レンジャー連邦王宮図書室 @wiki内検索 / 「砂浜ミサゴ(ミサゴ)」で検索した結果

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  • 砂浜ミサゴ(ミサゴ)
    砂浜ミサゴ(ミサゴ)の作品群 ●文章 2月13日 講習まとめ(昼) 2月13日 講習まとめ(夜) 146:砂浜ミサゴ ●絵 ナツメヤシ園の風景 大貧乏:4
  • 作者名索引
    ... 霰矢蝶子(蝶子) 砂浜ミサゴ(ミサゴ) 楠瀬藍(ひでぽん) 青海正輝(RisKey) 小奴(小奴) マグノリア(マグ) アスカロン(Ascalon) 浅葱空(にゃーしゅ) 双樹真(しん) 城華一郎(星野十郎) ビッテンフェ猫(吉田幸村) 豊国 ミロ(みど) 矢神サク(サク) 冴木悠(悠) 遊佐 呉(ユサク) むつき・萩野・ドラケン(むつき) 春雨(春雨)? 彩貴(彩貴) 空馬(空馬) 七周シナモン(七周) 石丸 春丸(石丸 春丸)?
  • PC詳細設定
    •*霰矢蝶子(PL:蝶子) •*砂浜ミサゴ(PL:ミサゴ) •*楠瀬 藍(PL:ひでぽん) •*青海正輝(PL:RisKey) •*小奴(PL:小奴) •*マグノリア(PL:マグ) •*アスカロン(PL:Ascalon) •*虹ノ七色(PL:D*でぃ~*) •*山下大地(PL:ダイチ) •*浅葱空(PL:にゃーしゅ) •*双樹 真(PL:しん) •*城 華一郎(PL:星野十郎) •*ビッテンフェ猫(PL:吉田幸村) •*豊国 ミロ(PL:みど) •*冴木悠(PL:悠) •*情野銀鉄(PL:銀鉄) •*遊佐 呉(PL:ユサク) •*むつき・萩野・ドラケン(PL:むつき) •*春雨(はるあめ)(PL 春雨) •*彩貴(PL 彩貴) •*空馬(PL:空馬) •*七周シナモン(PL:七周) •*石丸 春丸(PL:石丸 春丸) •*三園晶(PL:三園晶)
  • ナツメヤシ園の風景
    (絵:砂浜ミサゴ) 食糧増産のために整備されたナツメヤシ園。オアシスから水路が引かれている。  
  • 会議ログ:藩国紹介用
    2017/07/03分 (ログ取りそびれて途中から始まってます) 城 華一郎 説明会には国として参加しておきたい、と、いうのだけはあって、んん、(2017/07/03 21 08) 三園晶 ただ、合同説明会と今までのテーマ別説明会だとだいぶ感覚違うかなーとは思います(2017/07/03 21 09) 城 華一郎 なるほど……(2017/07/03 21 09) 城 華一郎 (いつものように自分が自分がみたいに説明会出るのもアレだけど参加しないのもどうなんだろう的な日本人的右に倣え感覚との戦いを繰り広げている(2017/07/03 21 13) 三園晶 いちおう三園はIBLのスタッフではあるので。で。(2017/07/03 21 14) 城 華一郎 はっ、そうでした!(2017/07/03 21 14) 城 華一郎 (拝む(2017/07/03 2...
  • 生活ゲーム:戦場の跡に
    城 華一郎@星野十郎 さんの発言 (22 58) こんばんは、生活ゲームの時間前になりましたのでお声をかけさせていただきました あと、同行者がおりますので、窓に呼ばせていただきます 芝村 さんの発言 (22 58) どうぞ 砂浜ミサゴ@レンジャー連邦 さんが会話に参加しました。 城 華一郎@星野十郎 さんの発言 (22 59) よろしくお願いいたします。記事は下記のとおりです。 http //cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article id=10639 あ、間違えた http //cwtg.jp/ogasawara/nisetre.cgi?no=5743 砂浜ミサゴ@レンジャー連邦 さんの発言 (23 00) こんばんは、本日もよろしくお願い致します。 芝村 さんの発言 (23 01) イベントは? ...
  • イベント05:冒険開始!
    イベント05:冒険開始! 砂浜ミサゴ&マグノリアの女だけの記憶探し  にゃんにゃん共和国、わんわん帝国両国内で 国を豊かにするための冒険が行われようとするほんの少し前。 『え、ちょっと待っ…!ペロ防衛戦っていうか、八神?!大場??  留守にしたくないことばっかりなのよ!  うわぁーん、ヤーガァァァァッ………!!(ぱたん/扉の閉まる音)』  レンジャー連邦の今代藩王・蝶子は学生時代の友人達と冬のバカンスへ旅立った。 上の叫びを見る限りは攫われたような気もする。  そういえば藩王が旅立つ1日前。尚書省へ出仕していた吏族・小奴が帰国した。 『ごめん、ちょっとだけ寝る……』 そう言い残して彼女も姿を消した。 噂によると帰国途中に喜多方ラーメンを食べ過ぎて体を壊し、入院していたらしい。 「はい、年女コンビ戦線離脱…っと。ここは私がしっかりしなきゃ...
