【あんたの為じゃ】なにそのツンデ霊まとめ@wiki【ないんだからね】内検索 / 「免じて許せ」で検索した結果

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  • 免じて許せ
    ...。 俺のマンコに免じて許せ。兄ちゃんの好きにしていいから。
  • 1人目
    ...シーズン 早紀 免じて許せ だるまさんが転んだ 君の寝顔 よかったな ざまあみろ バカップル
  • すろーらいふ
    1 いわゆる自給自足に憧れて、この春から田舎暮らしを始めた。 地元の不動産屋に紹介してもらった農地付き物件は、年季の入った廃屋っぷり。 だが、そのリフォーム作業も含めて充実した毎日だった。 その部屋だけは、何故か他より保存状態が良かった。床も壁もしっかりしていて、雨も隙間風も虫も入り込まない。 だから、その部屋を寝泊りするための場所に使っていた。 気が付いたのは暮らし始めて二週間ぐらいしてから。前兆はもっと前からあったのだろうけど。 人魂、と言うのか。 目の前数センチのところで、ゆらゆらと光の玉が泳いでいる。 寝起きのぼんやりした頭で、それを眺める俺。 暫くそのままだったが、目覚まし代わりの携帯電話が鳴り出した途端、光の玉は驚いたように明滅してから消えた。 2 この屋敷は、どうやら先住者憑きらしい。 色々世話になって...
  • ゲドガキのバケモン
    1 ゲドガキという土地には昔から化け物が住むと伝えられていた ある晩丑松という男児がむずがって泣き止まないので、業を煮やした父親が驚かそうと 「いつまでも泣いているとゲドガキのバケモンにやっちまうぞ」と 暗闇の奥から『そんならくれや』と声が響いた 驚いた父親はつい「こいつが一人前になったらやるので…」とその場しのぎの返事をしてしまった 2 「…つまり私とあなたが許婚ってのは親同士が勝手に決めたことで、私は迷惑してるの。 勘違いしないでね!!」 都会の大学に進学し、絶賛一人暮らし中の俺の部屋に突然押しかけてきた許婚を名乗る美少女は、 あっけにとられる俺のための事情説明の最後にこう言い足すとプイと顔をそむけた。 しかし…説明されたからといって、そうそう素直に信じられることではない。とりあえず、 「…人違い、ってことはないですかね?」 「そ...
  • 跡取り 過去の物語
    姉さんが亡くなってからというもの、僕は泣いてばかりいた。 そんな姿に両親は失望も顕にしていた。 次期当主が潰えた、と思っていたとしても不思議ではない。 僕が、姉さんに寄せた思い。信頼・・・親が僕に向けた失望。 それだけが今は僕の周りに空気のように敷き詰められ、圧迫していた。 「姉さん・・・どうして」 「貴方が、当主になるためよ」 「・・・ねっ姉さんっ」 ベッドに突っ伏していた僕の背後に、見下ろすように立つ姉さん。 その目は蔑みに近い光を湛えている。 「いつまでそうして泣いているつもり?あの人たちは貴方を手放す気はなくなったよう だけれど」 「い、生きていたの姉さん・・・」 「現実を常に見極めなさい。葬儀は行われたわよね。あれが茶番だったとでも?」 「い、いいえ」 ベッドに座り、姉さんを見上げる形で向か...
  • タンデム
    最近バイクが重くて仕方ない。丁度一人分タンデムしている感じ。 ガソリン余分に食う以上の実害は無いので放っておいた。 ネットの仲間でのツーリングオフに参加した。そのうち一人はかなりの美女。 特別仲良くなりたかったが、エンストするわ突然ブレーキロックかかってこけそうになるわ散々迷惑かけていいとこなしで終わり。 後日ネット反省会でも皆は笑って許してくれてたが俺は申し訳なくて仕方なかった。 その時のオフ仲間とはメール交換してたんだが、美人の彼女からメールが来た。 『許してあげてね。悪気があったわけじゃないから』 何の事かわからず彼女に確認してみた。 彼女曰く俺のバイクには、いわゆる幽霊が同乗していたらしい。 で、何か知らんがえらく不機嫌で、そのせいでバイクに色々な支障が出たとか。 『悪霊ですか!?』 『いいえ、どちらかと言うと守護霊かな。 ...
  • 目を閉じて頭の中で家の中一周
    148 :本当にあった怖い名無し:2010/12/19(日) 19 36 01 ID P2Lcnxrr0 消えたネタの代わりに心理テストを投下 目をつぶって自宅を思い浮かべます。 頭の中で家の一部屋一部屋を回って、全ての窓を開けていきます。 開け終わったら目を開きましょう。 答えは後に・・・・というかググればでますw なかなか面白いので良かったらどうぞ 149 :本当にあった怖い名無し:2010/12/19(日) 21 42 51 ID ybcHt1+e0   148 何か俺の部屋に知らない女の子がいたんだが 150 :本当にあった怖い名無し:2010/12/19(日) 21 53 18 ID N884w2O3P   149 べっ、べつにアンタの生活覗き見してるわけじゃないんだからねっ! 勘違いしないでよねっ...
  • 枯渇遺言
    渇いている。とても渇いている。 体験したことはないけど、戦争のとき空襲にあった人が 水を求めるのと多分同じような感覚。 多分飲んでも何も満たされない。もっと欲しくなる。 それは「生」を欲しているから。そしてそれが叶わないから。 子供の頃読んだ妖怪の本に出てきた「餓鬼」 私は死んで、それになってしまったのだろうか。 でも、それはみんなが悪いんだ。 だって、みんな私のことなんか忘れてしまっている。 一緒に笑いあった友達も、もしかして両親だって。 私はもっと生きたかった。 生きているうちに、もっとやりたいことがあった。 そう、誰とも付き合ったりしたこともなかったのに。 先のある人すべてが、許せない、生きている人みんな許せない。 だからそこのあなた どうせ死ぬなら、私に命をちょうだい? ...
