「Ev102 支援ページ【オペレート(2)】」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p align="center"><font color="#000099"> ■■■■ Ev102
用支援ページ【オペレート(2)】 ■■■■</font></p>
<hr>
<p>○○【作戦】○○</p>
<p> </p>
<p>【地形】<br>
・オペレーターの作業する場所は戦闘指揮車や艦船といった情報処理と通信が確実にできる場所を選ぶ<br>
・野外の場合は簡単な指揮所をつくりそこでオペレートする。<br>
・指揮中枢は攻撃の影響が低いところ、たとえば、軍艦の最も防御力の高いところなどに置く。<br>
<br>
【装備】<br>
・無線マイク:部隊との連絡を行うための無線マイク<br>
・情報処理端末:敵味方の情報を処理するための端末<br>
・暗号表:部隊間で使われる暗号の解読表<br>
・通信用略語表:略語が聞き取りやすいように、通信用略語表を作っておく。(うげん、さげん>みぎげん、ひだりげん等)<br>
・ノイズキャンセル機能のヘッドホンを使う。<br>
・ノイズを拾いにくいよう、指向性のマイクを使う。<br>
・テレタイプ端末の利用を考え、ブラインドタッチ(タッチタイピング)を習得する。<br>
・タイピングの際、腕の負担を軽減するため、アームレストを使う。<br>
・飲み物:喉の渇きは発声に良くない影響を与える為、白湯を用意するといい。<br>
<br>
【陣形】<br>
・オペレーター同士が連携をとりやすいように隣のデスクなど近い場所でオペレートする。<br>
・あらかじめ担当するI=DやWD,部隊などを決めておく。<br>
・情報収集、戦力分析、伝達などグループごとにわかれ連携をとることで精度、効率を高める。<br>
<br>
【体術】<br>
業務<br>
・IDやWDに指揮官の指示を正確に伝える。<br>
・指揮官に戦闘の状況や部隊の情報を正確に伝える。<br>
・各種情報処理と伝達を行う。<br>
・部隊間で使用される暗号を解読する<br>
・指揮官の指示に従い、機体を誘導する<br>
・情報処理の機器に習熟しておき、的確に操作する<br>
技術・心構え<br>
・I=Dの操縦者と息を合わせ連携する。<br>
・視野狭窄に陥ることなく、視野を広くもち判断する。<br>
・I=D,WDの機体のデータを重視し、客観的な判断を下す。<br>
・作業は高速かつ冷静に行う。<br>
・オペレート時は気配りを欠かさない<br>
・戦闘中のパイロットや歩兵に対して心配りする。<br>
・状況説明は端的にわかりやすくする。<br>
・あらかじめパイロットや歩兵、指揮官信頼と関係を築いておく。<br>
・戦場にでるまでの間に通信者と雑談等で交流を深め信頼を得ておく。<br>
・状況に応じて臨機応変に動く<br>
・通信する相手を不安にさせないよう、表情や態度には出さずに対応する<br>
・通信時の声の高さや大きさ,抑揚などから、通信する相手の心理状態や周囲の状況を読み取る。<br>
・態度:相手の感じる親しみやすさ、落ち着き、誠実さ、話しやすさ、信頼、自信などの印象を意識する<br>
・発声:腹式呼吸でしっかり大きく発声する<br>
・発音:正しいイントネーションで明瞭に発音する。<br>
・身だしなみ:画面越しでの通信を意識して最低限の身だしなみを欠かさない<br>
・機密情報を扱うことを考慮し、指揮所にはオペレーター以外の人間を入れない。<br>
・声を聞き取りやすくするため、作戦前から、声帯の筋疲労や喉頭炎に気をつける。<br>
・各種言語でのモールス符号を理解し、無線通信や音響、発光信号などの形で利用する。<br>
・モールス信号では、通信文を短縮するため、Q符号を利用する。<br>
・作戦実行前に全員に対して作戦説明を行い、予めマインドセットしておく事により、情報伝達をスムースにする。<br>
・事前に時計を合わせることで、複数部隊のタイミング合わせに精密さを出す。<br>
・指示出しは正確に、聞き取りづらい音や単語は声を張る。<br>
・アメリカのA、ブラジルのB、チャイナのCなどで対応表を作り、通信状態が悪い中でも文字の認識をはっきり出来るように対策をしておく。<br>
・攻撃部隊だけでなく、オペレータ同士での連携も行う。<br>
・指示出しのみにとらわれず、戦況の変化の逐次確認を行う。<br>
