門先生に犯されてこれからどうするかと考えていた 一度覚えてしまうと止められないものだ(やらないといけない身体に改造された) 昼休みになりいつも通りララが一緒に飯を食おうと誘ってきた 飯を食って俺はちょっと用事があるといってララと分かれて歩き出す どこに向かおうか考えた揚句1番静かで誰も人のいない図書室に決定した 途中ぼ~としいた為人とぶつかりそうななるが何とか避けて辿り着く 図書室の扉に手をかけると図書室の電気が消えている事に気がつく 『鍵が閉まってるし…仕方ない』 リトは無人図書室の常連である それは言うまでも無く父親のパシりだからだ だから、図書室の扉の開け方の1つや2つすぐに覚えてしまった 針金を取り出して軽く鍵穴に入れてまわすと最初は重たいが急に軽くなった それが鍵が開いた合図…周りに人がいないのを確認してからそ~と図書室に入る 入った後内...
  • 8スレ503
    リトとしては妹のためを思って精一杯頑張っただけの事だし、 彼がそうせざるを得なかったのは一重に父親が多忙なためであり、 また母親が海外にいて殆ど日本に帰って来なかったためでもある。 だから例の一件が露呈した時、結城才培もその妻林檎も、 リトを責める事など出来ず、むしろ親としての不出来を詫びるばかりだった。 「ごめんなさいね先生。私達がもっと美柑の傍にいてやれば」 「すまねぇ新田先生! 先に入ってた予定を自分(と書いてテメェと読む)  の仕事の都合でドタキャンしちまった俺が悪いんだ!」 「い、いえいえそんな。  お二人ともお仕事がお忙しいのは重々承知しております。  私はむしろ息子様の美柑ちゃんを思いやる気持ちと  彼なりにご両親のフォローを買って出ようと言う気概に敬服致しますわ」 しょげかえるリトと、何が悪いんだかよくわかってないララと、 あぁ、まぁいつかはバレるだろうな、と予測していた美...
  • 6スレ527
    「リトーッ、お昼の時間だよー!」 負のオーラならぬ正のオーラ(?)を体中から発しているようなララの笑顔、仕種、言葉。 「一緒に食べよ!」 「俺早弁しちゃったよ」 高校生の男ならそんなものだろう。 「じゃあ私の分けてあげるねっ!」 常に元気一杯なララは、リトの前の席の人間がいないのをいいことにさっさと机の向きをかえるとそれをくっつけてくる。 「何が食べたい?」 ニコニコと、少しだけ得意げに、無邪気な表情のお手本のような顔つきだ。 「別にいいよ」 ドキドキしてしまっているから口調もぶっきらぼうでそっけなくなる。 「そんなこと言わないでよー。せっかく分けてあげるって言ってるのに」 その向かいにいる少女は、瞬時に表情を変えて今度は唇を尖らせる。 本当にコロコロと変化する、それ。 おまけに絶世の美少女であるため、彼女の顔を眺めているだけでもまず退屈などしないだろう。 「さっき同じの食ったし・・・」 ...
  • 2スレ137
    世の中には、図書館が好きな人間が意外と多い。 殊に女性においては、その傾向が顕著なようだ。 タダで本が読めるから。或いは一人の時間に浸れるから。 理由は様々だが、年寄りを除けば平日の図書館は、殆ど女性ばかりだ。 少女は、地球上においてこの空間を、密かに気に入っていた。 照明を眩く反射する程の黄金色の髪をゆるやかになびかせて、 少女は本棚の前に立ち尽くしていた。 『ウィトルウィウス人体図に見る生体比率概論』 今適当に思いついたような脈絡の無いタイトルのその本は、 少女の身長と比較して随分高い段に置かれていた。 別に、取れない事は無い。 髪を伸ばしてやれば良いだけの事だ。 しかし、人目がある。この星では手で物をとらねば、奇異な眼で見られる。 試みに背伸びしてみるが、手はギリギリ届かなかった。 さりとて、腕の組成を組み替えて、ダルシムみたいに伸ばすわけにもいかない。 仕方ない、踏み台を持って来よ...