  • 小笠原分校制服:双樹真
    モデルは左からレンジャー連邦民の楠瀬藍、砂浜ミサゴ。 (絵:双樹真)
  • イベント146 呼び声の魔法
    提出先:http //blog.tendice.jp/200907/article_4.html 146:霰矢蝶子 146:砂浜ミサゴ 146:浅葱空 146:城 華一郎 146:ビッテンフェ猫 146:豊国 ミロ 146:矢神サク 146:冴木悠 146:むつき・萩野・ドラケン 146:彩貴 146:七周シナモン
  • 秘宝館SS:『おかえりなさい』
    …………。 熱いという言葉を、何と言い換えよう。 …………。 熱いという感覚を、何と取り替えよう。 …………。 ノ/…イズ/……混じり……/ノ……。 …………。 パルスが。-・―・――・――・――。 …………。 ザ ざザ ザざ ZAAAAAAAAA……。 …………。 明滅する。チカ・チカ・意識に火花が。 …………。 ど  く  ん。 体を内側から叩かれた音がする。 ど   く   ん。 体を内側から熱かれた音がする。 熱-音-熱-音-熱-熱-音-。 ざ ざザ ザざざ-・――・―・―――・Tiカ・チKa・ぴ・GAAAAAAA…………。 それが心臓であることを理解したのは、彼女が一面の灼光に目を圧されたからだった。 彼女が一面の灼光に目を圧されたから、それが心臓であることを理解したのはだった。 彼女は、それが...
  • 個人アイドレス評価値一覧
    ○魔術的舞踏子/名パ/ハッカー/歩兵 (2007.08.06時点) 国民番号 国民名 体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 装甲 白兵 近 中 遠 オペ 0600147 蝶子 1 0 2 3 3 10 7 5 3 2 1 2 6 5 5 0600148 砂浜ミサゴ 0 -1 1 3 3 5 7 3 1 1 -1 1 5 5 5 0600149 楠瀬藍 -1 -1 1 1 0 7 8 4 -1 0 -2 -1 6 4 5 0600150 青海正輝 1 0 2 -1 1 -1 2 1 -2 2 1 1 2 2 1 0600151 小奴 0 -1 1 2 0 3 4 6 8 1 -1 -1 5 2 3 0600152 マグノリア 0 -1 1 3 3 5 7 3 1 1 -1 1 5 5 5 0600153 アスカロン -2 -2 0 1 0 3 4 3 -...
  • 146:砂浜ミサゴ
    こっちの世界は色々と 難しいことばかりだけど それでも君のまわりの人は 君が来るのを待ってるよ 嬉しいことばかりじゃなくて でも悲しいことだけでもない 楽しいことばかりじゃなくて でも苦しいことだけでもない こっちの世界は本当に 何もかもが複雑すぎて 嫌になるかもしれないけど それでも綺麗なものもある ときどき雨が降るけれど そのあと虹が出ることもある ひとりの道で転んでも たまには誰かが助けてくれる こっちの世界はそんなふうだよ むりやりになんて呼べないけど 僕は来るのを待ってるよ 君が来るのを待ってるよ
  • ドランジ歓迎祭り:続・悪乗り編
    続・悪乗り編 摂政さんにご褒美の一日 ―ところでお前、真面目に文士仕事しなくていいのかよ? ―なぁに、城の大将や双樹くんがいるからな。俺はどんどん悪乗りしていく所存だ。 ―いや、普通に使えるものかけや。 (2日目朝、藩都にて着替えつつ) 「 2日目 朝 北の都郊外 ニャーロード北都→東都線 」 レンジャー連邦が誇る萌え摂政・砂浜ミサゴは怒っていた。 詳しく心情を分析すると、ハッピー・羞恥・混乱・睡眠など、隔壁封鎖もかくやとうほどごちゃごちゃしているのだが、今の段階では怒りが一番上である。 (2人まとめてレンジャー諸島の実測に行かせてやるんだから・・・!!( 2人とはもちろん今頃藩都でクダを巻いているに違いない、青海と虹ノである。 連邦内でこのようなイタズラを考えつくのは・・・藩王はじめかなりいるだろうが、実際に実行に移すようなクレイジーボーイは...
  • ミサゴさんごめんなさい!私の中で今一番ネタにしやすいのでSS
    私のSSは何か合ったときには、私の承諾なしに編集して頂いて構いません。 後、技族方々が描いて下さる絵がネタに直結してくれるのでとても助かっております。これからも、沢山描いて下さると嬉しくおもいます。 逆に絵をネタに使われると困る場合はお手数ですが、私までメールを下さい。宜しくお願い致します。 「あれっ、ここはっ?」 目が覚めると見慣れぬベットに横たわっていた私。 なんでだろう?頭が痛い、それに私は何をやっていたんだっけ?政務の途中で寝ちゃったのかな? 横を見ると心配そうな顔の藩王が居た。 「ミサゴさん大丈夫?」 「はっ、藩王ごめんなさい!政務中に私寝ちゃうなんて!」 無言で首を横に振る藩王。 「ここは、世界忍者国の病院よ、ミサゴさん。」 「!」 その時、急に記憶が、、、まるで全身の血管や内蔵を直接鷲掴みされるような圧倒的な恐怖、『死』そのものが具現化したような感覚。 「イィイ...
  • レンジャー連邦日誌
    レンジャー連邦日誌:食糧増産作戦 レンジャー連邦日誌『食糧増産作戦』 /*/ 「今度は食糧増産ですって?なんでよ!?」 ここは藩王執務室。 戦時供出金のやりくりに何とか成功し、一息つきかけたレンジャー連邦藩王蝶子は、摂政である砂浜ミサゴの言葉に反駁した。 「いえ、ですから。先ほども申し上げましたように、今回の出兵につき、食料の充実が不可欠です、と。それで、概算で見積もった結果15万tは増産しないとならない計算になります。これは、共和国からの通達とも一致します」 「う、うん。分かった…けど、どうするの? ウチとこは砂漠だよ?これ以上の増産と言ってもー。一日で砂漠は緑化しないんだよ?」 まるで拗ねる子供のように、だがその思いは、真に国民をこそ心配してのものだった。 これまでの動員でも、既に国民に負担を強いているのだ。これ以上の負担を、かけたくない。だ...