・戦闘中の状況説明は端的に行う。<br>
・受信者に不安を与えないよう、態度や言葉遣いには気を使う。<br>
・戦闘開始前、猶予時間などは適当な会話で兵員をリラックスさせる。<br>
・音声はデジタルデータ化し、ノイズリダクションを行う。<br>
・通信は常に双方向を心がけ、ジャミングなどを素早く感知する。<br>
・通信には常に複数の帯域を使用し、不足の事態に備える。<br>
・未使用の帯域には不要なデータを乗せ、敵を撹乱させる。<br>
<br>
【知識】<br>
・指揮官から部隊への指示、また部隊から指揮官へ戦況を正しく報告するための予備知識を得ておく<br>
・主要な航路、航空路などの地理情報を知っておく。また、その際、現地住民からも情報を収集する。<br>
・無線設備の理論や構造、機能を理解したうえで、保守、運用を行う。<br>
・空中線系や電波伝搬の理論を理解する。<br>
・過去の戦闘の情報と照らし合わせ分析をより強固なものとする。<br>
・情報収集、戦力分析、伝達などグループごとにわかれ連携をとることで精度、効率を高める。<br></p>
<p> </p>
<p>○○【SS】○○</p>
<p> </p>
<p><font color="#993399"> *****</font></p>
<p><font color="#993399">続く戦闘。<br>
<br>
「まだまだ!指定ポイントで補給をすませてね!ピストンで穴は出来ないから安心して!」<br>
<br>
明るく明るく。<br>
お耳の恋人は伊達じゃない。<br>
同時に部隊展開情報を更新。<br>
該当部隊へ接続。<br>
<br>
「今からそっちのナビに座標データを送ります!ルート計算……できた!エスコートはバッチリ任せておいて!」<br>
<br>
次々と更新されるデータを反映。<br>
微調整をかける。<br>
<br>
「うん、いいね!その調子だよ。この前よりも良い動きしてる!」<br>
<br>
ぴぴっという電子音と共に浮かび上がる【補給完了】の四文字。<br>
切り替える。<br>
<br>
「よーし元気いっぱいだね!張り切っていこうか。だんだん聞こえて来たよ!夜明けの足音が」<br>
<br>
にっこりと笑う。<br>
映像は届かないけど、それでも。<br>
<br>
「オーマにして見れば私たちはただの地べたすりなのかもしれない」<br>
<br>
回線を全解放。<br>
私たちには私たちの戦いがある。<br>
ラインにもオーマにも真似出来ない戦い方が。<br>
<br>
「でもね、思い出して。」<br>
声に力。<br>
言葉に想い。<br>
<br>
「あがいてきたはずだよね、今まで。努力を重ねて来たよね、希望を呼ぶその為に。諦めなかった。みんなが幸せな夜明けの為に!」<br>
心の底から。<br>
熱く沸き上がる全てを載せて。<br>
<br>
「大丈夫。私たちはまけない!世界は絶対に終わらない!」<br>
<br>
現実になれと。<br>
叫ぶ。<br>
<br>
いや、現実にするんだ!</font><br></p>
<p>(SS:双樹真)</p>
<p> </p>
<p> *****</p>
<p> </p>
<p><font color="#6666FF">「部隊が戦闘に入りました!」<br>
「了解!こちらの部隊のオペレートパターン変更!」<br>
<br>
「敵、陣形を変えてきました!」<br>
「防御パターン変更完了!」<br>
<br>
「敵のオペレート妨害対策ヴァージョンアップしました!」<br>
<br>
<br>
大規模なオペレート部隊は各役割に分かれ、<br>
的確な指示の元に、<br>
的確な判断を下し、<br>
迅速に情報を部隊にもたらしていた。<br>
<br>
我々の前には仲間が居て、<br>
我々の後ろには守るべき者が居る。<br>
<br>
たとえ居場所が戦の中では最も安全だとしても、<br>
その居場所こそが激戦区。<br>
我々が負けた時、<br>
それは仲間の絶体絶命の危機。<br>
<br>
それでもオペレーター達は笑顔だった。<br>
<br>
守るべき者は笑顔を欲しているから。<br>
心から、<br>
声だけでも。<br>
<br>
「敵は怯んでるみたい!これは負けないね!」<br>
<br>
「まだまだぁ!こちらと同様に敵だって疲れてるんだ!」<br>
<br>
「多少の無茶も援護するから自信もって、自分達も私達も信じて!」<br>
