部隊編成が終わったら評価値計算はセットで事前に行っておくべきです。これ絶対。
出しておくべき値は、まず装甲です。その次に、その部隊のメインの攻撃手段。
時間の許す限り行動可能なもののすべてを出しておきたいものです。
評価値計算:基本
評価値には対数が使用されています。
と言うと何かそれだけで難しそうでやる気が失せるので、私は「評価値=ラベル リアルデータ(RD)=ほんとの値」くらいで思っています。
評価値1はほんとは1.2です。評価値2はほんとは1.44です。評価値3はほんとは1.728で、評価値4はほんとは2.0736です。
ほんとは評価値は前の値に×1.2する形で増えていっているのですが、小数点がいっぱいあると見づらいので、それぞれに「1に1.2を何回かけているか」というラベルを貼って表記することにしました。
なので1.2は1、1.44は2、1.728は3、と表記されます。
噛み砕いたつもりが何か余計わからなくなってたらすみません。
まああれです。対数が何かとかよくわからなくてもぶっちゃけ何とかなります。なりました。
1ユニットの評価値を出す
まずは1ユニットの評価値を出します。
1ユニットは部隊の中の構成単位です。歩兵だったら一人で1ユニット。乗り物に乗っていれば、乗り物(中に乗ってる人込み)で1ユニットです。
ユニットごとの評価値を出す時点では、RDは使いません。
プレイヤーが通常使用するアイドレスは、「人アイドレス+職業アイドレス2つor3つ」の組み合わせでできています。それぞれのアイドレスにはそれぞれの評価値がありますので、それを筋力、耐久力などの項目ごとに全部足していきます。
アイドレスそれぞれの評価値を見たいときは、
アイドレス wikiさんが大変便利です。
現在の連邦主力アイドレスの合計値はこんな感じになります。
|
体格 |
筋力 |
耐久力 |
外見 |
敏捷 |
器用 |
感覚 |
知識 |
幸運 |
西国人+猫妖精+ハッカー+スターファイター |
-1 |
-1 |
1 |
0 |
1 |
3 |
9 |
3 |
5 |
西国人+整備士+舞踏子+魔術的舞踏子 |
0 |
-1 |
1 |
3 |
3 |
5 |
7 |
3 |
1 |
西国人+整備士+名パイロット+ホープ |
-1 |
-2 |
0 |
1 |
0 |
3 |
5 |
3 |
-2 |
これにさらに、勲章や職業4の評価値を足します。
これで人1ユニットの評価値が出ました。わー。
I=Dユニットの評価値を出す
では次にI=Dに乗ったときの評価値の出し方です。
実はここでもRDは使いません。
まず、防空型アメショーに先ほどの3つの職業の人を1人ずつ乗せてみましょう。
パイロットは魔術子たんです。
|
|
体格 |
筋力 |
耐久力 |
外見 |
敏捷 |
器用 |
感覚 |
知識 |
幸運 |
|
アメショー防空型 |
10 |
11 |
14 |
8 |
11 |
5 |
11 |
5 |
6 |
パイロット |
西国人+整備士+舞踏子+魔術的舞踏子 |
0 |
-1 |
1 |
3 |
3 |
5 |
7 |
3 |
1 |
コパイ1 |
西国人+猫妖精+ハッカー+スターファイター |
-1 |
-1 |
1 |
0 |
1 |
3 |
9 |
3 |
5 |
コパイ2 |
西国人+整備士+名パイロット+ホープ |
-1 |
-2 |
0 |
1 |
0 |
3 |
5 |
3 |
-2 |
|
合計 |
10 |
11 |
14 |
8 |
11 |
10 |
20 |
8 |
11 |
体格~敏捷までは、I=Dのものをそのまま使います。
器用~幸運までは、それぞれ搭乗員の評価値の中で最も高いものとI=Dのものを足します。
これでI=Dユニットの評価値が出ました。わー。
部隊の評価値を出す
多くの場合、部隊は複数ユニットで構成されています。
複数ユニットの評価値を合計する時は、RDに換算してから計算します。
例えば、スターファイター1人、魔術的舞踏子2人、ホープ3人の部隊があったとします。この部隊に幸運の評価値が求められました。
まず、
評価値表を見て、それぞれの職業の幸運評価をRDに直します。
スターファイター:幸運5=RD2.49
魔術的舞踏子:幸運1=RD1.2
ホープ:幸運-2=RD0.69
次に、RDを人数分全部足します。
2.49 + 1.2×2 + 0.69×3 = 6.96
I=Dが入っている部隊でも、計算方法は同じです。
ユニットごとのRDを足して、一番近い値の評価値に戻す。これが部隊評価値の計算の基本になります。
評価値計算:応用
ちょっと応用です。
基本よりはちょっとややこしいけど、ちょっとです。原理は一緒です。
評価値と表で部隊評価を出してみる
「評価値は出た、表もある、でも人数が多すぎて手計算が追いつかないよ!」
そんな時もあります。多分いっぱいあります。じゃあそんなときはどうしたらいいか。
一番いいのは、ツールを使う方法です。必要事項を入力するだけで自動計算してくれます。大変らくちんなのでこれが一番オススメ。
#誰か対数1.2に対応してて使いやすいツール知ってたら教えて下さい。
でも、色んな理由でツールが使えないこともあるかもしれません。携帯対応してなくてうわーんな時もあると思います。
そんな時のために、ユニットごとの評価値と
