THE CAT is DEMONS!!

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THE CAT is DEMONS!! - (2008/03/31 (月) 23:29:58) の編集履歴(バックアップ)


(Tryed@管理人:原本でルビが振ってあった部分はかけ落ちています。
           近いうちに修正する予定ですので御了承ください)

デモンパラサイト・リプレイ
 
THE・CAT is DEMONS!!

PROLOGUE

だらだらと、なにかが流れる。

いやわかっているのだ。
俺の胸から流れる血であるということは。

鮮血が地面を汚して行く。

自信満万で乗りこんだ、俺は奴にであった。

奴はつよかった。ここいらのをみんなまとめていた。

勝負してみたかった。

結果、無関係なやつが一人死に、俺は今ここで死にかけている。

「死にたくない」震える声でつぶやく。

「奴ともう1度決着をつける…その時まで死ねない…!」

そのときだった。

「力がほしいのですか?」

そいつと出会ったのは。
 
 どうも。MSVです。今回は割りと(どころでなく)軽いノリのリプレイです。では、まずルールの説明をいたしましょう。
 舞台は現代世界。この世界である寄生虫が発見されました。それに寄生された人間は寄生した共生生物の種類によって炎を纏う、すさまじい筋力、幻を操るといったさまざまな超人的な力を振るう事が出来るようになり、また一部の動物に寄生すれば人間並みの知能を与えました。
 しかし、その力を使いすぎるとやがて精神が擦り切れてゆき、最終的に良心をうしない、自らの欲望しか省みなくなっていきました。真実を知る一部の人々は寄生虫を悪魔寄生体、寄生された人間を悪魔憑き、中でも怪物となってしまった生物をヴィシャス、そして心を保ち続けているものをマイトと呼びました。そしてPCはマイトになってヴィシャスの起す事件を退治し、悪魔寄生体の事が世間に知られないように解決します。それでは、物語のはじまりです。

※キャラ紹介のとき、名前をHNで表記していますが、別に普段からHNでよんでるわけではありません(笑)

第0章 猫から始まる自己紹介
GM:それではデモンパラサイトリプレイを始めます!
PL達:おおー!
GM:それではキャラ紹介をしてください。まずはYENSIDから。
YENSID:はい。えー、僕の名前はクロです。猫です。野良猫です。
      えーっとね、寄生されて、野良猫だったんですけど…(沈黙)
      ……ま、ロールプレイは卓中に!
 
キャラクター①
名前はクロ。野良猫のボスであり、辺り一体(の猫)を支配している。親はフリーターに飼われていたらしいが、支配地を「シマ」とよぶなど多分にヤクザくさい。渋い声でしゃべる。共生生物はモリオンとブリガンダインの共生生物(PCがある程度強くなるとメインの共生生物とは別の共生生物をサブとして寄生させられます)。共生生物のモリオンは天使のような姿へと変化し治癒能力をもつ。ブリガンダインは体中を氷のような外骨格で覆い、防護能力に長ける。過去に大失恋を経験しているらしいが…
 
 
GM:ふむ。ではつぎは石油王子。
石油:…名前考えてる途中です(一同笑)
GM:では光の翼。
光の翼:古宮。古宮清春です。20の男で、病的な白さを誇っております。
   親がプロ選手をやっていたんだけど、活躍しなかったせいで巨額の
   借金をかかえていまして。ある悪魔付きに、とばっちりを食らっ
   て運悪く感染してしまいました。で、セラフィム(悪魔憑きの相互
   補助団体。NGOで、町の何でも屋を装っている。資金不足に悩ま
   されている)のエージェントに師匠がいたんですけどその人を殺さ
   れちゃったので、仇うつために頑張ってます。
 
キャラクター②
名前は古宮清春。復讐が目的といいながら、言い具合にディレッタントしている。そのせいで無職だのニートだの言われつづけた。おかげで優秀な攻撃役よりも濃い面子のつっこみ役との印象が濃い。哀れ。共生生物は寄生主の速度を爆発的に上昇させるファランクス。また悪魔憑きのみが使用できる特殊な武器・を装備している。種類はソリッドブレード。起動した時に透明な刃となる。爆発的な行動値で先手をとってボケに突込みをかます…もとい相手に攻撃を加えるアタッカー
 
GM:では次の。
置時計:…俺の名前は切り札オウダ。そう、其れは大航海時代の時だっ
   た。俺は戦乱の中に身を置いていた。あの夏の日、俺はインコの俺
   を飼っていてくれた船長と別れを告げたんだ。そしてはるばる時が
   流れ、俺は日本にいる。
一同:(沈黙)
 
沈黙以外に出来る事があったら教えてほしい。
 
クロ:えと、オウダってどういう字?
オウダ:えっと・・あのぼこ殴りの(一同笑)で、日本のおおいなる財 
   閥切り札家にひろわれ、毎日充実して過ごしている。そして何時の
   間にか俺は悪魔憑きになってしまったのさ。
 
キャラクター③
切り札オウダ。オウダは殴打だが、キャラクターシートにはオウダとあるのでカタカナ表記。大航海時代から生きていると自称するインコ。いつも切り札家の執事の肩の上にとまっている。とてもアクセサリーで着膨れしていて大きさが鷹なみらしい。本当にデータ的には中型の鳥。共生生物は様々な超能力と雷をまとっての肉弾戦を得意とするバルディッシュ。共生武装は白い両手剣のホワイトブレイカー。足で持っているらしい。
GM:では石油王子。
石油:もう俺の番かよ…
GM:石油!お前の名を告げるがいい!
石油:(手を伸ばしてペットボトルをとる)(一同爆笑)
古宮:またそれかーっ(笑)!
GM:午後の紅茶みるな(笑)!
 
石油王子はキャラの名前に困った時、パッケージの裏から引っ張ってくる癖があるのだ。………いやおまえ自重しろよ。
 
クロ:なつかしいなあミル・クレ・モンス・トレー・トティー(笑)
 
これが人名だと思う人、手を上げて(笑)
 
石油:(思いつかなかったのか席を立ち手を伸ばす)
GM:ポテチの裏を見るなぁ…ってDART(チョコレートにあるだろ?)
  もみるなああ!(一同笑)
古宮:やめろおおおそれは!(笑)
クロ:それには何が書いてあるんだ?
石油:………(おもむろに書きはじめる)
GM:お?
クロ:決まっちゃった?
石油:…カイ・フウゴ。
GM:…は?
古宮:なるほど。
クロ:カイフウゴ。開封後。
 
「開封後はお早くお召し上がりください」から引っ張ってきたらしい。 
 
クロ:え、漢字は?
開:開風悟。
一同:おお。
クロ:それっぽい。ふつうだ。
開:えっとですね。消防士です。
クロ:消防士!(笑)
GM:今日は非番ということで。
開:はい。で、昔、親父がマフィアのボスで。
クロ:すげえ(笑)
開:で、まあ息子が丁度良い時に感染してくれたじゃないかやったーって
 言ってこう、使ってたんですよいろいろ。そしたらまあ、ちょっと隣の
 組の…マフィアかな?
オウダ:韓○か中○か?(笑)
古宮:中○だろ、これ。開風悟だし。…日本語読みだけど。
開:まあ、ちょっとぼこぼこやっちゃって。
クロ:うわあ(笑)
開:親父死亡と。で、自分自身も大怪我を負ったんですが。取りあえずあ
いつら殺すかっていってとりあえず殺して、それからまあ同じ境遇のも
のを守るために闘いを続けています。
古宮:どっかでねじれてる(笑)
クロ:……なるほどね(笑)
 
キャラクター④
名前は開風悟。消防士らしいがそれっぽい活躍はしなかった(させなかったともいう)。石油のキャラにしては名前がまとも過ぎる。まあ、名前のセンスに乾杯(笑)。なお全身が通常1色のところ3色にわかれており、さらに茶褐色、青緑、黄土色と地味な色でカラフル(byオウダ)。共生生物は射撃武器を作成し、背中の羽を併用した高機動戦闘を得意とするアルバレスト。共生武装はインヴィジブルエッジ。起動すると透明なブーメランが現れる。
 
GM:それでは本編に入ろうか。
PL:はーい。
第1章 猫は歩き出す
GM:まずは…猫からかな?この場合は。
クロ:おお。
GM:じゃあ、君は野良猫のボスだ
クロ:良いよ。
GM:ところが、最近君の部下のシロをみない。あ、普通の猫ね。シロど
  ころか、チャとブチも見ないんだ。
クロ:チャって何人?いや何猫(笑)?
GM:で、残った数匹の猫が猫語で議論している。
クロ:…(渋い声で)「お前たち。最近、チャ達はみないか?」
GM/部下猫:そう、それが見ないんですよボス。
クロ:最後に見たのは?
GM/部下猫:「えーっと、わたしですけど」と猫が出てくる。「2週間く
     らいに見たっきりなんですよ」
クロ:2週間か…。そうか。死んだか。
 
もしもーし?
 
猫in古宮:え、そ、そんな事ないですよボス(笑)。
GM:ただ、死んだなら死体くらい出てきそうなものだけど…
クロ:いや、猫は一人で静かに死ぬから死体見つからない。
古宮:確かにそうだな。
クロ:(渋い声で)しかし。死体くらいは埋葬してやらねばな。
猫in古宮:そ、そうですよボス!
開:死んだ確定(笑)
クロ:…面白い。探しに行くか。
GM:ではここでいったん切ろう。次は…オウダだな。切り札家に居るん
  だよな?じゃあ…
オウダ:(威厳のある偉そうな声で)茶をもってこい。
執事in古宮:は、かしこまりました、インコ樣!(一同笑)
クロ:インコだよなこいつよく考えると(笑)
GM:ではお茶と一緒に新聞もおかれる。
オウダ:ふん、開け。
執事in古宮:は、はい(笑)。
オウダ:なに?貿易センター爆破だってぇ?(一同爆笑)
 
GMも知らない新事実。
 
GM:で、3面くらいにゴシップっぽい感じで「奇怪!?夜の町に踊る猫
  又の影!」という記事が。
クロ:きた猫又(笑)
オウダ:「ふん、この貧乏人どもが!!(一同爆笑)」
執事:inクロ:す、すみません!(笑)
オウダ:「たちの悪い。この私が全て根絶やしにしてくれる!(一同笑)」
執事in古宮:すいません、その様なことをするとご主人様に怒られます
      (笑)…てかNPCをのっとるのは流行なのか(笑)?
 
たぶんFEARのリプレイのせい。まあ、GM楽になるから良いんだけど。
 
GM/召し使い:で、そんなことをしていると「オウダ樣。セラフィムの
      方から連絡が」というところでシーン切るよ。
クロ:ここの描写を想像すると本当にやばい(笑)。
GM:ではそこの2人。ええと…2人はセラフィムの事務所に居る。
古宮:そうきたか。「こんにちわー」
GM/支部長:「君達のしりあいのふたり…正確には2匹だが、もうじき来
     ると思う」
開:(高飛車な声で)なるほどなるほど。
GM/支部長:「というわけで、二人が来る前に事前説明をしておこう。こ
     の新聞記事は見たかな?」と、猫又の記事をとりだす。
古宮:(妙に爽やかな声で)「やあ、みてるわけないじゃないですか!」
GM/支部長:「そうか。こんな記事なんだが―」
古宮:(明るいながらも悲壮な声で)「借金だらけで新聞なんて取れま
  せん!」(一同笑)
GM/支部長:「で、クロ君の報告によれば、猫が何匹か消えたらしい。」
クロ:俺そんなことしてたの?
 