  • 未提出品
    ※なにか機会があれば提出予定の作品です。現在イラスト7本、SS63本、合計70本。 ※イベント61 国民の休日に提出しました。 ●ドランジ歓迎祭関連(計6本)(by青海正輝、楠瀬藍、双樹真、浅葱空/各作品の文責は文中にあります) ※ドランジ歓迎祭りの様子を描いた物語。一部、城華一郎の連邦ファンタジーと設定リンクあり。 ドランジ歓迎祭り:悪乗り編 ドランジ歓迎祭り:悪乗り編の舞台裏 ドランジ歓迎祭り:続・悪乗り編 ドランジ歓迎祭り:続々・悪乗り編 歓迎祭りの傍らで。盛り上がりも何もない1コマ ドランジさん歓迎祭の片隅で ●連邦冒険録(アレンさんシリーズ)(by双樹真)(計5本) ※メガネの冒険家・アレン(もともとは脇役)の物語。 ex:特産・砂漠のバラ(絵) 0:砂漠のバラ・光の薔薇伝記 1:連邦冒険録~いちのいち~ 2:連邦冒険録~いちのに~ 3:集積書類・...
  • レンジャー連邦回顧録~春だ!花見だ!宴会だ!(中編)~
    素材が大きい場合、低い温度でじっくりゆったり長時間かけて揚げましょう。 ―料理読本『美味しいから揚げの作り方』より抜粋 /*/ レンジャー連邦回顧録 ~春だ!花見だ!宴会だ!~(中編) /*/ 政庁外れ。武道場。 目をつぶり正座をして相対するアスカロンとドランジの横で、同じく正座をする豊国が目を白黒させながら体を揺らしている。 三人が瞑想を始めてすでに3時間が経過している。 ―は…はぅ…このままじゃボクの足が持たないよ… 自称、剣神族のアスカロンならばなにか面白い神話や伝承を知っているのでは無いかと話を聴きに来たのだが… 豊国はうなだれる。 ―いつまで続くんだよぅ… 相変わらず二人は微動だにしないまま向かい合っている。 ちゅどーん 遠くから聞こえる爆音に軽く揺れる地面。 「敵襲か…?」 ドランジがすぅと...
  • NAC企画・食博覧会出店:レンジャー連邦
    『いっしょにごはんたべよ!』  -ある国民の言葉   /*/ ◆序文にかえて  会場は人込みで溢れていた。  どこへ行こうか、不思議と顔は皆一様にいきいきとしていながらも、人々の足元では、ゆったりと焦らない、鷹揚でどこか気持ちの大らかな足音足取りばかりが重なって、歩く流れは、寄せては返す、さながら打ち寄せる大海原の潮騒のようである。  波打ち際の岩場のごとく、彼らを迎えて散り散りにさせる海岸線は、軒を並べる出店の数々。自然の岩に同じ形がないように、いずれもユニークな装いや店構えでながみ藩国の収穫祭に訪れたニューワールド各国からの来客を待ち受けていた。  いつもと違うのは、明らかに異国の風情があちこちから漂っている点だ。 「ね、ぜんぶ回ろ、ぜんぶ!」  はしゃいで袖を引っ張る友人に、困りながらもまんざらではない笑顔を返すのは誰か。 「だ...
  • ボツ絵ページ
    ボツ絵@蝶子 何かいろいろと恥ずかしいお蔵入り絵を引っ張り出してきました。 戦勝パレード用イラスト 戦勝パレードイベントの時に一緒にのっけるはずだったのですが、当時の国民全員分の外見ラフ+構図案+絵2枚を上げた時点で力尽き、イベントに間に合わなかったイラストです。 左から連邦民の山下大地・虹ノ七色・双樹真。私の力不足で入れて上げられなかったのがあまりにアレだったので、自己満足にも後で仕上げて、そのままお蔵入りしておりました。 大きいサイズはこちら これを入れて、完成版はこうなる予定でした・・・。 大きいサイズはこちら ちなみに実際にイベントで提出したのはこちらになります。 実は左上の絵もこっそり塗り直していたりします(あんまり変わらないように見えるのは私がへっぽこなせいです)。 イグドラシル用に描いていた絵 蝶子(ACE)の要点が発表されたあと、それ...
  • ドランジ歓迎祭り:悪乗り編の舞台裏
    ドランジさん歓迎祭  「1日目 夜 藩都 政庁」 「ええい、こんな忙しい時にあの二人はどこに行ったー!」 ここは夜の政庁。 ドランジ氏歓迎祭の開会式も何とか無事に終了し、明日以降の予定調整および関係各所への連絡と事前準備のため、楠瀬藍は政庁を右へ左へと大忙しである。 そんな中、関係資料を早めに提出してもらおうと青海正輝、虹ノ七色に協力を要請していたはずなのだが、その姿は政庁には無かった。 「…くそ、何度確認しても約束した日は今日だ。明日絶対必要じゃない資料なのがばれたか…?だけど、有ればもっと仕事がはかどるのに…!!」 頭を掻き毟る楠瀬。 自分の立てた完璧な(しかし超過密な)スケジュールを崩され完全に混乱している。 ちなみに、今政庁にいるのは楠瀬藍ただ一人。 藩王と摂政はドランジ氏との会食、吏族の小奴は同席。その他のメンバーには、各自...
  • 霰矢蝶子 詳細設定
    「国民はみんな俺の嫁!」 (春雨さんが描いてくれたイラスト@文族の春) 【基本情報】 国民番号:06-00147-01 名前(カナ):霰矢蝶子(アラレヤ チョウコ) 性別:女 魂の故郷:山形県 オーマネーム:そんなものはない! 【外見情報】 瞳の色:オレンジに見える茶 顔つき:大きなたれ目 髪の毛:灰色・右わけ・長いワンレングス 身長:160ちょっとくらい 体重:太くはないけど細すぎはしない 体型:貧相って言うな一部スレンダーと言え! 服装:基本スカート派。 よく着る色は白・黒・ピンク。次点で緑と青。 ひらひらしてるのが割と好き。 【性質情報】 基本性格:迂闊・卑屈・夢見がち 口調:基本的に敬語 趣味:ちょっと変わったかわいい服を着る(平たく言ってコスプレ) 癖:鼻歌・口を三角にする 好きな食べ物:ざるそば・あたりめ・いかの塩辛 嫌いな食べ物:オクラ・ケーキ・レバ刺 ...