<br>
そう、信じよう</font><br></p>
<p>(SS:遊佐呉)</p>
<p> </p>
<p> *****</p>
<p> </p>
<p><font color="#004080">「本当に優秀な奴というのは。あれだ。<br>
最後まで生き残る奴だよ。どんな戦場、どんな状況だろうと、<br>
かならず生きて帰る奴。」<br>
<br>
----歴代オペレーターに代々伝わる言葉。<br>
<br>
<br>
<br>
はじめて入る地上邀撃(ようげき)管制室、通称GCIルームは、想像以上に薄暗かった。<br>
<br>
「ライトガン研修は受けているね?」 先輩オペレータが優しく声をかけてくれた。<br>
<br>
げ、元気よくアピールしなくちゃ!<br>
<br>
ひ、と、喉から変な声でちゃった。<br>
<br>
先輩OP「ははは。最初はみんな、そんなもんだよ。<br>
ただまあ、声は低めにしたほうが聞き取りやすいかもね。これ、レッスン1だ」<br>
<br>
新米OP「はぃ!……」<br>
……声がうわずる。 どうしよう。<br>
耳たぶまで真っ赤になるのを感じる。<br>
<br>
先輩OP「研修で習ってるだろうから言うまでもないが、<br>
ここGCIはレーダー進入管制業務を兼ねている。<br>
状況に展開したI=D、歩兵部隊は、すべてここにハンドオフされる。<br>
偵察機から直接邀撃指示を受けた部隊をのぞけば、<br>
全ユニットにとっては、ここが実質的な作戦司令部になる。OKかな?」<br>
<br>
新米OP「はい!」<br>
……こんどはちゃんと返事できた。 先輩がウィンクしてる。<br>
周りを見ると、GCIには思ったよりたくさんのスタッフがここ作業していた。<br>
深夜にもかかわらず。<br>
みな、複数のウィンドウを切り替えながら、同時にチェックしつつ指示を出している。<br>
その大半が、何らかのプレイヤーアイドレスを着た役職付きの人だった。<br>
<br>
<br>
キータッチの音が絶え間なく四方から響いてくる。そのわりに静かな室内が、気持ちを昂ぶらせる。<br>
ここはもうひとつの戦場、情報戦という舞台での最前線なのだと、伝えてくる。<br>
<br>
先輩OP「戦術データリンク講習での成績は見せてもらった。<br>
まあ先輩方らが肝いりの太鼓判おしてるんで、そんなに心配はしてないよ。<br>
ぐるぐるしないようには、僕が見てるから」<br>
<br>
かっこつけてんなー、と野次が飛ぶ。 11時方向、にやにや笑っているオペレータだ。<br>
<br>
先輩OPは、ひとくさり野次に付き合うと、こちらに向き直った。 <br>
ちょっと頬が赤い。照れてるんだ。<br>
<br>
先輩OP「あー。<br>
管制は直接交戦時をのぞいてはデータリンクを主に活用する。<br>
たまに音声管制するときも、ある。<br>
まあ、定型文が役立たなくなる、なんてのは、そんなにはない事態だけどね」<br>
<br>
帝國、共和国の主力I=Dはみな、デジタル回線による戦術データリンク機能を搭載している。<br>
データ通信管制は、音声指示よりも機密性にすぐれていて、<br>
誤謬(ごびゅう)、つまりまちがいが、少ない。<br>
<br>
無論文字を読んでいる余裕など無い直接交戦時は別だ。そのときは、先輩言うところの、<br>
『フィクショノーツさんたちの、お耳の恋人』に、なるのが、私の仕事。<br>
<br>
<br>
冷たいながらも落ち着いた雰囲気の中、時刻が作戦開始時間となった。<br>
それはあっさりと、何事も起きていないかのように、過ぎていった。<br>
<br>
新しい時代の戦争、その先陣を切るのが私たちの役目。<br>
<br>
<br>
「状況、開始」作戦司令官付の副官からの声があっさりとGCIルームに響いた。<br>
<br>
さあ、泣いても笑っても、戦闘はここから。</font></p>
<p> </p>
<p>(SS:室賀兼一:リワマヒ藩国)</p>
<p> *****</p>
<p> </p>
<p>○○【イラスト】○○</p>
<p> </p>
<p>○○【RP】○○</p>
<p> </p>
<p align="center"><font color="#000099"> ■■■■ Ev102
用支援ページ【オペレート(2)】 ■■■■</font></p>
<hr>
