『 蒼 き 星 へ の 門  ‐七つの鍵の守護者たち‐』           ~アルシャードガイアRPG オンラインセッションサイト~

□世界設定:95□

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tsukimikado

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■事件簿ファイルナンバー:011
■シナリオタイトル:『外典・恋人大作戦!!』
■セッション開催日:2006年11月25日 23:00~01:30
           2006年11月26日 18:00~
■開催回数    :2回
■募集人数    :3~5人
■推奨レベル   :3~5
■シナリオ難度  :■■■■□
■事件の重要度  :■■□
■シナリオ達成度 :■■■□□(エンディングの種類:5ベスト/4グッド/3ノーマル/2バッドなど)
■ゲームマスター名:ライデンシャフト
■報告書作成者名 :ライデンシャフト
■参加プレイヤーおよび配布経験点:
   ・GM :ライデンシャフト[取得経験点:40点]120÷3=40点
   ・PL1:サイドリバー  [取得経験点:24点]
   ・PL2:MASA    [取得経験点:24点]
   ・PL3:白天      [取得経験点:24点]
   ・PL4:AOI     [取得経験点:24点]
   ・PL5:この      [取得経験点:24点]

■参加キャラクター名:
   ・PC1:刃渡礫      [レベル5:W1/LG2/AT2]:サイドリバー
   ・PC2:アニエス・オデット[レベル4:F2/OL1/LG1]:MASA
   ・PC3:白鐘衛      [レベル4:S1/AL2/SM1]:白天
   ・PC4:剣林地獄     [レベル4:S1/SM2/LG1]:AOI
   ・PC5:火影雛多     [レベル3:F1/OL1/LG1]:この


■今回予告:
     平凡だった学生生活に訪れた突然の事態。
                              ―――出撃用意! 目標は学園に潜伏!
     渡されたのは愛の手紙。
                              ―――ゆけ! 裏切り者を始末せよ!
     手にしたのは1人の恋人。
                              ―――職務を果せ! 武器を構えろ!
     出会いが導く偶然が今、希望を乗せて動き出していく。
                              ―――我々の役目はなんだ!?
     繋がる想いと始まる物語。
                              ―――殲滅! 殲滅! 殲滅! 殲滅!
     それは愛と苦悩の日々のスタート―――。
                              ―――戦争が、始まった。



        アルシャードガイアRPG
        『外典・恋人大作戦!!』
      ~気になるあの娘はサージェント~
     ―――蒼き星にまた愛が生まれる―――


■事件の概要:

奈落の勢力に圧され気味であるセブン=ガーディアン・ヤマト地域。
これを重く見た菅原意次を筆頭とする急進派の幹部らの提言によって、奈落殲滅のための精鋭部隊・魔導騎士団ナイトウィザーズが結成される。
その結成式会場には興味本位で呼びかけに応じたもの、自分の組織から命じられて出向したもの、誰かの背を追って来たもの、と様々な人間たちが集っていた。その中に後にこの物語の主役となる5人の姿もあった。刃渡礫、アニエス・オデット、白鐘衛、石峰麻衣、火影雛多である。

会場にいた人間たちはその後、徹底して過酷な訓練に参加させられる。それは完全な戦闘マシーンを作り出す特別プランである。偶然班を共にした5人の前に現れたのは、情け容赦をしない鬼教官神城聖音であった。
『お前たちは厳しい私を憎むだろう。だがその分学ぶ』画一的で個性を認めないやり方だが、聖音は徹底的に叱って叱って生徒を鍛えた。長い訓練の内に生徒たちには、それが一種の父親のような愛情を籠めた教育であると解っただろうか?
やがて訓練を耐え抜いた生徒、いや同志へと聖音は幾分満足気に、誇らしげに精鋭ナイトウィザーズ中の精鋭“大地の騎士ガイアナイト”の称号を送るのであった―――。

         *       *       *       *       *

―――それから時は流れて。
聖音率いる一隊は、彼女と衛を除いて死に絶えていた。隊は全滅である。もはやまともにやっては自分たちも生き残れないと悟っていた2人はどちらが生き延びるかを賭けてお互いに一歩も譲ろうとはしない。だが聖音の方が一枚上手であった。敵の接近に衛の意識がそれた一瞬に腹に拳を叩きこんで物陰に放り投げたのである。聖音はひとり敵の注意をひきつけて走り去る。その数分後、彼女の死が駆けつけた増援によって確認される。

