きょーかいばすてぃ
境界バス停とは鉄道駅な境界駅で鉄道版なら、それのバス路線版である。
1つのバス停に民営と民営、公営と公営、公営と民営のいずれかの路線が通ずることをいう。
互いに終点を共有するパターンや他社だけ通過点あるいは両社が通過点ということもある。中には道路が重複するパターンもある。
一覧
民営と民営
- 鹿教湯温泉(鹿教湯車庫~鹿教湯温泉入り口)
- 地籍:長野県上田市丸子鹿教湯
- 会社:千曲バス・鹿教湯線(丸子経由・平井寺隧道経由)と松本電鉄バス・鹿教湯線
- 松本電鉄は終点ではなく鹿教湯三才山病院口~鹿教湯温泉上まで千曲バスと路線が重複しているが乗り継ぎ乗車券の乗り継ぎ条件が当停留所のため鹿教湯温泉のバス停の主体とす。
- 千曲バスは鹿教湯車庫~温泉入り口まで松電バスのバス停が同位置設置されている。
- 松電バスは鹿教湯温泉街では終点と起点が異なり、行きは鹿教湯車庫を過ぎるとトンネルをくぐり温泉入り口まで行き温泉入り口⇒鹿教湯橋⇒鹿教湯病院⇒鹿教湯温泉⇒鹿教湯温泉上の順に通じ、帰りは温泉入り口⇒鹿教湯橋⇒鹿教湯病院⇒鹿教湯温泉⇒鹿教湯温泉上⇒鹿教湯車庫の順に通じ松本方面へ帰る。温泉街道路が狭く両社2台のバスが行き来しにくいという観点もあるのだろう。
- また松本電鉄の鹿教湯線はローカルバスで唯一クローズドドアシステムを採用していて上田市内は千曲バスの営業エリアでは自由に乗降できないようになっていて鹿教湯行の時はバス停で待っていても素通りが日常である。ただし千曲バスは自社エリア内なので自由乗降は可能だ。
- ようするに鹿教湯行は乗車のみで松本行きは降車のみとなっちょる。
- また松電には鹿教湯三才山病院に寄る系統があったが2008.12.16の平日運行移行・午前と午後2便への減便後、午前の松本行と午後の鹿教湯行は経由しなくなりむしろ通院用路線に降格してしまい、2010.04.01には鹿教湯三才山病院寄り系統そのものが廃止されてしまったが以前と変わらず鹿教湯三才山病院口~鹿教湯温泉街間は乗降制限がかかるんだ。
- 千曲バス鹿教湯線終着は大半が鹿教湯車庫であるが一日午前と午後それぞれ2往復だけ奥鹿教湯を名乗る奥鹿教湯病院(松電は鹿教湯三才山病院)まで運行しているが松電が2010.03.31を最後に立ち寄らなくなったので現在は単独バス停だ。ただ鹿教湯三才山病院口から徒歩で脇道坂を10分くらい下ると病院につくので徒歩連絡的には理にかなってると思われるが接続は厳しいかもね。
- 松電バスが寄り道していたころから鹿教湯三才山病院口~鹿教湯車庫間に千曲バスなバス停があるものの松電は観光と特定目的を視野に入れてるのか停留所を設けておらず、区間内の停留所は素通りとなる。
- 鹿教湯
- ※<2009.12.16現在の接続ダイヤ・松電のみ平日ダイヤ>※
- 松本0930⇒1019鹿教湯1101⇒下之郷駅1129⇒1145上田駅
- 松本1415⇒1504鹿教湯1536⇒1641上田駅
- 上田駅1005⇒下之郷駅1021⇒1049鹿教湯1104⇒1151松本
- 上田駅1430⇒下之郷駅1446⇒1514鹿教湯1522⇒1609松本
民営と公営
- 倉村
- 地籍:松本市北内田
- 路線:松本電鉄バス・内田線と塩尻市地域振興バス・片丘線
- 内田線な現在の終着だが、元々片丘線といい、当停留所も現在地ではなく100m先の小さな小屋の前にあった。そして現在のようなロータリー的な道路形状すらなかった。元々は崖の湯口から崖の湯へ上がる道路しかなくロータリー的道路の一部は田んぼだった。片丘線が全廃されるとしばらくして内田地区からバス路線復活の声が高まり、塩尻市との境界に近い倉村付近を終着とするがバスが転換できるスペースが皆無で狭い道路よりも快適に運転できる現在のロータリー的な道路を崖の湯口バス停待合室以南から伸ばし旧・倉村バス停と現・倉村バス停の中間で山麓線と接続した。そして村井駅~寿台東口~倉村系統が設定された。だが今度は乗換えが不便だとか運用的に松本BT~寿台東口の運行車両確保の観点からか片丘線の経路と同様の経路に変更された。ようするにもとに戻ったんだろう。これで北側が復活したようなものだが当初は平土共通ダイヤで日祝は運休だった。2008.12.16に土曜も運休になり一日午前と午後の2便へと減便されちった。どの道この路線は内田地区民が最積極的に利用せねば救いようがない。一応赤字補填はされているが年間赤字額は2009年時点で100万円。