  • 除霊失敗
    「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 霊媒師の読経が続く。 柏を振るい、やや過剰だが溺れる者は藁をも掴む。 僕も必死だった。高い金を払ってる・・・いや、除霊して欲しいのだ。 「・・・無駄だといってる」 「うわぁっっ」 耳元で囁く声。全然効いてないっぽいっ 「祟るよ。余計な事して怒らせるとどうなるかわかんないよ」 「ひ、ひぃぃっ」 「え、ええーいっこの悪霊めがっっ退散せーいっっ」 喧々諤々の大騒ぎがしばらく続き、結局霊媒師は『金額分は やった。俺GJ』と言い残し帰った。 部屋の空気は澱んでいる。何も変わっていない。むしろ居心地が悪い。 「・・・あんなの呼んでお祓いしようとしたのね?」 「すっすいませんっ出来心でっっ」 「許せないよ。もう許さないよー」 「あわ・・・あわわ」 「・・・から...
  • バレンタインデーに
    今日、俺は最低の気分だ。 というのも、朝っぱらからコイツ(名前は雪菜というのだが)がとんでもないことをしてくれたからだ。 「…何。まだ朝のこと根に持ってんの?器が小さいわね。」 「常識的に考えると、『バレンタインはバレンタイン司祭が棍棒で撲殺された日』だからって棍棒で殴ってくるお前の方がおかしい。」 そう、この半透明の同居人にひどい目に合わされたのだ。 「あんたに常識なんてあったの?意外だね。」 「俺にだって常識くらいある!じゃあ何だ、バレンタインの日に棍棒で殴るのは常識的なのか?」 「う…そんなのいいじゃない!気にしないでよ!棍棒じゃ嫌だった?釘バットとか角材で殴ったらよかった?」 それ死ぬ。本当に死ぬ。 「そこまでして俺を殺したいか?」 「うるさいっ!」 あちこちからモノが飛んできた。仕方なく学校に避難。 夕方、俺は義理チョコの山...
  • 都道府県
    千葉県「おい見ろよ、滋賀県がきたぜ」 兵庫県「相変わらず地味で見苦しい事、目障りですわ!」 神奈川県「マジウゼー!ヤッちまう?ヤッちまうべ?」 長崎県「いいわね、ちょっとシメてやりましょ」 神奈川県「ヘイヘイヘイ!そこのファック県よぉ、何見てんだよ?あ?」 滋賀県「え…、み、見てないですよ」 兵庫県「嘘おっしゃい!さっきからメンチ切ってたのは分かってますのよ!」 千葉県「ムカつくんだよ、お前。政令指定都市も名産もねーくせにいっちょまえに県面しやがって…」 滋賀県「そ、そんなぁ…ひ、ヒドイよぅ、はぅぅ」 神奈川県「うわ、こいつマジにイラつかね?も、いいよボコにしよーぜ」 長崎県「そうね、さっさと殺って埋めちゃいましょ」 滋賀県「や…やだよぅ…イヤ!近づかないで!」 千葉県「ヘヘヘ、お前もさいたま市みたくひん剥いて、しが市にし...
  • 黄昏時の歩道橋
    1 多分、自殺しようと思ってた。 2 幹線道路の歩道橋。 絶え間なく車が走るのを見下ろしていた。 「凄いよね」 何時彼が隣に立ったのかまるで気が付かなかった。 声を掛けられて我に返る。 「川の急流みたいでさ」 ちらりと見上げてみた。 逆光になって細部は良く解らなかったが、頭一つ分高い、同じ年頃の男の子。 私がしていたように歩道橋の下を眺めている。 なんとなく気まずくて、私は足早にその場を立ち去った。 3 いじめにあっていた。 原因は些細な事。仲良しグループ内でのちょっとした行き違い。 でも、気が付いたらクラス全員で私を無視するようになっていた。 その歩道橋は通学路の途中にあった。 普段は割と人通りがある。 けど、黄昏時のほんの一瞬だけ、人通りが途絶える時がある。 その時間にそこを通るように...
  • ボク自殺しマッスル
    就職活動にも失敗した。 それ以前に単位も足りなかった。見通しが甘かった。 この時代、もう俺オワタwwww という訳で、今ビルの上。飛び降りて人生オワタ。 なんか惰性で過ごしてきたような人生だったなぁ。 「何この遺書?センスの欠片もないわねっ『ボクはー氷河期のー』」 「なっおまっ人の遺書朗読すんなwwww」 「『先立つ不幸をーお許しくださいーみたいなー』ってみたいなってなんだよっ」 「ってかお前が誰だよっ」 人の渾身の遺書をひらひらさせながら、へんな女は見下すようにボクを見てる。 2ちゃんねるにも、既に自殺する宣言してる。もう後には引けなかった。  ・・・そう。ねらーになったのが、ボクの人生の終わりだったのかも。 「氷河期ってどんな状態か知ってていってるの?説明してみなさいよっ」 「ちょwwww氷河期www」 「...
  • 何もなくてもいいじゃない
    「起きろ。朝飯できたぞ」 「…んう~…」 まあ、これぐらいで起きる訳ないのは百も承知だ。 「おい起きろ。味噌汁冷めるぞ」 肩をゆする。 「う~ん…」 肩をゆする手を掴まれた。起きたか?反撃か?とりあえずもう一方の手で顔をガードする。 掴まれた手は…掴んだ本人の頬にあてがわれた。 「んへ…えへへへへ…」 起きてないか…こら、さするなさするな。何の夢見てんだこいつは気色悪い。 「…すき…」 …ああもうなんてストレートな寝言だよ。 起きてる時にストレートなのは悪口と拳だけのくせに。起こしたくなくなるではないか。 しかし!食卓には我が息子かっこ味噌汁と目玉焼きが待っているのだ! 息子の為だ。許せ。あてがわれた手でそのまま頬をつねる。 「起~き~ろっつってんだろ~が~」 「痛らららららら!」 流石に起きたようだ。 「せっか...