ここでGMが一瞬だけあせったのは僕と君だけの秘密だ。
 
古宮:いや、セラフィムはね、動物でもOKだから…。
GM:まあ、ちかくに連絡用の猫が一匹1Lvくらいのが居たりするんだが。
クロ:なるほど。
開:ま、猫くらいよく消えるんじゃね?
 
頼むから新聞とかみ合わせて考えてくれ。な?
 
オウダ:…てか、猫と鳥って天敵なんだけどどうしよう(笑)?
クロ:どうしよう?
古宮:いまさらだよなあ(笑)
オウダ:じゃあ、俺がなんか、金持ち特有の寛大な態度で見逃すと言
   う事で(笑)
開:食っちまえ食っちまえと囁く(一同笑)
GM/支部長:じゃあ、ここで2人とも登場だ。ここで登場。「彼らの報告
     によれば猫が2週間で5匹も消えているということだ」
古宮:おお、お久しぶりですねクロさ…
オウダ:(唐突に、そして横柄に)「君も猫じゃないか」
クロ:(同じく渋く横柄な感じで)「おまえだってインコじゃないか」
オウダ:「君はどこに飼われているんだ?」
古宮:「まあまあクロさん落ち着いて―
クロ:「ふっ、おれは野生だ」
古宮:「オウダさんも止めなさい―
オウダ:(馬鹿に仕切った声で)「ふん、この貧乏人が!」(一同笑)
古宮:「やめろおおお…
クロ:「はっ、このブルジョワが!!」(一同爆笑)
GM/支部長:じゃあ「まあまあ君たち落ち着いてくれ」と。
古宮:仲介に入った苦悩(一同笑)つつかれてひっかかれた(一同笑)
クロ:残念(笑)
GM:じゃあ…
開:せっかく喧嘩してるのに仲裁してるんじゃねえ!(一同爆笑)
クロ:ああ(笑)
オウダ:おれの爪って鋭いんだけど(笑)
 
話が進まない件について。
 
GM/支部長:「まあまあ、4人とも落ち着いてくれ」と圧倒的な支部長オ
ーラが(一同笑)
 
話が進まないんだよ、諸君(笑)
 
クロ:おお、やべえ(笑)
開:土下座します。
オウダ:まあ、俺財閥のペットだし(笑)
GM/支部長:「というわけで君たちの報酬…
 
ここでGMはある事実に気づく。
 
GM:(素に戻って)いま気づいた。財閥のペット金で動かせない
一同:(爆笑)
古宮:趣味で動かせ。
GM/支部長:そうだな…(何かを取り出すしぐさと共に)「これなんんだ
     が…私が持っていても全く意味のない物なんだが、大航海時代、
     キャプテンモーガンが持っていた望遠鏡だそうだ。」
一同:おお。
オウダ:これは確かに彼奴が使っていた!(一同爆笑)
クロ:彼奴って(笑)
オウダ:そう。この望遠鏡で何体もの艦隊をしずめたものだ!
古宮:あんたいつの動物だよ!(笑)
オウダ:そう!なつかしき、戦場の香り!!よし、もらっておこうじゃな
   いか。なんでもいいたまえ。
GM/支部長:「というわけで君たちには、我々が悪魔事件と断定した今回の事件を調査してきてほしいんだな」というわけで…ここは…K市だ。
クロ:東京近郊K市だな?(笑)
GM:というわけでその地図だ。で、君たちはセラフィムのビルに居る。
   という訳でどこに行く?
オウダ:じゃあ6つに分裂して自分の分身を…ごめんうそ(笑)
 
結果としてオウダとクロがそれぞれ単体、人間2人は集団行動という結果に。
 
オウダ:ふっ、栄光ある孤高を俺は貫き通すつもりなんだ(一同笑)
古宮:いつのイギリスだーっ(笑)
GM:じゃあ、全員どこにいくか宣言してくれ。
クロ:住宅1だ。
古宮:ああ、そうだなあ…繁華街の1かな。
オウダ:下町にいこう。
 
第2章 猫は公僕と踊る
GM:ではクロからだ。
部下猫in古宮:ボス、どうしやす?(笑)
GM:というわけで、君は一人の猫として住宅街に降り立った。
クロ:(相変わらず渋い声で)まずは聞き込みだろう。
GM:猫が?どうやって?(一同笑)
クロ:えっと…足元でじゃれてる(笑)
GM/奥様A:「あーら、可愛い猫ねえ」(笑)
クロ:じゃあ、死亡件数を見る(一同笑)
GM:は?!…ああ、警察の?じゃ、じゃあ…8件?
オウダ:なにげに結構多いなあ。
GM:うーん…(ここそういやあ警察あるのか…)じゃあ1D6ふって、
  偶数でるか言って。
クロ:(ころころ)偶数。
GM:じゃあ、君の知り合いの対悪魔課の刑事か丁度でてきた。
クロ:知ってるの?じゃあどうしよう…
警察官in古宮:じゃあ、他の人が「可愛い猫ですね~」
GM/刑事:(ナイスフォロー)じゃあひろいあげて、小声で「事件か?」
クロ:(無言でうなずく)
GM/刑事:「これは私の知り合いが飼っている猫でな…」といって中に入  
    っていくよ。多少ごまかしながらね。じゃ、ついた。「で、何が
    あった?」
クロ:最近、俺の島の猫が2週間にも消えたんだ。
オウダ:誤った認識(笑)
GM/刑事「そうか…」じゃあこの場合は…交渉か礼儀で判定を。
クロ:ないんですけど。(ころころ)ファンブル(笑)
 
このゲームの判定は判定に使う技能、なければ対応する能力の値に2D6をたすというシンプルな物。さすが初心者向きを銘打って作ったゲーム(笑)また、「衝動」という物をためる事によって、1回の判定を3回まで振りなおす事ができ、振りなおすたびにダイスが増えて行く。ただし、衝動が一定値をこえるたびに副作用のようなものがおこり、最終的には暴走してしまう。暴走を繰り返すとヴィシャス化してしまうので気をつけよう。 
 このゲームのファンブルは振ったダイスの中に2つ以上1があったらであり、クリティカルもまたしかり。また、1・1・6・6などどふりクリティカルとファンブルを同時に振った場合ファンブル優先なので振り直しをやりすぎるとわりと危険だったりする。
 
GM:じゃあ、特に目新しい情報はしらない。
刑事in古宮:新聞記事にあったくらいだなあ(一同笑)
クロ:しょうがないなあ…まあ、ほかの場所もあたってくるさ。
GM/刑事:「何かあったら連絡する」
クロ:ああ、よろしく頼む。
GM:では(ころころ)古宮と開だ。
古宮:ほーい。
GM:で、繁華街か。うーん…
開:そういえば、古宮さん職業なんでしたっけ?
古宮:ディレッタント。趣味人。うるせぇニートとか言うな(一同笑)
正直墓穴掘ってるようにしか聞こえない。
クロ:(小馬鹿にしきった口調で):やーいニートニートー(一同笑)
古宮:うるせぇ!(笑)叩き潰してやるー!(一同笑)
 
発言がチンピラと同じなんだが。
 
GM:繁華街かあ…
開:(神経を逆なでするような声で)というわけで繁華街にやってきたわ
  けだが。なあニート
一同:(大爆笑)
 
この台詞と口調のベストマッチ具合。ぜひ音声で聴かせたい声だ。
 
古宮:うるせえマフィア!マフィアに言われる筋合いじゃねえ!(笑)
開:おれはれっきとした消防士だ。気に食わん奴は助けんが。
オウダ:…えっ、たすけねえの?(一同笑)怠慢だー(笑)。 
GM:というわけで…繁華街1ぃ?じゃあ、サイコロ振って1か2がでた
  ら教えて。
古宮:2だ。
GM:あー、じゃあ…知覚で判定。
古宮:(ころころ)10。
開:(ころころ)11。
GM:(…まあ、いいか)にゃあにゃあ!という鳴き声とゴルア!という
  感じの声が聞こえてきた。
古宮:え?じゃあいってみよう。即座に。
GM:じゃあ、不良の集団が「ほら、あっちいったぞ!」「ここでつかま
  えっぞ!」みたいな感じで猫を追い立てている。
クロ:なんてことだ!
古宮:じゃあひとりにぽんぽん、と肩に手をおく。
GM/不良:「ああ?なんだ?いまおれはいそがし…
古宮:(にっこり笑って)「何をしているのか、教えてもらえないでしょう
  か?」
GM:じゃあ…尋問かなあ?この場合違うか?
古宮:肉弾攻撃。(沈黙)いや、なんでもない(笑)
クロ:うん、なんでもない(笑)
GM:…判定いらねえよ、悪魔憑き対一般人だ(笑)。「うわ、なんだおま
  えら?」
古宮:ぼこっぼこっぼこっと。
GM/不良:どかっばキっぐしゃっと音がして。「ひっひえ~ごめんなさー
     い」と。数分後の光景。
古宮:(爽やかな笑顔で)さあ、何があったか教えてくれるかな?
GM/不良:「えっその~猫を高価で買い取ってくれる奴が居るんですよ」
開:ほう?
古宮:どんなやつ?
GM/不良:「いや、顔を見たことがないんですよ」
古宮:じゃあ、知ってる限りの情報を下さい。
GM:そこは一応尋問してみて。
開:尋問?
古宮:低いよな、精神。
開:精神ー(笑)(ころころ)7。
古宮:(ころころ)9。
GM:(ニタ―ッと笑い)…振りなおしてみるかぁい?
古宮:そうだねえ(笑)
開:振りなおしてみよう。(ころころ)9。
古宮:おい。
クロ:ひどい…(笑)
開:もう1回振り直しましょう。(ころころ)16。
GM:それはもうバリバリ吐くよ。奴は常に仮面か覆面をしている。
  もしくは闇に紛れるとか、髪が長いとかで絶対に顔は見えない。
開:ほう。
GM:まあ、声は男だ。猫を結構な高価で買い取ってくれる。で、さらに
   珍しい猫だったら更に高価で買い取ってくれる。普通じゃない猫な
   らさらに高い。
オウダ:それただの愛好者じゃん(笑)
開:普通じゃない猫か…(クロを見る)
クロ:僕は由緒ある血統正しい猫だぜ。ちゃんと貴族名があるからぼく。
GM:そういうのはもっと高価だ。で、最近2匹猫を売り飛ばした。
古宮:へえ…連絡先を教えてくれるかな?
GM/不良:「それが向日から定期的に連絡して来るんでよく分かんないん
     ですよ…」
古宮:そうか…じゃ、おやすみ。(ボガっ)…気絶だからな?気絶!
GM:それじゃあ、次に…
古宮:まった。最後に猫を助けておく。
GM:では猫を助けたところでシーン終了。それではオウダのシーンだ。
オウダ:…(唐突に)なんだこの汚らしい通りは!使用人!!
執事inGM&古宮&クロ:はっ!
クロ:って今3人もいた(一同笑)
GM:一人にしといてくれ(笑)
オウダ:私の通る道を掃除しなさい。
古宮:わかりました!
オウダ:ふん、汚らしい従者めが。
執事in古宮:申し訳有りません…ってこれ奴隷だな(笑)
オウダ:辺りに人はいる?
GM:通行人はいるよ、下町だからな。
オウダ:…みゃーみゃあ
古宮:みゃーかよっ!
オウダ:そこの通行人!っておれしゃべっちゃいけないのか、鳥だから。
 
まあ、鳥がしゃべったら悪魔憑きの存在チョンばれだもんな(笑)
 
古宮:そのために使用人がいるんだよ(笑)
オウダ:ああ、そうか。使用人!
執事in古宮:はい、なんでしょう!
オウダ:情報を集めて来い(一同大爆笑)
GM:わかった、「使用人をどれだけうまく使えるか判定」ということで
  統率で判定してくれ(笑)
 
ルールにないことをその場ででっち上げるのはGMの仕事です。よい子は真似しないように。
 
オウダ:俺統率ねえ、初級なんだなぁ(笑)
クロ:あるんだ!
オウダ:(ころころ)ふりなおす(笑)(ころころ)…(ころころ)クリテ
   ィカル!もう完全に統率が出来る。
GM:じゃあ完全な統率で動いてクリティカルで動いた使用人によれば…
   まず、下町には寺がある。で、噂好きなおばさん(B)によれば寺
   の猫がしゃべり出したそうです。
開:は?
GM:寺の住職が飼っていた猫がしゃべっているのをみたらしいです。
執事in古宮:あ、あの、それは、どどどちらに?
 
