06 2F.輝夜

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06 2F.輝夜 - (2018/12/30 (日) 23:47:40) のソース

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|album=[[夢]]
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|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
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|original=竹取飛翔 ~ Lunatic Princess
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『その見目の麗しきこと。天より地に降りしものよ。
月無き闇夜さえも。遍く輝らすよう――』


おぼろげにたゆたう記憶に
永遠の時を感じては
遙か遠く むかしむかしの物語の中へ

&ruby(あなた){私}は何を感じていた?
&ruby(あなた){私}は何を思っていた?
――何もない、&ruby(けがれたばしょ){穢土}へと落とされて


そう
惨めで無価値な異邦人は

そう
与えられたものを今もまだ


何もかも飽きて
何もかも過ぎて
それでも忘れられないもの

夢の中 思い出すほど
その意味だけを喪っても

思い返すの
皆の顔と共に過ごしたその姿を

月の下で踊ろう
そう『穢れた名』は誰のもの


蝶よ花よと育てられて
手に入らぬものなどなく
――何もない。それゆえに何も大切でなく

そう
この名よなよ竹よ夜を&ruby(て){輝}らせ

そう
そこに込められた思いだけが


何もかも消して
何もかも棄てて
それでも手放せないもの

夢の中 思い出すまで
その意味だけを失くしても

思い出しても
きっといつかは忘れてしまう定めでも

月の下で笑おう
そう『穢れた名』の意味をなして

――夜にそっと輝くように。



『その見目の麗しきこと。天より地に降りしものよ。
月無き闇夜さえも。遍く輝らすよう――』



何もかも愁いて
何もかも寂びて
それでも滅びず輝くもの

夢の中 思い出すのに
その意味だけを抱いている

思い出した
懐かしき顔と月の下で共に歌おう

『&ruby(穢れなき名){カグヤ}』ではなく
そう『&ruby(穢れた名){輝夜}』を名乗るよう
}
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