  • ねこにまたたび。
    子供の頃、たった1度母の田舎に行ったことがある。 祖母の葬儀のためだったのだけれど、僕は祖母を知らなかったし 葬式なんて幼い僕には意味の分からないただの退屈ごとだった。 だから僕はその数日間を1人で遊んで過ごしていた。 ちょっとした探検気分で裏山に登ってみたときのことだ。 僕はそこで、とてもかわいい猫に出会った。 尻尾の先が2つに分かれていて、珍しい猫だなぁ、と思ったことを覚えている。 猫は、しばらく僕を見つめたあとで、「なーぉ」と鳴いた。 それから僕に近づいてきて、僕も猫に近づいた。 頭をなでてみると、少しピクンとしたけれど すぐに目を細めてのどを鳴らしだした。 僕は、友達ができたのがうれしくて毎日裏山で遊んだ。 ねこは(僕は気が利かないやつで、猫に名前も付けずただねこと呼んでいた) いつも同じ場所にいて、僕に気がつく...
  • 落とした鍵
    ある日、しこたま飲んで帰ったときのこと。 部屋のドアの前でポケットを探るが鍵がない。 おかしい、店を出る前には確かにあったはずだが……ダメだ、思い出せん。 仕方がないのでその日は近所の友人の部屋に転がり込んで夜を明かすことにした。 翌日、前日の足取りを辿って探してみることにしたが、 はて、俺はどこをどう歩いて帰ってきたのだったか……よほど飲んでいたらしい。 結局、新しく合鍵を作ることにした。 ある日、帰宅すると、ちょうど隣の部屋の住人と出くわした。 特別親しいわけではないが、会えば世間話ぐらいはする。 「ところでこの話聞きました?」 それは、最近このマンションで流れている噂だった。 なんでも、深夜になると玄関のドアを何者かが開けようとするのだという。 当然そんな時間に鍵をかけない者がいるはずもなく、ドアが開かないと知る...
  • 洋子の事故現場
    洋子の死んだ事故現場を初めて訪れた。今日は洋子の命日だ。 一年前の事故当時は、お通夜だ告別式だと忙しく、事故現場を 訪れるなんて考えもしなかった。 路傍には、事故の直後に警察が立てた重大事故現場の看板がある。 猫をよけて横転した洋子の車が、歩行者を何人も巻き込んだと聞いた。 洋子が責任を感じて成仏できないのも無理はない。 そのとき携帯が鳴った。洋子だ。 「やっと来てくれたんだ・・・ 心細かったんだから・・・」 その後、洋子から電話がかかってくることはなくなった。
  • 君愛ス
    あいつは、いつもベッドの枕元に立っている。気になって眠れないんだよな。 「なぁ、お前もこっちに入って来たら?」 急に話しかけられ、あいつはビクッと体を震わす。 「あ・・・な、なんで、私が貴方と一緒に寝なきゃいけないの!?」 「俺が一緒に寝たいだけ。それに、そうやって枕元に立っていられると 気になって眠れないんだ。」 俺の本心だ。駆け引きとか、そういったのは性に合わない。こんな性格の お陰で大分損してきた。 あいつは、無言のまま俺に背を向け、しばらくして消えていった。 いつもこうだ。正直な気持ちを伝えると相手に避けられる。 俺は、明日には、またあいつが出てきてくれることを祈り、 静かに両目を閉じた。意識が闇に同化していく。 「ちょっと!どっちかに寄りなさいよっ!私が入るところないじゃないの!」 突然の聞き慣れた声で、俺は飛び起きた。 ...
  • 化学変化を擬人化で
    希硝酸「ウヘヘ……堪忍するんだな銅タン」 銅タン「やめて……触らないで!」 希硝酸「だけど銅タンのここは嫌がってないみたいだぜ?」 銅タン「やぁ!そんなところ酸化しないで!」 希硝酸「こんなにアブク出しちゃって、本当は感じてるんだろ?」 銅タン「ち……違う……」 希硝酸(やっぱ普段イオン化傾向の小さい女の恥じらってる様子はたまんねえぜ……) 希硝酸「フフフ……ここの感度はどうかな?」 銅タン「あ、だめ、そ、そんなに電子を強く吸わないで!」 希硝酸「ほら、遠慮せずにイッちゃいなよ」 銅タン「んあぁ!だめぇ!で、出ちゃう……一酸化窒素がいっぱい出ちゃう!」 銅タン「NO!!NO!!NOーーーーーーー!!」
  • 私とファイトなさいファースト
    夜寝ていると妙な圧迫感を感じて目が覚めた。 枕元に髪の長い女が立っていた。 そいつは俺に覆いかぶさると「やることは一つよ…分かっているわね…」 と告げてきた 「私と― ファイトなさい」 ガッチーンと両拳をぶつけて言い放つや否や馬乗りになってきた。 「拳は強く強く握り込むのよ。でないと骨を痛めてしまうわ」 ビキビキビキと筋が浮き出る程に拳をつくる女 「ジェノッサァァーイ!」 と叫び拳を何度も何度も何度も俺の顔面にたたき込む 葉が砕け折れ、顔面がグシャグシャになり意識が遠退く俺に 「これが真のツンデレよ!」 と踵を脳天にたたき込む女。 朝起きて病院にいき9針縫いました
  • 絆創膏と貞子
    古本屋の片隅で呪いのビデオとかいうの発見した。 見ると一週間後に死ぬっていうけど、この科学万能の時代にそんなことあるわけない。 その日のうちに最後まで見た。ちょっと気持ち悪かったけどなんてことない。寝る。 一週間後の今。 なんか、電源もつけてないテレビ画面に井戸が、あれ、あの女たしかビデオに出てた。 うわ、近づいてくる、え、ちょ、画面からはみ出て。 あれ? ……手。 「……?」 その手、爪が全部取れてるじゃん。痛くないの? 「…!?い、痛いわけないじゃない! そんな優しいこと言って懐柔しようとしても駄目よ! 絶対あんたを呪い殺してやるんだから!」 「えっと、確かここに薬箱が…バンソーコーバンソーコーっと……あったあった。 はい、手出して」 「ちょ、何考えてんのよ!余計なことしなくていいからほっといてって……...