肩にオウダ乗っけてるからびびってるらしい。哀れな。
 
GM/おばさん:「やー、それがね、住職がかっているブチっていう猫が」
クロ:…おお!
 
分からない人は第1章にもどる事
 
GM/おばさん:「で、その猫がいきなり喋りだしたっていうのよ!」
執事in古宮:いやー、ほ、ほんとですね?
GM/おばさん:「まあ、私がみたわけじゃないからわかんないけどさあ」
古宮in執事:(消え入りそうな声で)そ、それでは~
オウダ:この使えない従者め!
古宮:おい(笑)
オウダ:貴様は帰ったら首だ!
古宮:ちょっと待て―
オウダ:打ち首だ!!(一同笑)ていうのは嘘で(笑)
 
第3章 猫は喋りだす
GM:では3組とも行動宣言を。
オウダ:寺。
開:繁華街2?
古宮:繁華街2。いやちょっとまって。
開:どうしましょう?
古宮:そうだなあ。この猫を届けるという話もあるが…
オウダ:連れてきてくれれば俺会話できるよ?
古宮:そうだな。一応連れて行って、あとで話を聴こう。繁華街2だ。
クロ:住宅地2。
GM/部下猫:ではクロから。「お久しぶりです、ボス」という感じで。で
     はどんな感じで情報収集する?
クロ:猫ネットワークで聴きこむよ。
GM:社会か交渉で判定してみてくれ。
クロ:みなは猫のネットワークがどれくらい凄いか分かっていないのさ。
   (ころころ)14。
GM:振りなおすかい?
クロ:え、そんなに低いの?
GM:いや(笑)こういうのを悪魔の囁きというのさ。
クロ:では14のままで。
GM/猫:14かあ。えーっと…住宅街に大きな一軒家があるんだけど、
    そのとなりに住んでいる猫によれば「その家に半年くらい前に外
    国の人だと思うんですけど、よくわかんない人が引っ越して、そ
    れから先もうすっっごくうるさくてうるさくて!中で工事して
    いるみたいなんですけどね」
クロ:ふむ。
部下猫in古宮:(チンピラくさい口調で)「俺らの島に入りこむなんて生
        意気な奴ですね。やっちまいますか、ボス!」…冗談だ、
        冗談!(一同笑)
クロ:(渋い声で)ここは俺等の島じゃないからな。うかつな行動はとれ
   ん。
部下猫in古宮:「わ、わかりましたボス!」
GM:ヤクザかよお前(一同笑)というわけで家の場所書いとくね。
猫?inオウダ:なんかちょっと調子に乗り過ぎだと思う猫~
古宮:おまえはやめろ(笑)!
オウダ:は、ばれた!?(一同爆笑)
 
なにがだ。
 
古宮:いやーしかし情報の一元化なんて欠片も考えてないパーティーだな
   あ。
GM:連絡手段持ってる人間2人が固まってるからな(笑)
オウダ:…で猫を支配しておまえの軍団を覆してやるぜ。
クロ:うっ!貴様!(一同笑)
 
動物操作とはバルディッシュの特殊能力で悪魔憑きでない動物を支配する能力だ。
 
GM:じゃあそこ2人。繁華街2…(沈黙)…
古宮:ああ、そのまえに猫を洗う。
クロ:…洗う?
古宮:だって野良だろ?
クロ:(ぼそっと)ペンキが落ちる…
古宮:…はあ?!え、ちょっと―
クロ:黒い猫が白くなったあ!
古宮:なるかあ!
オウダ:あーあ、洗われてる途中でチャックみえちゃった(一同爆笑)。
 
化け物じゃあるまいし。
 
クロ:…チャック(笑)中は何?猫?
オウダ:そしてその中にもまたチャックが…
クロ:あああああぁぁぁ(爆笑)
古宮:マトリョースカァ!?(一同爆笑)…で?
GM:あ、えーと、洗ってから聴きまわるのね?そうだなあ…1D6ふっ
   て奇数が出たら教えて。
開:(ころころ)偶数。
古宮:(ころころ)偶数。ふりなおし!…(沈黙)
GM:……(こみ上げる笑いを我慢できず)いいだろう!!(笑)
開:おお!
GM:ただし合計値が奇数な!
古宮:(ころころ)4。
GM:振りなおすかい?振りなおすかい?
古宮:やだ!第1段階やだ!(笑)
 
衝動が一定以上たまると段階ごとに副作用が発生するのはご存知の通り。
 
開:じゃあ俺が振りなおす。(ころころ)11!
一同:イェーイ!(笑)
古宮:くくく…もう笑うしかない…(笑)
GM/親子:ではそうすると、「ねえママーどうして動物園が封鎖されてる
     のー?」「それはねー」という感じの会話が。
開:そこのお母さん!!
古宮:すいませーんと礼儀正しく。
GM:礼儀で判定。
古宮:(ころころ)14。
GM/親子:じゃあ、「はあ、なんでしょうか?」
古宮:それはどういう話でしょう?
GM/親子:「それが、動物園に強盗がはいって、貴重な猫科の動物が盗ま
     れたんだそうですよ」
オウダ:あの、ファラオの転生とかで、エジプトでは神としてあがめられ 
    ていた感じの黒猫。
GM:じゃあそれで(笑)
古宮:ではその猫について詳しく調べる。
GM:そりゃまあ動物園に行くかインターネットでも使うかだが。
古宮:ネットぉ?(ころころ)11。
開:(ころころ)同じく11。
オウダ:ネットカフェなら金使うだろう。
GM:そうだな、ネット使ったんだし200円くらい使っといてくれ。
古宮:鬼ぃぃ!(笑)
GM:では分かった事だが…オウダが言ったままだ。
オウダ:エジプトで神の使いとしてあがめられてた奴…ええと…………
    エジプトカミネコ!!(一同爆笑)
GM:じゃあ、それで(笑)
 
そんな猫が居るかどうかは未確認です。苦情は受け付けません。
 
GM:ではそれではオウダ。
執事in古宮:オウダ樣、寺につきました!
オウダ:従者よ。500円玉を賽銭に投げ入れるのだ。
執事in古宮:は、はいわかりました、うう、今月の給料もこれで終わり
       …(一同爆笑)
オウダ:おまえ、ちょ、財閥の執事なんだからもうちょっともらってるだ
    ろう(笑)
GM:いくらなんだって!
執事in古宮:ちがいます…毎回こうして借り出されるたびに…うう…
オウダ:よし、そこの五千円のおみくじをひくんだ(一同爆笑)
GM:そんなおみくじがあるかあああ!(爆笑)
執事in古宮:ああ、そんなあ(笑)
GM:そんなおみくじがこんなちんけな寺にあるかい!
クロ:あ、だれかきた?
 
別にこれはGM発言なんだが。
 
オウダ:きみは、住職かな?
 
どうやらキャラクターとして解釈されたらしい。
 
GM:では住職登場。「はあ、なんですかいのう」杖をついた好々爺なお
   爺さん。
オウダ:(いかにも馬鹿っぽい今風の若者の口調で)お宅の猫がぁ、がち
    でえ、てかぶっちゃけまじでなんかあ、喋りだしたってぇ、気い
    たんですけどお、セフィリムからきいたんですけどう、あのう、
    なんすかね、ねこがね、猫が…ね、あれがあれだからさ、ね、わ
    かるでしょ?(一同笑継続)
古宮:わかるかああ!(笑)まじめにいけえ!(笑)
オウダ:和尚のかってらっしゃる猫が喋りだしたって聞いたんですけど?
GM/住職:はあ、確かにそのことでいらっしゃる方は今日で3人目です
     が、そんなことはありませんぞう?
古宮:ちょっとまて?3人目?
オウダ:前の二人はどんな?
GM/住職:「外国の方で、なんでもねこを大変愛していらっしゃるとかで
     して」
オウダ:仮面を付けてたりはしましたか?
GM/住職:「そんなことはありませんなあ」
オウダ:ではもう一人は?
GM:大変髪の長い髪で顔が隠れるくらいの…
オウダ:そいつだー(笑)
古宮:ちなみにアドバイス。このゲーム、一般人の言う事は信用するな。
   記憶操作があるんだな。
一同:(沈黙)
クロ:…(笑)
オウダ:…まあ、そのねこに会わせてもらいたいすけど?
GM/住職:「構いませんが、今どこに居るか…」というと同時に裏庭でに
     ゃあ、という声が聞こえる。
オウダ:マインドリーディング!
 
とはバルディッシュの基本能力のひとつであり、テレパシーで意思疎通が可能になる。
 
GM/ブチ:「な、なんだ?鳥がしゃべってくるなんて!?」
オウダ:なんか最近体に異変感じねえ?なんかクリスタルできたり、悪魔
    的な痣が体にできたり―
GM/ブチ:(あっさり)したけど。
オウダ:ええー!?
GM/ブチ:ていうか何?悪魔寄生体っていうの、人間は?
オウダ:知ってたー(笑)
古宮:ちょっとまて、これブチ?失踪したって言ってなかったか?このブ
   チだよな?
オウダ:最近君が失踪したって噂流れてるんだけど?
GM/ブチ:「あ、そう。なんかそうなってんだ…」
オウダ:まあ、なんか会うのあれ?まあ、誰にでもあるし?悪魔とか?ま
    あそうやって気にすることないと思うけど?
 
いつカウンセラーに転職したのだろうか。
 
GM/ブチ:「なんか最近いきなり目の前が真っ暗になってさあ。それで気
     がついたら手術台の上に乗ってて。なんか凄い勢いで改造され
     ちゃったんだよね」
古宮:キャトルミューティレーション(笑)!?
GM/ブチ:「そしたら急にしゃべれるようになっててさあ。で、なんか怪
     しいおじさんが『ふっふっふ、もう少しだ!』とかいうから恐
     くなって逃げ出してきたんだよ」
オウダ:うわー(笑)まあ、でも、正直、誰にでもある事だし、
古宮:(おもわず)ないよ!!(一同笑)
オウダ:乗り越えなくちゃいけない壁っていうか、そういうので気まずく
    なって仲間と別れっていうのもなんか悲しいだし、ここは乗り越
    えなくちゃいけないと思うよ。
GM/ブチ:「あ、ああ分かった」
オウダ:まあとりあえずおまえは俺についてこいや。お前のリーダーがまっ
    てるぜ。
GM/ブチ:「ああ、わかったよ、ありがとう」
オウダ:そして従者よ!!
執事in古宮:は、はい、なんでしょう!?
オウダ:(突如威厳のある声に戻り)かかえろ(一同爆笑)
執事in古宮:「は、はいわかりました」…しゅーるだあああ!肩にインコ
      で!?猫をかかえる!?サングラスかけてスーツ着たおっ
      さんが!?(一同さらに爆笑)うおおお!?
 
