『
覇王ゲーム』(HAOH GAME)は
ダルシム矢野が2015年と2021年に発表したノベル作品。「2015年」版はニコニコ動画を中心に、「2021年版」は「小説家になろう」を中心に展開されたもののいずれも未完。
ジャンルは「頭脳ゲーム」で、作者のダルシム矢野は『嘘喰い』『カイジ』『トモダチゲーム』『デスノート』『殺し合いハウス』に影響を受けたと述べている。
概要
2015年版
『
プロジェクト覇王ゲーム』は2015年9月15日にダルシム矢野が突如投稿した『
オリジナルノベル動画主題歌歌い手公募』の動画から始まる。この日からダルシム矢野は定期的にニコ生で報告を行いながら、ノベル動画『覇王ゲーム』の制作を進める。
一度は制作が頓挫しかけるものの、11月2日に最初の動画『
覇王ゲーム【STAGE0】』が投稿され連載始動。「ゲーム」の概念を覆す突飛な発想で高評価を得るが、12月7日の『STAGE2』を以て連載中止となる。
『覇王ゲーム』の人気はダルシム矢野ファンの中でも特に高く、長年に渡って連載再開を待ち望む声が多数あった。
2021年版
2021年9月1日、ダルシム矢野は『プロジェクト覇王ゲーム』の再始動を宣言。計画を微修正しながら、最終的に
小説版(小説家になろう)・
動画版(YouTube・ニコニコ動画)という2つの形態で連載を再開する。
「なろう」の2021年版『覇王ゲーム』は2021年9月14日当初、週2~3回更新予定だったが、10月25日の第18部分(「贖罪の大蛇 胎動編」第五話)の投稿後に更新が途絶えた。11月8日からは「
【超重要】大覇王宣言」と称して今後の活動計画を発表。小説を「毎週1話以上更新」、「毎週2本以上の動画を投稿」、「毎週日曜日15時から配信」、翌年11月29日までにYouTubeチャンネルで「登録1万人」を達成すると確約し、これらのうち1つでも履行できないと「生放送において家を燃やし首を切ります」と誓った。しかし、いずれも履行せず、11月18日にはこの宣言自体を「
一旦凍結」とした。代わりに翌日から「1日1にゃっこらにゃプロジェクト」を始動すると宣言し、「目標としてチャンネル登録が100人を越えるまで毎日やる予定」として2日間にわたり2本ずつ動画を投稿したが、3日目の11月21日とその翌日に1本も動画を投稿しなかったことで「毎日」の予定は不履行となった(11月22日に「発熱のため寝込んでいた」と釈明)。
(詳細は2021年の「ウキニュース」を参照)
作品リンク
覇王ゲーム(2015年版)
- 覇王ゲーム外伝 『ダルシム矢野と絶望のウロボロス』
(タイトル原案: 『孤独の檻のウロボロス』)
- 覇王ゲーム外伝2 『ダルシム矢野と断罪の塔シンバベル』 (2016/07/01 - 2016/07/04)
真・覇王ゲーム(2021年版)
『真・覇王ゲーム』あらすじ
プロローグ
2xxx年6月6日、全世界のありとあらゆる分野の研究者たちから、偶然にも同じ結論を導き出す66,666の論文、通称「タナトスレポート」が発表された。その結論とは、「66年後に人類は滅亡する」。一度はこれらを学者たちによる嫌がらせと断定した各国首脳も、タナトスレポートから5年後に第1回タナトス大会談で対策を協議し、環境汚染と食糧問題の解決に取り組んだ。だが、あらゆる政策も報われることはなく、タナトスレポートから33年後に世界は飢餓と貧困に喘ぐこととなり、世界人口は半減した。
そんな中33年目の第28回タナトス大会談にて、予言的中率100%の予言者による予言書、「ダルヤノスの大予言」の解読に成功したという男が現れる。男は10年前に日本首相によって編成された30人の解読チームのリーダーであり、解読作業で失踪せずに最後まで残り続けたたった一人のメンバーだった。そして予言解読の結果によると、「覇王ゲーム」を行って戦いに勝利した一人に世界を任せれば、人類は滅亡を免れるのだという。予言書に示された全行程によれば、「覇王ゲーム」とは大規模な運動会のようなもので、非人道的な要素はないという。その報告を受けた日本首相は、解読チームのリーダーに覇王ゲームの準備を一任する。