  • 11人目
    花火大会の夜 通行料 風邪引いた キモウト霊 写真を撮ってあげようか イルミネーション 海底に沈む夢 紅葉姫 同居人 目を閉じて頭の中で家の中一周 風が吹けば キュルキュル サクラサク 激甘党 コスプレ写真 都道府県8 負けないぜ! 都道府県9 皆で頑張ろう エイプリルフールネタで 花見に行こう 意味フな夢を 彼氏にツンデレしてみた 満員電車とメリーさん 夏の風物詩 雨男と晴れ女 雨女と能天気男 ホテルの女 部屋の中でぶつかったんだ 車内アナウンス エアコン壊した理由 押入れから覗く女 ツンデ霊変換依頼 ポルターガイストとサンマ ポルターガイストとタコ おはぎ シチュエーションは「アタシのお墓の前で」 鎧武者とかぼちゃ ヴォジョレー解禁日 線香 霊側視点での特殊遭遇考察 実家から戻ったら・明かり 実家から戻った...
  • ツンで霊スレの現状
    『ねぇ、もういいでしょ?いい加減私落ちてもいいわよね?』 「いや、まだだ。まだオレタチは諦めない」 『しつこいわよ!!もう誰も投下なんてしないじゃないっ! 保守しか能のないあんた達なんか…大ッ嫌い!!』 「でもオレタチはお前(←ツンで霊スレ)が好きなんだよ」 『っ……! う、うるさい!うるさい! もうイヤなの!もうやめるーっ!!』 「あきらめちゃダメだ! いつか…いつかきっと神作品が」 『いつかっていつよ!? 私、待ったわよ!頑張って耐えたじゃない! それで来たのはジェノッサーイ!とかゾンビ神とかハムスターとかツンで霊ハンターとか佐賀県とか… 変なのばかりじゃない!』 「あれはあれで面白かったが…」 『だいたい霊じゃないし!!…まとめサイトも潰れたじゃないの…もう、潮時なのよ…』 「それでも、それでもオレタチは信じてる!...
  • ミレレイ系閉じられた世界
          広大なネット空間で、ミレレイは待ち人をしていた。 ポン介は呼びかけに応じてくれた…                       運動場整備部隊はマイペースで投下してくれる…         最近デビューの 752も、程なく新作を披露するだろう。 そしてこのスレに魅了されたロマーが、その思いをぶつけてくるのも遠い話ではない…                                        だがたまねぎは?       (リアルでの事件( 792参照)が彼に暗い影を落としているのか…)            口には出さないが、誰しもがそう思っていた。                   (「待つしかない」其れ位のことも判らぬかクズめ…)            いつの間にか背後に立つ範馬一族が罵...
  • 気遣い
    実家暮らし。 最近妙な気配を感じていた。 その日は仕事でとても嫌な事があり、帰りにしこたま飲んだんだ。 それでも気分が晴れず、帰宅し自室に入ってからも纏わり付く誰かの視線にイラついていた。 だからかもしれない。魔が差したというか。 恐らく勉強を見てもらおうと思ったんだろう、妹が部屋に入ってきた。 「お兄ちゃんお帰――」 「びっくりするほどユートピア!びっく――」 硬直する俺達。気まずい沈黙。 「……お、お兄…」 「……その…」 その時だった。 ばたばたばたばた。 わざとらしいほど足音を立てて見えない誰かが部屋を飛び出していった。 「??お、お、お兄ちゃん今の…!?」 「お、おう、これは由緒正しい除霊法なんだ」 何とか体裁を取り繕う事ができた俺。 とは言っても全裸を見られたわけで暫...
  • 妖刀2
    1 年経ると、動物や自然物、人工物にも魂が宿ると言う。 彼女もそういった存在だ。日本刀に宿る魂、名を霞という。 縁あって、現在は隆弘という少年と行動を共にしている。 「…で、あれが信号。交差点で車や人がぶつからない様に、進めとか停まれとか合図するもの」 盆を過ぎたとある夏の朝。まだ日の出前だが、ウォーキングやペットの散歩など、出歩く人はそこかしこに見られる。 その中に、周囲からはやや浮き気味に、隆弘と霞の姿もあった。 少年はTシャツにトレーニングパンツという特におかしな所の無い服装だ。 一方傍らの凛とした美女は、着物に袴という時代劇から抜け出したような格好である。 だが誰一人として彼女に視線を向ける事はない。 その姿は少年にしか見えていないからだ。 少年が浮いている理由は、片手に携えた中身入りの太刀袋と、独り言にしてはかなり大きい声。 す...