- 一方で南側は片丘線廃止以降、塩尻市が地域振興バスで塩尻駅から運行していて、当時は大宮八幡神社の片隅を終着地としていた。この停留所が広丘便の折り返し点になる以外通過点となったのは2008頃、中信松本病院への延伸による経路改訂だった。その時に当停留所が境界となった。延伸当初は旗だけだった、倉村に至っては松電バス停にくくり付けるだけだったが本格運行になって以降も独自の停留所を用意せず松電バス停裏に時刻表を貼っている。
- 乗り継ぎの観点から見るとハッキリ言って乗り継ぎにくい!というのも倉村~塩沢川南間では百寿荘へ立ち寄る時間帯がありその区間だけで10分くらい時間がかかることすらある。全体的な待ち時間でいえば1時間待つこともあるんだ。
- 元々松電バスが病院敷地内ロータリーを使っていたが現在では塩尻市地域振興バスも乗り入れている。しかしロータリーは狭く地域振興バスが停車していると松電バスがやってきたときすれ違いができず、地域振興バスのほうが退く羽目になることが多い。松電バスに追われるようにロータリーを回り松電が病院を出ると再び定位置に停車する。ちなみに棚峯行は運転士が乗らないとわかっているのか乗車ドアが開かず乗せてもらえない。
- 倉村よりは接続しやすいと思われるが松電よりも1日3便と少ねぇ。
- 村井松本病院
- 地籍:長野県松本市村井
- 松電バスと塩尻市地域振興バスと―・・・ちょっと離れているが松本市西部コミュニティバス
- 同一位置にあるにも関わらず振興バスは松本病院を名乗っている。当バス停は病院前にはなく、村井駅行のみが目の前となっている。隣接していないが病院敷地内に松本市のコミュニティバスな松本病院バス停がある。一応こちらも徒歩連絡範囲内の観点から接続路線に加える。
公営と公営
- 正科
- 地籍:長野県大町市宮本正科
- 路線:大町市民バス・県道宮本線と池田町営バス・松川線と明科線
- 両市町が共存するがバス停は別々。町営バスは正科北を名乗る。
- 市民バスは循環型で町営バスは往復型だ。市民バスは当停留所を出ると山道を登り正科の集落へ行き停留所を過ぎると山道を下り元の道に戻りこのとき正科で停車している町営バスと鉢合わせになるん。松川線は接続が容易だが明科線は1時間以上待ちになることもあり接続には適さない。
- 信濃松川駅前
- 地籍:長野県北安曇郡安曇松川村
- 池田町営バスと松川村営福祉バス
- 町営は駅舎側にある一方で村営バスは駅前西にある。村営バスは本数や運行日数火~金こそ少ない。
- 伊那小野駅
- 地籍:長野県上伊那郡辰野町小野
- 路線:辰野町営バス・飯沼線と塩尻市地域振興バス・北小野線
- 元々は町営バスしか接続していなかったが2012.04.01から塩尻市から地域振興バス・勝弦線が北小野線と名を変えて伸びてきて現在に至る。この北小野線は辰野線の本数が少ない時間帯を突いて運行されていて伊那小野を後にすると塩尻へ帰る運用で後から辰野行の列車がやってくるようになっている。いや、塩尻市のほうが本数のねぇ辰野線の運用を幇助いや補助しているのである。
- 地籍:長野県広丘野村
- 路線:塩尻市地域振興バス・広丘循環線と朝日村営バス・広丘線
かつてあった境界バス停
民営と民営
公営と民営
公営と公営
最終更新:2018年01月15日 10:06