  • ドランジ歓迎祭り:続々・悪乗り編
    ―・・・仮装パレードっつてもよー、それで決着がつくのかよ?(たんこぶをさすりつつ) ―大丈夫。藩王、摂政、ドランジ氏には藩都の正門にて判定員をしてもらう。ま、俺が優勝だけどな!!(頭に包帯を巻いたままなにか赤い縫い物をしている) ―・・・で、それなに? ―・・・ククク・・・あっと驚かせてやるぜ。 ( 3日目 早朝 徹夜で仮装作成中 ) 「 3日目 夕 激闘!国民参加・仮装パレード!! 」 快晴時ともなれば灼熱の大地となるレンジャー連邦も、夕刻になり徐々に夜の闇が近づけば涼しさも増してくる。 北の都から藩都へ、ニャーロードの背骨とも言うべき中央道路を南下してくる国民参加の大仮装パレード隊を見物(ついでに審査)すべく、藩都正門の物見台にはレンジャー連邦藩王・蝶子、摂政・砂浜ミサゴ、そして国賓のカール・T・ドランジ氏が談笑に興じていた。 「この国は美しいですね・...
  • 晴れ間はあれど未だ晴れぬ空の下
    悩み 苦しみ あがいて あがいて それでも成果を得られない 何の力にもなれず 何の力にもならず ただただ俯き涙する 心の闇夜に浮かぶのは ただ一体のてるてる坊主 それは夜明けを呼ぶ御供 昏い心を生け贄に光輝纏いし闇払うもの /*/ コレはゲームで 見えてるものも感じる事も すべて仮想でまやかしで 現実なんか一つもないのだ。 双樹は廊下を歩いている。 走れるほどには回復していなかった。 心も、体も。 でも、この苦しさはなんだ? この悲しさはなんだ? 仮想が仮装するこのアイドレスで感じるこの想いはなんなんだ? 所詮ゲームだろう? 所詮遊戯だろう? なのに……。 なのになのに。 仮想飛行士も猫士も国のみんなも。 どうしてこんなに俺の心を揺らすんだ? 日を追う毎に。 戦いを経る度に。 すべてに気持ちが流れていく。 思いは想いに変わってゆく。 なんなんだろう…これはいった...
  • ドランジ歓迎祭り:アフター(裏)
    時は前回のラストから少しさかのぼったところから始まり、進んでいく。  * * * 場所は、飛行場。各員がそれぞれにI_Dressを身にまとって、電網の中へと飛び立つ四人と四匹を見守っていた。 こと、ドランジの駆る流星号が飛び立つ姿は荘厳で、I=D運用のアドバイザーとして呼ばれただけあって、最後になるかもしれないこの瞬間まで、みなの手本となるべく、見事に模範的な操縦を見せていた。 ちなみにこの流星号の中には、I=Dに搭乗して飛び立った蝶子と浅葱とは違い、現地まで乗っていく足を確保できなかったミサゴが、部隊の集合場所まで同伴させてもらっていくことになっている。 彼女が必要最小限のI_Dressだけしか身にまとっていなかったのは、もしも耳やしっぽのある状態で、そんな状況下に置かれてしまったら、自分を抑える自信がなかったからだという。 随分前の話にも...
  • レンジャー連邦政庁録外伝 狩人狩り1~胎動~
    (焦げた靴下をゴミ袋に投げ込んでいく小太りの男) この物語はフィクションです。 実際の団体、個人、政庁当局とは一切関係が…って夜星! ビデオは駄目だって言って… (砂嵐になる画面) ―とある猫士からのテープ /*/ レンジャー連邦政庁禄外伝 狩人狩り1~胎動~ /*/ レンジャー連邦、政庁の長い廊下を一人ぶらぶらと歩く小太りの男。 男の名は、青海 正輝と言った。 イカにもツマラナイと言った風情を漂わせながら欠伸などかましつつ窓の外を見る。 外では浅葱 空がこの国には珍しいメイド服をこれ以上無い程ばっちりと着込み広い中庭に洗濯物を展開している。 その中の小さな純白を見つめ恍惚とした表情を浮かべる青海。 ―イカんイカん。 頭を振る青海。 匂いも何もない靴下に反応してしまうとは。 青海は迷っていた。 愛だ…。 青海は愛に迷っていた。 「イカか…靴下...
  • 戦争準備状況1:準備開始
    レンジャー連邦の戦争準備状況1:準備開始 「…なんですって?もう一度、お願いできるかしら」 「はい、ですから、フィーブル藩国にて正体不明の要塞艦が出現したとの情報が入ってきており、にゃんにゃん共和国としては共にこれを撃破すべく藩国全てに動員命令が出されています!」 「そう…これは大変な事態ね。国民全員に緊急通達を!それと、この回線を藩王に繋いでちょうだい。蝶子ちゃんに知らせないと!」 突然の情報に、レンジャー連邦摂政ミサゴは困惑しながらも状況の整理をはじめた。 /*/ 「で、資金がない、と」 「はい…」 消え入りそうなミサゴの報告を受けて、藩王の蝶子もうなだれた。 ミサゴの報告は、現状では資金不足により共和国から要求された動員に応じられないと言うものだった。 愛は溢れているがこの国、もともと資源や資産にはあまり恵まれていなかっ...