  • 私とファイトなさいサードシーズン
    ある晩くらい夜道を歩いているとよく女の子の幽霊がでるという交差点に差し掛かった。 心霊現象を信じていない私は深く気にせず横断しようとすると向かいにたたずんでいる少女と目が合った。 少女はゆっくりと向かってくると私の前に立ち 「……好みのタイプだ… サイズ・骨格・筋力… 申し分ない」 と告げてくる。 何を言っているのか?と思う間もなく距離を詰めてきて私の顔面を殴り付けた ハンマーで殴られたような衝撃と鼻が潰れた鈍い音を聞いた。 女の子は私に馬乗りになると「拳は強く強く握りこむのよ、でないと骨を痛めてしまうわ」と言いながらさらに殴打を加えてくる。 反撃しなければ、と護身用のスタンガンを押しあてて放電すると一瞬ビクン!としたが 「電圧の高い…よくできた制圧用具だが …遊戯の域はでていない」 と傲然と言い放ち殴打再開。 ...
  • つんでれぃ見習い
    つんでれぃ見習い 1 今日、すげえかっこいい人みかけた。 あたしが高校に入学して通学路になった道で、桜の木を見上げてた。 その辺の男子みたくチャラチャラしてなくて、どっか線が細い感じで。 ラッキーなことに、学校への行き帰りには、必ず彼を見かけるようになった。 けど、あたし、そのうちに気がついてしまった。 彼は、生きてる人じゃなかった。 2 フツーの人には見えないようないろんなものが見えるあたしは、そのことについては友達にも言わずに過ごしてきた。 あんまり話すようなことじゃないなって思えて。 あたしの場合、ギュって感じで睨むと、その「いろんなもの」って見えなくなるんだ。 見ていて怖くなる相手だと、睨んだままでやりすごすわけ。 見えなくなるだけで、その対象がいなくなるわけじゃないんだけどね。 彼が、あたしが睨むと見えなく...
  • 写真の解説
    (写真の後) 117 :本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 16 55 21 ID /phSc3IDO あぁ、やっぱ俺って読解力無かったんだなぁ。 最後が全くサッパリ妖精。 どなたか要約お願い致します。 118 :本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 17 29 02 ID 8r2MpTuKO 117 意味など何もない。 基地害の乱文だ。 読み流せ。 119 :本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 17 31 19 ID 5OJgaTSr0 ID /3g3R4vv0 おまえドクロちゃん好きだろww 120 :本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 17 39 40 ID AjilaYVwO ごめん、オレもよくわからんかったわ 121 :本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 18...

  •  わたしの幼馴染である舞、どんなときも一緒だった。  これからも、いつまでも一緒にいようねと約束してた。  その約束は今も守られている。  そう、中学の頃に彼女が交通事故で死んでしまっても守られている。  新しい企画の書類を手に階段を降りてるとき、背中に衝撃が走り天地が逆転、回転する視界の中では舞い散る書類と共に、あのときのままの姿の舞が見えた。 『あんただけのうのうと生きてる。許せない』  脳裏に響く呪詛の声。済まない気持ち、不安感、そして、 「大丈夫か!?」  がっしりとした胸板に支えられる安心感。 「まったく、しっかりしろよ……」  苦笑する彼。この会社に入ったときからずっとわたしを支えてくれた先輩だった。  説明のつかないトラブルと共に脳裏に響く舞の呪詛、そして彼のフォロー。  自然と彼との距離は縮み、わたしの心に深く入り...
  • 夕暮れのさようなら
    夕暮れのさようなら  夕暮れの逢魔が刻。彼女が薄れていく。感じていた手触りも、見ていた顔も。 「さようならしようよ」 「そうだね」 「今まで我が儘に付き合ってくれてありがとう」 「こちらこそ」 「あっさりだね。私が居なくなっつ悲しくないの?」  そう。これはきっと遠いお別れ。 「悲しい。だけどいつか必ず会えると願えば、これは再会の誓い」 「馬鹿。格好付けすぎ。ま、良いけどね。私は悲しくないし」 「お前らしい返答だな」 「むっ。やっぱり、あんたなんて大嫌い」 「そうか」  更に薄まる輪郭は空気にかすれて消えていく。背景に同化していく姿はもうほとんど見えない。 「うん、大嫌い。いつも優しくて、私は幽霊なのに」 「元は人だろ」 「・・・」 「・・・」  彼女はもってあと僅かだろう。だから、今言う。 「大好きだよ」...
  • 素直じゃない。彼も私も。
    素直じゃない。彼も私も。 素直じゃない。彼も私も。 「GWなのに何ヒキってんの?」 「…ッせェーよ。特に行きたいトコもないのに何で出掛けなきゃなんねんだよ」 「大型連休よ? あんた人間の友達とか家族とか居ない訳?」 「どうせ人間より幽霊と付き合いたがる根暗ですよーだ。  てか、そういうお前だって出掛けてみれば?  せめて近所の公園とかよ。ヒキ幽霊にヒキ扱いなんかされたくないって」 冗談っぽく彼はいう。 「はぁ…幽霊に休みなんてないって事ね。」 「はぁ? 幽霊は毎日がエブリデイだろうがw」 なによその古いボケ。 拳を強く強く握りしめてツッ込みそうになるが、耐える。 「――出掛けてきなさいよ。毎日見飽きた顔ばっかでウンザリなの。  あんたの世話で疲れてる私の身にもなってよね!」 ...
