06 長き夢の果て

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06 長き夢の果て - (2020/04/20 (月) 12:31:56) のソース

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煽ぐ仰ぐ空の彼方
陽炎の中へ沈む殿

それよ見たであろう。
たしかならぬものどもよ。
いつしかその生れをそのモノの血を穢したものよ。

旧き神の幻想に縋り 相争いながら
その幻想ごと 焼べられよ 諸共に焚かれよ

流される血が 灼灼と燃えるのなら
連なるこの身まで この腕よ灼けているか

この震え。この痺れ。何を恐れる。


覗く覗く地の暗闇
幾夜の果てへ旅立つ躯

何も見ぬであろう。
たしかならぬものどもよ。
その曇った眼をくすんだ想いを報いて眠れ。

新たなる神の袂に われの欺く在るは
いつか来る日 それ照らす炎 薪となれ

堕とさるる血が 絶えて消ゆる定めなら
それもまた佳かろう この心燃えていれば

長き夢。消える夢。われは恐れぬ。


われ&font(#AAAAAA){ら}神の&font(#DDDDDD){末}裔なるモノ&font(#EEEEEE){た}ちにて 終ぞそれの影&font(#BBBAAA){のみを}ただ追&font(#EEEEEE){う}な&font(#CCCCCC){り}
ならばわ&font(#CCCCCC){れは彼の}モ&font(#BBBAAA){ノ}であ&font(#DDDDDD){る姿を}&font(#EEEEEE){忘}れ &font(#AAAAAA){遠}く&font(#CCCCCC){遠}く&font(#EEEEEE){遥け}く旅立つなり
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