  • GAME小説:『君の答え』:第一章
    一月も終わりの事だ。 「やっと一段落ですね」 とん。 青年の声と共に、資料の束が小気味よい音を立てて机の上で揃えられる。 壁側に広がる一面のガラス戸が、昼下がりの明るい空気を差し込む光で存分に会議室の中へと伝えていた。 その光の中、1人の男が長い灰色髪のポニーテイルを揺らして笑っている。 「パレードのおかげですっかりシメが遅れちゃいましたけど、これでやっと肩の荷が下りた心地ですね、藩王」 切れるような細い笑みの似合う、黒尽くめの男だった。 華奢そうな顔立ちに、にこにこと、人懐っこい笑顔を浮かべている。 「ええ。城さんもミサゴさんも、本当にありがとうございました」 「いえ。蝶子さんもお疲れ様です」 摂政・砂浜ミサゴは、藩王・蝶子のねぎらいに対してそう答えながらも、男の笑顔に、以前から抱いていた疑問を遂にこらえきれなくなった。 ...
  • オアシスの果樹園:設定文章
    オアシスの果樹園 「西の都」を中心としたレンジャー連邦西部では、昔から農業が盛んであった。 西の都は街よりも広い面積を持つオアシスに面した、レンジャー連邦西部最大の街である。 都に置かれた大学では農業と地質学の研究が盛んであり、その研究成果は西部の農業の発展に寄与している。 レンジャー連邦における農業の中心は穀物と野菜である。観光地でもあるレンジャー連邦のオアシスでは草花や果物は観賞用として使われており、それらは少数の農家が観光客のために細々と栽培していた。 だがしかし、レンジャー連邦にある果物全てが観光用というわけでは、もちろん無い。 オアシスの周囲にはナツメヤシがぽつぽつと自生しており、子供達がよじ登って遊んだり、付近の住民たちが食用としてナツメヤシの実を持って帰ったりしていた。 そして、戦争に備えて国家を挙げての食糧増産計画を進めるにあたって注目され...
  • ドランジ歓迎祭り:いよいよ開催
    法を守るものと、法から民を守るもの、法官と護民官。 その合格率は3割程度とされており、現在のペースでいけば採用者は4~5人であろうと推定されている。我がレンジャー連邦からは藩王を含む4人が受験を既に志願していた。 情報を泳ぐフィクショノートたちにとって互いを参考にし、より高度に解答を洗練させることは容易いはずであった。だがそれをするものに法も民も守る資格はない。受験者達は、それぞれが誇りをもってこれに挑んだ。  * * *  「こりゃ落ちたな」 自己採点後、男は頬杖ついて諦め顔で呟いた。しゃっぽを脱ぐ、である。くるくると指先でトレードマークの黒いつば広帽子を回して、同時に藩王への敬意を改めて深める。俺が試験官なら絶対藩王は採る。たとえそのI_Dressが舞踏子であろうが、絶対この資格だけは持たせておく。ある意味安心だ。上に戴くのにこれ以上ない人...
  • 私立レンジャー学園
    私立レンジャー学園とは? レンジャー連邦会議室チャットのバカ話から生まれた架空の学園です。 レンジャー連邦の国民・猫士・SSに登場するオリジナルキャラクターたちが学園の生徒・教師・保護者になって繰り広げるフィクション極まりない物語。 キャラクター設定 【国民】 教師組:小奴、ミサゴ、楠瀬 三年組:城、ビッテンフェ猫、青海、アスカロン 二年組:蝶子、虹ノ、豊国 一年組:マグノリア、大地、浅葱、双樹 蝶子-風紀委員長&放送部&眼鏡同好会 城&豊国-新聞部 青海-イカ同好会(裏:靴下探求会) アスカロン-剣道部主将 虹ノ-美術部 浅葱-保健委員&ヘタレ同好会 マグノリア-保険委員 大地-放送部 双樹-図書委員 小奴-調理部顧問 ミサゴ-図書委員会顧問 楠瀬-風紀委員会顧問 【猫士】 中等部組:マキアート、ドラン、じにあ(楠瀬の...
  • 戦争準備状況2:戦争準備・奮闘編
    レンジャー連邦の戦争準備状況2:奮闘編 『レンジャー連邦における戦争準備状況・奮闘編』  さて、何はさておき緊急会議のお時間です。  やらなきゃ国が潰れます。   蝶子「それで、尚書省はなんて??」  ミサゴ「はい、資金10億にゃんにゃんと、      燃料10万tの提出を義務づけられました。       ただし、燃料1万tは資金2億で代替出来るそうです」   浅葱「燃料11万t出したら資金8億で良いのかな?」  ミサゴ「逆はダメらしいです。というか我が連邦には余分の燃料はありませんよ」   蝶子「資金10億ねぇ、あと1億足りないわ。      ってそれじゃ潰れちゃうから、えと2億だ」   青海「燃料はどうだい?」  ミサゴ「現存8万tですから最低でも3万tは欲しいところです」   小奴「さんまんとーん! ってことはあと6億稼がなきゃいけない...
  • 戈か!盾か!
    ベットで携帯を触っている娘よ、お前もやがて成長して本当の携帯の使い方を知り、ネット(宇宙)へと旅立つ時がくるのか、、、 「あっコラ、携帯食べちゃダメだって。」  謹慎将軍 エピソード2 夕暮れの繁華街一人の男が鼻歌混じりに道を歩いている。 「俺のイカナは無脊椎~♪骨は無いけど、骨のある奴だぜ~♪」 こんな歌をしらふで歌えるのは唯一人、そう青海正輝である。 今日も楠瀬藍の強力な包囲網を掻い潜り、盟友、虹ノ七色と夜の作戦会議(飲みに行くだけ)をする為、一路「ODEN」に向かっていた。 「まだ約束の時間にゃ早いが一杯やるか!」 一杯で潰れるだろ!の突っ込みはさておき、店に入ると先客がいた、名を新参者のビッテンフェ猫という。 「よう、フェ猫殿じゃないか!」 「おお、青海殿ではござらんか、楠瀬殿が血眼になって探しておったが?」 その姿を想像し、身震いしながら横に座った。 ...
