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アイデアノート - (2013/08/09 (金) 17:39:16) のソース

アイデアノート

*やりたいネタ

**ベルが紡を訪れて
 ベルが紡を訪れて「約束の宝石展へ連れて行って」とねだる話

 ベルとあゆむ達に日常部分で接点を作っておきたい
 その伏線がループを突破する流れが盛り上がると思う

  >ベルとあゆむ達に日常部分で~
  7話でぶっ飛ばされた後の幹部の追い討ちを止めるくらいがベルと紡の関係だから
  もうワンクッション入れて紡と視聴者が「ベルがなんでそんな行動するの?」
  と思わせといてからの方が効果出ると思う 


**親戚からベビーシッターを頼まれた3人が、悪戦苦闘しながら赤ちゃんの面倒を見る話
 豪快なおばあちゃんに3人が翻弄される話
 挙句の果てには杖一本でヤッテラレッカーに立ち向かおうとしたり、
 幹部に向かって説教しようとする始末 
  
  >豪快なおばあちゃんに3人が翻弄される話とかはどう?
  面白そうだと思う
  キャラが転がり出す2クール目か比較的制約の少ない3クール目で行けそう 

  >豪快なおばあちゃんに3人が翻弄される話とかはどう?
  絹江さんとは別に?

  >絹江さんとは別に?
  絹江さんはきりっとした人なので
  豪快な婆さんとは被らないだろう
  意見として出ていた&bold(){赤ちゃんの世話}とかと纏めて考えるのも良さそうだ

  >絹江さんとは別に?
  別人ですね。
  具体化例)
  学校の帰り道、道端で蹲っているおばあさんを見つけた3人。
  やさしく介抱して紡の家まで連れて行くが、
  十分な食事と休憩で体調が戻ったおばあさんはパワー全快!
  自由奔放な言動と行動で3人を振り回す。
  
  良いんじゃない?事あるごとにおばあちゃんの知恵を持ち出すとか楽しそう
  エピソード案に加えても良い思う

 &bold(){赤ちゃんの世話}といえば
 過去ログ確認してたら
 はるかさんとガイとルーとで赤ちゃんを預かることになって
 擬似家族を演じてるうちにガイとルーの心境に変化が・・・
 という提案もあった
 これも結構良いと思う
 
  >擬似家族を演じてるうちにガイとルーの心境に変化が・・・
  最終回では幹部がある一家に転身して、
  新たな町の住人として暮らし始めるいう案もあった。

  >赤ちゃんの世話といえば
  それも有った!ということは赤ちゃん話は4クール目にやった方が良さそうだな

**ネボーのパワーアップ話
 1話使うほどじゃないけど2クール目でやっといた方が良くないか?

  何時も持ってる豚の枕が時の宝石によって豚の巨人に!ってやつね
  時の宝石絡みなので争奪戦話でやるのが良いと思うんだけど
  どのタイミングで行こう?

  ココ(2クール目)でやっておけばフェザー編でのプリキュアのパワーアップのための準備にもなるかも
  と思う一方フェザー編でオニキスの中から追い出された恨みでパワーアップ図る・・・というのもいいかも

  個人的には2クールでやっておきたい
  敵が強くなる→プリキュアパワーアップ!という流れの方が自然だと思うしね

**バレンタインイベント
11/02/14
&ref(http://fusigina.sakura.ne.jp/bouken/src/1305555594220.jpg)
-2月スタートだからバレンタインネタができないのが惜しまれる・・・&br()クリスマス、ハロウィンとかは何とか話にできそうだけど
-ハロウィンでは3人が魔女に仮装する&br()ジャックランタンも被ってそうだ 
->ジャックランタンも被ってそうだ&br()あーもうはるかさんしか浮かばないわw&br()つむぎんはドラキュラ、あゆむは狼男で 
-バレンタインで思ったけどあゆむはお菓子作りが得意なので&br()この話で手作りのお菓子を作ってきてるかも知れない
-節分の日とかによもぎ饅頭とか作ってはるかさんに喜ばれるとか 
->あーもうはるかさんしか浮かばないわw&br()つむぎんはドラキュラ、>あゆむは狼男で&br()いかにも文化祭って感じがする。ハロウィンをイメージした喫茶とかお化け屋敷とかね
->いかにも文化祭って感じがする&br()その時期だもんねえ&br()モンスターの格好してお化け屋敷は先例があるので喫茶店とかの方が良いかも 
&ref(http://fusigina.sakura.ne.jp/bouken/src/1302709797401.jpg)