第4章 猫は再会する
GM:ではここで全員行動宣言。
オウダ:本部にもどってみんなの帰りを待つかなあ。
クロ:怪しい家に行く。
古宮:動物園に行くかな、俺らは?
開:まあそうでしょうなあ。
GM:というわけで…
クロ:(渋い声で)ここが例の家か。
GM/部下猫:「そうです、ボス!」
クロ:いまは何かおかしい音はするの?
GM:しないしない。
クロ:軽く塀を登ってみるか。(ころころ)13。
GM:ふむ。では登った瞬間に監視カメラが君をとらえる。
クロ:う。
GM:で、まったくなにもないかのように首を振りつづけるわけだが。
クロ:ま、まあ猫だし登るくらい普通でしょ。
古宮in部下猫:入ったら怪しまれるな。「頑張ってくださいボスー!」
クロ:じゃあ塀の外周に沿って歩いてみる。
GM:なら知覚で判定して。
クロ:(ころころ)17。
GM:では分かった事だが。まず窓とか外が見える部分は全部シャッター
   とかカーテンとかでしまってる。
クロ:…えんとつとかない?(一同爆笑)
古宮:あるかあああーー!?(爆笑)
クロ:あってもはいるのはやばいよなあ…音はないんだよね?
GM:塀の上で特に物音は聞こえないよ。
クロ:ここでおりるのは危ないからなあ…。ここはセラフィムに戻るわ。
GM:ではそこの2人。
クロ:消防士とニートか。
ニートもとい古宮:ニートじゃねえ!!(笑)ぼくはニートじゃない(笑)!
オウダ:あ、ニートじゃなくて無職か。
古宮:アベンジャーといえアベンジャーと!
開:じゃあフリーター。
オウダ:いや、働いてないし(笑)。
GM:…まあ動物園はしまってるね。
古宮:事務所とかってある?
GM:あるよー。
古宮:ではいってみよう。
GM/係員:では着いた。「はい、なんでしょうか、K市動物園です」
古宮:これはどうしようかな―
開:(突如偉そうな声で)消防士だ。(一同笑)
オウダ:えらそうだなおい(笑)
GM/係員:「はあ、消防士の方が一体何の用で?」
開:それがだな、このニートがどうしてもこの動物園を―
古宮:アッパーカーット!(一同笑)
開:うおわう!
GM/係員:「あの、どうされました?」
古宮:そこのたわごとは気にしないで下さい。
GM/係員:「はあ」
古宮:ええと…
GM:(ころころ)コントやったせいで交渉の達成値3上がった(一同笑)
古宮:あ。
クロ:考えてんだな(笑)
古宮:…(気を取りなおし)ちょっとお聞きしたい事があるのですが?
GM/係員:「そうですか、それでは立ち話もなんですし中へどうぞ」とい
     って応接室に通される。
古宮:ええとですね、おたくの珍しい猫が盗まれたと聴いたのですが?
GM/係員:「ああ、あのエジプトカミネコ
古宮:採用すんなああ!(一同爆笑)
GM/係員:「確かに盗まれてしまいましたが…あの猫に興味がおあり
     で?」
古宮:そしてそれは、大損害ですね?
GM/係員:「たしかに私どもとしては大きな痛手ですが?」
古宮:実は私、探偵をやっておりまして。仕事がなくなってしまったので、
   探そうかなあと。
GM/係員:「なるほど、わかりました。前金はお支払いできませんが、取
     り返していただければそれ相応の謝礼はできるかと」
古宮:ありがとうございます。
開:おまえ働く事なんて初めてじゃないのか?
古宮:殺して良いですか?(一同笑)
GM/係員:「では案内しますね」といって現場に連れて行かれるわけだが。
     巨大な檻。で、上はあいている。他は全面的に閉じられている。
開:上があいてるのかあ。
GM/係員:「一番不思議なのは侵入した形跡がないことなんですよねえ。
     上からならは入れますけど人間が登れるような突起とかはな
     いですし…」
開:飛んだじゃねえのかな?
古宮:ええと、飼育員はどこから出入りしているんですか?
GM/係員:「そこに入り口があります」
古宮:…念のため聞きます、盗まれた当日鍵はかかっていましたか?
GM/係員:「私の担当ではありませんから…今担当の人を呼びますね」
古宮:とっとと聞いとけよっ!(一同笑)
開:(横柄に)係りの者を出してもらおうか。
オウダ:高圧的だなあ消防士(笑)
古宮:これが公務員の限界なんだよ(一同笑)
オウダ:うわーニートの癖にー(笑)
古宮:ニートだから社会批判が好き。
 
どうやら自分がニートだと認めたようだ。
 
クロ:ニートの癖に生意気な!(笑)
 
ニートの皆さんごめんなさい。……読まないと思うけど。
 
オウダ:ぼくが働くに値する職業なんてないのさ(一同笑)
GM/係員2:というわけで出てきた。「あ、あのう猫のことですか?」
開:そのとおりだ。
GM/係員2:「そ、そそそそうですか…」と、判定がいらないくらいに動
     揺しているな。ちなみにさっきの人は用事があるとかでどっか
     いっちゃった。
開:ん?何をそのようにに動揺しているのだ?
GM/係員2:「ええええそそそそんなことはありませんよ?」
古宮:「私はただ知りたいだけなのです」
GM:では交渉判定して。
古宮:(ころころ)17。
開:(ころころ)9。
GM/係員2:それは割るなあ。「そ、そ、そ、あのうそのう…」
古宮:そうだなあ…「この事は園長にはいわないでおきましょう。我々と
   してもあの猫が戻ってくればかまわない」
GM/係員2:「そのうあのう…怒らないで聞いてくださいね?
古宮:はい。
開:話してみろ。
GM/係員2:「私は夜、猫の様子を身にいったんです。…たまたま宿直で
      したから。そしたら、その、人が羽を生やして空を…うわ
      ああ!と、と、飛んでたんですよう!」
開:そんな馬鹿なこと有るはずないじゃないか、夢でも見たんだろう?
クロ:まじなんか説得力ねえ(笑)
オウダ:まあ、取りあえず病院に連れて行ってあげろ(笑)
古宮:この場合はセラフィムのエージェントをよぼう…まあ後で。
GM/係員2:「辺りに一緒に居た人達も翌朝になったら綺麗さっぱり忘れ
      てるんですよう!!」
古宮:記憶の消し漏れか、なーんだ。
開:なるほど。「まあ、夢でも見たんだろ?」
古宮:なんでお前そういうことばっかりいうんだあ!邪魔ばっかすんな
   あ!(笑)
開:はーい(笑)
オウダ:統合失調症っていまの係員みたいなことばっかいうらしいぜ(笑)
古宮:それは面白い話ですね、それはどちらに飛んでいったんですか?
GM/係員:「そ、そのう…あっちの方向に」(地図で右側に45度より下く
     らいの角度を指差す)
古宮:なるほど…もしかしてこれ(うるさい家)か?
クロ:まあ範囲に入ってるよね(笑)射線通ってる。
古宮:貴重な情報をありがとうございます。念のために名前と住所を控え
   させていただきたいのですが?
GM/係員2:「あ、は、はい」
古宮:ではあとでセラフィムに連絡いれとこう。
オウダ:情報料はらっとけよ(笑)
古宮:いや、おれら脅迫してるし。園長にはいわないから情報よこせよっ
   て話。
開:…情報料はいるか?(一同笑)
古宮:おい!(笑)
GM/係員2:「いえいえいえいえいりませんいりません…ただ園長には言
      わないで下さいね?」
開:いるといってもやらないつもりだったが(一同再度笑)
古宮:おまえ邪魔する気しかないだろ(笑)
GM:じゃあシーンを移すぞ。
古宮:…なあ、この流れなら俺等このままだとセラフィムに戻らないよな
   あ。
開:確かに。
古宮:どうしようか。
クロ:なあ、時刻は?
GM:ええと…夕方かな?
古宮:夕方かあ、じゃあいったんひき返すって事で戻れるな。戻ろう。
GM:じゃ、そこの3人が戻ってくるまでのオウダのシーン。では一足先
   に帰ってきた。
オウダ:(偉そうな口調で)おい従者!足をふけ!
執事in古宮:はい、わかりました、おみ足をふかせて頂きます!(笑)
オウダ:もっとやさしくだ!
執事in古宮:はい、わかりました!
オウダ:ガラスを触るように扱え。
執事in古宮:わかりましたあ!(笑)
オウダ:それでいい…。
クロ:(爆笑継続)
オウダ:…なんだこの鳥(笑)
 
自分でいうか。
古宮:いつもこんな感じじゃん(笑)
GM:…(笑)じゃあ、そこは何をする?
オウダ:俺はねえ。皆が帰ってくるのを待ってるんだから今。
GM:じゃあ、皆帰ってきた。
オウダ:(凄くやさしい声で)ほら、おやびんに会えるぞ?
古宮:クロ、これおまえの知り合いか?
クロ:(渋い声で)…ブチ!
GM/ブチ:親分!
古宮:あれ、こっちのは?
GM/部下猫:ボス!
クロ:…あれ?ブチ??
古宮:あ、非常にメンどくさい状況に陥った(笑)
 
整理しておくとオウダが回収した猫がブチである。
 
GM:ちなみに古宮が回収した猫は2週間前にチャ達を目撃した猫。
クロ:あれ?いなくなってたの?
GM:あの後不良においかけられたの。
クロ:あー、はいはい。…(渋い声にもどし)おい、どうした?
古宮:ああ、変な不良っぽい奴等においかけられてたんで助けてついでに
   風呂に入れといた。
クロ:ふむ。…では各々の情報がわかるんだよな?
古宮:ナンダッテー、ソノホウコウニソンナアヤシイイエガアッタナンテ
   ー。
オウダ:なんだってー、その猫が悪魔憑き…ああ、これは俺が持って来た
    情報だ(一同笑)
クロ:そうか、ブチは生きていたのか。
ブチin古宮:お、おやぶーん!(笑)
クロ:ぶち、よく生きていたな!!
開:暑苦しい(笑)
オウダ:ふん、地上に縛られた…なんだろう(一同笑)…この薄汚れた猫
    どもが!(笑)
クロ:いる位置が高すぎて、貴様のようなインコには分からんのさ。
古宮:うわあ、落ち着いてください2人とも!(笑)ねえ、どこから逃げ
   てきたの?それくらいわからない?
GM/ブチ:ええと、この辺(オフィス②と住宅②に被るような楕円を書
     く)
クロ:やはりあの家か。
GM:一応オフィス街もある。
古宮:あとはオフィスと高給住宅街と住宅①。
クロ:住宅①はもうみた。
古宮:ファンブル?
クロ:(笑)(またまた渋い声で)どうする、明日から?
古宮:そうだなあ、今回は非常に間抜けな事をやったと心底…
オウダ:ハローワーク行けばハローワーク(一同笑)
古宮:…………よし、使おうか(笑)
 
