摩利支天忍法忍術学校
- 大東亜共和国が希少兵種である忍を量産せんと創立した、小学校〜大学までの一貫校。国立。
- 就学前に、政府によって適正ありと認められた児童が招聘される。忍の家計のものであれば、一族の名誉を背負い、盛大に送られてくるが、一般人の家庭であれば、誘拐に近い手段が取られる。当然のことながら、学校の存在自体は秘匿されている。
- 共和国の縮図と言ってよいほど、本土、半島、大陸と様々な人種が入り乱れる。
- 中央校舎を取り囲むかたちで12の寮が存在し、12干の名を冠している。寮ごとに本土人純血主義を掲げたりと、それぞれのカラーがある。しかし、子(ネズミ)の寮は適正生徒なしとの理由で長らく閉鎖されていた。
- プログラムには基本的に選ばれないが、出稽古と称して、中学二年次あたりから学校の生徒が一般中学に潜り込み、政府方針によりプログラムに参加するケースがある。
- 圧倒的戦闘力を誇示して優勝したり、風説を流布してコミュニティを壊滅させたりと、忍としての実地訓練を行っていた。
- 一度、生徒たちの実力をはかるために全寮対抗模擬プログラムが開催された。各寮より学年に関係なく精鋭を選び、最後に残った寮を優勝と見なすルールであった。
- 各寮より精鋭9名×11チームによる戦闘の予定であったが、突如として子の寮に配属が決まった12歳の少年を加えた100名プログラムとなった。
- 秘術の応酬の結果、転校生の少年が頂点を取った。この出来事がきっかけとなり、同校は廃校への道を歩み続ける。
- 件の少年は、軍需企業である桐山重工の養子となった。
- 巳(ヘビ)寮出身甲賀流の忍は、高校卒業後、医学部のある大学を外部受験し、精神科医となったらしい。
最終更新:2011年11月27日 16:21