沼のほとりに棲む隻眼の女と偶然に出会った少年。いつしか女を慕うようになった少年は、沼の魚もまた隻眼であることに気づく。この沼には何が――― 

ぬい


………畏れや怒りに目を眩まされるな

皆 ただ それぞれが あるようにあるだけ


白髪に隻眼の女。山中に一人きりで住んでいるが、
かつては蟲師として各地を旅していた。


第十二話

眇の魚

脚本:桑畑絹子/絵コンテ:桜井弘明

演出:そ~とめこういちろう/作画監督:加々美高浩



ヨキ

自分にだけ見える"幻"に怯える少年。母を亡くし山中を
彷徨っていたところを、ぬいに拾われる。

あれらは……

幻じゃ

ないん……だよね


最終更新:2006年12月15日 22:13