<p>○○【作戦】○○</p>
<p> </p>
<p>【地形】<br>
・オペレーターの作業する場所は戦闘指揮車や艦船といった情報処理と通信が確実にできる場所を選ぶ<br>
・野外の場合は簡単な指揮所をつくりそこでオペレートする。<br>
・指揮中枢は攻撃の影響が低いところ、たとえば、軍艦の最も防御力の高いところなどに置く。<br>
<br>
【装備】<br>
・無線マイク:部隊との連絡を行うための無線マイク<br>
・情報処理端末:敵味方の情報を処理するための端末<br>
・暗号表:部隊間で使われる暗号の解読表<br>
・通信用略語表:略語が聞き取りやすいように、通信用略語表を作っておく。(うげん、さげん>みぎげん、ひだりげん等)<br>
・ノイズキャンセル機能のヘッドホンを使う。<br>
・ノイズを拾いにくいよう、指向性のマイクを使う。<br>
・テレタイプ端末の利用を考え、ブラインドタッチ(タッチタイピング)を習得する。<br>
・タイピングの際、腕の負担を軽減するため、アームレストを使う。<br>
・飲み物:喉の渇きは発声に良くない影響を与える為、白湯を用意するといい。<br>
<br>
【陣形】<br>
・オペレーター同士が連携をとりやすいように隣のデスクなど近い場所でオペレートする。<br>
・あらかじめ担当するI=DやWD,部隊などを決めておく。<br>
・情報収集、戦力分析、伝達などグループごとにわかれ連携をとることで精度、効率を高める。<br>
<br>
【体術】<br>
業務<br>
・IDやWDに指揮官の指示を正確に伝える。<br>
・指揮官に戦闘の状況や部隊の情報を正確に伝える。<br>
・各種情報処理と伝達を行う。<br>
・部隊間で使用される暗号を解読する<br>
・指揮官の指示に従い、機体を誘導する<br>
・情報処理の機器に習熟しておき、的確に操作する<br>
技術・心構え<br>
・I=Dの操縦者と息を合わせ連携する。<br>
・視野狭窄に陥ることなく、視野を広くもち判断する。<br>
・I=D,WDの機体のデータを重視し、客観的な判断を下す。<br>
・作業は高速かつ冷静に行う。<br>
・オペレート時は気配りを欠かさない<br>
・戦闘中のパイロットや歩兵に対して心配りする。<br>
・状況説明は端的にわかりやすくする。<br>
・あらかじめパイロットや歩兵、指揮官信頼と関係を築いておく。<br>
・戦場にでるまでの間に通信者と雑談等で交流を深め信頼を得ておく。<br>
・状況に応じて臨機応変に動く<br>
・通信する相手を不安にさせないよう、表情や態度には出さずに対応する<br>
・通信時の声の高さや大きさ,抑揚などから、通信する相手の心理状態や周囲の状況を読み取る。<br>
・態度:相手の感じる親しみやすさ、落ち着き、誠実さ、話しやすさ、信頼、自信などの印象を意識する<br>
・発声:腹式呼吸でしっかり大きく発声する<br>
・発音:正しいイントネーションで明瞭に発音する。<br>
・身だしなみ:画面越しでの通信を意識して最低限の身だしなみを欠かさない<br>
・機密情報を扱うことを考慮し、指揮所にはオペレーター以外の人間を入れない。<br>
・声を聞き取りやすくするため、作戦前から、声帯の筋疲労や喉頭炎に気をつける。<br>
・各種言語でのモールス符号を理解し、無線通信や音響、発光信号などの形で利用する。<br>
・モールス信号では、通信文を短縮するため、Q符号を利用する。<br>
・作戦実行前に全員に対して作戦説明を行い、予めマインドセットしておく事により、情報伝達をスムースにする。<br>
・事前に時計を合わせることで、複数部隊のタイミング合わせに精密さを出す。<br>
・指示出しは正確に、聞き取りづらい音や単語は声を張る。<br>
・アメリカのA、ブラジルのB、チャイナのCなどで対応表を作り、通信状態が悪い中でも文字の認識をはっきり出来るように対策をしておく。<br>
・攻撃部隊だけでなく、オペレータ同士での連携も行う。<br>
・指示出しのみにとらわれず、戦況の変化の逐次確認を行う。<br>
・戦闘中の状況説明は端的に行う。<br>
・受信者に不安を与えないよう、態度や言葉遣いには気を使う。<br>
・戦闘開始前、猶予時間などは適当な会話で兵員をリラックスさせる。<br>
・音声はデジタルデータ化し、ノイズリダクションを行う。<br>
・通信は常に双方向を心がけ、ジャミングなどを素早く感知する。<br>