麻衣もまたその増援部隊に加わっていた。もっとも気になる事、それは衛の安否であったからだ。
聖音の死を見届け、衛の姿を見つけられなかった麻衣は平静に指示を下し、その場を後にする。
その日の午後である。全滅した部隊からレイスナイトが出た可能性があるとガイアナイト全員に殲滅指令が下ったのは。

瑞珠学院。教官、そして衛の部隊の全滅の報だけではなく仲間からレイスナイトが出、なおかつ学院に向かっているという衝撃的な知らせに浮き足立つ雛多とアニエス。ひとまずはお互いに探しあって合流した2人はさらに学院内の仲間を探そうと相談していた。そこに思いがけない光景が飛び込んでくる。礫が死んだはずの聖音に連れられてどこかへ向かうところであった。死んだはずの聖音――そしてレイスナイト――レイスナイトは聖音!? 急ぎ2人の下へ向かう雛多とアニエス。
礫は聖音によって体育館裏へ連れてこられていた。そこで聖音は自分が戦死しレイスナイトになったこと、敵はモルガナをはじめとする奈落たちであることなど伝えられる限りの情報を伝えていく。
途中で駆けつける雛多とアニエス。事情を語り終えた聖音は3人に自分を殺すように言いつけ―――その一方で最後の願いを口にする。それは礫に抱いた淡い想いの丈であった。
聖音は異界の出身である。その世界において生まれから生涯軍属として生きる事が宿命であった彼女は、優しさとは無縁の日々を生きてきた。礫のどんなときも変わらぬ優しさは、そんな彼女の心の隙間をいつのまにか満たしていたのである。
礫は聖音に応える。聖音は他の2人に時間が来たら必ず自分を殺すように命じ、礫と最後の時を過ごし始める………。

一方、ぼろぼろの体で学園に舞い戻った衛。迎えたのは麻衣。麻衣は接近してくる奈落の気配を感じ、信じたくは無いと思いながらも衛をレイスナイトとみて対峙する。だがそれは麻衣に衛を疑わせ、衛の心をさらに闇に貶めようとするモルガナの罠だった。
衛はしかし、モルガナからの誘いを断り、銃撃を浴びせる。モルガナに吹き飛ばされ気を失った麻衣に、今は目もくれず、おそらくは同じ闇にいる聖音を葬ってやる事、救ってやる事に執着心を見せる衛。あるいは今の自分の姿を重ねていたのだろうか………。

モルガナの目的は完遂されようとしていた………。それはレイスナイトとした聖音の体を媒介に、ティタン神の1柱テテュスを復活させようというものである。
礫と共に過ごしたいと約した時間までレイスナイトとしての意思に必死に抗する聖音。だがティタンの力はそれを易々と上回りかけていた………。

レイスナイトの所在を確認した他のガイアナイトたちが応援に駆けつけるも、対応した礫たちは苦渋の末、『自分たちの手でケリをつける』と誓って彼らの介入を拒む。ガイアナイトたちはその心にエールを送って退くのだった。
衛、麻衣とも合流した礫たち3人は、いよいよ奈落としての存在感を増す、聖音の元へ向かうのだった………。

レイスナイトとして得た能力で結界を張り、ティタンの光臨を防ぎ続けていた聖音。礫らの強い願いは、ひとつ目の奇跡、ティタンの聖音への光臨を阻止するという快挙を生む。
しかし諦めないテテュスはモルガナを伴い、学院上空に滞空する。絆の繋ぐふたつ目の奇跡、それはかつてのガイアの御業の一端を再現しテテュスをタルタロスへ放逐しなおす。
そこで放たれたみっつめの奇跡はモルガナの強烈な悪意の波動より、聖音をやさしく包み込んでいく。同時に聖音の張っていた結界がガイアの力を帯びたそれに移り変わっていく。
その奇跡に圧倒され、そしてすべての策が破られたことを悟ったモルガナは逆上する。
邪悪にして完全なるアルシャード、“悪の華ユーベル=ブルーメ”がその怒りに呼応し解き放たれる。その手には聖音を殺め奈落に堕とした魔剣“植えるものプフランツェナー”とティタンを召喚するための儀式剣“刈るものシュナイデナー”を携え、ユーベルブルーメはクエスターを真の道を未だ見つけられぬ弱者と談じる。
最後の死闘が始まった。