強打とはファランクスの特殊能力で現時点での最強技である。
 
オウダ:愛玩動物は愛されるのが仕事なのさ(笑)
古宮:なにが愛玩動物だ!!(笑)
GM:ではそんなことをしつつセラフィムを出て歩いている途中で君達は
   路地裏に入った。
クロ:おう(笑)
古宮:たまたまはいったんだな(笑)
GM:ではその時。“キンっ、しゅぼっ…フっ――”という、煙草を吸う
   音が聞こえてくる。
古宮:なにものだ!
GM/?:「この俺に対して丸腰とは…いい覚悟だ」と、拳銃をぶら下げた
    猫が!
古宮:な、なに、気配を感じなかっただとっ!(笑)
クロ:…きさまは―
古宮:ええと…
クロ:レオナルド!!(一同超爆笑)
GM/レオナルド:「よう!ひさしぶりだな、クロ!」
古宮:な、こいつ何者だ…っ!(笑)
クロ:な、なんでお前がここに居るんだ!(笑)
GM/レオナルド:「ふっ、あの時、あの戦いでお前につけられた胸の傷、
        まだ癒されちゃいねえのさ!!」
古宮:なにがあったあああ!(爆笑)
クロ:くそう、奴は今から5年前に…って俺まだ生まれてねえ(笑)
オウダ:つくづく、くだらない生き物だな猫って(笑)
クロ:あれは去年のことだった…俺が支配しているこのシマに、奴は乗り
   こんできたんだ。奴の力は絶大だった…
オウダ:そうなんだ!
GM:だが、その戦いで彼は死んだはずだった…
クロ:そして、その戦いで俺の、俺の・・うわあああみたいな感じで(笑)
古宮:ああ、失恋相手か(笑)
 
分からない人はキャラ紹介に戻る事(笑)
 
オウダ:同胞殺しか。ギルティキャットじゃん(笑)
GM/レオナルド:「だが、おれは力を得て帰ってきた!」と、同時にまる
        で光学迷彩を解除したかのように君たちの周りに無数
        の猫が!そして全員が2丁拳銃を君たちに付きつけて
        いる!!
古宮:その程度の数でこの僕を倒そうと?
GM/レオナルド:「まずは、貴様等の力…見極めさせてもらう」そうする
        と彼自身も溶けるように消えて行く。
古宮:ちっ、やっかいな…ファランクスの集団か!
GM:それはどうかな?
古宮:光学迷彩の時点でファランクス基本だろ!(笑)
 
ファランクスには3Lvのという文字通り透明化する能力があるのだ。
 
GM:…消える瞬間に知覚の判定してくれ。
古宮:10。
クロ:14。
GM:ならわかる。何かがバリッと砕かれる音がした。
古宮:…か!
 
無力化した悪魔憑きから悪魔寄生体を吸い取り一般人に戻すという能力を使用した際に悪魔寄生体は結晶化し、これを魔結晶と呼ぶ。これらは砕く事で経験点にするものと特殊能力を使い捨てで使うものとにわかれる。
 
GM:といわけで戦闘開始。ではターン開始時に全員悪魔化だね。
古宮:第1段階超えた。
開:第1段階(笑)
古宮:(ころころ)6!
GM:鈍感、何も起こらない。
開:(ころころ)7です。
GM:同じく何も起こらない。…こっちの行動値は9だ。…そういやあこ
   のキャラの名前レオナルドに変えなきゃ(一同笑)NPCの名前が
   変わってしまった(笑)
 
だれもこんなこと予想なんてしないだろう。
 
GM:20匹が10匹で敵一体として扱う。つまり2体な。
古宮:了かーい。普通に殴ろう。(ころころ)20。
GM:あのさあ、こいつら固定値なんだよ?ダメージは?
古宮:(ころころ)25点。
GM:まあ、生きてる。次は?
開:俺か。通常行動で。
古宮:使う必要あんのか?
GM:ふふふ…なめると痛い目みるよ?
古宮:まあ、なめてるから。なめきってるから(笑)
オウダ:まるで舐めるように。ぺろっぺろっ(舌で舐めるような擬音)。
クロ:な、なんだ(笑)
オウダ:そう。おれはお前を舐め切っている。
古宮:おい。
オウダ:そう。とてもおいしい…
古宮:おい、インコ
 
鳥の舌という物を考えてみようか(ちなみに携帯火器とは自信の体から射撃武器を製造するもの)。
 
オウダ:なんだ?私のポエムに文句でもあるのか?
クロ:ポエムかっ!(笑)
古宮:真面目に戦え(笑)
オウダ:私ほど戦いに美学を持っている人間もいないだろう?
古宮:戦場で気を抜くと死ぬぞ。
オウダ:700年の歴史を甘く見ないでもらおうか(一同爆笑)
 
大航海時代はいつだっけ? (その場の全員気づかなかったけどさ)
 
開:…普通に攻撃します。(ころころ)15だってあたるかな?
GM:……ダメージをどうぞ。
開:あたったらしい。(ころころ)21。
GM:うげえ。じゃあ、オウダ。
オウダ:…いや、だけでいいや。(ころころ)1
    8。
GM:くらうなあ。
オウダ:(ころころ)ダメージは26。
GM:片方落ちたか。
 
威力蓄積は電撃を蓄積して次の攻撃の威力を上昇させる、回転撃は回転しながら突撃する事で威力を上昇させる能力だ。
 
GM:というわけで全員腰のホルスターから二丁拳銃を引き抜く!
開:はあ。
GM:ここで全員「知識:共生生物」で判定をしてくれ。
開:おう?
古宮:ろくに経験してんの俺だけだからなあ。(ころころ)11。振り直
   すか?
クロ:(ころころ)20。
GM:まあわかるだろ。彼らの共生生物はアルバレストだ。だが、アルバ
   レストは決して動物に憑くことはない。
開:たしかに。
GM:という事がわかったところでクロに。22。
クロ:そんなの無理にきまってんじゃん。(ころころ)無理ー。
GM:ダメージは(ころころ)わーお、芸術的な出目だ。27。
クロ:。(ころころ)ダメージを17点弾くよ。
 
氷壁とは氷の壁で攻撃を弾く、近接射撃は至近距離の相手に射撃攻撃を行う特技。
GM:あんたら案外弾くなあ。じゃあクロ。
クロ:…どうしよう?自分回復すっか?
古宮:寝れば回復するだろ。
クロ:そっか…でもなあ、いや攻撃しよう。(ころころ)16。
GM:無理だってば。
クロ:(ころころ)16点。
GM:では次のターンだ。
古宮:では俺が。(ころころ)19。
 
いい加減説明するのも面倒になってきたが光線は光で攻撃する特技、強打は攻撃の威力を上げる特技だ。
 
GM:無理。
古宮:(ころころ)芸術的に低い出目。30。
クロ:死んだんじゃね?
GM:首の皮一枚。
古宮:あたれば落ちるな。
開:まああたるでしょう。(ころころ)21。
GM:くらうなあ。
開:ダメージダメージ。(ころころ)22。
GM:それは無理だなあ。ではここで、ちっちっちというタイマーのよう
   な音が。
オウダ:やべえ!
古宮:ち、知覚!(ころころ)12。
オウダ:クリティカル!
GM:ふむ、まあタイマーだなあ。猫の中から聞こえてくるタイマーだな。
古宮:にげろお!!って叫んでから逃げる。
開:でとびます。
GM:ばこーん。失敗した人は…みんな飛んでるのか?
クロ:で飛ぼう。
オウダ:おれも飛ぶ。使用人死亡(一同爆笑)
古宮:なら俺が引きずっていくよ。
オウダ:え、いいよ新しいのに持ってこさせるから(笑)
GM:ええと、じゃあ気絶…入院!どかーん、「わああ!」(一同笑)
オウダ:誰か携帯を貸してくれ。
古宮:はあ。
オウダ:番号を言う通りに押すんだ。「もしもし。」
切り札家in古宮:(金持ちらしい高めの声で)「おう、なんだねオウダ?」
オウダ:「切り札セツさんですか?」
セツin古宮:「そのとおりだが?」(アクセントをおに置いて読むこと)
クロ:はははは(笑)
オウダ:使用人Aが死にました。Bをよこして下さい(一同笑)
セツin古宮:「死んだ?入院と報告が届いているが?ん?」
オウダ:殺してください(一同笑)
セツin古宮:えええー?「まあ別に構わんが」
オウダ:3分後に到着させるようにして下さい。では。
クロ:なんだこいつらー!(笑)
GM:じゃあ、魔種吸引しといて。でるのは(ころころ)戦闘機動と(こ
   ろころ)戦闘機動だ(笑)アルバレストの飛行能力。
 
魔種吸引というのは倒した敵から寄生体を抜く能力の事。ぬいた寄生体はアイテム化し、特殊能力を使い捨てで扱えるようになる。
 
古宮:ええとたしかこのパーティーたしか飛べないの俺だけだった気がす
   るんだが。もらって良いよな。
クロ:いまどきの若者は空すら飛べないのか。
開:いまどきのニートは空すら飛べないのか(一同笑)
古宮:なにをいう―
オウダ:ハローワークいけよハローワーク(一同爆笑)
 
全国の失業者の皆さんに謝ります。ごめんなさい。
 
古宮:き・さ・ま・らー!(笑)
オウダ:使用人B!こいつにいいバイトを紹介してやってくれないか(笑)
使用人inオウダ:「はは、でもこんな奴に出来る仕事なんてありませんよ」
一同:(大爆笑)
 
第5章 猫は馬に乗りて現れる
GM:貴方たちはまあ無事に翌朝を迎えネフィリムに―
古宮:ネフィリムかあ、面白いなあ(笑)
GM:あ、ちがうセラフィムだ(笑)というわけで行動宣言だ。
古宮:じゃあ組み合わせ変えよう。こことここ、でそことそこだ。
 
録音機で聞くと分からんな(笑)ちなみにクロ・古宮と開・オウダの組み合わせ。
 
古宮:俺達はオフィス街。
オウダ:ついていくからそっちがきめていいよ。
開:…どこにしよう?
古宮:住宅1が手かがりなしで、高級住宅街もまだだな。
オウダ:それは高級住宅街しかないでしょ(笑)
GM:では(ころころ)開・オウダ組から。
オウダ:雅よのう、雅よのう(笑)
使用人in古宮:「あ、あの前任者はどうなったのでしょうか?」
オウダ:「あああ?」(一同爆笑)
使用人in古宮:「ひ、ひえええぇぇー」(笑)
オウダ:「お前も、同じようになりたいのか?」(一同爆笑)
クロ:ははは(笑)
オウダ:「切り札家・鉄の掟第5条・斉唱!」(一同爆笑)
使用人in古宮:「は、はい!主のためなら全てをつくし、命までもを使い
       潰す事!」(一同爆笑)
オウダ:「よく覚えておくんだな…決して忘れない事だ!」(一同爆笑)
古宮:ていうかなんで俺はアドリブで掟を作ってるんだ…(笑)
 