・通信には常に複数の帯域を使用し、不足の事態に備える。<br>
・未使用の帯域には不要なデータを乗せ、敵を撹乱させる。<br>
<br>
【知識】<br>
・指揮官から部隊への指示、また部隊から指揮官へ戦況を正しく報告するための予備知識を得ておく<br>
・主要な航路、航空路などの地理情報を知っておく。また、その際、現地住民からも情報を収集する。<br>
・無線設備の理論や構造、機能を理解したうえで、保守、運用を行う。<br>
・空中線系や電波伝搬の理論を理解する。<br>
・過去の戦闘の情報と照らし合わせ分析をより強固なものとする。<br>
・情報収集、戦力分析、伝達などグループごとにわかれ連携をとることで精度、効率を高める。<br></p>
<p> </p>
<p>○○【SS・イラスト】○○</p>
<p> </p>
<p><font color="#993399"> *****</font></p>
<p><font color="#993399">続く戦闘。<br>
<br>
「まだまだ!指定ポイントで補給をすませてね!ピストンで穴は出来ないから安心して!」<br>
<br>
明るく明るく。<br>
お耳の恋人は伊達じゃない。<br>
同時に部隊展開情報を更新。<br>
該当部隊へ接続。<br>
<br>
「今からそっちのナビに座標データを送ります!ルート計算……できた!エスコートはバッチリ任せておいて!」<br>
<br>
次々と更新されるデータを反映。<br>
微調整をかける。<br>
<br>
「うん、いいね!その調子だよ。この前よりも良い動きしてる!」<br>
<br>
ぴぴっという電子音と共に浮かび上がる【補給完了】の四文字。<br>
切り替える。<br>
<br>
「よーし元気いっぱいだね!張り切っていこうか。だんだん聞こえて来たよ!夜明けの足音が」<br>
<br>
にっこりと笑う。<br>
映像は届かないけど、それでも。<br>
<br>
「オーマにして見れば私たちはただの地べたすりなのかもしれない」<br>
<br>
回線を全解放。<br>
私たちには私たちの戦いがある。<br>
ラインにもオーマにも真似出来ない戦い方が。<br>
<br>
「でもね、思い出して。」<br>
声に力。<br>
言葉に想い。<br>
<br>
「あがいてきたはずだよね、今まで。努力を重ねて来たよね、希望を呼ぶその為に。諦めなかった。みんなが幸せな夜明けの為に!」<br>
心の底から。<br>
熱く沸き上がる全てを載せて。<br>
<br>
「大丈夫。私たちはまけない!世界は絶対に終わらない!」<br>
<br>
現実になれと。<br>
叫ぶ。<br>
<br>
いや、現実にするんだ!</font><br></p>
<p>(SS:双樹真)</p>
<p> </p>
<p><img src="http://8824.teacup.com/ty0k0/img/bbs/0000246M.jpg"> </p>
<p><font color="#000000">(絵:荻野むつき)</font></p>
<p> </p>
<p><font color="#6666FF">「部隊が戦闘に入りました!」<br>
「了解!こちらの部隊のオペレートパターン変更!」<br>
<br>
「敵、陣形を変えてきました!」<br>
「防御パターン変更完了!」<br>
<br>
「敵のオペレート妨害対策ヴァージョンアップしました!」<br>
<br>
<br>
大規模なオペレート部隊は各役割に分かれ、<br>
的確な指示の元に、<br>
的確な判断を下し、<br>
迅速に情報を部隊にもたらしていた。<br>
<br>
我々の前には仲間が居て、<br>
我々の後ろには守るべき者が居る。<br>
<br>
たとえ居場所が戦の中では最も安全だとしても、<br>
その居場所こそが激戦区。<br>
我々が負けた時、<br>
それは仲間の絶体絶命の危機。<br>
<br>
それでもオペレーター達は笑顔だった。<br>
<br>
守るべき者は笑顔を欲しているから。<br>
心から、<br>
声だけでも。<br>
<br>
「敵は怯んでるみたい!これは負けないね!」<br>
<br>
「まだまだぁ!こちらと同様に敵だって疲れてるんだ!」<br>
<br>
「多少の無茶も援護するから自信もって、自分達も私達も信じて!」<br>
<br>
そう、信じよう</font><br></p>
<p> </p>
