『中日新聞テレビ日曜夕刊 FNN』（ちゅうにちしんぶんテレビにちようゆうかん エフエヌエヌ）は、毎週日曜日17:30から東海テレビ、石川テレビ、富山テレビの3局で放送されている日曜夕方放送のローカルワイドニュース番組。現在は『FNNスーパーニュースWEEKEND』」の日曜日放送分のTHK、ITC、BBTによる番組タイトルの上乗せ差し替え番組である。
石川テレビ（2005年7月から）と富山テレビ（2006年4月から）のタイトルクレジットは『FNN北陸中日新聞 日曜夕刊』に変更されている。共同協力クレジットは、中日新聞と北陸中日新聞。なお、本稿では「中日新聞テレビ日曜夕刊」共々「FNN北陸中日新聞日曜夕刊」と合わせて解説を行なう。
本番組は放送している各局で同じ番組名であるが、これは中日新聞社の意向によりタイトルをネット各局で変更したものであり、共通番組をネットしているわけではない（いわゆる『企画ネット番組』）。
番組の前半はフジテレビ発の全国ニュース、後半はそれぞれの放送局が属する県（東海テレビ=（東海3県）愛知県・岐阜県・三重県、富山テレビ=富山県、石川テレビ=石川県）のローカルニュースとなる）。ただし、かつては共通コーナーが存在した関係で、制作著作に各局の名前が出てきていた。
ちなみに番組内容は土曜日の『FNNスーパーニュースWEEKEND』と同じように、全国パート・各局ローカルパートではフジテレビ出しの「FNNスーパーニュースWEEKEND」と書かれた様々なテロップもそのまま流れている。（番組の構成をそこまで差し替え切れない関係があるためだと思われる。かつての差し替え番組であった「FNNスーパータイム」の週末版日曜日については、テロップの表示の仕方が現在よりもシンプル染みたものだったので差し替えをする上で融通が効いてたが、「スーパータイム」の構成が大幅に変化を始めるようになるたびに、東海テレビも「テレビ日曜夕刊」向けではなく、キー局仕様のニュースの字幕のテロップに倣う形で字幕表示をするようにしていった。しかも現在は「中日新聞テレビ日曜夕刊」の東海テレビパートでも番組名こそ違うのに、「FNNスーパーニュースWEEKEND」のタイトルの付いたニュースの題目テロップを土曜日の「スーパーニュースWEEKEND」同様に使用してニュースを伝えている。）
どの局もオープニングとエンディングのタイトル差し替え以外は『FNNスーパーニュースWEEKEND』と全く同じであるものの、東海テレビではニュース映像のサイドテロップが異なっている。
Template:独自研究 正確なスタート時期は不明だが、少なくとも『（サンケイ→FNN）テレビ日曜夕刊』として放送していた1965年ごろから放送されていたものと思われる。また北陸地方の2局（石川テレビ・富山テレビ）では現在は『北陸中日日曜夕刊』として放送しているが、1969年4月から数年間（福井テレビでも同年10月の開局時から数年間）、やはり『FNNテレビ日曜夕刊』のタイトル差し替えで『北陸中日日曜夕刊』の題名を使用していた（その後、富山テレビと石川テレビは一時期東海テレビと同じ『中日新聞テレビ日曜夕刊』となるが、福井テレビはフジテレビ・FNN全国統一タイトルに準拠したタイトルになった）。
この稿では東海テレビのみ表記した。石川テレビ・富山テレビは各局のアナウンサーが日替わりで担当する。なお、キャスターはいずれも土曜日のローカルニュースを兼任している。
ほか
この項では、「中日新聞テレビ日曜夕刊」及び「FNN北陸中日新聞日曜夕刊」を放送している中部地方のフジテレビ系列局の平日及び土曜日放送の夕方ニュース番組の歴代タイトルを紹介する。
※東海テレビは、中京広域圏（愛知県、岐阜県、三重県）を放送対象地域とするFNN・FNS系列の系列局及び同系列の中部地方ブロックを纏める基幹局である。現在でこそNHKの東海・北陸ブロックにその役割を奪われてるような状態であるが、過去に「(放送年の西暦年数の下２ケタが入る。)中部」として、「中日新聞テレビ日曜夕刊」のローカルニュースの中で石川テレビや富山テレビと共に地域の特集を共通コーナーとして放送していた実績がある。（そのコーナーが放送されていた頃の制作クレジットが、画面右下に「（左上部分に）「企画制作」、その下に（上から順に）中日新聞・北陸中日新聞・＜東海テレビか「中日新聞テレビ日曜夕刊」未放送地域の福井テレビ？＞・石川テレビ・富山テレビ」と表示していた。しかし、現在はブロック共通コーナーが終了してしまった関係で、そのような制作クレジットは表示されてない。なお、福井テレビの系列新聞社に関しては、「北陸中日新聞」として中日系ブロック紙を発行しない代わりに、福井県地方紙を意識したような新聞名で「日刊県民福井」として発行している。＜実際「日刊県民福井」も、中日新聞の傘下新聞社として運営されている。＞あと同じ福井県域の民間放送局でもあるNNN・NNSとANNのクロスネット局であるFBC福井放送テレビと共に福井県のもう一つの地元紙・福井新聞を系列新聞社に指定していたりもする。それでも福井テレビは、どちらかと言えば中日新聞の資本が競合局であるFBCより強い事もあり、FTBに対する福井新聞の影響は最小限にとどめられてる。そのためFNNの夜の最終ニュースが「FNN NEWS COM」だった頃は、東海テレビみたいに「協力 中日新聞」のクレジットを画面右下に挿入していた時期があった。そのかわり「NEWS COM」の後番組として放送を始めた「ニュースJAPAN」に関しては、FNNの系列局が全国一斉にネット＜一部の地域を除く＞が出来るように工夫されてる関係で、各局任意なタイトルの差し替えやネット局の系列新聞社のクレジットの表示などは行なわれてない。）
※石川県は、北陸３県で唯一民放テレビの４局体制化が現時点で完了している関係で、ITCは現在FNN・FNSの完全系列局として稼動している。中部地方のフジテレビ系列局は、FNN・FNS中部地方基幹局の東海テレビが中日新聞社と共に出資して設立されたものばかりで、東海テレビ版「FNNモーニングコール」では、中部地方のFNN・FNS系列局向けに「中部地方の天気」と言うブロック気象予報コーナーを制作して放送していた時期があった。
※富山テレビも、石川テレビと同じく東海テレビや中日新聞社が出資して設立されたフジテレビ系列局である。同じ富山県域のローカル局でテレビ朝日系列の番組を番組販売ネットで放送しているNNN・NNS系列局の北日本放送が放送しきれないEX系の番組の放送（BBTの場合は、主にANN準キー局であるABC朝日放送テレビ制作の番組を優先して放送する。）も行なっており、FNNの昼前の全国のニュース「FNNスピーク」の前に「朝日フラッシュニュース」を５分間放送している。北陸３県のフジテレビ系列局では、キー局CXに対して従属的な姿勢を持っている。
※現在は「北陸中日（新聞）日曜夕刊」として放送していない。
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