それがTRPGプレイヤーの泥沼宿命というものさ。
 
クロ:ほう、高級住宅街か…さぞや活きのいい人間がいるんだろうな…
オウダ:お前来てねーよ(笑)
GM:で、どういうふうに情報収集する?聞き込みとかなら社会か礼儀で。
オウダ: (ころころ)礼儀で12。
GM:…そうだなあ。じゃあ、こんな感じの話を聞いてきた。高級住宅街
   に住んでいるとあるセレブな奥様がとある珍しい猫をかっていた
   んだ。
オウダ:そのお宅はどこにあるのでございますの?
GM/奥様:「実は私なんですけども、その、困っていたら猫を高額で買っ
     てくれるという人が―」
オウダ:(突然)どこへ売った!!(一同笑)
古宮:落ち着け(笑)
オウダ:切り札の名の元に問う!
GM/奥様:おお。じゃあ話そう。「顔は黒い大きなサングラスをかけてマ
     スクして、髪が長かったからわかんなかったんですけど」
古宮:ほう。髪が長い。
GM/奥様:「で、その猫を高額で買い取ってくれたんですよ」
オウダ:連絡先を、おしえてよぅー。
GM/奥様:「それがわからないんですよね」
古宮:まあ、忘れさせられてるんだろうなあ。
オウダ:よし、使用人、射殺だ(一同爆笑)
使用人in古宮:「わ、わかりましたご主人様・・残念ですがお別れ―」
オウダ:嘘だ。
古宮:ははは。
オウダ:あーはっはっはははは。
GM:はっはっはっはっは。
開:わはははは。
クロ:はっはっはっは。
オウダ:ていうか奥さん売るなよ(笑)愛情とかねえんだ。
古宮:…カミネコではないよな?(笑)
GM:いや違う(笑)じゃ、ここでシーン変わるかな。
古宮:やっとか(笑)
GM/OL:オフィスか…じゃあ噂好きのOLが登場だ。「ねえ、玲子さん
     聞いた?ちょっと私の実家の農家の話なんだけどさー」「何が
     あったんですかあー?」
古宮:農業地か!しまった見逃したな…
GM/OL:「今丁度秋じゃない?うち、トウモロコシの収穫期だったんだ
     けどさあ。そのトウモロコシだけが丸々ガってかられちゃった
     のよ!」
古宮:は?え、どういうこと?(←何時の間にか会話に参加している)
GM/OL:「なくなっちゃったのよ、トウモロコシだけが!一晩で!」
オウダ:え、ちょっとまってそれって…
オウダ&クロ:ミステリーサークルじゃーん!(はもる、爆笑)
オウダ:スペースピープル!ペンドラペンドラ!
GM/OL:「でえ、ミステリーサークルだったら模様でしょう?それが丸
     ごと畑がないのよ!」
オウダ:ボギィー!
クロ:え、トウモロコシの身の部分だけないの?
GM:一定の高さでズバッと切られてる感じかな。
オウダ:ボギー!
古宮:要するに茎だけ残ったって話ですか?
GM/OL:「そうなのよー」
古宮:それは不思議ですねー!
クロ:そういえばレオナルドはトウモロコシが好きだったな…
GM:頼むからそれはかんべんしてくれえ!それはないことにしといて…。
クロ:冗談冗談(笑)
オウダ:ボギーィィー。
古宮:……邪魔以外する気がねえ(笑)
GM:なにをしている!(笑)
オウダ:馬が現れた!
GM:待て!!(笑)というわけでシーンを切る。行動宣言よろしく。
オウダ:怪しい家にいこうかな?
古宮:いや、住宅1いってくれない?あの家は後でまとめて行こう。
オウダ:わかった。
開:そっちは?
クロ:もちろん農業地帯だろう。
GM:ではシーン…いや、ちょっとだけ伸ばすぞ。君たちは裏路地に入っ
   たわけだが…
古宮:知覚だな?
GM:うん(笑)
古宮:(ころころ)11。
クロ:(ころころ)16。
GM:16ならわかる。…君達の真後ろに、気配がある。…君とおなじ背
   丈の気配が。
オウダ:絶対馬だ!!
GM:ちげえ!(笑)
クロ:「…レオナルド」と言って振り向く!
クロ:なにっ!?この僕に気配すら気づかせないだと!?
GM:瓶をとりだして、ごくごくと一気のみする。で、
オウダ:その横に馬がいる。
 
なぜだ。なあ、頼むから理由を教えてくれ。夜も眠れないじゃないか。
 
GM/レオナルド:それ採用。横に何時の間にか立っている。飛びのって
  「忠告しておこう。これ以上、嗅ぎまわらない事だな」
古宮:なにを言っているのです?
クロ:それはできない相談だな、レオナルド。
GM/:「…昔から変っていないな、クロ」ではそのまま馬を走らせ退場だ。
オウダ:ぱからっぱからっ(擬音担当)
古宮:おかしいなあ、なんで見つかってないんだろう?(笑)
GM:ええと…するーで(笑)
古宮:というかフ○○タネタに乗せられてるお前はなんだ。
GM:はい?
 
注記しておくと馬の事だ。むしろポギーの事だ。これでわかる人間が果たしているのか?俺はス○○○Wで偶然知ってたが思い出すのに相当苦労したんだ。其れを一発で当ててくるとは、さすがはラノベ山手線ゲーム部内最高記録をたたき出した男だけの事はある。
 
クロ:(渋い声で)些細な問題さ、古宮。お前は野暮な事を考え過ぎだ。
   そんなことだからニートのままなのさ。
古宮:ニートいうなあ!!(笑)
 
第6章 猫は大学にはいれるか
GM:では今度こそシーンを切った―
オウダ:(高圧的に)そこの警官!(一同笑)
クロ:いや、良く考えたほうがいい―
開:おい、そこの警官!(一同大爆笑)
GM/刑事:「今度はなんだい?」
オウダ:…貴様等警察は高額納税者の味方だよなあ?高額納税者が株主の
    株式会社だよなあ?(一同笑)
GM/刑事:「ま、上はそうだろうな」
オウダ:そこでだ。俺は切り札家の者なのだが?…と申しています(笑)
GM/刑事:使用人ね(笑)「成る程ねえ…ま、はいれや」で、引き出すな
     ら判定をどうぞ。
オウダ:(ころころ)19。
GM/刑事:ばりばり覚えてる。「ちょっと前に、とある悪魔研究機関でだ
     な」
オウダ:え、警察の?
GM/刑事:いや違う。セラフィムも存在は知っているけど関係はない。
     「そこで、共生武装が盗まれたらしい」
古宮:場所は?
GM:お前いないだろ(と言いつつ書きこむ)。…あ、しまった。まいいか。
   じゃあ畑の2人。
古宮:わー、ほんとにまっさらだあ。
GM:繰り返すが、ほかの作物には一切被害は出ていない。じゃあ…探索
   で判定。
古宮:(ころころ)15。
クロ:(ころころ)18。
GM/農家:うむ。トウモロコシは食料用なのかなと思った。で、見てい
     ると農家の人が「どうかしましたか?」と話しかけてくる。
古宮:ここがミステリーサークルのようになっていると聞いて見にきたの
   ですが…。
GM/農家:「ミステリーサークル…そうなんでしょうかねえ?」
古宮:ただの泥棒でしょうか?
GM/農家:「どうなんでしょうか?こんな一気に刈るなんて方法わかりま
     せんけど」
古宮:ところでここの付近でこれについて何か見た人はいませんか?
GM:…1か6。(ころころ)1。…「とくに見た人はいませんけど。工作
   機械をもちだした、みたいな大きな音はしませんでした」
古宮:まあそれは予想ついてんだよなあ…
クロ:そういえばレオナルドの入っていた大学は工業学部だったな…
GM:入っているのかあああああああああ!!(一同笑)
古宮:PL的には共生武装が怪しいんだが…
クロ:成る程、つまりアイツは共生武装をつかって好物のトウモロコシを
   盗んだのか…!トウモロコシは…あいつの好きなうわああ!(笑)
古宮:ではいくか?…あ、そっちに電話するぞ。もしもし?
開:もしもし?
古宮:そちらに目新しい情報は?
オウダ:そういえばいいバイトがあると聞いた(一同笑)
古宮:…そこのインコに死ねといっておけ(笑)
開:(低い声で、オウダに)死ねだそうだ(一同爆笑)
GM/刑事:じゃ、情報交換したと。で、電話切った瞬間メールが届く。
     2人ともね。警察からだ。で、中身は「A国の大使館だが、
     脅迫状が届いていたんだ。『1週間以内に例の大統領を辞めさ
     せろ。さもないと狙撃する』」
オウダ:ケネディかよ。
GM/刑事:「そしてその脅迫状が届いたのは2週間前だ」
古宮:おう?その国のニュースは…
GM:そういえば3週間ほどまえにその国の大統領が猫を虐待したとかで
   話題になってたなあ。
開:…レオナルド?(一同笑)
クロ:レオナルドか…。
GM/刑事:「そして実際に狙撃されていた。大使館の大使がベッドで寝て
     る状態なんだ。重症だな」
古宮:よし。情報を聞きに行くか。もう1回電話。「メールは届いてるか?」
開:「ああ、届いた」
古宮:「よし、手分けするぞ」人当りという点では…大使館にこっちだな!
   (一同笑)
オウダ:え、でも俺は家の名があるぞ?そっち無職いるんだろ?
一同:(沈黙)
クロ:…無職と猫?(一同爆笑)
 
どうやったら大使館にいれてもらえるんだろう?
 
GM:で結局そこの2人がいくの?
オウダ:うーん…まあいいや(笑)
GM:で、オウダ達は?
開:研究所では?
オウダ:そうだな。研究所にいきます。
GM:じゃあシーン切ります。
 
第7章 猫は過去より知る
GM:では研究所についたとこから。…警察から紹介状をうけとっててい
   いよ。
開:おい、そこの研究員!
GM/研究員A:「ああ、警察の人ですか?こちらへどうぞ」と応接間へ通  
       される。
オウダ:テギワノイイスタッフダナ!
執事in古宮:「お世話してくれてありがとうと申しています」(一同爆笑)
オウダ:おい貴様、死にたいのか(笑)!?
GM/所長:では恰幅の良い所長が「なんのご用でしょうか?警察から協
     力しろと承っていますが?」
開:共生武装が盗まれたと話を聞いてきたのだが?
GM/所長:「ああ、確かにここから結構な量のと共生武装
     が盗まれてしまいましたが」
開:(尊大な口調で)それはどのようなものなのだ?
GM/所長:「共生武装は、グングニルです」
開:ああなんか聞いたことある。
古宮:思いっきり聞いたことあるぞ。範囲攻撃だっけ?
GM/所長:「いえ、違います。グングニルは起動するとキチン質でできた
     狙撃銃のような形の武装になります。これにより長距離射撃が
     可能です。射程距離はおよそ10km」
古宮:狙撃銃か。どっかで聞いたことあるな(笑)
開:なるほどなるほど。聞いたことあるな(笑)
古宮:魔結晶のほうは透明化でいいのかな?
GM/所長:「ええ、クリスタルは自身の体を透明化させるものですが、こ
     れが中々沢山盗まれてしまいまして困っていたところで」ここ
     で礼儀で判定してみて。高めだよ?
開:(ころころ)7。
オウダ:(ころころ)16。
GM:高っ!さすがだなあ。
オウダ:俺今日出目いいなあ(笑)
GM/所長:「これが盗まれた時の防犯カメラの映像です」
古宮:あれはレオナルド!(笑)
クロ:レオナルドのイメージがほんとに長靴をはいた猫なんだけど(笑)
GM:翼を生やしたねこたちと翼を生やしたカラドボルグ―雷を身に
   まとい操る共生生物、電撃等による特殊攻撃をもちいる―っぽいも
   のが映っている(ちなみにカラドボルグはとばない)。
古宮:もはや魔結晶と考えよう…。
GM:で、彼等が強襲しているわけだが。
クロ:空軍か!
GM:ああ、あと一匹白い猫がいる。
古宮:…シロか?いや、それとも―
オウダ:貴様(シロ)を黒く染めてやろう。
クロ:やめてくれ。キャラが被る(一同爆笑)
GM:…ではシーン切る。
クロ:古宮、どこへいくんだっけか?
古宮:大使館だよ。なにやってんだよクロ…
クロ:ThatRight!
オウダ:めんどくせえ猫(笑)
GM:という訳でついた。
クロ:ここが大使館か。
古宮:いや知ってるだろ。
クロ:面白いな。
古宮:面白くないから。
クロ:どうやって侵入しようか。
古宮:侵入決定かい。
クロ:…しょうがないな。ここは俺に任せてくれ。
古宮:はあ。
クロ:この大使館には受付嬢がいるんだ。シャーリー!という名の
一同:(大爆笑)
GM:まてい!(笑)
オウダ:受付嬢は人間だろ(笑)
古宮:いや、「猫の」受付嬢だ(笑)
GM:…あーはいはい理解した理解した(笑)というわけでシャーリー。
 