贖罪の大蛇 覚醒編
矢野老婆死亡(第1話~第2話)
タナトスレポートから33年後、人類の99.999%を占める下層市民はスラムに住んでいた。辺境のスラムで生活するダルシム矢野は、20年前の赤子のころに自分を拾ってくれた老婆と住まいを共にし、エナジードリンクとゼリーの配給を行う飛脚を生業としていた。しかし、ある日ダルシムが配達の仕事から戻ると、自宅は山賊に荒らされ、老婆は倒れていた。ダルシム矢野は怒りのあまり山賊を殺そうとするが、瀕死の老婆に「人を恨んではいけないよ」「優しいだるやんでいておくれ」と止められ、老婆はそのままこと切れる。
ダルシム矢野は老婆を庭に埋葬し、老婆が自分を止めようと言った最後の言葉を思い返す。今の世界では老婆の言葉のように人が人に優しくいることはできないと考えたダルシム矢野は、政府から飛脚に支給される自爆機構を持った腕時計「飛脚ウォッチ」を空へと投げ捨て、「僕は世界を否定する」「僕は覇王になる」と決意する。飛脚ウォッチは爆発し、そこかしこを行き交っていた飛脚たちの誘爆に次ぐ誘爆でスラムは炎に包まれる。しかし、それが自分のせいだと気付かないダルシム矢野は、爆風に乗って飛んできた「覇王ゲーム開催のお知らせ」のチラシを手にスラムを後にする。
覇王ゲーム参戦(第3話~第5話)
長い道のりを経て、覇王ゲーム開催地の「世界中枢機構要塞大覇王ドーム」へやってきたダルシム矢野。城壁の上からの狙撃を掻い潜って城門へたどり着くと、そこで薄汚れたローブに身を包む老人に話しかけられる。老人がただ者ではないと感じ取ったダルシム矢野に対し、門番を名乗るその老人はダルシム矢野の育ての親の老婆の名を問う。ダルシム矢野が「ばあちゃん」だと答えると、門番の老人はしばし感嘆を漏らしたあと、彼を会場へと通す。彼の「救世主の資質」はもはや「呪い」だと呟いた老人は、計画を「第二フェーズ」へ移すと宣言し、背後の黒服たちが応じる。「「ハッ!!! プロフェッサー・アナコンダ様!!!」」
覇王ゲーム参加申込を済ませたダルシム矢野は、宴ドームで行われる歓待の宴へと通される。しかし、浮き足立った人々や宴の低俗さに怒りを覚えるあまり、その場にいた大日本国首相に食って掛かる。すると、首相からは即座に「合格です」の一言。ダルシム矢野はこの宴でも試されていたことが明らかとなる。
正直ゲーム(第6話~第8話)
翌日からはついに覇王ゲームの第一回戦が開幕。運営委員と一対一で「正直ゲーム」を行うこととなる。「正直ゲーム」とは、出題者である運営委員からの3つの問いに対し、真実を答えることが求められるゲームで、回答が真実かどうかは「大日本観測浮遊要塞・アカシックサテライト」が観測・記録したデータにより判定される。ダルシム矢野は身構えるが、「山賊が矢野家を襲撃したのはダルシム矢野が原因だ」という問いに思わず失神しかける。必死に自身の記憶を探った結果、矢野老婆が自宅にエナジードリンクを貯蔵していると山賊に教えたのは、他でもないダルシム矢野自身だった。やがて答え合わせがなされると、ダルシム矢野はついに失神する。
ダルシム矢野が失神から回復すると正直ゲームは再開するが、次の問は「矢野老婆の死因」。老婆が山賊の暴行で命を落としたと思っていたダルシム矢野は、その認識を疑った結果、まだ息のあった老婆を自分の手で埋めて殺してしまったという真実にたどり着く。あまりのショックに口を利けなくなったダルシム矢野を前に、運営委員はプロフェッサー・アナコンダと黒服の集団を呼び出す。そして運営委員もまた漆黒のローブを脱ぎ捨てると、プロフェッサー・アナコンダの命によって覇王ゲームの運営委員に扮していた迷彩服の男・クロコンダ大佐として正体を現す。