<p><img src="http://8824.teacup.com/ty0k0/img/bbs/0000247M.jpg"></p>
<p>(SS:遊佐呉)(絵:豊国 ミロ)</p>
<p> </p>
<p> *****</p>
<p> </p>
<p><font color="#004080">「本当に優秀な奴というのは。あれだ。<br>
最後まで生き残る奴だよ。どんな戦場、どんな状況だろうと、<br>
かならず生きて帰る奴。」<br>
<br>
----歴代オペレーターに代々伝わる言葉。<br>
<br>
<br>
<br>
はじめて入る地上邀撃(ようげき)管制室、通称GCIルームは、想像以上に薄暗かった。<br>
<br>
「ライトガン研修は受けているね?」 先輩オペレータが優しく声をかけてくれた。<br>
<br>
げ、元気よくアピールしなくちゃ!<br>
<br>
ひ、と、喉から変な声でちゃった。<br>
<br>
先輩OP「ははは。最初はみんな、そんなもんだよ。<br>
ただまあ、声は低めにしたほうが聞き取りやすいかもね。これ、レッスン1だ」<br>
<br>
新米OP「はぃ!……」<br>
……声がうわずる。 どうしよう。<br>
耳たぶまで真っ赤になるのを感じる。<br>
<br>
先輩OP「研修で習ってるだろうから言うまでもないが、<br>
ここGCIはレーダー進入管制業務を兼ねている。<br>
状況に展開したI=D、歩兵部隊は、すべてここにハンドオフされる。<br>
偵察機から直接邀撃指示を受けた部隊をのぞけば、<br>
全ユニットにとっては、ここが実質的な作戦司令部になる。OKかな?」<br>
<br>
新米OP「はい!」<br>
……こんどはちゃんと返事できた。 先輩がウィンクしてる。<br>
周りを見ると、GCIには思ったよりたくさんのスタッフがここ作業していた。<br>
深夜にもかかわらず。<br>
みな、複数のウィンドウを切り替えながら、同時にチェックしつつ指示を出している。<br>
その大半が、何らかのプレイヤーアイドレスを着た役職付きの人だった。<br>
<br>
<br>
キータッチの音が絶え間なく四方から響いてくる。そのわりに静かな室内が、気持ちを昂ぶらせる。<br>
ここはもうひとつの戦場、情報戦という舞台での最前線なのだと、伝えてくる。<br>
<br>
先輩OP「戦術データリンク講習での成績は見せてもらった。<br>
まあ先輩方らが肝いりの太鼓判おしてるんで、そんなに心配はしてないよ。<br>
ぐるぐるしないようには、僕が見てるから」<br>
<br>
かっこつけてんなー、と野次が飛ぶ。 11時方向、にやにや笑っているオペレータだ。<br>
<br>
先輩OPは、ひとくさり野次に付き合うと、こちらに向き直った。 <br>
ちょっと頬が赤い。照れてるんだ。<br>
<br>
先輩OP「あー。<br>
管制は直接交戦時をのぞいてはデータリンクを主に活用する。<br>
たまに音声管制するときも、ある。<br>
まあ、定型文が役立たなくなる、なんてのは、そんなにはない事態だけどね」<br>
<br>
帝國、共和国の主力I=Dはみな、デジタル回線による戦術データリンク機能を搭載している。<br>
データ通信管制は、音声指示よりも機密性にすぐれていて、<br>
誤謬(ごびゅう)、つまりまちがいが、少ない。<br>
<br>
無論文字を読んでいる余裕など無い直接交戦時は別だ。そのときは、先輩言うところの、<br>
『フィクショノーツさんたちの、お耳の恋人』に、なるのが、私の仕事。<br>
<br>
<br>
冷たいながらも落ち着いた雰囲気の中、時刻が作戦開始時間となった。<br>
それはあっさりと、何事も起きていないかのように、過ぎていった。<br>
<br>
新しい時代の戦争、その先陣を切るのが私たちの役目。<br>
<br>
<br>
「状況、開始」作戦司令官付の副官からの声があっさりとGCIルームに響いた。<br>
<br>
さあ、泣いても笑っても、戦闘はここから。</font></p>
<p><img src="http://8824.teacup.com/ty0k0/img/bbs/0000248M.jpg"></p>
<p>(SS:室賀兼一:リワマヒ藩国)(絵:荻野むつき)</p>
<p>室賀さんよりSSを頂きました。ありがとうございます!!</p>
<p> *****</p>
<p> </p>
<p>○○【RP】○○</p>
<p> </p>