**あゆむ、つむぎん、はるかさん、ちびっ子化するの巻 
11/02/16
&ref(http://fusigina.sakura.ne.jp/bouken/src/1304348605279.jpg)
-最近”暴走豆タンク”というフレーズに感化されたのか&br()自分の中ではるかさんがちびっ子キャラ化しつつあります・・・ 
-GJ!はるかさん可愛いですね~&br()オッキーは仲良しグループの中でも一番背が高い、というのも良いなぁと&br()ちょっと思いました&br()あすみんひっつきすぎ(笑 
-オッキーは絵師さんの描いてくれたもの見る限り小柄っぽいですが&br()言われてみればふくよか路線もいいかもしれませんね&br()あすみんは抱きつき魔wコッペ様を見たら迷わず抱きつくタイプ
->言われてみればふくよか路線もいいかもしれませんね&br()いろんな意味でオッキーwという事かも 
-あゆむ、つむぎん、はるかさん、ちびっ子化するの巻 
->あゆむ、つむぎん、はるかさん、ちびっ子化するの巻
-そういう話も有ったら面白いかもなぁ&br()精霊どころかキュアドールサイズになっちゃうとか 
-それもネタとしていいかも&br()時間逆戻しは有り得るし 
->時間逆戻しは有り得るし
-ミニサイズになるんじゃなくて幼児に戻る展開?&br()今までにない感じで良いかもしれないなぁ 
-4歳児の身体になってしまった3人のドタバタ劇。&br()このくらいの年代だと口調とかも幼げで少し可愛らしい気が。 
-結構面白そうだなあ&br()プリキュアに変身してもちっちゃいまんまとか 
-理屈として成立するかどうかわからんけど&br()「今から○年前の状態に戻る」であゆむんとつむぎんはちびっ子化&br()しかしはるかは○年前の状態すなわち未来にいることになって強制送還されてしまう・・・&br()なんてのは無理だろうか 
->未来にいることになって強制送還&br()世界自体の時間が逆行するなら有り得ると思う&br()3人の肉体、精神のみが対象ならはるかさんは居なくならない、って事になると思う 
-世界に掛かるような術は大掛かりだがセラフィックフェザーでもやってるっちゃやってるか・・・&br()ループ時間外に飛ばされたことでループ攻略のヒントつかんでくるとか出来ないか 
->ループ攻略のヒントつかんでくるとか出来ないか&br()そう言えばループを突破する「鍵」って何だろう?&br()個人的にはベルと3人の関係かな?って思っていて&br()その為にベルと3人の日常部分での関係が必要かなと 
-ループはプリキュアが時魔龍のいる最終ステージに到達したらが条件で&br()キュアラピスが誕生した時に戻るのが結果で&br()それは世界時計と各精霊石に命令文が仕込まれてるってことだから・・・&br()ベルが命令文を書き込んだときにその場にいなかった精霊石ラグとポコがループ解除の鍵になるかも&br()あくまでアイテム的にはだけど
->あくまでアイテム的にはだけど&br()その考え方はアリだと思う。後はドラマ部分で、って事だけど&br()これはループしている事を認識する、思い出すと言う事だと思う。そのきっかけが何か?という部分も必要だろうと思うな
->はるかさんだけ未来にもどされてって&br()ループ解除の鍵とはいかないけどループしてる世界に気づくきっかけとして&br()あすみちゃんがプリキュアになるところを目撃するというのはどうか&br()未来でも時間が巻き戻されてループ前の状態ということで 
-ループに気付くという事はループ中にちびっこ化する、ということだろうか 
-巻き戻ったらしいということは判るけど&br()自分の経験していないことが起こってるとか&br()それで世界時計なら時間を操れるから&br()もしかしたら誰かが世界時計を使ってるんじゃないかと思い当たる
-どのタイミングでやるか?と言う部分も有るしね