  • 4スレ386
    時間が流れるのは早い…だが待ち望んでる物が大きいほど長く感じるものだ。 ヤミはこの日、とても緊張をしてた。初めて人の家に招かれそれが自分の好きな相手なら尚更だ。 家に近づくに連れてどんどんと胸は高まってくる。胸を締付ける力が強くなる。 あの日、分かれて以来日に日に増してきた。 会ったら何と言えば良いのか、そんなことが頭の中でループしていた。 少女らしいところもあるのだ。 「『……どうしたら…なんて言ったらいいんでしょうか……』」 ループから抜け出せず目的地…結城家についてしまう。 門に手をかけてそこで、動きが止まる。 本人の家の前で硬くなってしまったのだ。 どのくらいの時間が立っただろうか…ヤミは勇気を振り絞って最初の1歩を踏み出す。 震える足で1歩1歩前に進む、そして震える指でインターホンを押す。 チャイムが鳴り響き…その音は胸の鼓動を加速させる。 ガチャ…扉が開かれる。ひょっこりと幼い...
  • 8スレ514
    天福旅館への臨海学校。そこで、彼は沙姫と偶然出会い、旅館の裏庭に捨てられた子犬の世話をすることになった。 その臨海学校でリトはメイとかいうララの親友に誤解されて大変な目にあったりしたが無事彼女の誤解を解いて臨海学校は無事に終わった。 だが、リトは子犬、ペロの世話で沙姫の意外な一面を知った。いつもクイーンを名乗る少しとんでもない先輩とは全く異なる素直で優しいひょっとしたら……本当の天条院沙姫に心が揺れていた。 そして……旅行終了時、突然自分の好みのタイプを聞いてきた。何がなんだかよく分からないまま彼女は怒って去ってしまったが、砂浜には自分の名前と沙姫の名前が書かれた相合い傘が書かれていた。 「天条院先輩……まさか本当に……本気で俺の事を……。」 相合い傘は波によってすぐに消された。しかし今の彼には彼女が書いていた彼女と自分の名前が頭に残っていた。 「あの時……何で気付かなかったのだろ……。」...
  • 2スレ184
    「38.3度・・・・これは完全に風邪ね」 体温計を見ながら溜め息を吐く美柑 「まったくバカは風邪ひかないって迷信だったみたい」 「うるせー・・・」 力なく返すリトはガンガンする頭を押さえて早々に部屋に引き上げて行く 「ねェー、なんか持って行ってあげようか?」 階段下から顔だけ覗かせて気をつかう美柑にもリトは手の平をひらひらさせて否 定するだけ (なによ・・・・これでも心配してあげてるのに) ふてくされた美柑はBGMがわりにつけていたテレビに向き直ると ぷらぷらと動かしている自分の小さな足を見ながらある一人の男の子を思う 『大丈夫か美柑?』 小2の時インフルエンザで倒れた自分に朝まで付きっきりで看病してくれた 慣れない手つきでおいしくないごはんを作って洗濯もしてくれた 両親共働きのため2人しかいない広い家の中でそのやさしさにどんなに救われた か 手をずっと握ってくれたその温もりにどんなに癒さ...
  • 8スレ589
     部屋の中は締め切られて蒸し暑く、そしてむせ返る淫靡な臭気が充満していた。  熱にうなされる夏の夜の中で、男女は互いに絡みつくように交じり合っていた。  互いの擦れ合う肌の隙間で汗が混ざり合い、過剰な物が体が動くたびに飛び散っている。  肉体が蛍光灯の光を写すほど汗と愛液に塗れ、なおも二人は淫猥な快楽を求めて股を開き、腰を振り続ける。  硬く聳える肉棒が快楽に煮える秘部に突き刺さるたび、少女のはしたなくも悩ましい悲鳴が部屋の中を突き抜ける。  その悲鳴は麻薬のような力を男に与え、疲労を瞬く間に忘却の彼岸に置き去りにしてしまう。  そして男は肉体の限界を超え、快楽の絶頂に上り詰めるまで少女を激しく責め続ける。  男の息が荒くなるほど掻きまわされる秘部から淫らな水の音が大きくなり、少女の悲鳴も増して凄艶な嬌態もまたその激しさを極めていく。  正上位で責められて喘ぐ少女の顔を男は獲物を見る獣のよ...
