ヘアカラーやブリーチは、大人にとっても有害なものであるにもかかわらず、ちいめろは4歳の息子に染髪を施している。
染毛剤は有害物質が多く含まれており、パラフェニレンジアミン(PPD)、アミノフェノール、レゾルシン、過酸化水素などは発ガン作用がある。
パラフェニレンジアミン(PPD)は、少量の接触や飛沫の吸入で、皮膚炎やむくみ、結膜円、鼻炎、気管支喘息など粘膜の障害を起こす場合がある。
アミノフェノールとレゾルシンは、血中の鉄を酸化させ、酸素が十分に体内に運ばれなくなり、チアノーゼや呼吸困難呼が起こる。。
過酸化水素は皮膚への刺激が強く、アレルギー障害や腎臓障害を起こす。
また、パラフェニレンジアミン(PPD)によるアナフィラキシーショックで、多尿、呼吸困難、低血圧、脳炎、失神、意識不明、蕁麻疹、紅潮、血管性の浮腫、流涙、嘔吐、掻痒、下痢、腹痛、不安などの症状を引き起こし、生死にもかかわる。
ヘアカラー剤の毒性は農薬の140倍にも及ぶ。
20ccで致死量となる。
ヘアカラー剤は、髪の毛の外側の、普段は閉じているキューティクルを開かせて色を付ける。
この時髪の毛は、化学染料が体内に入らないよう、毛穴を閉めてしまう。
そのために、正常な髪の毛が生えない、髪の毛が細くなる、量が減る、切れ毛が増えるなどのダメージが起こる。
上記にあげたのは大人でも起こりうることである。
大人よりも皮膚が弱く、髪の毛も細い子どもに何度も染髪することは、より多くのリスクがあると考えられる。