->4歳児の身体になってしまった3人のドタバタ劇。&br()何ですかそれは! 思わず殴り描きしちゃったじゃないですか!。&br()
&ref(http://fusigina.sakura.ne.jp/bouken/src/1305634022631.jpg) 
-これはいいですね。「つみゅぎん、はりゅかぁ!」とか言ってそう 
->「つみゅぎん、はりゅかぁ!」とか言ってそう&br()もうこの姿の3人がポテポテ走り回るのを想像するだけでたのしい(笑

**物語の発端についての案 
-未来世界で世界時計がタイマアークに襲われた!
-タイマアークは時の宝石を全て奪おうとするが幾つかは過去へ飛び散ってしまう…
-それを追ってタイマアークは過去へ移動
-力を失った世界時計だが最後のパワーではるかさんをプリキュアに…
-時の宝石が飛び散ったのが現代だった、とかかな?
-で、その時代の書物を引っ張り出してみると加古川文書に
-キュアリオが壊れていて云々…の記述が

**敵幹部の処遇についての案(ベルを除く)
-案としては…
-・生存、時魔龍を裏切る?展開、はるかさんと疑似家族を形成?
-・消滅、ループに気付いてしまったチコを始め幹部は全員消滅
-・消滅するも転生?最後に良く似た人物が…
-・石化、封印される→最後に復活
-(石にされたり封印されるってのはどうか?ラスボスを倒せば生き返るっていう)

-石化、消滅案
-チコは一縷の望みを3人に託して静かに消滅。
-3幹部はラスボスに取り込まれて消滅か。
-生存ラストが良いけど、すごく難しい所ではある。
-幹部達はタイマアークが持っていた時の宝石の残りをあゆむ達に託そうとする
-そして時魔龍に裏切り者として消滅させられて…
-こんな感じで以前はループしていてそれを知ったチコは幹部にそれを教えようとして石化されてしまう…とか

-プリキュアになる可能性はかけらほどもないけどチコが逃げ込んでくるとかは許されるんじゃないかな
-チコを残すならベルを慕ってるという話を活かして
-ベルのうちのめぐるの成分に惹かれていたのが
-時魔龍成分に恐れを抱くようになり
-ベル様を助けてとあゆむたちのところに駆け込んでくる…
-という流れはどうだろう
-自分に優しくしてくれるめぐるベルが時魔龍ベルに吸収されていくのを見ていられずに
-我が身を省みずにプリキュアに助けを求めてきた…とかすれば見る側の印象も良いんじゃないかな
-チコは何かの拍子にベルの正体(めぐると時魔龍の融合体)を見てしまうとか
-以前の自分達がどうなったか、を知ってしまうとかかなぁ それで3人に助けを…
-チコ「みんな。時魔龍に騙されてる・・・!」
-チコは時魔龍に近いからそういう役回りが似合いそうなんだよねぇ
-その場合どう云う状況で気付くのか?を考えないといけない
-という事はベルの正体にも気付く可能性が高い…そんな感じかな

-幹部が最終的にはるかと疑似家族を形成案
-一種バカバカしさを感じたけど
-はるかとガイ・ルーが3人で家族として出直すって話は微笑ましい感じもしたな
-共同で赤ん坊の世話するハメになって仲良くなるんだっけ
-捨て子かなんかで「こんなのやり直した方がいい(ガイ・ルー)」とか言ってるのを
-「お前らに懐いたこともなかったことになるな(はるか)」
-「それはいやだ」とか
-やり直しで消えた時間どうなる?って考え出すイベントがあれば改心も自然に見せることができるかも
-3人揃ってとなるとネボーが困る気がするけど

**新番組予告
-15秒バージョン
-あゆむ「現在をはばたく時の守り手!キュアラピス!」
-紡「想い出渦巻く時の守り手!キュアパール!」
-あ紡「新番組、トゥインクルタイムプリキュア! 日曜朝8時30分 スタート!」

-30秒バージョン
-あゆむ「私、今上あゆむ。引っ越してきた時見町で不思議な出来事に出会ったの」
-紡「私、加古川紡。あゆむさんとは運命の出会いを感じるわ」
-あゆむ「それがプリキュアってこと?」
-紡「うん。二人で頑張りましょうね」
-あ紡「新番組、トゥインクルタイムプリキュア! 日曜朝8時30分 スタート!」