  • 3スレ340
    普段より賑わう彩南高――屋台の準備でテントを張る生徒や、大きめの立て看板にペンキで文字を書く生徒があちこちに見られる。 その日は彩南高等学校の文化祭、彩南祭が催される数日前のコト。 いつも通りリトがララの発明品に悪戦苦闘しているときだった。 「もういい加減にしてくれェェ!!」 「待ってリト!“でるでるビジョンくん”今度のブンカサイで使おうと思って改造したみたの!試してみてよぉ!」 必死に逃げるリトの数メートル後方には、おぞましい風貌のお化けや妖怪と共に楽しそうに追い掛けるララの姿がある。 ちなみにそのお化けや妖怪の正体は、いつかの臨海学校のとき肝試しで使用された発明品、“でるでるビジョンくん”なのだが…ララ曰く、改造が施されているらしい。 だがそんなコトにかまっている暇はないリトは、依然学校中を逃げ回る。 「わかった!わかったからそれ消してくれェ!!」 必死に逃げ回るリトを尻目に、ララ...
  • 10スレ34
    権威を見せつけるのに、手っ取り早い方法が三つある。 一つ、己の財力の高きを誇示する事。 一つ、己の配下の多きを誇示する事。 一つ、より多くの女に羨望され、より多くの側室を抱え込む事。 英雄、色を好む。 地球には何ともまた、宇宙の帝王に似つかわしい言葉があるものだ。 全ての英雄が色情魔かと言えば、これは個々人の性格によるところだから 必ずしもこの言葉が一致する英雄ばかりという事は無いだろう。 歴史上、浮いた話を撥ねつけ続けた英雄が一人や二人ではない事も事実だ。 それでも宇宙の帝王たる者としては、常にその威光を 下々の者どもにひけらかし続ける必要がある。 愚民を自ずから跪かせ、ひれ伏させるのに、 権威ぶった態度という武器は重要に働く政治的カードだ。 誰を言わんや、かのデビルーク王こそ、その筆頭。 かつて地球に降り立った際には、現地住民に手当たり次第にセクハラした。 愚かにもそれを諌めようとした...
  • 7スレ187
    気づきにくいだけで、見渡せば近眼の人間はたまさかいる。 眼鏡をかけていればわかりやすいが、コンタクト装用者もいて パッと見ただけではわからない場合も多い。 基本的に人間は、近眼には「なって当たり前」なのである。 何故かと言えば、眼球というものは無限遠から入ってきた光を 水晶体と角膜で屈折させて網膜で結像させる事でピントが合い、 光=景色を認識出来るような仕組みになっているのだが、 成長とともに眼球も大きくなっていくので、つまり眼軸が延長され、 子供の頃は網膜でピントが合っていたのに 成長するとそのピントが網膜に届かなくなるために、 放っておいても大抵誰でも勝手に近眼、つまり近視になるわけで…… 長ったらしい説明はこの際不要だ。 詳しく知りたかったら眼科か眼鏡屋に聞いてくれ。 もし自分の子供の視力が落ちてショックを受けている親がいたら どうか子供を責めないでやってほしい。 むしろ成長期にまっ...
  • 2スレ411
    古手川唯は真っ暗な午後7時の放課後の教室で一人泣いていた。 ‐‐‐‐‐‐ 「古手川さん最近ちょっとウザくない?」 「ホントホント、愛読書は生徒手帳です、みたいなぁ。いちいちうるさいんだよ ね。」 「キャハハ、それウケるぅ!」 風紀委員の仕事を終えて教室に戻ると、明かりのついた教室で女子生徒達がお喋 りをしながらお菓子を食べ散らかしているのを目撃したので、風紀委員として注 意を促そうとした矢先のことである。 唯はその会話にショックを受け、ドアを開けようと手を伸ばしたまま固まってし まった。 ガサゴソと女子生徒達が帰る準備をして教室から出てこようてしたので、唯は逃 げるように隣の教室に走りだした。ぺちゃくちゃと喋りながら歩き去っていく女 子生徒達をやりすごし、唯はとぼとぼと真っ暗な自分の教室に戻った。 彼女達の食べ散らかしたゴミを片づけ、自分の席についた唯は涙が堪えきれなく なった。 どうして...
  • 8スレ622
    「へ…ヘックション!」 天気の良いある日の午前中…大きなくしゃみが、結城家の長男・リトの自室に響いた。 何故、ヤミに何度ボコボコにされても、唯に鉄拳制裁をかまされてもすぐさま立ち直る程の肉体を持つリトが、風邪なんかこじらせているのかというと… どうも、先日風邪をこじらせた唯の家に用事で行った時、うつされてしまったようなのだ。 無理もない。なんせ、いろいろあってちょっとの間密着すらしてたくらいだ。たぶんあの時にうつされてしまったのだろう。 「はぁ…風邪うつされるなんて…情けねー」 鼻声気味で、そう呟くリト。 同じく唯の家に来たララは、今日も何事も無かったかのようにピンピンしてたというのに… 「(…まぁ、アイツは特別か…;)」 正論とも言い訳ともとれるような理由で気を取り直すと、リトは手元にある漫画を手に取って読み始めた。 美柑とララは…共に学校を休んで風邪をこじらせたリトを看病する、と言って...
