エクストリームオンバシラ。
幻想郷で最も危険な場所にオンバシラを立てる競技。
なお、立てる方法としては交渉・弾幕なんでもあり。
幻想郷で最も危険な場所にオンバシラを立てる競技。
なお、立てる方法としては交渉・弾幕なんでもあり。
「両者は残機を2持っているものとします。3回目のミスをするまでに何本オンバシラを立てられるかで競うものとします」
「なお、立てるポイントは……」
紅魔館・フランの部屋 お腹をすかせた幽々子の居る白玉楼 冬眠中の紫の寝室 永琳の研究室 焦熱地獄最深部
「なお、立てるポイントは……」
紅魔館・フランの部屋 お腹をすかせた幽々子の居る白玉楼 冬眠中の紫の寝室 永琳の研究室 焦熱地獄最深部
第1ポイント フランの部屋
最初のポイントはいきなり高危険度を誇る紅魔館はフランの部屋。
「あ、お客さん? 何しに来たの?」
「えーと……このオンバシラを立てて来いって言われて来たんだけど……」
「遊んでくれたら立ててもいいよ?」
「それじゃあ、なにして遊びましょうか?」
フランに合わせてしまったのが早苗の死因であった……
もちろん弾幕ごっこで遊ぶ事になり、早苗は頑張ったもののカタディオプトリックで全滅。1ミス。
一方ルーミアは
「色々持ってきたのだ。ベーゴマと、メンコと、カルタ」
「え! こ、これどうやって遊ぶの?」
「ベーゴマはこうやって巻きつけて、お椀の中で回して……」
「早く! 早く遊びましょう!」
ルーミアとフランは楽しく遊んで、無事オンバシラを建設させてもらい、ルーミア先制。
最初のポイントはいきなり高危険度を誇る紅魔館はフランの部屋。
「あ、お客さん? 何しに来たの?」
「えーと……このオンバシラを立てて来いって言われて来たんだけど……」
「遊んでくれたら立ててもいいよ?」
「それじゃあ、なにして遊びましょうか?」
フランに合わせてしまったのが早苗の死因であった……
もちろん弾幕ごっこで遊ぶ事になり、早苗は頑張ったもののカタディオプトリックで全滅。1ミス。
一方ルーミアは
「色々持ってきたのだ。ベーゴマと、メンコと、カルタ」
「え! こ、これどうやって遊ぶの?」
「ベーゴマはこうやって巻きつけて、お椀の中で回して……」
「早く! 早く遊びましょう!」
ルーミアとフランは楽しく遊んで、無事オンバシラを建設させてもらい、ルーミア先制。
第2ポイント 白玉楼
ある意味幻想郷でも有数の危険度を誇る白玉楼。
うっかりしていると幽々子にいろいろな意味で食べられてしまうし、下手に抵抗しすぎるとお迎えが来かねない。
早苗は(ある意味)正攻法で行った。
「妖怪の山で採れた八坂印の野菜をお届けに来ましたー」
「ありがとうございます。幽々子様のところにご案内するので、ついてきてください」
野菜を見た幽々子は妖夢を下がらせると、即座に料理させた。
「お代はいくらかしら?」
「このオンバシラを立てさせてもらえれば5割引に……」
幽々子は早苗の思惑はきっちり見抜いたが、お腹がいっぱいになる分には文句もなく、害もなさそうなので許可した。
早苗が成功した一方ルーミアは正面からオンバシラを持ち込んでしまい、侵入者と判断され妖夢に斬られて死亡。1ミス。
ある意味幻想郷でも有数の危険度を誇る白玉楼。
うっかりしていると幽々子にいろいろな意味で食べられてしまうし、下手に抵抗しすぎるとお迎えが来かねない。
早苗は(ある意味)正攻法で行った。
「妖怪の山で採れた八坂印の野菜をお届けに来ましたー」
「ありがとうございます。幽々子様のところにご案内するので、ついてきてください」
野菜を見た幽々子は妖夢を下がらせると、即座に料理させた。
「お代はいくらかしら?」
「このオンバシラを立てさせてもらえれば5割引に……」
幽々子は早苗の思惑はきっちり見抜いたが、お腹がいっぱいになる分には文句もなく、害もなさそうなので許可した。
早苗が成功した一方ルーミアは正面からオンバシラを持ち込んでしまい、侵入者と判断され妖夢に斬られて死亡。1ミス。
第3ポイント 冬眠中の紫の寝室
「紫様は冬眠中に目が覚めると手に負えない。絶っっっ対に起こさないと約束してくれれば協力しよう」
二人は藍の協力を取り付ける事に成功。
早苗は神奈子の力を借りて、風祝としての力を強化して空気中の音の伝導を阻害。工事の音を可能な限りおさえてオンバシラの建設に成功した。