  • ~レンジャー訓練記 サバイバルレース大会編(中編)~
    海と砂漠に挟まれた道をひたはしる、12組24名の若者たち。 「がんばってー」 軍用ジープに乗り、その脇をバインダーに挟んだ紙へチェックしながら並走するマグノリア。 レンジャー連邦サバイバルレースは、中盤戦に突入しようとしていた。  * * * ~第二区画・北都―東都コース 判定使用値:走力A(筋力・敏捷力/2)~  * * * 「楠瀬、ペース落ちてる!」 「わかってる、わかってるけど…!」 前方を走っていたはずの虹ノ・楠瀬ペアと並ぶようになって、半ば驚きながらじにあは声をかけた。もともと短距離に強いペアではないので、ふとしたきっかけで乱れると、ダメージは大きかった。 そのペースが乱れるきっかけを作ったのは、おそらく… 「ふはははは悪いね楠瀬さんじにあちゃん虹ノさんドランくん!  さーあ、ジョニ子ちゃん、れーっつ・しんぐ・あ・そーんぐ!!」 「♪」 彼らの真後ろについて...
  • ビッテンフェ猫(吉田幸村)
    ビッテンフェ猫(吉田幸村@わかば)の作品群 ●SS 戈か!盾か! 自己満足型小説 『愛』とは? ミサゴさんごめんなさい!私の中で今一番ネタにしやすいのでSS 146:ビッテンフェ猫 まったりしていってね! 親愛なる【いい男】へ だお・前編 だお・後編 まっこ☆まっこ☆り~ん☆ 追悼SS フェ猫SS ●絵 まだありません
  • ドランジ歓迎祭り:悪乗り編
    ドランジさん歓迎祭  「1日目 夜 北の都 歓楽街」 北の都は沸き立っていた。 先立って藩都にて行われた開会式は大成功であった。 ついに連邦に登場したドランジ氏の紳士っぷりに連邦国民は熱狂し、テレテレな摂政に連邦国民はキュンキュンし、小粋なイタズラを仕掛けた藩王に連邦国民はハラショーし・・・・、お祭好きな連邦民はこの機会を逃すまじと、上から下まで本日は大宴会を開催である。 藩城に置いては藩王や摂政がドランジ氏のおもてなしを行っていた。一般国民の大勢は北都の歓楽街にて飲めや歌えの大騒ぎ。誰もがドランジ氏の来訪を、そしてこの祭を楽しんでいた。 そんな北の都の歓楽街。その片隅、「ODEN」の看板をつるした強面で知られる親父の屋台にて、2人の男がちびちびと酒を飲んでいた。 「気に入らん!!」 「なにがよー?ドランジさんはカッコよかったし、摂政も嬉しそう...
  • ~レンジャー訓練記 サバイバルレース大会編(後編)~
    【前回までのあらすじ】 今日はレンジャー連邦の仮想飛行士・猫士合同訓練日。最下位にはにゃんにゃんタワーの整備当番が賭けられた早朝からの本島一周サバイバルレースは、舞踏子・護民官らアイドレス住民の仕掛けたものだった。さらには、審判役として偶然抽選されたはずのマグノリアまで、彼らの協力をしていて…?  * * * ~第四区画・東都―西都コース後半 判定使用値:走力(AB混合)~  * * * 数時間前には、参加者同士の賭けまでされるほど和気藹々と活力に溢れながら通ったにゃーロード上を、12組のペアたちは疲労と衝撃により混乱した頭で横断していった。 喉が、カラい。水分が欲しい。肌がべたべたする、唇が痛い。 補給の失敗による痛手が彼らを蝕んでおり、それをまた、じわじわと傾きつつあるものの、一向に容赦することのない日差しを浴びせ続ける太陽が、消耗させていた。 「ううう…」 「すみませ...
  • クロロ・登場!
    「何やってるですか、華一郎?」 いそいそと摂政室で飾り付けを行っている黒衣の文士へ、その猫士候補の少女は大きな目をぱちくりさせながら尋ねた。 「んー? ミサゴさんが帰って来るから、その準備だよ」 街から買ってきたらしい小物を、ああでもない、こうでもないとあちこちに飾りつけながら、愛想のいい優男風の笑顔で、なおざりに少女に応対する華一郎。 「パーティーに行く準備はしなくていいですか?」 「俺はほら吏族っていうより文族だから、ここらで一つ自分の中での存在定義のためにも、国内同時中継用のパーティーだけでも小説か何かやっておいた方がいいかなーと思ってさ。せっかく準備しておいたドランジお帰りなさいの流れも一発だけとはいえ書いてあったことだし」 「ふーん…」 「ミサゴさんも帰ってくるし、サクさんも帰ってくるし。それに、ドランジファンの新しい人も来るらしいしね。ここらで空気をぱーっと明るくしてお...
  • バレンタインの一幕(内輪向け)
    バレンタインの一幕 楠瀬とじにあの物語 /*/ じにあは焦っていた。 明日は聖バレンタインデー。 年に一度のこのチャンスを、逃すわけには行かない。 だがしかし。 「うみゅう・・・」 数冊のレシピ本と、山のような材料を前に、じにあは唸っていた。 何でもこなせる猫士、と思われがちだが、実はじにあは料理方面はからっきしであった。 こういうとき、じにあはいつも楠瀬に聴くのだが、今回ばかりは楠瀬に頼れない。 頼れない理由があった。 「と、とりあえず!たくさん材料買ってきたからちょっと試してみるにゃ!!」 そして、じにあが調理室に居座って3時間。 じにあの背後には、失敗作の山、山、山・・・。 いつもは強気にピンと立っている耳もしおしおになり弱気モードだ。 「ううう、あと少し、あと少しなのよ・・・がんばるのにゃ・・・」 へろへろ...
