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恐らく、あれはトイズじゃないな。トイズ発動時には、眼球に光が宿り芒星図形を模した運動をとるが、今回はぞれが確認できない。トイズ発動時に光る印の形、大きさは全キャラ固定だと観察される。その事実を基にすると、今回は横からの描写しかないが、トイズと断定するに充分な大きさの光を確認することが出来ない。トイズの光としては、大きすぎるのである。
ただし、第一話の緑に、数秒間トイズ発動中にも関わらず、光の芒星運動が観察されないシーンがあることも考慮に入れなければならない。
リアルシャーロックは、「最後の事件」の作中の最後、モリアーティ教授との攻防の末、二人共ライヘンバッハの滝に落ちてしまう。しかし、コナン・ドイルは大人の事情により作品を続ける必要が生じたので、作者は凄い方のシャーロックが「バリツ」という日本の格闘術の心得を持っているが故に、滝から生還できたという話にしてしまう。
これは、「空家の冒険」で確認できる。
ダメな方のシャーロックが、今回滝に落ちて謎の生還を遂げたのはこの事実に由来していると思われる。そのため、これをサブタイトルの「バリツの秘密」であると考えるのはひとつの妥当な結論であはなかろうか。また、作中の他のシーンで「バリツ」が確認できないという事実は、これが「バリツ」であるという可能性を高めることに大きな役割を果たしているといえよう。
滝のシーンでの「キターーーーーーーーーー!」は織田裕二のCMのパロディであろう。
水滴、掛け声共に一致しているためこのように判断できる。
もちろん、以上は単なる臆断に過ぎない。
このため、真面目な解釈についても言及しなければならないだろう。
一番良好な解釈は、ダメなシャーロックの元来のトイズが一時的に使用可能になったというものである。しかし、この仮定の欠点は、ダメダメなシャーロックのトイズの力の大きさである。アニメ開始以前の時間軸では、軽いものしか動かせないことが公式で言及されている。また、アニメ開始時点においても、ロープ以上の重量のものを自らのトイズを用いて動かしていない。
ところで、一話終盤でトイズが一瞬発動するかのモーションがあり、そのとき落雷している。このときは、光の動きはトイズ発動のモーションと同じである。このため、この能力を用いて、滝から生還したとは考えにくい。これもトイズに一種として考えるべきであろう。
ただ、一つをもって言える確信に充ち溢れた事実は、この脚本家は頭が壊れているというものであろう。
あと、もう一つ言うと、僕は友達がいない。
最終更新：2010年10月31日 10:56