クロコンダ大佐が最後の問として「自身の殺した人数」をダルシム矢野に尋ね、矢野老婆に扮した女性が現れてダルシム矢野に呼びかけると、ダルシム矢野は自身の意思に全く反する形で、自分の飛脚ウォッチの爆発で死亡したスラム住民の人数が6,666人だったことを認識する。押し寄せる恐怖と罪悪感の中、ダルシム矢野の意識が闇に飲み込まれると、プロフェッサー・アナコンダはダルシム矢野の「アナコンドリア」が覚醒したことを告げる。
登場人物
覇王候補者
スラムで暮らす飛脚。推定20歳。
凄惨な体験を機に世界を否定し、覇王ゲームへの参加を決意する。
生まれつき相貌失認の症状を持ち、人の顔が認識できない。また同様に人の名前も認識できない。
'15版では生まれながらにIQ150の半覚醒状態で、DNAの覇王因子は他の候補者と異なり黒色をしているという設定がある。覇王候補人間第5号、登録コード「世界否定人間(ワールドディナイゼル)」。人類の救世主たる覇王ユグドラシルとなるか、人類を滅亡に導く魔王イグドランシルヴァニアとなるか、2つの可能性を秘めた存在とされる。
初期構想では「時を操る特殊能力」を持つ代わりに、能力を使うと大切な記憶を失って行くという案があった。
第二回戦の説明会場でダルシム矢野が出会った覇王候補者。ダルシム矢野が初めて顔と名前を認識できた人物。
ダルシム矢野とは互いに実力を認め合い、意気投合する。
'15版の登場人物。OPのみに登場。
覇王ゲーム1st STAGE「玉転がしゲーム」におけるダルシム矢野の対戦相手。
設定では生まれた瞬間あまりの醜さに両親から人間であることを否定され、家畜として育てられた過去を持つ。人間になりたいと願って覇王を目指す。
'15版の登場人物。OPのみに登場。
'15版の登場人物。
人工覇王候補生。人工的に覇王を生み出そうというプロジェクトの一人。世界の天才のDNAを集めて作ったクローン人間。
覇王機関所長の助手でもあり、スラム大虐殺を提案した張本人。
ロジックを以て確率で攻めていく戦法を得意とする。
覇王ゲーム運営委員会
日本の首相。度々人格が急変する得体の知れない人物。
事あるごとにダルシム矢野に名前を聞く。また解読班のリーダーのことも認識できなかったなど、不審な点が多い。
'15版の登場人物。ダルシム矢野を自発的に覇王ゲームに参加させる方法について悩んでいた。
'15版の登場人物。
覇王ゲーム予選「矛盾ゲーム」におけるダルシム矢野の対戦相手で、「クローズドラビリンス問題」突破のためにダルシム矢野に殺害される。
ボツ案の登場人物。覇王ゲームへの出場権がない状態で会場に乗り込んだダルシム矢野に立ちふさがった門番。
入場資格を得るためのゲームとしてダルシム矢野に無理難題を吹きかけるが、その正体がクローン人間であることを看破したダルシム矢野によって殺害される。
黒服おじさん軍団
元は細胞小器官「アナコンドリア」について研究していた生物学者。
覇王ゲームが始まるまでは、大覇王ドームの門で浮浪者のふりをして覇王候補者を選別していた。
第一回戦「正直ゲーム」でとある計画のためにダルシム矢野に接触し、ゲーム終了後にダルシム矢野の命令によって軍団ごとダルシム矢野の臣下となる。
プロフェッサー・アナコンダの部下。
覇王ゲーム運営委員会に潜入して、第一回戦「正直ゲーム」の出題者としてダルシム矢野の前に現れる。
スラムの住人
スラムに捨てられていた乳飲み子のダルシム矢野を拾い育てた人物。ダルシム矢野の名付け親であり、唯一の家族。
山賊の襲撃によって息絶えたと勘違いしたダルシム矢野によって、生きたまま埋葬されて死亡する。
娘の死に絶望して狂人となり、ダルシム矢野の家を襲撃した人物。
'15版の登場人物。ピンク髪の少女。