  • 闇の中とある文族の思案
    …夜だ。 ―とある易者との会話。 /*/ あんなに明るかった町の明かりも今は薄暗く、静まり返っている。 祭りの日々は遠い記憶のようにまばゆく霞み、力なき平穏は闇を招く。 人の気配の無い町を歩く。 物資の不足。 市場の停止。 闇だ。 闇が押し寄せてくる。 心に、闇の色をした何かがどろりと湧きはじめる。 仮想飛行士として思うのは際限無き後悔。 俺は何故読めなかった? 今にして思えば状況も、情報も。 予測しうる材料のすべてを俺は持っていたのに。 押し寄せるは悔恨の波。 悔やむは我が無能。 恨むは我が油断。 在庫と言う概念の存在。 唐突すぎる援助。 傾いた我が国の財政。 これを繋ぎ合わせる事が出来れば用意にシナリオは見えてくる。 これが狙いか。 一体あんたは俺たちに何を超えさせたいんだ。 させるかさせるかさせるかよ! この国を闇に覆わせはしない。 ...
  • 『愛』とは?
    本当は当選確実の燃料生産地の設定文を書きたいと思ったが、まだ条件が発表されてないとの事(しんさん、星野さんありがとうございます。)けど、会議している感じのを思いついたので書いてみたら、まとまらない、まとまらない、 ので、次のアイドレスは『文章をまとめる』特殊能力がある、アイドレスを希望します。 (楠瀬さん、チャットのネタ、パクリました、ごめんなさい。) 燃料生産地造りは、双樹 真のこの一言から始まった。 「あの…人事異動をお願いします!」 双樹は手をぶんぶんふって上げる。 「パイロットに!パイロットに!」 ややぐるぐる気味だ。 「メカ…メカはよいと思うのです…。」 加速するぐるぐる。 「もう、訓練とか頑張りますから!!だから、先生!俺を、ロボに乗せてください!!」 ここレンジャー連邦では、キノウツンの誇り作戦での大勝利をへて、国中お祭騒ぎであった。 浅葱の「藩王を死んでも守る」、という...
  • 龍の庵に響く声
    「奈っ津子、奈っ津子、最強の子~♪」 角材を担ぎながら土方姿で黄色い安全メットをかぶって歩いている華一郎の姿を見て、摂政ミサゴは不思議そうに小首をかしげて近寄った。 「あの、何してるんですか?」 「…………」 首が、 そのまま、 ぐるーん。 ひゃっ。思わず胸の中で小さく驚く。 「何って、決まってるじゃない」 「な、なんですか…?」 おずおずと聞き返したミサゴに対して、その男はこう答えた。 「家作り」  * * * これはまだドランジが逗留すると決まったばかりの頃。みなが無邪気に摂政の夢が叶ったことや、動員に成功したことに喜んでいた頃の話。 「えー、それじゃあ、お城の中にお部屋作るんですか?」 「そう!  一番の客間を改造して、ドランジ専用の部屋にするの!」 勢いこんで頷いた藩王蝶...
  • 学園開校に寄せて
    「物語とは運命に抗うことから始まる。その意味で言えば、これまでに僕が書いたものの中で運命に抗っているものなど一つもない。考えたことを書いているうちはどれだけ上辺で取り繕ってみせても二流だ、感じたことを書ければそれだけでどれだけ稚拙な語彙と物語であろうと一流だ。それが心の営みを成す文族というものの仕事だよ。それが心の営みというものを鏡に映してみせる文族というものの仕事なのだ。その意味においては僕は全然まったく文族ではない。完全まったく表装的で表層的な、うん、そうだね、まさに着ているアイドレスにふさわしく、吏族で、護民官で、あと、ついでにまあ、猫士を大人しくやっているに過ぎない。勘違いしないでくれたまえよ、吏族は立派だ。自分を含めて立派だとか、そういうことを言っているんじゃない。一般的に立派だというのだ。一般的な定義は自分にもあてはまる。自分にもあてはまることをわざわざあてずはめずに外して捨て...
  • ドランジ歓迎祭り:アフター
    「もうすぐ、お別れですね…」 ミサゴは言った。 ニャーロードの長い道。普段は通いなれることのない、東都にある、飛行場への道のり。 後ろを歩く、特別な足音。 まとうI_Dressは、一番シンプルな西国人のもの。 祭りの歓声も今はなく、ただ閑静とした時間が、砂粒のようにゆるりと流れ落ちていく。 振り返ればそこに幻を見てしまいそうだった。 電網仮想のアイドレスでさえ、思い描くと夢を見てしまいそうになる幻。 それも、もう、じきに終わる。 ミサゴは迷っていた。せめてI_Dressを舞踏子に着替えられていたら。イベントが始まる前に気付いて、藩王にそれを告げていたら。 今は、この身が深い青と黒の海洋色に染め上げられた太陽系総軍風の制服を身にまとっていないことが、ひどく悔しくて、恨めしかった。 2つの海。青い海と黒い海...
  • ~レンジャー訓練記 サバイバルレース大会編(前編)~
    「レンジャー連邦のモットーは!」 「1にソックス!」 「2にメガネ!」 「「3,4がなくって」」 「5に女装ぶあ!?」 すぱーん! 猫士・じにあの巨大ハリセンが炸裂する。 「全部違いますっ!!  ていうか華一郎さん、あなたは復讐とか言ってたんじゃないんですか!?」 「ネタになればよかろうなのだよ、文族にとってはな。表面上の変化なぞさしたる問題では、ない!!(かっ!!)」 これがほんとに法官1級を取った人かしら…と、じにあは頭を抱えた。ちなみにハリセンはどこへともなくしまわれている。 今日は仮想飛行士と猫士の訓練日。大気中に舞う砂の粒が見えるほど、よく晴れた早朝から、藩都の国立大学グラウンドの上でみんな一列に並んで、目の前にあるハテナボックスの中に手をつっこみ、順番に一枚ずつ紙を引いていく。 「惜しいっ!」 「愛佳ちゃん、よろしくね」 愛佳、マーブルペア。 「浅葱殿、よろしくで...