**変身シーン(プロセス)について
-案1
-やっぱりトゥインクルも変身は楽しそうに、かな
-個人的には変身シークエンスとしては
-・ポコが光になってキュアリオに飛びこむ
-・キュアリオをかざして変身の言葉!
-・光の羽が飛び散るように各部が変身していく(その際変身のステップみたいな感じで数字の1~12が飛び散っていく)
-・最後にシンボルブローチが付いて完了!
-案2
-時計の文字盤が魔方陣みたいにあゆむたちの背後に広がって
-針がカウントダウン、1,2,3!で文字盤から光とともにコスチュームのパーツが飛び出してくる……
-なんてのを思い描いてた
-時計の針が回るごとにパーツ装着…とか

-上と合わせて数字状の光が飛び出して全身の各部に…でどうだろう

-プリキュアへ変身する際のキュアリオ起動システムとかはどうしよう・・・
-例えば時計の針をクルリと回してから所定の時間に合わせる(ラピスなら3時、パールなら6時、ガーネットなら9時)っていうのはどうだろう。
-一応1週回すと変身、って事になってるな
-他の時間に合わせると…精霊たちの御世話モードになったり必殺技が出たりするんじゃないか?と思う

**次回予告のテンプレ
・基本は本文+キャッチコピー+最後に一言
・敵幹部やクラスメイトなどのサブキャラも登場
・あゆむは必ず登場させる
キャッチコピーのパターン
>「みんなで一緒にカウントダウン!!」
>「次回もきっとトゥインクルタイム!」
>「次回もきらきらトゥインクルタイム!!」
>「今日も一日、トゥインクルタイム!」
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 フーミン回

学校 昼休みの一年生教室
フーミンとオッキーの仲良しコンビが弁当を食べている

「フミちゃんまたコンビニのお弁当?」
「うちの両親報道マンだからさ、忙しくてなかなかお昼作れないのよ」

フーミンは新聞部に所属しており、今日も新聞作りの取材の為に校内を駆け回っている
そうする内に帰宅時間になり、オッキーと一緒に帰るため待ち合わせの場所へ向かう
するとオッキーは壁にもたれて何やら悲しそうな顔をしている
どうしたの?と聞くと、生徒会の意向で突然いくつかの部の廃部が決まり
オッキーの所属している洋裁部も無くなってしまうのだという

自分はともかくこれまで頑張って部を存続させてきた先輩たちの気持ちを考えると
悔しくてしょうがないと泣きはじめるオッキー
それを見たフーミンは怒りに燃える

何年も努力してやってきた人たちがいるのに突然廃部だなんて…
これはどう考えてもおかしいわ!

フーミンはさっそく生徒会室へ乗り込む
そこには同じように廃部にされた部員達が抗議に来ており、会長を取り囲んでいる

我が学園は部活動が多く、部費の捻出がとても大変であり
そこで残念ながら結果のあまり出ていない部は廃部となる事になった
私だって好きで廃部にしているのではない。本当にすまないが分かってくれ!
と泣く泣く語る黒原会長

会長の涙の謝罪の迫力に圧倒されて引き下がってしまう部員達
だが何か怪しいと感じたフーミンは一人残り、人の去った生徒会室のドアに耳を近づける
「フフフ…上手くだまされてくれたな…これで~は俺が独り占めだ…」
ドア越しでよく聞き取れなかったが、先程の涙は演技で、会長は何かを独り占めにしようとしているようだ

再び怒りに燃えるフーミン
早速生徒会長の横暴を記事にして、廃部を阻止しようと働きかける記事を作成
だが部の仲間は手伝ってくれず、そんな事をしたら新聞部もとばっちりを受けてしまうかもしれないと
新聞を作ることを止めさせようとする

「報道者としてそんな事でいいんですか!?」と反論するフーミン
「僕達は部活が出来ればそれでいいんだ…」と部長

その夜、家で一人考えるフーミン
「私のしようとしている事は間違ってるの…?」
「でもいきなり廃部にするだなんてそんなの絶対におかしいわ…!」

すると数日ぶりに父親が帰ってくる
「ふうーやっと家に帰れた…おーい文乃、風呂を沸かしてくれー」

「ねえ父さんちょっと相談があるんだけど…」
「ん…?どうした」
事情を話すフーミン

「…そうか…」少し考えて話し始めるフーミンパパ
「記事を書いて情報を伝えると言うことは、使い方しだいでは人を傷つける凶器になる」
「しかし正しく使えば、弱いものを守るための武器にもなるんだ」でしょ?
「それはいつも父さんが言ってることじゃない」

