ロックマンRX第三話

次の日、なのは達と話をし始めたところはやてから意外なことを言われた
「魔導師として、管理局で働いてみん?」
実はあたしの体にはリンカー・コアとか言う生体器官が備わっていたようでこれがないと魔法は使えないらしい
更には出力は推定Sランクと言う今はリミッターが掛かっているが本気のなのは達には劣るとは言え
強力な出力が出るらしいがあたしにはライブ・メタルがあるからと断ろうとした所なんと
モデルX達の中に魔力を、ライブ・メタル・エネルギーに変えるプログラムが備わっていることが判明した上に
はやてがすでに、リミッターも管理局の規則に引っかからない嘱託魔道士の試験の受験用意をしてあってどうも断れそうに無かった

第三話『青天の銃士』

それから数週間後、あたしの驚異的な暗記力で
あたしは嘱託魔道士の試験をパスして正式に機動六課に配属された
実ははやては最初に話した後にデーターベースで先日大きな次元震があった座標をリサーチしてくれていたのだが、
あまりに遠くって最新鋭の船でも数ヶ月掛かると言い、今六課の発言力はそれなりにあるものの
ガーディアン全員運ぶために最新鋭の大型船を幾ら次元漂流者とはいえ譲渡するにはいかず、
ガーディアン・ベースを改装するという手段に至ったのでガーディアン・ベースを六課の格納庫に置いておくためにも
あたしが(建前上は)魔道師になることが必要だったのであった。


そして機動六課本格始動の日・・・はやての挨拶が済んだ後、あたし達は自己紹介を済ませなのはを先等に廊下を歩いていた。
「みんなもう自己紹介は済んだ?」
「経験とスキルの確認なら」
「それと部隊分けとコールサインもです」
「そっか、なら訓練始めるから準備して表に来て」

あたし達が準備をして隊舎から出ると海側になのはが立ってるのでそっちへ走っていった。
「なのは(さーん)ー」
「皆、来たね」
「あれ、隣の人は?」
「ああ、こっちはメカニックのシャーリー」
「ええと、機動六課通信主任兼メカニックマイスターのシャリオ・フィニーノ一等陸士です。
皆はシャーリーって呼ぶので良かったらそう読んでくださいね。
たまにデバイスの調整とかの為にこうやって皆の訓練を見させて貰いに来ることも在るので
デバイスの事で相談とかあったら何でも言ってね。あっそれと・・・」
シャーリー(だっけ?)が鞄を開けて整備スタッフに預けていたそれぞれのデバイスを取り出した。
「今渡したデバイスには記録用のチップが組み込まれてるからちょっとだけ丁寧に扱ってね
      • さーて訓練を始めるよ」
「えっここでですか?」
確かに、ティアナの言うとおり只だだっ広い埋立地が広がってるだけだ。
「ああそれならね・・・シャーリー」
「はーいなのはさん完全監修、機動六課自慢の立体映像シュミレーターステージセット!」
なんと、さっきまでただの埋立地だったところが町になったのだ。
そして初めての訓練、あたしと殆ど同い年のスバルにティアナ
昔フェイトが保護して、わずか10歳で既に魔道師ランク陸戦Bを持っている、エリオ
そして、キャロ
そした、あたしこの五人での訓練だ
「いくよ、モデルX」
(僕だけで良いのかい?)
「うん、いきなり本気出す必要はないよ、それに新人に比べたら実戦に関したらあたしの方が場数ふんでるでしょ」
(分かったよ)
他のメンバーは既にスタンバイ済みだ。
「モデルX!ロック!!・・・オン!!!」
(テキゴウシャカクニン・・・R.O.C.K.システム・・・起動開始、)
青白い光が体を包み、光が青と白の装甲へと変わるそして最後にヘルメットの紅いクリスタル部分が煌めき・・・
右腕がモデルX専用の装備Xバスターに変形する・・・

そこには、それまでの華奢な少女ではなく厚い装甲を纏った青き戦士が立っていた・・・
「ロックマン・モデルX!!」

「じゃあ訓練を始めよう、まずは軽く八体から・・・私達機動六課が達成しよう
としている目的の上で障害として立ちはだかるガジェットと呼ばれる自立型魔道機械」
「これは近付くと攻撃してくるタイプね」
「それじゃあ訓練スタート!!」
そして初めての訓練は始まった。
先行したのは先天魔法ウィングロードを使ったスバルだ、
だがあたしも負けてはいない直ぐにダッシュでガジェットへと向かった。
「さてと、まずは小手調べよ・・・Xバスター!」
軽く三連射そして、発射された弾は真っ直ぐガジェットに向かい・・・突然消えた。
「えっ!!」
『それは、アンチ・マギリング・フィールド略してAMFそれを使われると魔力結合を強制的に出来ないようにされるの』
なのはからの念話通信だ。
「なら、強力な一撃を叩き込んでやるだけよ・・・!!」
あたしは呪文を唱える。
「わが言の葉は光となり無限の可能性を照らすルーメンインフィニタス・・・ダブルチャージショットォォォ!!」
青みを帯びた二つの超特大の光弾があたしの腕から放たれる!
ガジェットはあっさり貫ぬかられた。
そして15分後・・・
新人達がやっとガジェット2体を倒した時にはあたしは、ガジェット6機を倒していた。
少しロックオンを解いて軽く呼吸を整えていると、スバルが話しかけてきた
「ほんとエールったら凄すぎるよ~」
「そんなことないって~ライブ・メタルの力のおかげだよ」
「ううん、そんなこと無いよライブ・メタルの力を使いこなせてるからエールは強いんだよ」
「えへへへ照れちゃうなぁ」
そして、午後の訓練でぼろぼろになりつつもあたし達は六課の割り当てられた自室に戻った。


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最終更新:2010年02月17日 17:46