三つ子政策


  • 本土の少子化に抗う為に政府が打ち出した政策。1家庭につき、3人以上の子どもを持つ家庭には現金が支給される。
  • 更には、プログラムにおける中学3年生の死亡という出来事を逆手に取り、一家庭よりプログラムに徴兵される生徒は2名までとする、という法律をあわせて作っている。
  • これにより、純血を重んじる選民思想者=富裕層は、子沢山な家庭が多い。裕福であっても現金は受給できるので、声高々に平等を叫ぶ一般人らにも子作りをがんばろうという考えが芽吹きはじめている。
  • ただし、嫡子をこれまで2名子どもがプログラムに選ばれた家庭と一時的に養子縁組を結び、中学3年生時の保険にするという行為は認められていない(確率的に兄弟がプログラムに選ばれるというケースは稀である)。
  • この政策が招いた特殊なケースとして、姉をプログラムで亡くした経験を持つ、一卵性双生児の男子が同じクラスに属しており、プログラムに選ばれ、担当官の差配により「どちらか片方が死ねば、残った方は家に帰って良い」というルールが適用されたことがある。
最終更新:2011年11月27日 21:47