評価値表があれば計算できる方法をメモしておきます。
スターファイター1人、魔術的舞踏子2人、ホープ3人の部隊をまた例とします。求められる評価はまたしても幸運です。
まず、評価いくつの人が何人いるかを確認しましょう。
評価5が1人、評価1が2人、評価-2が3人です。
これを少しずつまとめていきます。
評価1の2人の合計値を出してみます。
評価値表のRDの部分で、人数、つまり2に一番近い値を探してください。
一番近いのは、RD2.04の評価値4です。これをもともとの評価1に加えて、1+4で5、この2人の幸運評価合計値は5となります。
※なんでこういうことができるかというのは、ちょっとややこしいので覚えなくてもいいです。
ただ、基本の計算最初で出した「評価値=ラベル リアルデータ(RD)=ほんとの値」という解釈で言うと、「2人」というのは「ほんとの値」ですので、それにあわせてラベルを張ると、「評価値4」と言い換えられることになるわけです。
※余計わかりづらいよ!という時は何事もなかったかのようにスルーしてください。
同じように、評価値-2の3人の合計値を出してみます。
評価値表のRD部分で3に一番近いのは、RD2.99の評価値6です。
先ほどと同じように、元の評価値-2に+6シフトして、この3人の幸運評価合計値は4となります。
これでちょっとまとまりました。
評価5,5,4の人が一人ずついる、と考えて、またまとめていきます。
まず評価5が二つです。先ほどと同じように
評価値表で人数(まとまりの数)とRD値が近いものを探します。評価値+4シフトして評価値9のまとまりができます。
これで評価値9の人が一人、評価値4の人が一人、と考えられるところまできました。あと少しです。
評価の値がそろっているときのまとめ方は、人数とRDを照らし合わせて、一番近いところの評価値を足す、でした。
今回は評価の値がそろっていないので、まず、二つのまとまりの差を出します。
9と4で差は5です。今度はRDではなく、評価値5のところを見てみます。RDは2.49です。
ここでRDをまた人数(まとまりの数)に照らし合わせて考えてみると、
評価値9の人は評価値4の人2.49人分である、と言い換えることができます。
※また「ラベル」と「ほんとの値」という解釈で言うと、ラベルで5の差があるときは、ほんとは2.49人分の差がある、ということになります。
これで評価値4の人が1人+2.49人=3.49人、という形に置き換わりました。
後はまたRDで3.49に一番近いところを探します。近いのはRD3.58の評価値7ですので、元の値である4から+7シフトして、評価11となります。
これで先ほどのRDを全部足したときと同じ評価になりました!
覚えておかなくても計算はできますし、ちょっと考え方としてはめんどくさいですが、ほぼ正確な値が出せるので、覚えておくと大人数編成&ツールがないときには便利だと思います。
ただ、絶対確実に正確な値が出るわけではないですので、やっぱり最終的にはツールを使って確認するのがオススメです(笑)。
特殊な評価の出し方:1ユニット編
求められる評価値は、体格~幸運の基礎評価項目だけではありません。
二つの能力を複合して出す評価の一覧はこんな感じです。
装 甲:(体格+耐久力)/2
白兵戦:(体格+筋力)/2
近距離:(筋力+敏捷)/2
中距離:(感覚+知識)/2
遠距離:(敏捷+感覚)/2
整 備:(器用+知識)/2
医 療:(器用+知識)/2
詠 唱:(器用+知識)/2
オペレート:(外見+知識)/2
実際にどうやって計算するかを、魔術的舞踏子を例に上げてメモします。
魔術的舞踏子が一人で歩いていたらうっかり敵と遭遇しました。敵の方がARが高かったので先制攻撃を受け、防御判定で装甲評価が求められたとします。
装甲は「(体格+耐久力)/2」です。
西国人+整備士+舞踏子+魔術的舞踏子の評価値を見てみましょう。
体格は0、耐久力は1となっています。ひ弱です。
0+1=1、2で割って0.5。四捨五入して、装甲評価は1になります。
1ユニットで計算する場合は、RDを使わず評価値のまま計算します。
これでOKです。
特殊な評価の出し方:部隊編
2つの能力を複合して出す評価を、今度は部隊で出してみます。
前項で出した魔術子たんの装甲評価は1でした。ひ弱です。
とてもでないけど敵の攻撃は防げません。
そこで、たまたますごい近くにいた防空アメショーに引っ付いて、合同部隊として装甲評価に臨むことにしました。
状況的にありえねーとかは例なので大目に見てください。
まずは部隊の体格の評価値を出します。
魔術的舞踏子の体格は0、RD1です。
アメショー防空型の体格は10、RD6.19です。
1 + 6.19 = 7.19 で、部隊の体格評価値は11となります。
同じように、耐久力の評価値を出します。
魔術的舞踏子の耐久力は1、RD1.2です。
アメショー防空方の耐久力は14、RD12.84です。
1.2 + 12.84 = 14.04 で、部隊の耐久力評価値は14のままです。
装甲は「(体格+耐久力)/2」ですので、両者を足して2で割ります。
体格11+耐久力14で25。2で割って12.5、四捨五入して13がこの部隊の耐久評価値となります。
部隊で複合能力の評価値を出すときは、まず計算に使う能力の評価値を出してから計算、と覚えてけば大丈夫です。