ネット上には、嫌韓、反韓を叫ぶ、極めてヒステリックな意見が横行しています。

ネット上には、嫌韓、反韓を叫ぶ、極めてヒステリックな意見が横行しています。現実の状況においても、新大久保での過激な反韓デモが繰り返されています。人口にしてわずか1%にも満たない在日朝鮮、韓国人を 目の敵にして、まるで彼らの存在が諸悪の根源と決め付けているかのような風潮を感じます。

これは、1920年代から30年代のドイツにおけるナチスのユダヤ人迫害を連想させます。 ヒトラーは、人口の1%に過ぎないユダヤ人をドイツの病原菌のような存在で、これを排除しなければならないと主張して政権を手中にしました。 ドイツが第一次大戦に負けたのはユダヤ人による「背後からのひと突き」によるものであり、ユダヤ人が産業や金融などの国家の根幹を牛耳っている、それをドイツ人の手に取り戻さねばならないと。

今の日本は、そこまでひどくはありませんが、これがエスカレートしないとも限りません。 在日に対する日本人の意識は、私が少年時代の頃と現在では、質的にかなり違ってきているような気がします。 昔も韓国人に対する差別意識は強く、特に戦前生まれの人などは、あからさまに韓国人を劣等民族と見ていました。 経済規模も、日本の20分の一くらいで、オリンピックでも韓国人が金メダルを取ることも無く、両者の関係は日本人の優越感に対して韓国人は劣等感を持つという関係だったとおもいます。

それから数十年。韓国が飛躍的に経済発展したこともあり、日本人は彼らを劣等民族として蔑視の対象としているというよりは、竹島や従軍慰安婦などの問題に関する、韓国政府や韓国民の強硬姿勢への嫌悪感が前面に出ているのかなと。 韓国人も経済的に先進国に仲間入りしたのですから、もっと自信を持てばよさそうなものの、いまだに日本人に歪んだライバル意識を持っています。

民族主義は実に厄介なものであり、人類が克服せねばならない重要な課題のひとつだと思いますが、これは科学的根拠があって起こるものではなく、憎悪や恐怖といった感情に根ざすものですから、余計に厄介です。

私自身も韓国という国は嫌いですが、こと個人に関して言えば、日本人にも好きな奴も居れば嫌いな奴もいますし、在日韓国人に関しても同様です。 隣国同士は元々仲が悪いのが当たり前などと知ったかぶりをする人が居ますが、米国とカナダやメキシコ、ドイツとフランス、スウェーデンとノルウェーなど、隣国同士仲良くやってる国は世界に山ほどあります。

長々と書きましたが、皆さんは、現在の嫌韓、反韓の風潮は好ましいことだと思いますか?それとも、憂慮すべき事態だと思いますか?

ご意見をください。






何かとあるとチョンは死ね、韓国に関するものは全否定みたいな風潮は先進国の日本には似つかわしくないと思います。 在日の振る舞いを非難するデモを行うにしても、もっと紳士的で理性的な言葉を使えばいいのに、現実はチンピラ口調で「在日クソチョン公は出ていけ」「世界の嫌われ者ゴキブリ朝鮮人」等と、ヘイトスピーチだと言われても反論できないようなやり方です。 反日デモに参加している中韓の国粋主義者と何が違うのかと。

ただ、韓国の反日政策がいきなり収まるとも思えませんから、底辺の国民同士はいがみ合いながら、適度に竹島問題などでプロレス・ショーを見せて、経済活動レベルではしっかり連携するというのが、ベターな選択なのではないでしょうか。

ナイス 1 2013/11/02 18:38 違反報告 質問した人からのお礼

予想はしていましたが、生理的な韓国嫌いが蔓延してますね。もっと理性的で建設的な批判を期待していたのですが・・・・・残念。

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最終更新:2018年02月18日 12:12
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