水分というのは、人間のからだにとって必要不可欠なもので、健康や美容のために、毎日意識して水を飲んでいる人は数多くの人がいます。
水分を積極的に摂ることは、血液をさらさらにしたり、肌を美しく保ったり、便秘解消になったり、老廃物を効率よく排出する方法としても広く行なわれています。

タバコを吸っていた人が禁煙を始めたときにも、積極的に水分を摂るようにしてほしいと思います。
水分を摂ることで、ニコチンの離脱症状を緩和する効果があると言われています。
毎日2リットルほどの水を飲むとよいのですが、たくさん飲めば飲むほど離脱症状がなくなるというわけではありません。
タバコを吸いたくなったり、口がさみしいと感じたときに水分を摂ってください。
このようなときは、常温ではなく冷たい水か熱いお湯を飲むほうが喫煙欲求を抑える効果があります。
また水分摂取は便秘を解消する方法としても有効です。
タバコを吸わないことで便秘になる人も多いのですが、これは今まで毎日タバコによる腸への刺激があったのに急にそれがなくなるためで、とくに意識して水を飲むとよいと思います。

ただし、水分補給に関して気をつけてほしいことがあります。
水やお茶ならよいのですが、コーヒーはなるべく避けたほうがよい、ということです。
コーヒーはタバコとの相性がよいため、コーヒーを飲むとタバコが欲しくなるというパターンが考えられます。
またカロリーのあるジュースやスポーツ飲料もあまりおすすめできません。
「禁煙したら太った」なんてことのないように、摂取する水分の内容には気をつけてください。
最終更新:2009年03月23日 01:46