「その武器を正しく使うためにはどうすればいいか?」
「それはとことん真実を暴き出し、正直に伝えることだ、そしてその為にはどんな努力だって惜しんじゃいけない」
「その為にお前にはいつも寂しい思いをさせてるけどな…はは…」

「ふふっいいのよ別に」
「…父さん、ありがと!」
ヒントを得たフーミン、何が何でもこの事件の真相を調査してやろうと決意する

自分の信じるもののため、そして何より一番大事な友達のため
彼女は張り込みや地道な聞き込み、調査を続け、確実な証拠を握ることに成功
会長は部を削る必要が無いにもかかわらず部を削り、浮いた部費をほかの部に回す事により
見返りに学食の食券を独り占めしようとしていたのだ

それらをまとめた記事を作り、生徒会室に乗り込んだフーミン
会長の前に記事を突きつける

「黒原会長!あんたの悪巧みもこれまでよ!」
「なな、一体何のことだ!」
「証拠は挙がってるんですよ!廃部を取り止めにしてください!」
記事に目を通し顔色が変わる会長「こ、これは…!?」

「す、済まなかった…!食堂のやきそばパンを独り占めしたくてつい出来心で…」
「確かに食堂のパンはおいしいけど…だからってこんな酷い事していいと思ってんの!」

「わ、分かった!廃部の話は取りやめる!これからは心を入れ替えて真面目に仕事もする!」
「だからどうかこの事はみんなに秘密にしておいてくれ!」
「ウソだったらこの記事をばら撒くわよ!」「ははーっ!」

放課後
オッキーとの待ち合わせ場所に向かうフーミン
「フミちゃん!洋裁部の廃部が取り止めになったって…!」
「ふふ。私が抗議に行ったらこころよく取り止めにしてくれたわよ」
「これでまた新聞部の記事に出来るね」

「ああ 新聞部は辞めてきたわ」
「えっ!?」
「私は弱いものの味方をし、正しい事だけを伝える正義の報道ウーマンになるんだから
今のうちからバリバリ特訓しとかなきゃ!」
「フミちゃん…本当にありがとう…」 涙ぐむオッキー
「なになにいいって事よ。私たち友達でしょ?」

「…それでね、私考えたんだけど。明日からフミちゃんのぶんもお弁当作ってくる」
驚くフーミン「えっ!?い、いいよそんなの面倒だろうしさ…」
「私たち、友達でしょ?」

「!」
「…へへ…じゃ甘えちゃおっかな…」
夕日の中を笑顔で帰っていく2人
こうして2人の絆はより深まり、フーミンの夢への第一歩が始まったのだった
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 探偵ホム回
放課後の教室
帰り支度をしているあゆむ達

「あれ?カバンにつけといたキーホルダーが…」
あゆむは周囲を探すが見つからない。困っていると突然窓から妙な生き物が飛び込んでくる
「やあ!お困りのようだねお嬢さん!」
彼はホムという名の精霊で、探偵の仕事をしているのだという
「また変なのが来たわね~」「あゆむちゃん、せっかくだからこの人にキーホルダーを探してもらいましょうか」
「う、うん…」まだあちこちを探りながら返事をするあゆむ
「はっはっは!僕に任せてくれれば一安心さ!」自信たっぷりに捜査を開始するホム
「あ、ポケットに入ってた。」舌を出すあゆむ
脱力する一同。こうして事件は一件落着

「うう…このままでは僕のプライドがゆるさない…どこかに新しい事件は…」
自分の実力を見せようとあゆむ達について来るホム。塀の上から虫メガネで周囲を見渡す
すると困っている様子のお婆さんを発見
「おっ!あんな所に困っている人が!今度こそ僕の出番だー!」
突撃しようとするホムを捕まえるあゆむ達

ホムをカバンに押し込み、お婆さんに事情を聞くと
ずっと大事にしていた宝物のオルゴールをどこかで無くしてしまったらしい
あゆむはオルゴールを探してあげよう!とみんなに提案する