念のためいっておくと「猫の世界の」大使館の受付嬢という意味。
 
古宮:失恋相手か?(笑)
オウダ:いや、これは失恋した相手の友人。
GM/シャーリー:OK。「久しぶりね、クロ?」
クロ:ちょっと聞きたいことがあるんだが?
GM/しゃーりー:「なに?」
クロ:この間の大使館狙撃事件について知りたいんだがー
GM/シャーリー:「ああ、あれね?ここの人間の大使がいうには大統領が
         馬鹿みたいでね。…本当にそんなことやったのかどう
         かは知らないけど。脅迫状は始めいたずらだと思って 
         いたみたいね」
クロ:ありがとう。…それと、ここしばらくは出歩かない方が良い。
GM:「なんで?」
古宮:猫の誘拐事件が多発しているんですよ。しかも怪しげな手術されて 
   高額で取引されるとか―
GM:シャーリーは悪魔憑きじゃないんだが?(笑)
 
そんなにほいほい悪魔付きがいてたまるかあ!
古宮:ああそうか。翻訳どうぞ。
クロ:あいつがぶーぶー言ってるが気にしないでくれ(一同笑)
古宮:ひでえ!(笑)
クロ:…奴が帰ってきているんだ。
GM/シャーリー:「!…そう」言うと彼女は大使館にもどっていくよ。…
        なんでこんなに濃いんだぁぁぁぁぁ!(一同笑)いや、
        ほんとに予定外なんだけど!?(笑)
オウダ:オチは読めてるのにどこに転がって行くのか分からない(笑)
 
第8章 猫は家に忍び寄る
GM:では合流した。
古宮:じゃ、あの家にいくか?
クロ:あとは、この家だけだ。
GM:というと目の前に大きな家があるわけだが。
クロ:ちょっと待てみんな。…家が大きくなってないか?(一同笑)
GM:そういうことではない(笑)ではここで知覚でどうぞ。
クロ:(ころころ)振りなおす。(ころころ)クリティカル!
オウダ:(ころころ)19!
GM:では遠くから何かをかき混ぜるような音がする。
クロ:…かき混ぜる?
古宮:ところでこのチーム、監視カメラを無効化出来るやつはいるのか?
GM:カラドボルグいないからねえ(笑)
 
カラドボルグの基本能力のなら監視カメラが壊せる。
 
古宮:俺はすればいいのか。
GM:ファランクスはその特技で重力無視して行動するもんなあ。じゃあ
   お前は判定いらないなあ。残りの面子は監視カメラ切りぬけるなら
   隠密やってくれ。
クロ:(ころころ)クリティカル!
GM:…良く考えたらオウダ飛んでるからいらねえじゃん(笑)
開:(ころころ)12?
GM:振りなおすかい?
開:(ころころ)15。
GM:…いいかな。
オウダ:そうだ。ここで知恵。使用人煙草を吸うんだ。そうすると赤い線
    は見える。
一同:おお!
GM:頭良いなあ!赤外線センサーなら見えるな(笑)
オウダ:アニメでやってた(笑)
クロ:鍵開け誰かできないの?
古宮:すごくできる(笑)どこらへんから入る?
GM:ぱっと見では正面口と勝手口と窓があるが?
古宮:どれにする?
オウダ:窓。
クロ:窓。
開:窓。
古宮:わかった(ころころ)24。こんくらいの鍵。
GM:まあ開くね。中に入ると攪拌機のうなる音がする。入ってもとくに
   何も起こらない。監視カメラとかもあるが、あるだけだ。反応がな
   い。
クロ:では怪しいところを探そう。
GM:なら探索で判定どうぞ。
クロ:(ころころ)21。
オウダ:(ころころ)11。
古宮:(ころころ)9。
GM:てか21ありゃわかる。隠し階段だ。
クロ:ここだ。
GM:降りて行くと、おそらく奥から音がしているんだろうな、という事 
   がわかる。で、大きな扉があるんだが。
開:あける。
GM:では、巨大な部屋が有る。おそらく工事の音はここなんだろうなあ
   と思った。奥には音の発生源である巨大な機械がある。なにかを混
   ぜてるんだろうと言う事はわかる。で、そこからチューブみたいな
   ものが繋がっていて、いろんな機械を通して。最終的に油のような
   物が出てきている。で、それをコップに受け取ったレオナルドが、
   ごくごくと一気のみ。
古宮:おう?
GM/レオナルド:でレオナルドが「もうちょっとましな味にならないの
        か?」
GM/?:(理知的な感じで)「それは仕方がないでしょう?それにそんな
    事に文句をつけるあいだに彼等を何とかしなければ?」
クロ:その学者面だれ?猫?
GM/?:違う、人間だ。振り向いていうよ、(気取った口調で)「ようこ
    そ私の城へ」
オウダ:攻撃するか。
GM:いや、前口上やらせてくれ(笑)ちなみに下にはシロがいる。
クロ:…シロ!
GM:で、シロなんだが…おもに頭のらへんがメタリックだ。
古宮:ああ。改造されたか。
クロ:シロおおおおおお!
GM:ここで知覚で判定。
オウダ:21!
GM:ふむ。ではその科学者の白衣が丁度尻の当たり膨れている気がする。
開:…猫?
GM/?:「いや?違いますね、残念ながら」
クロ:まさか…尻尾?
GM/?:「おや、よくお気づきになられましたねえ?」
クロ:俺も、猫だからな。
GM/?:「猫ですか。たしかにすばらしい存在だ」
開:?
GM/?:「まあ、それより先に自己紹介をしておいた方が良いでしょう。
     私の名前はシエ。シエ・キャットゥース」
クロ:誰?
GM:全員知力で判定して。13だ。
クロ:(ころころ)9。
オウダ:(ころころ)ファンブル。(ころころ)(ころころ)15!
GM:シエという科学者の名前は聞いたことがある。昔、人間の機械化を
   目指していた科学者の名前がシエだった。
オウダ:そうか、やつは400年前の―!(一同爆笑)
GM/シエ:OK(笑)では…「私は長年のあいだ機械と人間の融合による
     超人類の創造を目指してきた」
クロ:おーい?(笑)
GM/シエ:「しかし、その実験は悉く失敗してきた。そして、ある日―私
     は気がついたのだ!人類は、猫と融合する事により、機械と合
     体する事が可能となる―!猫と人類と機械が合一に
    なることで!人間はさらなる力を手にする事
    が出来るのだぁ!」(一同爆笑)
古宮:はいみなさーん、いっせーのーせでいって上げましょう、はい、
一同:バーーーカ!(一同笑)
GM/シエ:「そしてそこのレオナルド君も力を得るという私の目的に賛同
     してくれた1人だ」
古宮:ちょっとまてい。
GM/レオナルド:「人類との融合はともかく、俺はこれで貴様と対等な力
        を手にする事が出来た…貴様への復習のチャンスを得
        る事が出来たということだ」…そうするとまた例の液体
        を一気のみして言うよ。「全く酷い味だな。なんとかな
        らないのか?」
GM/シエ:「仕方ないでしょう?貴方の体に適合しないアルバレスト…
     ここは説明したな?
開:確かにそうでしたね。
GM/シエ:「それをムリヤリ適合させるため貴方の体の一部を機械化し、
      その燃料をトウモロコシから合成したバイオエタ
     ノールで補っているのですから」
一同:(大爆笑)
クロ:なるほどお!(爆笑)
オウダ:ずいぶんとクリーンな(笑)
GM/シエ:「ふ、わたしは世界にやさしい機械化人間の創造を目指しバイ
     オ燃料を使う事を思い至ったのだよ!」
古宮:馬鹿…(笑)
GM/シエ:「馬鹿とはなんだ馬鹿とは!」
古宮:いや…というかそれは人に迷惑をかけない範囲で勝手にやってくれ
   っていうか…
GM/シエ:「なぁにをいっている?君達はとてもとてもとてもとてもとて
     もすばらしい被験体だ!」そうすると後の扉がしまる!「君達
     を素材にすればよりよい研究結果がえられるだろう…さあ、私
     の偉大なる研究の幕開けの贄となってもらおうか!」戦闘開始
     だ!前口上中に悪魔化しておいてくれ。
 
不意にシエの体がばちっと、なにかが弾けるような音と共に巨大化。服に亀裂を入れながら全体が金色に染められていく。やがて体に雷を纏い、そして変化が終了した時、そこには水晶のような装甲で覆われた怜悧な魔人の姿があった。同時にレオナルドの体が深い緑の霧に覆われたかと思うと、それが体に纏わり付きダークグリーンの装甲を形成する。そして2人の悪魔化と同時にPC達も悪魔化を始めていた。
 
GM:ではターン開始時の行動は?…の前に副作用をふってくれ。
クロ:(ころころ)4。
GM:「悲哀」このターンの終了まで行動不能。
クロ:えー残念。
クロを突如襲った副作用。まるでその隙を狙ったかのように天井から降り注ぐ無数の影!
 
GM:ではここでこの前戦った群れと同じ感じの群れが天井から登場。君
   たちと接敵しているのはそれとシロだ。奥にシエとレオナルドがい
   る。…ではターン開始時の行動だ。シエは自分自身に迅雷黒雷をか
   け、行動値を上昇。
クロ:レオぽんに!
 
誘引香とはブリガンダインの特殊能力であり、対象の注意をこちらに向ける物だ。なおクロは行動不能状態だが行動不能は通常・攻撃行動が行えないなのでターン開始時などの特技は使用可能。
 
開:・・そいつに!
GM/シエ:シエに対して命中値上昇か!ふむ…一番行動値高いのは18
     のシエか。では通常で、攻撃行動で「まずは小
     手調べだ!」とさけび…開に!
開:ファーンブル、ファーンブル、…
GM:確率上がってるんだが(ころころ)クリティカルで命中!
開:(ころころ)無理!
 
シエの体に紅い電光が渦巻く。その直後、指先から発せられたまさに雷霆の一撃が紅い光にのって速度を上げ開に直撃する!
 