早々に危険な双魔剣を砕く礫たちであったが、魔剣を役立たずといともたやすく放ったユーベル=ブルーメは拳を構える。そしてダイヤモンド以上の硬度をもつ肉体を武器とし、恐るべき殺人拳法を繰り出してくる。ここからが真の闘いの始まりであった。
壮絶な闘いの果てに―――5人は見事なコンビネーションで、1点への集中攻撃を仕掛け、ついにその無敵の肉体に亀裂が走る。
ただの一度も傷ついた事の無かったというそのプライドにまでも傷のついたユーベル=ブルーメは雄叫びを上げて更なる猛攻を加えようとするが、ひび割れたその肉体の動きは弱り、既に見切られていたのだった………。
憎悪の言葉を吐き崩れ去ったその肉体の破片は結界を突き抜け彼方へと去る。復讐を予言して………。
死闘はようやく終わりを告げた。

         *       *       *       *       *

奇跡はさらに起きる。
戦いが終わり成長した生徒らの姿を目に焼き付けた聖音は、レイスナイトとして存在し続けるわけにはいかない、と万感の表情でとどめを要求する。よっつめの奇跡は彼女の体を冒していた奈落を風の中へ消し去っていった。
死体に戻った聖音に語りかける礫。礫もまた今まで言葉にできなかった想いを告げて行く。
最後の奇跡はその時既に起きていた。そしてそれは礫の想いと、言葉と、口づけによってようやく形を成した。
目覚める聖音。叶うはずの無かった大きな奇跡が今、現実となる。
その後ろでやり遂げた表情で崩れ落ちていく衛、受け止める麻衣。聖音の復活を祝うその脇で、衛は麻衣と共に退場して行く。2人の物語の続きは今ここでは語らずにおこう。

恋破れた事を知ったアニエスは雛多を引っ張って外へ行く。
聖音は、礫にもう一度決意のほどを聞く。「本当に私と付き合うつもりか」と。
ぼそぼそと応える礫にいつものように渇を入れる聖音。
礫の気合を入れた返事に対し、まったくいつもの調子で怒鳴り「死んでいる間に行ったものは認めない」ともう一度を要求する。
満月に唇を重ねる2人のシルエットが照らされた―――。


―――作戦終了―――



■追加コネクションの承認:
 ・参加PLから、コネクション追加申請があった場合、ルール的に特典[登場判定:+2]のある
  コネクションについては、[承認/却下]をしてあげてください。

 ・礫    → 神城聖音     [関係:愛]
 ・礫    → アニエス・オデット[関係:いい人]
 ・礫    → 火影雛多     [関係:友人]
 ・礫    → 白鐘衛      [関係:恩人]
 ・礫    → 石峰麻衣     [関係:いい人]
 ・アニエス → 火影雛多     [関係:幼子]
 ・アニエス → 白鐘衛      [関係:不安]
 ・アニエス → 刃渡礫      [関係:思い出]
 ・衛    → 石峰麻衣     [関係:気になる存在] 
 ・衛    → 神城聖音     [関係:不安] 
 ・雛多   → 刃渡礫      [関係:友人]
 ・雛多   → アニエス・オデット[関係:慕情]
 ・雛多   → 神城聖音     [関係:師匠]
 ・石峰麻衣 → 白鐘衛      [関係:恋心]


■特記事項:

  □特殊なオリジナルアイテム:(参加キャラが常備化したアイテム、取得したキャラクター)

  □重要なNPC:(セッションに登場したNPCのうち、今後も登場する可能性のあるNPC)
   ・“ヤマトの巫女”菊璃姫       ◎
   ・“巫女の側近”菅原意次       ○
   ・“鬼教官”神城聖音         △
   ・“妖妃”モルガナ          ◎
   ・“アルシャード”ユーベル=ブルーメ ▲
   ・“刈るもの”シュナイデナー     ▲
   ・“植えるもの”プフランツェナー   ▲

    ◎確立高
    ○確立中
    △確立低
    ▲同GMならばあるいは


■セッションログ・リプレイなど:



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