すると背後から「婆ちゃん!」という声が
あゆむ達が振り向くとそこにはクラスメイトの西原君の姿が
どうやらこのお婆さんは西原君のお婆ちゃんらしい
「おやヒロちゃんおかえり。今日はずいぶん遅いのねえ」
「部活で遅くなるって言っておいたじゃないか。それとヒロちゃんは止めてくれよ!」

「そんなに怒らなくったっていいんじゃないの?」とはるか
「あらあらいいんですよ。きっとみんながいるから照れてるのね」
「ヒロちゃんは小さい頃から絵を描いたり物を作るのがとても上手だったんですよ」
「だからヒロちゃんは止めてくれって言ってるだろ~!」照れて赤くなる西原君

西原君に事情を話し、一緒にオルゴールを探すあゆむ達
河原を探している西原君の所に、あゆむがやってきて話しかける

「西原君のおばあちゃん優しそうだね」
「…そんな事ないよ」
河原の草をかき分けながら話す西原君

「僕のことをいつまでも小さい子供のままだと思ってるんだ」
「…それにいつもああやって僕の事を誰かに自慢するんだ
僕の絵なんか…そんなに上手くないのに」

気づくとあゆむがそばに来ており、こっちを見ている
「おばあちゃん…きっといつも西原君のこと大事に思ってくれてるんだね
なんかうらやましいなあ」
ふふっと笑うあゆむ
「……」手を止め何か考えている西原君

「はるか君!僕のカンだとこっちの方にあるような気がするぞ!」
「あんたのそれはもう聞きあきたわよ…」
ホムの役に立たない推理を交えながら、引き続きオルゴールを探すあゆむ達
そして木の上にあるオルゴールを発見「どうしてあんな所に?」
するとオルゴールの陰から時魔ゴーストが現れる

「時魔龍はあのオルゴールを狙ってる?もしかして精霊の力に関係しているのかも!」
あゆむ達は変身しゴーストを退治、無事オルゴールを手に入れる
「ははっこれは僕の手柄だ!」オルゴールに飛びつくホム
オルゴールは手作りで、どうみても普通のオルゴールである
なぜ時魔龍はこんな物を欲しがったのだろう?と不思議がる一同

すると急に「そ、そうか…!時魔龍の本当の狙いが分かったぞ!」と叫ぶホム
「それはこの僕だー!」
ホムの叫びと同時にオルゴールの中からもう一体、小さな時魔ゴーストが現れホムはさらわれてしまう
「あ~れ~!助けてくれプリキュアー!」 
「もう~面倒ばっかりかけるんだから…」
呆れるあゆむ達。さっさと退治されるゴースト

そしてあゆむ達はオルゴールを持ってお婆ちゃんの元へ
「おばあちゃーん!オルゴールってこれー!?」
「そう!それですよ!あゆむちゃん達、本当にありがとうね…」
大事そうにオルゴールを手に取るお婆ちゃん

「こ、これって昔僕が作った奴じゃないか…宝物のオルゴールってこれのこと…?」
そのオルゴールは西原君が小さい頃、お婆ちゃんのために作ったものだったのだ
「こ、こんなものの為にこんなに大騒ぎしなくったって…」

「だってこのオルゴールはヒロちゃんが初めて私にくれた大事な宝物だもの」
「私はいつだって、ヒロちゃんの事のように大事に思ってますよ。」
「!!……」
西原君の頭に小さい頃いろいろな物を楽しく作っていた思い出がよみがえる

「…ごめんよおばあちゃん。最近きつくあたっちゃって」
「…今度美術展があって…何を描くか中々決まらなくて焦ってたんだ」
「でももう大丈夫。僕…何を描くかが決まったよ」

西原君たちを遠巻きに見ている一同
「おばあちゃん、かあ…」
あゆむは自分のおばあちゃんの事を思い出し
なんだか暖かく、幸せな気持ちになるのだった
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新章のアイディアまとめ
・時見町ゆるキャラ狂騒曲
・自分の影が襲ってきた!?
・おばあちゃんがいた夏
・カルハ姫時見町へ
・修学旅行
・メイミラの私生活編→千歳ちゃんの時代へ?
・タイマアーク幹部の過去
・最終編→これまでに出た精霊などが総登場