ダルシム矢野の唯一の家族だったが、ダルシム矢野を覇王ゲームに参加させる動機作りのために主催者が行ったスラム大虐殺によって死亡する。
初期構想では「加瀬ちゃん」と呼ばれ、
'15版第1話のプロトタイプ朗読会では「えせ」という名前がつけられていた。
ボツ案では覇王ゲームのFINAL STAGEをクリアしたダルシム矢野の前にクローンの姿で立ち塞がるという構想があった。
神話の登場人物
世界の始まりにこの世界に唯一存在したもの。
あなこん太郎の唯一の話し相手だったが、ある時を境に唐突に反応しなくなる。
去り際にあなこん太郎に「人を恨んではいけない」と教える。
大樹の根本にいつしか住み着いた小さな黒い蛇。
やがて世界に生まれた人間との関わりの中で、次第に豊穣の神として崇め奉られ始め平和な日々を過ごす。しかし、ある大飢饉で食に貧した村人によって生きたまま食べられ、人間を恨みながら絶命する。
あなこん太郎の精神は人間の細胞の中に細胞小器官「アナコンドリア」('15版では「ハオウティリア」)という形で受け継がれていて、その保有率は年々増加しているという。
'15版の登場人物。スラム大虐殺以来、心の中からダルシム矢野に語りかける声。
覇王ゲーム予選のクローズドラビリンス問題において、ダルシム矢野に受付嬢の殺害を教唆する。
白き羽を持ち平和を運ぶという風の神「ケツアルカトル」と対比して描写されている。
2021年のなろう版では、唯一神アナコンドリアから分かたれた悪獣ブラックアナコンダと聖獣ホワイトコンドルが日夜戦っており、戦況の均衡が乱れると世界情勢に影響が現れるという新訳・日本神話が広く信じられているという裏設定がある。
他
ノストラダムスと並び称される偉大な予言者。予言の的中率は100%を誇る。
解読困難な「ダルヤノスの大予言」に世界の滅亡とそれが覇王ゲームによって回避できることを予言していた。
「ダルヤノスの大予言」の解読に最後まで取り組み、10年の歳月を経てついに成功させた首相直属の役人。
日本国首相も参加するタナトス大会談に割って入り、「ダルヤノスの大予言」の解読を声高らかに伝えた。
'15版のOP曲「覇王の胎動」の歌詞にのみ現れる登場人物。その正体は不明。
友との誓いを果たすため ダルシム矢野が立ち上がった
作中に登場するゲーム
2015年版
'15版の設定に存在する2種類の選別テスト(予選)の一つ。
まず「命題フェイズ」で出題者が命題を提示し、次に「矛盾指摘フェイズ」で挑戦者はその命題の矛盾を指摘、最後に「反論フェイズ」で出題者は反論する。この一連の流れを3セット行う。
3セットの内1回でも反論不可能な矛盾を指摘できれば合格となる。
出題者の反論に論理性や正当性がなかったとしても反論として認められるため、挑戦者は正攻法ではクリア不可能な「クローズドラビリンス問題」となっている。
しかしダルシム矢野はルール上問題がないことを確認した上で、苦悩の末3セット目に出題者(受付嬢)を殺害することでこのゲームを突破する。
'15版の覇王ゲーム第一回戦の案。構想のみ発表された。
'15版の覇王ゲーム第一回戦の案。
'15版の
覇王ゲーム第二回戦の案。構想のみ発表された。
一定のルールの下で猿・犬・雉・桃太郎の駒を戦わせる。
どのタイミングで桃太郎を出すかという駆け引きがある。
2021年版
ダルシム矢野が覇王門で出会った翁(プロフェッサー・アナコンダ)から出題されたクイズ。
内容は「ダルシム矢野の婆さんの名前は何か」というもので、ダルシム矢野が「『ばあちゃん』だ」と答えると翁はダルシム矢野を大覇王ドームの中へと通した。
覇王ゲーム予選。
参加者歓待の宴という名目で行われたこのゲームは、覇王ゲームの予選であることが伏せられたまま実施された。
この予選は宴ドームの中で同時に100箇所で実施されていて、合格者はそれぞれの宴で先着1名。予選突破の条件は「宴に飲まれない事」というものだった。
