#right(){【登録タグ:&tags()】} アルバム:[[World's End Garden]] サークル:[[魂音泉]] Vocal:たまちゃん 原曲:亡き王女の為のセプテット 貴女と二人で描いたキャンパス 懐かしくて悲しくて捨ててしまった 壊れた時計は枕元にある 何回も捨てようと思っていたのに テラスでお茶を飲む私のそばで佇む貴女を 「他愛の無い会話だけでは退屈」と困らせたりした でもそんな日々を誰よりも愛していた貴女が 記憶の中から色褪せないように棺に詰めた 運命が裂いた 二人の夜に手向けた花は既に枯れて 片割れの月水面に独り 霧に隠れて涙を流すの 私が一人で描いたキャンパス 愚かしく空しくて燃やしてしまった 欠けたグラスはまだ戸棚にある 何年も使われず了われ続ける ガラスの向こうには誰の影さえ映りはしない 永遠に死んだ彼女の影を見出そうと立ち明かす まだ伝えていない伝えてきれてない数多の言葉 今更になって溢れてくるのは何故なのかしら? 運命に敗れ平伏しても尚 傾けた杯は零れはしない 誰が為の月汀に歪み そっと切り裂く爪先は濡れて 運命が裂いた 二人の夜に手向けた花は枯れ果てたけど 心に咲いた小さな花は夜の終わりを優しく告げる