02 至上の喰字

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02 至上の喰字 - (2020/06/23 (火) 22:04:33) のソース

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|album=[[綴れぬ森の少女]];[[3in1CD 今、誰が為のかがり火へ]]
|circle=[[幽閉サテライト]]
|vocal=兎明
|lyric=奥山ナマリ
|arrange=奥山ナマリ
|original=ヴワル魔法図書館
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目がいつ覚めたのか測る窓もなく
永遠と&ruby(うた){謳}って取り残されてた
紙をこする音が響く静けさの
地下室は私の食卓のようで

か細い腕が心&ruby(めく){捲}って

文字は肉と血に変わった
香るインクは食欲を&ruby(そそ){唆}る
書き写されたその想いを
噛み締めたら体に流れる

至上の&ruby(しょくじ){喰字}これ程に
永遠の使い方はないだろう
まだ誰も知らない知られていない
&ruby(う){餓}えを埋める本に巡り逢えるように

時々思い出す曜日の形を
冗談で変えても気にならない場所
ここが世界ならば心地良いのにさ
風も無く邪魔する日時計も無くて

知らないことが罪となる前に

文字は肉と血に変わった
無限に溢れる粒を飲み込んで
鮮明に見える人格が
細い体の骨を作った

至上の喰字これ程に
色の良い暮らしはないでしょうと
生ける文字昔に誰かが
生贄の様に知識を捧げた

文字は肉と血に変わった
香るインクは食欲を唆る
書き写されたその想いを
噛み締めたら体に流れる

至上の喰字これ程に
永遠の使い方はないだろう
まだ誰も知らない知られていない
餓えを埋める本に巡り逢えるように
}
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