ルーミアは一応紫の周囲を薄闇で覆っておいたが、普通に建設したため騒音で紫が起きてしまった。(藍と橙はこの時点で逃亡した)
翌日、八雲家は消滅。跡地には巨大なクレーターができており、その中には眠りこける紫だけが居たという。ルーミア1ミス。
「紫様は冬眠中に目が覚めると手に負えない。絶っっっ対に起こさないと約束してくれれば協力しよう」
二人は藍の協力を取り付ける事に成功。
早苗は神奈子の力を借りて、風祝としての力を強化して空気中の音の伝導を阻害。工事の音を可能な限りおさえてオンバシラの建設に成功した。
ルーミアは一応紫の周囲を薄闇で覆っておいたが、普通に建設したため騒音で紫が起きてしまった。(藍と橙はこの時点で逃亡した)
翌日、八雲家は消滅。跡地には巨大なクレーターができており、その中には眠りこける紫だけが居たという。ルーミア1ミス。
第4ポイント 永琳の研究室
これは先攻後攻が命運を分けた。
先攻の早苗は鈴仙が不安がるのを尻目に研究室へ侵入。白玉楼と同じ方法を試みた。
「妖怪の山で採れた薬草をお届けに来ましたー」
「そう。お金は払うから、そこに……」
「ど、どうしました?」
「……巫女服……」
早苗は八意研究室の題材となってしまい、1ミスと引き換えにどうにか発表を差し止めてもらった。
ルーミアはその直後に行ったため、研究意欲が満たされた永琳により無事許可を貰い、建設に成功する。
これは先攻後攻が命運を分けた。
先攻の早苗は鈴仙が不安がるのを尻目に研究室へ侵入。白玉楼と同じ方法を試みた。
「妖怪の山で採れた薬草をお届けに来ましたー」
「そう。お金は払うから、そこに……」
「ど、どうしました?」
「……巫女服……」
早苗は八意研究室の題材となってしまい、1ミスと引き換えにどうにか発表を差し止めてもらった。
ルーミアはその直後に行ったため、研究意欲が満たされた永琳により無事許可を貰い、建設に成功する。
第5ポイント 焦熱地獄最深部
幻想郷の温泉を管理し、無尽蔵のエネルギー源ともなっている焦熱地獄の最深部。
管理者のお空は普通に許可を出してくれたが、問題は幻想郷の加護を得た霊夢と魔理沙でさえ苦労した灼熱地獄の渦中でオンバシラを建設できるかどうかである。
「こ、これぐらい周囲の空気との間に真空の断層を作れば!」
「熱伝達は防げるかもしれないけど、放射熱だけでも十分危ないよ?」
「回りを暗くすればあんまり熱くない……」
「赤外線遮断しても、物質があれば熱は伝達するよ?」
最も典型的なエネルギーの一つ「熱」を前に四苦八苦する早苗とルーミア。
「ここで死んだら、再生しても危険です。こ、ここは一つ生還するために手を組むべきでは……」
「分かったのだ…… 暑いぃ……」
ルーミアは放射熱に、早苗は熱伝導と熱伝達に対処してどうにか共同でオンバシラを一つ建設。
二人は辛うじて生還する事に成功した。
幻想郷の温泉を管理し、無尽蔵のエネルギー源ともなっている焦熱地獄の最深部。
管理者のお空は普通に許可を出してくれたが、問題は幻想郷の加護を得た霊夢と魔理沙でさえ苦労した灼熱地獄の渦中でオンバシラを建設できるかどうかである。
「こ、これぐらい周囲の空気との間に真空の断層を作れば!」
「熱伝達は防げるかもしれないけど、放射熱だけでも十分危ないよ?」
「回りを暗くすればあんまり熱くない……」
「赤外線遮断しても、物質があれば熱は伝達するよ?」
最も典型的なエネルギーの一つ「熱」を前に四苦八苦する早苗とルーミア。
「ここで死んだら、再生しても危険です。こ、ここは一つ生還するために手を組むべきでは……」
「分かったのだ…… 暑いぃ……」
ルーミアは放射熱に、早苗は熱伝導と熱伝達に対処してどうにか共同でオンバシラを一つ建設。
二人は辛うじて生還する事に成功した。
「あれだけ苦労してもらっておいてなんですが…… 結果は引き分けですね」
「生きて帰れただけで十分です……」
「地獄には行きたくないのだー……」
「生きている間に焦熱地獄に行くとはなかなか貴重な体験をしましたね。そもそも(略)」
閻魔様の説教が有り難いと初めて思える二人だった。
「生きて帰れただけで十分です……」
「地獄には行きたくないのだー……」
「生きている間に焦熱地獄に行くとはなかなか貴重な体験をしましたね。そもそも(略)」
閻魔様の説教が有り難いと初めて思える二人だった。
結果は2勝2敗1引き分けでドロー!