皆が非日常の享楽に溺れる中で、唯一平常心を保っていたダルシム矢野は首相に敵意を向けることで合格者となった。
覇王ゲーム第一回戦。
出題者の3つの問いに正直に答えるというゲーム。出題される問題は『大日本観測浮遊要塞・アカシックサテライト』の膨大なデータから作成されており、明確な正解が存在することが保証されている。
このゲームにおいてダルシム矢野は、これまで無意識に犯していた大罪を自覚することになる。
このゲームで34人の覇王候補者が脱落し、残り66人となった。
覇王ゲーム第二回戦の説明会場で首相が唐突に始めた余興。
その趣旨を瞬時に理解したダルシム矢野のバックナックルによって1名が悲鳴を上げて脱落した。
また、第二回戦の説明において運営おじさんに無礼を働いた5名も失格となる。
覇王ゲーム第二回戦。
60人の参加者が10人ずつ6グループに分かれ、それぞれのグループは9日間共同生活を送る。毎日1回、脱落者を決めるための多数決を行う。
勝利条件は「10日目を迎えて唯一の生き残りとなる」か、「初日の追放会議において10人全員が1名を指名するという特殊条件で残り9人側に入っている」こと。
ボツネタ
覇王ゲームタイトル発表配信にてゲーム名のみ公表されたゲーム。
プレイヤーが5つの嘘をつき、その嘘の内容によって得点を競うゲーム。
嘘に対する可能な回答の種類の数がポイントとなり、ポイントの合計が21に近い人が勝利する。ただし、嘘が当てられたらポイントが1下がる。
ポイントへの換算方式や勝利条件はプレイヤーには一切明かされておらず、それらの条件も5つの嘘の中で探っていく必要がある。
『嘘喰い』の水中ポーカーから着想を得たゲーム。
数字が10個ある中から当たりの「1」を見つけなければならない。
プレイヤーは3回質問できるが、相手は嘘で答えることもできる。
覇王ゲームに飛び入り参加するための救済措置として設けられたゲーム。
門番の古田さんと頭脳戦を繰り広げるが、プレイヤーはどう足掻いてもクリアできないゲームになっている。古田さんがクローン人間であることを見抜いたダルシム矢野は、その状況を打破するため古田さんを殺害して会場に入って行く。
「矛盾ゲーム」とよく似ている。
広間に佇む1体のスフィンクス(あるいはダルシム矢野エレファント)を象った門に謎掛けをされる。プレイヤーはその謎掛けに1発の回答しかできない。
例えば「ここに1から3までの数字がある。正解を選べ」という質問に対して、ダルシム矢野はスフィンクスの鼻が1本だらんと垂れ下がっているのを見て「1」と答えるが不正解となる。
しかし、「外れた後にスフィンクスの像を破壊してドアをこじ開けてはいけない」とはルールに明記されていなかったので、その盲点に気付いたダルシム矢野はスマッシュの馬鹿力と合わせて門を破壊して先に進む。
覇王ゲームFINAL STAGEの後の追加ゲーム。死んだはずの妹がクローンとなってダルシム矢野と対決する。
クローンには脊髄バトルの際に採取されたダルシム矢野のDNAが埋め込まれていて、クローンはダルシム矢野と全く同じ最強の頭脳を持っている。ダルシム矢野が妹のトラウマを克服してより高みに上れるか、ということを運営陣に試される。
覇王ゲーム第二回戦。ゲームの内容は不明。
妹がEXTRA STAGEの敵になる構想の一部。この戦いでダルシム矢野は覇王ゲーム運営陣にDNAを採取される。
各話リスト
覇王ゲーム(2015年版)
ダルシム矢野と断罪の塔シンバベル
真・覇王ゲーム(2021年版)
ダルシム矢野vs崩滅彗星シューティングアナコンダ
使用楽曲
覇王ゲーム
ダルシム矢野と断罪の塔シンバベル
ダルシム矢野と絶望のウロボロス
- 主題歌「心音」
作詞 - ダルシム矢野 / 歌 - ダルシム矢野
リンク
関連項目
最終更新:2023年07月17日 22:53