  • 不動産屋と幽霊
    地方で不動産屋やってる俺。 この時期は転居入居仲介で色々大変。 今日やってきたのは大学生になったばかりの青年。一人暮らし希望。 幾つか良物件を紹介してみたのだが、矢張りネックは家賃。 「もう少し安いの無いですか?この際問題物件でもいいです」 「そうですねぇ…」 難物件も色々ある。立地、大家や他住人との関係、建物自体の問題。同意の無い同居人の問題も。 「幽霊?」 「はい。以前に死亡事案があったわけではないのですが何故か居ついているようでして。 おかげで半年続いた方は居られません」 「そんなもの居るわけ無いじゃないですか。他に問題ないなら僕ここにします」 怖いもの知らずの世代はこれだから…。 しかし他の条件だけ見れば確かに破格。 物件の同伴確認も行ったのだが結果依頼人はすっかり乗り気、契約と相成った。 そして約一ヵ月後。 「すい...
  • ぐるぐると
    ツンデ霊という存在がいると聞き、ふと会いたくなって外へと出た。 外に出て当ても無く歩いていると、一人の女性に会った。 「ツンデ霊と言うのは何所に行けば会えるのでしょうか」 私が尋ねると、女性は何も言わずに道の片方を指差した。 礼を言い、指差した方角へと道なりに歩いて行く事にした。 この道の先にツンデ霊がいるんだ。 年甲斐も無く、未知との遭遇に期待を膨らましたからか いつの間にか歩く速度が早くなっていた。 道を歩き続けていると、また女性と出合った。 どうやら気づかない内にぐるぐると廻ってきてしまったらしい。 「ツンデ霊と言うのは何所に行けば会えるのでしょうか」 私がまた尋ねると、女性は黙って指差した。 私は指差した方角へとまた歩いて行く事にした。 その道を沿って歩いて行くと、また女性と会った場所へと戻った。 私の方向感覚が鈍いのか、はた...
  • たんころりん
    店仕舞いな流れに乗じてその昔あんまりな内容のためお蔵入りさせた作品を貼ってやるZE!! 「たんころりん」 そのお寺には大きな古い柿の木があった 柿の木は毎年甘い実を大量に付けるのだが、和尚さんはその実をとるのを厳しく禁じていた 毎年放置された柿の実はカラスの餌になるほかは、地面に落ち朽ちていくばかりだった 寺の小僧はもったいないもったいない一度でいいからあの柿の実を存分に食べてみたいものだと 思っていたが厳しい和尚さんの言いつけには逆らえずその様子を恨めしく眺めるばかりであった さて、その年も秋になると柿の木は大量の実を付け、そのまま放置されていた ある晩和尚さんは泊りがけの用事で出かけて小僧が一人留守番していたが、 いきなり寺の戸が開いたと思うと赤ら顔の美女が鬼気迫った様子で押し入ってきた いきなりのことに面食らっている小僧にその女は大...
  • ざまあみろ
    大学の進学に合わせて格安のアパートを見つけた あまりに安すぎるので訳アリだろうとは思っていたが、その理由はすぐにわかった 引っ越しも一段落して、一人暮らしにも慣れてきたある日のこと 時刻は夜の11時 俺の秘蔵のコレクションから厳選に厳選を重ねた三点を用意し、 念入りにフィニッシュへのルートをイメージする そしてすべての準備を終えて、いざズボンに手をかけたとき、 ふと背後からの視線を感じて振り返った そこには髪の長い淡いブルーのワンピースを着た女が恨めしそうに…… いや、ニヤニヤと笑いながらこちらを見下ろしていた 実家ではあれほど周囲に気を配っていたというのに、これが一人暮らしの罠か しかし、ここで引いてはヤラレル、これはこの部屋の覇権をかけた戦いだ 俺は躊躇うことなくズボンを下ろす 迷うことなく息子を握り締め事に及んだ俺を見下...
  • メリーさんとマスター☆エイジア
    俺はどこにでもいる、普通のオタク。 俺はここ数日、謎の電話に悩まされていた。 街中を移動しているときも、大好きなギャンダムのプラモデルを作っているときも、不意に電話がなり、小さな女の子の声で 「私メリーさん、××にいるの」 とささやかれる。電話を取らなくてもどこからか必ず、居場所を告げられる。 そしてついに 「私メリーさん、いま貴方の家の前にいるの」 家にまで来てしまった。 「もう、疲れた観念しよう。」 俺はびくびくしながらドアに手をかけた。 部屋のドアを開けようとしたとき、 「こぉっっの、ばぁかちんがぁああああ!!」 唐突に頭を殴られた。 それは俺が魂を込めて作り上げた、マスター☆エイジアのフィギュアだった。 「あきらめるな、抗え、戦え!!」 なんとご無体な言葉。俺はただの人間なんだよ。 「だぁから、...
  • 睡眠難
    「あーもー暑すぎて眠れねぇ…」 「クーラー買えばいいじゃないの」 「我が家の食生活を見てそんな余裕があるように見えるか?」 「もっとしっかり稼ぎなさいよ」 「お前が居るから要らん金がかかるんじゃねえか」 「生き物だもの。当たり前でしょ?」 「生きてねえだろ」 「もともとはちゃんと生きてましたー」 「はいはい」 幽霊ってのが飯を食ったり風呂に入ったりするとは思わなかった。 いや、そもそも存在自体信じてはいなかったが… それでもこいつは目の前に居るし、飯を食うし、風呂にも入る。 人間には触れないくせに何で他の物は触れるんだよ畜生。 「おまえはいいよなー」 「何がよ」 「暑くないだろ?なんか体からひんやりした空気出てるし」 「幽霊だもの」 「さっきは『生き物だもの』とか言ってたくせに…」 「羨ましい?でもだ...