GM:ダメージはクリティカルなのでダイスが全部6になって30点!
開:射撃防御して・・17点らった。ええと副作用が(ころころ)11。
GM:「苦痛」10ダメージだ。
開:やべえ…!
古宮:それで俺か。さ・て・と・やりますか。連続行動。ここで手加減す
   る馬鹿はいない。シロと群れか。どっち先に潰す?
開:モブじゃないすか?
古宮:わかった!(ころころ)24。
GM:それは(ころころ)むりだ。
古宮:(ころころ)26点。じゃあ次はダブルエッジ。(ころころ)20。ダ
   メージは32点!
 
ファランクスによる高速運動。そこから繰り出される3連撃は確実に敵を蹴散らしていく!
 
GM:(ころころ)それは無理だ!倒れた!「ほう…やるじゃないか、私の
   軍隊を一撃で倒すとは!」
古宮:僕のスピードをなめるなよ!(ころころ)22でシロに。
GM:それは(ころころ)よけた!
古宮:く…衝動が第3で6。
GM:「絶叫」あなたのこのターンの回避達成値-10だ。
古宮:まあ俺よけれる気しないし(笑)
GM/レオナルド:ではレオナルドだ。ではお誘い通り…「俺を挑発する
        か…ならばクロ!お前からだ!」
クロ:「俺は甘くない。私に勝てると、思っているのかレオナルド!」
GM/レオナルド:「勝負!」では通常でで射撃武器を作成、攻
        撃!(ころころ)23!
クロ:無理無理(笑)
GM:ダメージは24だ。
クロ:!(ころころ)ダメージは11か。まだまだ!
 
生成された銃口より放たれた銃弾は氷の壁をつらぬいてクロに迫る!
開:おれか。では肉体修復。(ころころ)11点回復。ではでシ
  エとレオナルド。(ころころ)シエは26.レオナルドに(ころころ)2
  1!
GM:26?(ころころ)無理だなあ。レオナルドも(ころころ)これは避け
   た。
開:よけたか。ならダメージは(ころころ)うわ。20。第三段階が(ころ
  ころ)10。
GM:絶叫、さっきと同じ!
オウダ:じゃ、シロねらうよ?殺戮…くそ、まだ使えないか!
 
悪魔憑きの切り札最終能力はある程度衝動がたまらないと使えないのだ。
 
オウダ:じゃあホワイトブレイカーを用意して威力蓄積からのレッドア
    イ!(ころころ)、(ころころ)、(ころころ)30!
GM:ぐ…それは避け様がないぞ。(ころころ)無理だなあ。
クロ:・・シロ!
オウダ:(ころころ)ええと(ころころ)・・29!
GM:いたいなあ・・では最後のシロの行動だ。では威力蓄積。から回転
   撃。電撃に包まれたかと思うと突進する!(ころころ)20.
古宮:(ころころ)無理だって。
GM:ダメージは28.
クロ:氷壁使う!
古宮:それでもいたいなあ。
GM:ではターン開始時に戻るぞ。シエは迅雷黒電(ころころ)これじゃ古
   宮の方が速い。レオナルドはクロに芳香記憶。
古宮:この場合どうするか…確実に突っ込むかシロを潰すか…いや、  
   !シエに接敵!
GM/シエ:この行動値は古宮の方が先か!「馬鹿な…私より速いだと!」
古宮:よし…攻撃だ!
 
ここで古宮の強力な攻撃がシエに命中、38点ものダメージを叩き込む。
 
古宮:副作用だ(ころころ)6。
GM:「暗闇」以後暗闇になる。
古宮:まあそれはいい。
GM/シエ:「そろそろ本気を出さざるおえんか!」後の2人に
     で範囲攻撃!(ころころ)24!ダメージは(ころころ)25だ
     な。
クロ:(ころころ)無理だ。ダメージは氷壁で…これでも痛い。
開:射撃防御でダメージをはじく!
古宮:これ、まずいなあ。
オウダ:俺が次でシロを倒すとしても…
古宮:レオナルドの攻撃でクロ死なないか?
GM:ではレオナルドの番だ。まとめてニ連射撃(ころころ)………………
   ここでファンブルするなああああ!
オウダ:イェーイ!(笑)
GM:肝心なところでえぇぇ!
クロ:腕が衰えたなレオナルド!(笑)
GM/レオナルド:「貴様ぁぁぁ!」これはいたいなあ!
開:じゃあ生体火器。これで副作用です(ころころ)…
古宮:ええと…「焦燥」焦りから転倒する。
開:関係ない!
GM:最終能力か!
開:一直線上にいるシロとシエに攻撃!(ころころ)げ、(ころころ)ファン
  ブル!?(ころころ)よし、29!と24!
 
アルバレストの最終能力、刹那の一閃とは一直線上の相手に完全な回避が不可能な超高速の一撃を放つ特技である。転倒状態でありながら生体火器とブーメランからはなたれた強烈なこの一撃を2人とももろに食らう!
 
GM:38点は大きい・・シロは無理だ。
オウダ:じゃあシエに攻撃。連続攻撃でアクロバットムーヴ!(ころころ)
    振りなおし、(ころころ)(ころころ)クリティカル!
GM:(ころころ)ダメージは?
オウダ:ダメージは…36!
GM/シエ:残り4点だったんだけど?「ぎゃあ、馬鹿なあ、超人類創造
     の夢があ…!」
オウダ:よし、追撃するか。レオナルドに
 
バルディッシュの最終能力、殺戮刀牙は周囲の全ての敵に強力な一撃を叩き込む特技である。重力を無視し、テレパシーにより位置を先読みして叩き込まれたこの攻撃はレオナルドに42点ものダメージを叩き込む!がしかし…
 
オウダ:副作用で「混沌」?意味のある言葉をしゃべれない!?うわ…
クロ:まあ、大丈夫だろ(笑)通常で肉体修復して治癒光!(ころころ)24
   点回復!
GM:く・・ではターン再開だ!芳香記憶!
開:こちらも同じく。
クロ:誘引香を使うよ。
古宮:良く考えたら最終能力使う必要ないな…じゃあ斬割して、俺の番で
   強打使う。(ころころ)20。
GM:(ころころ)よし、避けた!ではクロに攻撃!
クロ:「来い!レオナルド!!」
GM:攻撃!(ころころ)クリティカル!
クロ:う。(ころころ)ふりなおして!
 
ブリガンダインの最終能力、氷城鉄壁とは1ターンの間みかたに対する1種類の攻撃を完全に無効化するものだ。
 
GM/レオナルド:はじかれたか!馬鹿な!
開:じゃあ攻撃(ころころ)22。
GM:(ころころ)無理か。
開:ダメージは24。
GM:まだだ!
オウダ:槍!槍!聖地、エルサレム!混沌混沌!(笑)ええと攻撃(ころこ
    ろ)25!
GM:(ころころ)無理!
オウダ:ダメージは(ころころ)22。
GM:後1点なんだよ!だめだ、倒れた―!
 
しかしここで時間がきてしまいセッション終了。で、クライマックスをやらなかったせいで以下はGMの捏造です。ごめんなさい。深夜のテンションで書いてたら何時の間にか小説風味になってしまいました。「リプレイじゃないじゃん」と思ってしまいましたがオチなしはありえないので恥ずかしいですが乗っけときます。見たい人だけどうぞ。・・本当にスイマセン(一応PLには許可取ったつもりですが…)
 
猛烈な羽ばたきと共に振り下ろされた白い大剣による斬撃が、レオナルドへの止めとなった。深い緑の装甲が切り裂かれると同時にレオナルドが地に倒れふす。
「これで、全て敵は倒したか…」息を荒げながら、古宮。
「大丈夫だろう。後は奴等から魔種吸引するだけだ…どうも、奴にとって
 はまだ終ってないみたいだが」
 開の視線の先―そこにはレオナルドを見下ろすクロの姿があった。
「…どうやら俺の勝ちのようだな、レオナルド」
「…どうやら、そのようだ」
「…何故こんな事を?」
「……それくらい自分で考えろ…わかるだろう、貴様には―!?」
 爆発。悪魔憑きの攻撃もかくやというべき炎の進撃が辺りをなめる。突如としてバイオエタノール燃料になにかが引火したのだ。悪夢に等しい量である赤い炎の中心で、悪魔のシルエットが狂ったように笑っている―
「ふ、ふ、ふ。私が負けることなどありえない…負ける時は…死ぬときだああああ!」
辺りを怒涛のように進撃する爆炎。そこから影が飛び出す。
「あいつめ…!マッドサイエンティストが!開、大丈夫か?」
「ああ。俺は消防士だからな。あとの2人は?」
「私は大丈夫だ。この爆発のショックで副作用も戻ったくらいだからな。 
 700年以上生きてきたのだ、これくらいは」
「ならば問題は…!」
シエより奥にいた二人、即ちクロとレオナルド。彼等は古宮達と炎で分断されてしまっていた。
クロがまとう氷の外骨格が炎をしりぞけてはいるもののそんなに持ちはしないだろう、という事は簡単に知れた。
「レオナルド、逃げるぞ―」
「まだだ!まだ決着はついていない…炎がここに来るまでまだ少しだけ
 時間がある―」
「レオナルド…!」
 クロにかかる呼び声。
「おい、猫!なにをしている?焼け死にたいのか!」
「レオナルドの言う通りだ。まだ…決着がついていない!」
耳を疑う台詞。
「クロ、何考えて―」
「好きにさせてやれ」
「オウダ!」
「700年生きていれば、こういう場面も見てきた。・・奴等はとめられないさ」
「その通りだよ、オウダとやら。いいかクロ…これは決闘だ」
言いながら、二丁の拳銃を腰からひきぬく。
「おまえが撃つのが速いか俺が打つのが速いか…最後の勝負だ」
クロに、片方の拳銃をほうり投げる。
「いくぞ…クロ…いや!ヴォルデガルド・フォン・クロムウェル!」
「レオナルドォォォォ!」
交差する視線。一瞬が永遠となり、時が凍てつく。引き金を引くまでの永劫に続く一瞬。そして、銃声。苦鳴。その一瞬後、倒れた影は―
「・・お前はやっぱり・・つ、よい、んだな・・」
「レオナルド…レオナルド・アーヴァンクライン…あんたはそう思っているのか?」
 すでに答えるべき対象はものいわぬ屍となりはてた。火が、彼を覆っていく。
「だがな…おれは彼女を、サクラを守れなかったんだ…」
ポツリと。後悔の言葉は熱風にかきけされ、誰も聞くものはいない。
 それから数日たって。事件はただの火事としてもみ消された。結局猫又の新聞記事はシエの改造猫達らしい。シロはあの後、古宮たちが回収したため無事だが、エジプトカミネコは焼けてしまった。どうやら一攫千金は無理だったようだ。最も古宮は残念がる様子はなかったが。
ぼんやりと、そらをみあげる。今日も言い天気だ―
 クロはそう考えた後、ゆっくりと昼寝することにした。
 
 
 
というわけで改めて後書き。
ええ、もういちどしつこく誤ります。ごめんなさい。ええと一応念のため注釈いれますがヴォルデガルド~はクロの貴族名だそうです(byPL)。
レオナルド・アーヴァンラインも同じく。あとサクラは…キャラ紹介を見れば分かるはず(笑)トウモロコシが好きな彼女です。
 というわけでギャグシナリオのはずがクロ(のPL)のおかげでなんかレオナルドというシリアスっぽいキャラが出現し、割りと変化(良い方向に)したシナリオでした。どうでしたでしょうか?楽しめていただけたなら幸いです。ではまた何時かお会いしましょう―
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