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・・・ってやる - (2007/08/30 (木) 18:01:08) の1つ前との変更点

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朝目覚めるとちゃぶ台の上に朝ごはんが 用意してあった。 そういえば昨夜、また用事で朝からでるといっていた。 どこに行くんだろう・・・。 気にはなるけど、いわないのなら聞かない。 ハムポンは朝はもう寝ている。夜行性だから仕方ない。 ふと見るとメモが一枚添えられていた。 「勘違いしていい気にならないでよね。帰りにキャベツを買ってくること。 私はあなたにとりついているんだから。餓死とかされちゃ困るからだからね。 私があなたを祝ってやるんだから。祝って祝って祝いまくるんだから。 いってきます」 ・・・・・誕生日でもないのにそんなに祝われても困るなぁ。 だが・・・ほんのり気になる。彼女に聞いてみようか。 彼女・・・霊感少女だ。 「これを見てくれないか」 例の霊の残した書置きを見せた。 「・・・・何これ?あんたすごい祝われてるのね」 「そうなんだ。いや、そうじゃなく・・・」 僕は書置きを残して消えるレイポンの話をした。彼女は僕の斜め後ろ、 入り口などをちらちらと見ている。 「なるほど。いないわね。ジラシのテクじゃないみたい」 そしてじーっと僕を見る。 「知らないなら知らない。解らないならわからないでいいんじゃない?」 といった。明らかにどうでもよさそうだった。 ただ、漢字辞書を買ってやれとアドバイスされた。そうだな・・・ 「・・・何これ?キャベツはどうしたのっ?何やってるのよっ」 「・・・え?あっしまったっ・・・・」 ショックだった。いろいろ思うところがあるとはいえ、僕がハムポンのご飯を買い忘れる なんて。ありえない失態だった。僕に生きる価値なんか、なかった。 「すぐ買ってくるっ」 部屋を飛び出し戻ると、レイポンはいなかった。ご飯は出来ていたが、呼んでも返事してくれない。 ご飯にメモが添えられていた。 「朝は祝ってやっただけよ。夜は呪ってやるんだから」 恥ずかしいんだなぁ。悪いことしたな。
朝目覚めるとちゃぶ台の上に朝ごはんが 用意してあった。 そういえば昨夜、また用事で朝からでるといっていた。 どこに行くんだろう・・・。 気にはなるけど、いわないのなら聞かない。 ハムポンは朝はもう寝ている。夜行性だから仕方ない。 ふと見るとメモが一枚添えられていた。 「勘違いしていい気にならないでよね。帰りにキャベツを買ってくること。 私はあなたにとりついているんだから。餓死とかされちゃ困るからだからね。 私があなたを祝ってやるんだから。祝って祝って祝いまくるんだから。 いってきます」 ・・・・・誕生日でもないのにそんなに祝われても困るなぁ。 だが・・・ほんのり気になる。彼女に聞いてみようか。 彼女・・・霊感少女だ。 「これを見てくれないか」 例の霊の残した書置きを見せた。 「・・・・何これ?あんたすごい祝われてるのね」 「そうなんだ。いや、そうじゃなく・・・」 僕は書置きを残して消えるレイポンの話をした。彼女は僕の斜め後ろ、 入り口などをちらちらと見ている。 「なるほど。いないわね。ジラシのテクじゃないみたい」 そしてじーっと僕を見る。 「知らないなら知らない。解らないならわからないでいいんじゃない?」 といった。明らかにどうでもよさそうだった。 ただ、漢字辞書を買ってやれとアドバイスされた。そうだな・・・ 「・・・何これ?キャベツはどうしたのっ?何やってるのよっ」 「・・・え?あっしまったっ・・・・」 ショックだった。いろいろ思うところがあるとはいえ、僕がハムポンのご飯を買い忘れる なんて。ありえない失態だった。僕に生きる価値なんか、なかった。 「すぐ買ってくるっ」 部屋を飛び出し戻ると、レイポンはいなかった。ご飯は出来ていたが、呼んでも返事してくれない。 ご飯にメモが添えられていた。 「朝は祝ってやっただけよ。夜は呪ってやるんだから」 恥ずかしいんだなぁ。悪いことしたな。

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