  • 10スレ76
    知的探求心というものは、好奇心の一種に分類される。 知らないものを知る事が出来るという可能性。 知らなかった事を知る事が出来たという経験。 その内容が本人にとって負担となるものでない限りにおいて、 誰にとっても知の領域の拡大は心を豊かにする建設的な行為だ。 知的探求心の高いもの程、殊更に未知の経験を欲する。 或いは、かつて経験した事柄を、もう一度再確認してみたいと思う。 彼女にとっては、その程度の理由でしかなかった。 図書室で本を読み漁る事や、興味のある人間達と触れあう事と、何ら変わらない。 だから金色の闇が結城美柑にその申し出をした事に、特段の下心は無かった。 「また入れ替わりたいの? 別に良いけど……」 かつてララの発明、〈まるまるチェンジくん〉によって 一時的にヤミと美柑は肉体を交換した。 それは美柑から望んだ事であり、 その時はヤミはただ暇だからという理由で快諾したのだが、 まさか...
  • 6スレ249
    みんなが着替え終わったロッカールーム 唯は自分のロッカーに備えてある、鏡をジッと見つめていた 『けっこういいスタイルしてるクセに』 さっき言われた言葉が耳に残っている 『もっとこのムネで男子にアピールしたら』 自分の容姿に自信があるワケじゃない 毎日、規則正しく生活をして、風紀を乱さない程度にオシャレに気を使っているだけ 『もっとアピールしたら』 ──誰に 頭に想い浮かぶ人は一人しかしない 鏡に映る自分の姿を唯はもう一度見てみる 『もっと』 唯は制服の上から胸に手を当てた 「私は…」 頭の中ではぐるぐると妄想が駆け巡っている 唯はギュッと目を瞑ると、それらを頭から無理やり追い出した 「ハレンチだわ!私っ」 そう呟くと唯はロッカールームを出て行った 翌日 「おはよー♪」 いつもの明るい声が教室に響くと、その後ろからいつもの眠そうな姿が現れる 「おはよー唯」 「おはよう…」 それはいつもの他愛...
  • 14スレ12
    「もし……今後、他の女の子に一切ハレンチなことしないって約束するなら……わ……私……私なら…………」 上擦った声で訥々と告げる唯は、顔を赤らめながら彼女の上に覆い被さっているリトをじっと見つめている。 唯が素肌に纏うのはワイシャツ一枚のみで、ベッドシーツの上に長い黒髪が無造作に広がっていた。胸元も太もももあらわになっている唯の言葉に、モモはベランダで一人目を輝かせた。 (かかっ完全に火が点いちゃってるじゃないですかぁ――!!) まさかあのストイックな唯がそんなことを口にするなんて――モモはうっとりとした表情を浮かべながら、勝負をかけている唯に心の中からエールを送る。 (勇気を出して! あと一歩です!! あなたの全てを! リトさんの前でさらけ出すんですよ~~~っ!!) 口角から涎をこぼして頬を赤くしながら、モモは唯とリトの動向をひそかに見守る。 「こ……古手川……...
  • 5スレ386
    誰もが朝布団から出れなくなる寒い季節のある日の事一一 窓から射す柔らかい光によってオレは目覚めた。 ちくしょう・・・・まだ10時かよ。 欠伸をしながら寝返る。 でも・・・・こうゆーのがイイんだよな、暖かい布団の中でウトウトすんのが。 さてと、もう一眠り一一 「リトーー!!」 バターンという音と共に、ララがノックもせずに入ってきた。 「うおぃ!!?」 変な声出ちったじゃねーか。 「いっいきなり入ってくんなよ!」 「そんなコトよりリト~早く起きてよ~!」 「何で・・・・休みなんだからイイだろ?」 「ダ~メ!早く起きないと遅れるよ!」 遅れる・・・・? 「ああ、そっか」 そういや今日は12月25日。クリスマスだ。 皆でパーティやるって決めたんだった。 「でも・・・・3時集合だろ?早過ぎだよ」 「いいのいいの!」 そういってララはなんとオレの布団を取りやがった。早く返せコノヤロ・・・・ ・・・・っ...
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