  • メリーさんです、後ろ見てください
    ある日、俺は午後になったあたりから体に妙な違和感を感じていた。 しかし霊感の「れ」の字もない俺は、体調でも崩したか程度に思っていた。 道行く人がたまに俺のほうを見てびっくりするあたり、顔色が非常によろしくないのかもしれない。 こういうときは酒を飲んで早く寝るに限る。 コンビニで引きつった顔の店員から酒を買い、その日は10時前には寝た。翌朝、しっかり寝たはずだが体の違和感は消えていない。 朝の準備を済ませた後でふと昨日は携帯を朝かばんに入れたっきりで、一度も出さずに寝てしまったことを思い出しあわててチェックしてみた。 ・・・・・・・留守電12件、しまった、誰か緊急の用事でもあったのか、とりあえず再生せねば 「私メリーさん、今○○駅にいるの」 「私メリーさん、今○○大学の前にいるの」 「私メリーさん、今○○教室の前にいるの」 「私メリーさん、今あな...
  • パチンコ玉の精霊?
    田舎のこの辺じゃ、若い男の道楽といったらパチンコかクルマぐらい。 そのどちらもこなすツワモノも少なくない。 が、ボクはどっちもやらない。ギャンブル運も無いし、資金も無いからだ。 ある日、行きつけの「すきや」に昼食を取りに行った。 カウンターに座り注文を済ませ、何の気なしに隣の席を見る。 銀色の小さな玉。  あぁ、パチンコ玉か。 この店はパチンコ屋の駐車場に隣接していて、パチンコ帰りの客が良く利用する。 特に気にも留めず視線を戻した…そのとき 「ちょ、ちょっとぉ!無視はないんじゃない?!」 小さいがよく通る声が、今しがた見ていたパチンコ玉から聞こえてきた。 ぎょっとしてもう一度声の主を見ると、そこには長い黒髪の美少女が居た。 仰天しながらも話を聞いてみると、彼女はこの玉にとり憑いた霊らしい。 会話は全てテレパシー&彼女の姿は他...
  • 本当はツンデレ?なテケテケ
    …足、いるか?… 聞いてしまった…。クラスの奴が突然何かを話し始めたと思ったら、この話だった。何でも、この話を聞くと三日以内に上半身しかないテケテケとゆう霊が現われ足を奪われるらしい。 これを回避する呪文みたいなのも聞いたが、忘れてしまった。 話を聞くとこの霊は、いじめを苦にして電車に飛び込み自殺をした女の子の霊だそうな。 「まぁ、信じてるワケじゃないけどな。」 いつもの帰り道でつぶやいた。家に着く頃にはそんな話も忘れ、いつも通りの一日が終わる、はずだった…。 二階の自分の部屋、寝る間際に部屋の電気を消そうとした時… ズル…ズルズル… 何かを引きずるような音がした。 ズル…ズル… 部屋の外、廊下からだんだん近づいてくる…。 ズル…ズルズル…ズル… やがて、僕の部屋のドアが開いて…。 霊「足、いるか?」...
  • 強盗撃退鼻血
    諸般の事情により一人暮らしをすることになった私は部屋探しをしていた。 しかし、都内で4万以内となるとなかなか見つからない。 結局、前の住民が自殺したばかりという曰く憑きの部屋に住む事になった。 住み始めてから常に誰かに見られてる気配を感じていたが気にしない事にしていた。 一週間が過ぎ、夜中の三時、さぁ寝ようというときにドアが激しく叩かれた。 誰だろう? 鍵を開けた瞬間覆面の二人組が押し入ってきた。 「我了、殺命!詔馬、不叫金那!」 明らかにチョンだ、それもかなり質が悪い。 チャイ服で青竜刀…一発で分かった、オレかなりピンチ。 コミュニケーションが成立しない、と見るや悪チャイ達は手っ取り早くいく方を選んだらしく青竜刀を振りかぶる。 オレ結構すごいピンチ。 と、奴らの動きが止まる。 「不好碼!咫鬼!鞏走也」 奴らの視線は...
  • 霊能者の真似事
    多少霊感があるせいで、時々霊能者の真似事をさせられる。 今回の依頼主は幽霊の少女だ。 『最後に一目会いたくて』 寂しそうに俯きながら現れた彼女。 真夜中に、人の首絞め時々力をこめながら、幼馴染の少年への思いを延々惚気られたよこん畜生。 彼女にとっとと成仏してもらう為、俺は協力する事にした。 可能な限り自分の力で思いを伝えたいというので出来る事を探した結果、テープに一度録音する方式で、彼女の声が記録できた。 数日後。 俺は幼馴染の少年の前に立った。彼女は俺の後ろで恥らっている。 非常に香ばしい人扱いされたものの、少女と少年しか知らない情報を伝える事で何とか信じてもらうことが出来た。 で、いよいよメインイベントの告白タイム。 まっさらなテープをセットし、録音ボタンを押す。少年は期待と不安の入り混じった表情で俺とレコーダーを交互に見ている...
  • 外が怖い
    78 名前:本当にあった怖い名無し: sage 2006/06/25(日) 01 30 49 ID xCRed+8NO っつか、今ツンデ霊書いてるんだけど何か外が怖い。 マンションに俺住んでるんだけどさっきから部屋の窓の外、 つまりは部屋の前の通路から足音が聞こえる。 真面目な話、怖くて寝れないから小説書いてる。どうしよう。 79 名前:本当にあった怖い名無し: sage 2006/06/25(日) 01 33 16 ID WwvT8UJn0 悪いが俺はその類いのものは一切信じていない。 80 名前:本当にあった怖い名無し: sage 2006/06/25(日) 01 37 47 ID 0bPKxnLl0   78 ごめん、それ俺 81 名前:本当にあった怖い名無し: sage 2006/06/25(日) 01 43 18 ...
