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こないだの、エースゲームで自己満足は善ではないとあった。私の小説は自己満足なので書くのは辞めようと思っていたが、最近やけに藩国が(ミサゴさん個人かも)メデタイので書きたくなったので書きます。携帯のメアドを乗っけておくので、クレームはそちらまで!(今回は楠瀬さんいじりまくり。初志の藩国の特産品に、は関係なくなっているような?)

謹慎将軍 エピソード3
時はさかのぼり、ドリームチームが出撃してまだ結果がでていない時機の話である。

藩王不在の藩王の部屋で三人の男が仕事を忘れて熱く語り合っていた。
「藩王が死亡したら、どうなるでござるか?」
一人目は仕事を与えられているかどうかすら怪しい、ビッテンフェ猫!
「もちろん、廃藩だよ!」
二人目は、普段藩王専用の椅子にゆったりと腰掛け、重要な話題にも関わらず余裕たっぷりの話ぶりの男、青海正揮!
「そんな事にはならないよ!」
三人目は、普段はこんなところで油を売ったりしないが、今回は何かと面倒をみているビッテンフェ猫から、「友情を深めようではござらんか!」と、半ば口説かれてここに到った男、双樹真!
「しかし、中間判定で半分死亡でござるよ。」
「そうだな、いざとなったら私が藩王となり『イカナマニア藩国』を立ち上げるか!」
ここで青海とビッテンフェ猫は目を見つめ合い。
(注・以下はアイコンタクトの会話です。)
(ついに、あの構想を立ち上げるでござるか!)
(うむ、イカナとソックスの夢の国!)
(国民靴下洗濯禁止令!)
(イカナのコスプレ義務化!)
(まさに、桃源郷でござる!)

「建国は良いと思いますよ。ただ俺は旅に出るかもしれないな…。NPC難民引きつれて色んな国を回って…みんなを安全な所に連れていったらまたここに戻ってくる。またレンジャー連邦を作る。まあ…そんな実力はありませんけどね。」
双樹は苦笑する。
双樹の発言により、現実に戻った二人。
双樹の話は続く、
「でも藩王達は帰ってきますよ。」
雲は落ちないとでも言うように。
「うちはいつも綱渡りですけど…」
軽く笑う。
「そこに愛があれば、滅びることはありませんから。」
双樹の発言と自分達の想像の落差に赤面するやら、頭を掻くやらの二人。
「そっ、そうでござるな。」
「そうだな、悪かったな双樹、じゃあ、祝勝会の準備でも、、、うぉ!なっ、なんだ!」

ここで突然の侵入者、入口の扉をぶち破りながら、一直線に双樹へ走り込む!
「双樹ぃー、逃げろぉー、あの目はマジだ、殺られるぞぉー!」
突然の侵入者は猫士の夜星だった。
「やっ、夜星?どうし、、、ウグッ!」 ガクッ!ブルッ!
タッタッタッタッ、ガシャーン!ヒューン。

夜星はそのままの勢いで双樹に渾身のタックル!双樹を一撃で気絶させ、そのまま肩に担ぎながら窓をぶち破り藩王の部屋から脱出!
あまりの早業に茫然とする二人、そこへ二人目の侵入者が!
「働き者の三人が出撃してこの忙しいときに、堂々とさぼりやがって!」
藩王たちの不在の穴を一所懸命に塞いでいる男、楠瀬藍!
あまりの形相に震え上がる二人。
「今日は許さんぞ!見よ、新兵器『明後日ライトレーザー』」
なにやら楠瀬はコントローラーのような物を取出し、誰かと通信し始めた。
「じにあ、いけるか?」
「はい、お嬢様。」
別の場所で、なぜかビン底眼鏡に付け髭、タキシード姿のじにあ。
「ファィエル!」
その瞬間、天から一筋の光が!
青海の横1メートル付近に穴を開けた。直径こそ3センチ程だが、その威力は凄まじくやすやすと政庁を貫通してみせた。
「あれに当たったら体に穴開くな。」
「ってゆうか、当たりどころ悪ければ死ぬでござるぞ!」
しかし、一番驚いていたのは楠瀬自身だった。
(なんて恐ろしい兵器を開発してしまったんだ。)
固まっている楠瀬を見て二人は、
「試し打ちもしてなかったのか!」
「照準が甘いでござる!今のうちに逃げるでござる!」
我に返った楠瀬、
「じにあ、照準ずれてるぞ!2発目だ!」
「了解、お嬢様。くたばりなさいSBJ!」

本当の悲劇はここからだ

2発目の照準もやはりずれていた、が!よりによって藩王の門外不出の『眼鏡コレクションケース』を貫通した。
そして、その中の一つ、『キュベルネス・モデル』を打ち砕いた!

時は止まる。、、、、、、、、そして動きだす。

「ヤ、ヤガミモデルじゃなくて、良かったじゃかないか、楠瀬。」
「そ、そうでござるよ、謹慎すれば藩王も許してくれるでござるよ!」
心身喪失の楠瀬、何も聞こえない、目に映るは、割れた眼鏡のみ。
「どうしたの楠瀬!殺ったの?ねぇ、応答して楠瀬ぇー!」
じにあの声だけが響く、藩王不在の藩王の部屋で。

「勅令でござる、藩王、摂政不在の為、僭越ながらそれがし、ビッテンフェ猫が勅令だすでござる。下記の者、『藩王の大切な眼鏡壊した』罪で謹慎処分とする。期間は藩王達が無事帰って来る迄でござる。無事帰って来なかったら?死ぬまで謹慎でござる。藩王もこれにて許すでござる。

楠瀬藍、じにあ」


その日から、楠瀬とじにあは姿を消した、『キュベルネス・モデル』の眼鏡を手に入れる為に、人知れず旅に出たのであったが、これはまた、別の話である。(誰か書きませんか?)

その日から恐ろしく政務が滞ったのは、言うまでもない。
小奴「なんで誰も仕事してないの!そもそも藩王と摂政が同時に出撃するからいけないのよ!帰って来たら二人共説教よ!覚悟しなさい!」
これが世に言う「真・レンジャー連邦の惨劇」である。

チャンチャン


(文責:ビッテンフェ猫)

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最終更新:1970年01月01日 09:00