  • ドランジ歓迎祭り:星空の物語(後編)
    「聞いたか? 今回の試験結果」  「ああ、それよりも大統領だ。こりゃ広報をそのまま信じざるを得ないにゃんこたちはともかく、フィクショノーツが黙ってない」  「荒れるか」  「荒れざるを得まいよ」  「来るな」  「嵐が」  「夜かもしれんぞ」  「夜ならよいさ。望むところだ」 ぱくぱくと、ちゃちで可愛い影絵が2つ、同じ声。  「夜を知らねば朝は来るまい。ひとたび世の理より外れ出て、当たり前の如くに昼夜のめぐりを過ごせなくなったものにとって、それは必然のことなのだ。知らねばよかった、何事もなく平凡に生きられればよかったと、そう呟くものが多い時ほど我等が必要とされる時なのだ」  「つまるところ―――……」 ぱっくりと、影絵を作る人影の、唇が亀裂のように開いて笑う。  「仮想という名の願いがね」  * * *  『I_Dress、私...
  • 自己満足型小説
    こないだの、エースゲームで自己満足は善ではないとあった。私の小説は自己満足なので書くのは辞めようと思っていたが、最近やけに藩国が(ミサゴさん個人かも)メデタイので書きたくなったので書きます。携帯のメアドを乗っけておくので、クレームはそちらまで!(今回は楠瀬さんいじりまくり。初志の藩国の特産品に、は関係なくなっているような?) 謹慎将軍 エピソード3 時はさかのぼり、ドリームチームが出撃してまだ結果がでていない時機の話である。 藩王不在の藩王の部屋で三人の男が仕事を忘れて熱く語り合っていた。 「藩王が死亡したら、どうなるでござるか?」 一人目は仕事を与えられているかどうかすら怪しい、ビッテンフェ猫! 「もちろん、廃藩だよ!」 二人目は、普段藩王専用の椅子にゆったりと腰掛け、重要な話題にも関わらず余裕たっぷりの話ぶりの男、青海正揮! 「そんな事にはならないよ!」 ...
  • 『遺言』
    今ではないところにいる貴方たちへ。 私、城 華一郎の命は、いつか尽きます。 それが、いつかはわかりません。 だから、遺言を残しておきます。 私という個人は、摂政を務めてはいましたが、 遂に一度も使命感によっては、動くことはありませんでした。 すべてが私的感情によるものであり、 内実は、意味の存在しない物質だけの世界への絶望を、 情報という、意味そのものによって出来ている世界で、 どうやら必死に晴らそうと、もがいていたような気がするのです。 貴方たち藩国民は、私にとって、 何より強く「そうである」と、認識出来る人間であり、命であり、 それらとの絆を手放したくないから、守りたいと思ってきました。 貴方たち藩国民こそが、物語不在の世界の実情に気づいた、私にとり、 自らの存在する意味を支える証となっていました。 今代の王・蝶子王の、...
  • コラム:レンジャー連邦の藩国運営
    F×F=R レンジャー連邦の公式です。あ、そうそう、わたくし、摂政の、ジョウ カイチロウと申します。え、読み方初めて知った? ダイジョーブ、多分明日には忘れてる! それではIMM国政コラム、行ってみよーっ! /*/ F!(えふ!) /*/ さいしょのFは、フリーダム(Freedom)の、えふ! 萌えを発祥の由来に持つレンジャー連邦は、 妄想を留める術を持ちません。 <ジブンヲ トキハナツ!! ブレーンストーミングとか、会議とか称して、 たいそう自由に突っ走ります。 ツッコミ役は気苦労が絶えません。 <ジョウ、シキ、テキ! ジョウ、シキ、テキ! /*/ F!!(えふ!!) /*/ にばんめのFは、フェデレーション(Federation)の、えふ!! 人を州とみなす連...
  • GAME小説:『君の答え』:後書き
    GAME:藩国の答え ~始めに~ この文章は小説の1シーンのために設けられた、特別なGAMEのための文章です。レンジャー連邦の国民ならすべての方に参加いただけます。 ただし、中にはこれから出てくる状況説明のための文章の中で、「彼」が何を言っているのか本当に分からない、覚えのない方もいらっしゃるでしょう。 ですのでこれは、GAMEです。 キャラクターとしてどう「彼」に対応するか、皆様一人一人の答えを元に最終的に物語の筋を決定します。 参加方法は簡単。 ただ思うところを言葉で「彼」に伝えてください。 台詞だけで結構です。 あるいは行動をしたいという方は、その内容を記述してください。 締め切りは特に設けませんが、既に物語自体はこのGAMEにまつわる部分以外完成しておりますので、なるべく早く回答が集まれば集まるほど早く、小説...
  • レンジャー連邦政庁録外伝 狩人狩り2~覚醒~
    暗がりの中、男が二人アタッシュケースを挟んで向き合っている。 存在する光は蝋燭数本のみ。 あまりに暗すぎて男が二人と言う事しか判らない。 「…これを。」 片方の男がもう片方の男へとアタッシュケースを差出す。 「…しかと受け取ったでござる。しかし…何故拙者に?」 アタッシュケースを差出した男は微笑を含む声で言う。 「匂いだ。我らは同族の匂いには聡い」 「…なるほど。件の話、承知したでござるよ」 男はアタッシュケースを掴むと歩きだす。 「戦場で逢おう」 ―とある地下室での密談 /*/ レンジャー連邦政庁禄 狩人狩り2~覚醒~ /*/ 灼熱の日差しが照り返す砂漠を、高く砂塵を巻き上げて、一人の男が走っていた。 輝く銀髪に浅黒い肌。 赤いネクタイに黒のビキニパンツ。 少し豊満な腹を盛大に揺らしながら走っていた。 「イィ…スゴクイィィィィィイ!」 テンション...
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