- ずっとSF世界って呼ぶのもアレなので、作品タイトルを考え中。
「ナイト」「メビウス」「ブレイン」「トーキョー」あたりの単語で構成したい。
一応 「TOKYO MOEBIUS トーキョーメビウス」を仮題とする。
往年の海外小説のように長ったらしいサブタイトルも欲しいなw
「電気羊は~」とか「いかにして私は~」みたいな。
サブタイを毎話ごとに変えるのも色々実験できていいかも。変なフリガナで読ませたり…w
「TOKYO MOEBIUS トーキョーメビウス 第一話 Day & Night(アサとヨル)」
「TOKYO MOEBIUS トーキョーメビウス 第五話 生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え(にじゅうよん)」
「TOKYO MOEBIUS トーキョーメビウス 第九話 倚天屠龍記(いてんとりゅうき)」
「TOKYO MOEBIUS トーキョーメビウス 第十二話 All God's Chillun Got Rhythm(神の子はみな踊る)」
…とか。古典SFやジャズや映画から適当に。
- 文体。とにかくフリガナ。とにかく外国語。とにかく言葉遊び。
俺が好きなものを何でも詰め込む。読みやすさとか考えない。むちゃくちゃにする。
ブラックラグーンやヘルシングみたいな読者おいてけぼり感。
諺とか慣用句が好きなので、マザーグースとか外国の言い回しを調べて使おう。
場面、テーマに合わせた意訳もがんがん使っていく。
Easy Come, Easy Go(悪銭身に付かず)(恋は得るも失うも簡単に)(生まれてそして死んでいく)
- ネオ・トーキョーの一部地名を人体部位名称に。(これはSF世界の構想の1で既に言ってるけど)
『充血した眼球の街』『胃袋ビル』『A-10神経高速道路』
全体的に「誰か(人体)のなかの世界」である、ということを強調。
そしてこの世界の富士山は"大終末”で根こそぎ無くなってるって設定なんだけど、
それを「頭蓋骨に空いた穴」として解釈。
この脳内世界と外の世界をつなぐワームホール的なものにする。どう使うかは未定。
望月峯太郎『ドラゴンヘッド』って漫画で、崩壊した日本の男女が
ヘリで富士山の火口へどこまでも降りていくラストを描いていた。あの感じを再現する。
古代日本では「月や星=天の幕にあいた穴」と解釈していたらしいが、そのイマジネーションも素敵だ。
ヨルの事務所の近くにドーナツ屋でもおいて、日常シーンで"穴”について思索を巡らす場面を描こう。
穴という概念。穴という存在(非存在)。穴の定義。(森博嗣もそんなの書いてたな…w)
米津玄師『ドーナツホール』
〽ドーナツの穴みたいにさ 穴を穴だけ切り取れないように…
パラドックス。
ドーナツ屋の名前は『トーラス』。円環。
いわゆるドーナツ型の輪っかのことだけど、けっこう奇妙な性質をもっていて
人類が宇宙に飛び立つ以前には「地球が実は球体ではなくトーラス型である説」ってのがあったらしい。
ドーナツリングの表面上になら、球体でなくとも世界地図が矛盾なく敷き詰められるのだそうだ。
クラインの壺とかメビウスの輪とか、こういう特殊な構造や造形って面白い。
- いっそヨルの頭にも生まれつき穴があることにしちゃおうかな?
舞城王太郎『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』では強盗に突き立てられたプラスドライバーのせいで
脳内世界を持つことになった少年が描かれている。
俺が書こうとしてるSF世界もそれに多大な影響を受けてる。
ヨルは頭に指三本入るくらいの穴がある。だから子供の頃入院してた。だから常に帽子。だから神と同一人物…。
――だから妄想を外に漏らしてしまう能力者。
あ、あとこれは友人の案の変形だけど、ヨルの帽子のメーカー名を「I Call MOEBIUS」にしよう。
で、ラスボスの名前もメビウスに。
英単語の"Call”には「呼び出す」「誘う」「召喚する」「電話を掛ける」「予言する」「神から命を受ける」などの意がある。
I Callをイコールに変形して「=メビウス」。
ヨルとラスボスの関係性を軽く伏線っぽく仕込んでおく。
- ミロク製薬社は(名前からの連想だけど)仏教的なモチーフが似合いそうだな。
薬物による改造生物にわざわざホトケの名をつけたりしそう。阿吽とか牛頭馬頭。阿修羅。薬師観音。
イカレた冒涜的な思想が強調されていいかも。
じゃ、ミロクのトップは千手観音がいいなw
遺伝子操作でめきめきー。手ぇぶわーw 全部の手に違う武器もってて、綽名が「サウザンアームズ」。きめえw
最終更新:2022年04月19日 22:24