勝川線とは、かつて存在した名岐鉄道→名古屋鉄道の路線のひとつ。
1931年(昭和6年)2月11日開業、1936年(昭和11年)4月8日休止、1937年(昭和12年)2月1日廃止。
駅は、味鋺駅(小牧線と連絡)-勝川口駅-新勝川駅と少なく路線自体も全長2.1kmと短かったが、存在した期間も短かった。
全線非電化で、ガソリンカーで運行されていた。
路線の痕跡はほとんど残っておらず、勝川口駅-新勝川駅の間は完全に国道19号線に隠れてしまっている。
もともとは、坂下までの路線を計画していた城北電気鉄道が建設する予定だったが、その前に吸収され名鉄の路線として開業した。
一時間に一本走っていたガソリンカーには乗客がほとんど乗っておらず、悲惨なものだったようだ。そのため、バスで充分客をさばけると判断され、廃止となったようだ。