02 少女飛翔曲 ~ Everlasting Longing

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02 少女飛翔曲 ~ Everlasting Longing - (2018/07/20 (金) 18:14:48) の編集履歴(バックアップ)




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|album=
|circle=凋叶棕
|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=風神少女
高らかに名乗り上げる
その名前 きっと 忘れえぬものとなることだろう――。



けして外せぬ 道を歩くように
与えられた"妖怪退治"を
「御役目だから」と言い聞かせ

そこに育っては そうなったというだけ
その身に纏う威光
その名さえ 少し重いよう

それでもと 空を往く
目指すは悪しきモノの山
道半ば 立ち塞ぐ
孤高に踊るその影に

"博麗"を阻むもの その身の不幸を呪えよと

相対す

その名にも まるで臆すことさえもなく


風のように
雲のように
飛翔んで

それでも けして自由にはなれないのに

かたや
なんて
楽しそうに 弾幕ぶのか

その笑顔が
私にとってはただ、眩しい。



どこか奇妙な その姿かたちは
人であるようでいて
妖とともにあるようで

学の欠片とか
気の利いた言葉とか
そんなものは持ちえず
ただ空を飛ぶだけ 知っている

「零」で「無」で
何も持たずに生きてきた
それがため 囚われぬ
何もかもをも置いていく

忘れえぬ あの顔が
幾度幾度と振り返る
何もない 無いことが
どうしてこうも羨ましいのか


風のように
雲のように
生きて

私なんかよりもずっと自由でいて

それが
ずっと
遠く 途方もなく

その全てが
私にとってはただ、悔しい。


お前がもし
私のように生きたとして
それでも あの時みたいに飛翔んでいられるのか?

二人がもし
さかしまに生きていたとして
それでも あの時みたいに弾幕んでいられるのか?



風のように
夢のように
弾幕んだ

あの瞬間が今も忘れられなくて

いつか
きっと
あの気持ちのままに

名前も何もかもをも振り捨てて、きっと――。


風のように
雲のように
生きて

自由になりきれないとわかっていても

けれど
ふたり
弾幕んだ あの瞬間だけは

全てを忘れ飛翔んでいた。

あの全てが
私にとってはただ、愛しい。
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