  • 鏡の中に
    ――私を見て 私はココにいる ココよ コ コ…  ――ほら、あ な た の う し ろ 僕の学校の踊り場には鏡がある。ただし、この西棟の階段の3‐4階部分にだけだ。 こういったものにはお決まりの怪談がある。曰く、異次元の扉だの、悪魔の通路だの。 僕はそういったことを信じていなかった。思春期の浮かれた女たちの他愛もないうわさだと。 その日は疲れていた。生徒会室でうとうとしていた。気がついたら夜だった。 僕は荷物をまとめ、近道のために西棟から急いで帰ろうとした。 例の鏡の前を通ったときだ。 呼ばれた気がした。つ…と鏡に視線を移す。僕がぼんやり立っているだけだ。 気のせいか…。…!?いや、気のせいじゃない。一人で映っていなければいけないはずの鏡に、女がいた。 鏡の端っこにひざを抱えて上目遣いで僕を見つめている。 冷や汗が一気に噴き出した。恐...
  • 約束に微笑みを
     電話のベルが鳴る。  この場――四畳一間の殺風景な部屋――には異質な、禍い気配。 「わたし、メリーさん」  昨日から、電話越しに聞いていた、刃物のように鋭利で、花のように可憐な声。  …その声の主がどんな人なのかって、想像したりもした。  というか、電話をかけたのはこっちだ。 噂を信じて、やってみた。  「今、ドアの前」らしい。 楽しみだ。 ……楽しむのは間違いかもしれないけど。 「―――――今。 あなたの、後ろにいるの」  背後から視線を感じて、咄嗟に振り向いた。 …彼女の顔が、見てみたかったから。 「……………な」  白く、まるで雪のような肌。 肩まで伸びた、漆黒の髪。  そして、人形のように整った顔。 その表情からは、何ひとつ読み取れない。  ……ただ、目だけは違う。 カエデのように紅いその目からは、明確な殺意が感じられた。 ...
  • 海辺のミナ
    去年、友達3人で海へ行った時の話。 初日、ナンパも散々な結果に終わり気晴らしに泳ぐか!って話になり3人で泳いでた。 もう夕方近かったんで人も少なく泳ぎやすかったためか、俺は調子に乗り結構沖まで泳いだ。 俺たちはみんな水泳部だったから泳ぎには結構自信あったしね。 そしたらさ、足がいきなり攣ったんだ。 近くには誰もいないし、こんな沖まで来た自分を恨んだ。 もう駄目だなーとか、なんか妙に冷静に考えてた。 そしたら、誰か水中から足を引っ張るわけ。 友達がフザけてやってるのかと思って水中に引き摺り込まれながら見たらさ、女の子だった。 雰囲気ですぐに幽霊なんだとわかったんだけどさ、引っ張られるうちに ほら、足が攣ったりした時に引っ張って治したりするあんな感じになって 足が攣った状態が回復したんだ。 泳げるようになったから、振りほどいて頑張って浜まで泳いだ...
  • 霊障
    中古の家に引っ越して来てから、どうもおかしいとは感じていた。 照明や家電製品の不調、足音や視線と言った何者かの気配。 だがほんの些細な事なので、大して気にもしていなかった。 その日、いつもの通りネットゲームを始めようと座り込む。 だが何故か起動ボタンが反応しない。 いらいらしながらふとニターに視線を移した時、気が付いた。 鏡状になった黒いモニターに、人影が映っていた。 モニターに映し出されたのは若い女だ。 お姉系ファッションの美女、ただし全身ずぶぬれ模様。 あたふたしている俺を見て笑っているようだ。 今までのささやかな霊障はコイツの仕業か。 頭に来ていた俺はさりげなく台所から一掴みの塩を取ってくると、 女が立っている辺り目掛けて思いっきりぶち撒けた。 その日から、霊障は仁義なき抗争に発展した。 遠慮していたのかそれと...
  • In the Bastogne.1944
    バストーニュの森のどこか。狭苦しいたこつぼの中で。 しんしんと降る雪で、全ての音が亡くなったかと思える所で起こったお話。 「やぁ軍曹、今日もたるんどるな」 「…少尉。先日死んだんじゃなかったんですか?」 「あぁ、まああの糞クラウトの連中が迫撃砲をぶっ放しおってな」 「はぁ。豆鉄砲じゃ死なないんじゃなかったんですか?」 「バカモン。クラウトの豆鉄砲じゃ死ななかったろうが。迫撃砲だ!」 「はぁ。さしたる違いも無い気がしますが。」 「貴様はそういう所がなっとらんのだ。その違いが分からんとはとんだ間抜けだな。」 「いやまぁそうかも知れませんが。なんでまた戻ってきたんですか?」 「む?まぁそれはだな…貴様らが残り少ない命にすがってヒィヒィ言ってる姿をあざ笑いに来たに  決まっとろうが!」 「はぁ、少尉も暇なんですねぇ。」 「ふん、どうとでも言...
  • 幽体離脱の訓練
    漫画に影響されて幽体離脱の訓練してた俺。 とうとう部分的とは言え初めての幽体離脱に成功した。 だが喜びを感じる暇などなかった。 いつの間にか俺の上には赤い影がわだかまり、身体も霊体もピクリとも動かせない。 『魂が体から完全に抜け出たら、食い殺してやろう』 そういう趣旨のかなりダークな思考も感知し、俺はそのまま気絶した。 それ以来毎夜金縛りが続き、ビビリな俺はただひたすらに目を閉じていた。 霊感ゼロだった俺だが、訓練の副作用か次第に霊を見たり触ったりできるようになった。 悪霊に取り憑かれて以来幽体離脱は断念したものの、 霊感は無駄に研ぎ澄まされ続け、人間と見間違うほどはっきりと認識出来るまでに。 流石に数ヶ月も経つとなんとなく衰え始めた気がするが。 で、先晩。いつもの金縛りの最中。 幽霊がはっきり見えるうちに正体を見てやろうかな。...
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