遊戯王

ダルシム矢野言行録遊☆戯☆王

遊☆戯☆王』(ゆうぎおう、YU-GI-OH!)は、ダルシム矢野が愛した漫画、アニメ、およびカードゲーム。アニメには複数のシリーズがあり、そのうち高橋和希の漫画を原作とする初代シリーズ(初代『遊☆戯☆王』および『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』)は、ダルシム矢野にとってあらすじを最初から最後まで何も見ずに話せる程度にまで馴染みが深い。また、ダルシム矢野の持ちネタとしてよく知られているものの一つが、次作の『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』の登場人物、クロノス・デ・メディチの声真似である。

また、シリーズの中でも放送期間がダルシム矢野の活動時期と大きく重なっている『遊☆戯☆王ARC-V』(ゆうぎおうアーク・ファイブ、2014年4月6日~2017年3月26日)についても、2015年時点ではダルシム矢野は高く評価しており、購入したカードパックを開封する様子を何度か配信したことがある。しかし、この『ARC-V』は2017年に視聴者の間で「クソアニメ」としての評価が固まったまま放送を終えることとなった。ニコニコ生放送でのアンケート結果によれば、評価が下がり始めたのは2016年7月10日放送の第113話で「融合次元編」が始まってからだった。

『ARC-V』の放送終了後、続いて2017年5月10日から2019年9月25日の間にかけて次作の『遊☆戯☆王VRAINS』(ゆうぎおうヴレインズ)が放送されると、ダルシム矢野は今度のシリーズも2018年時点では高く評価したが、ニコニコ生放送公式でのアンケートでは終盤へ進むにつれてまたしても評価が下がっていった。さらにその次作には2020年4月4日から『遊☆戯☆王SEVENS』(ゆうぎおうセブンス)が放送されており、カードゲームの商品でも『遊☆戯☆王ラッシュデュエル』という新作が発売されているが、これらに対するダルシム矢野の言及は確認されていない。

なお、ダルシム矢野は高橋和希の漫画『遊☆戯☆王』を高く評価しているが、同作者の漫画『THE COMIQ』については2018年10月26日の配信にて「ゴミクソ漫画」だと非難している。

- 目次

『遊☆戯☆王』の話(2018/10/26)

ダルシム矢野 18/10/26 「ダルシム矢野の桃太郎」1   ■niconico ■YouTube

学園編(東映版遊戯王)

牛尾哲

『THE COMIQ』の話をしたいなと思うんですよ。みんな高橋和希って漫画家知ってる?
これ何者なのって言ったらね、『遊☆戯☆王』。初期の方はアメコミチックな感じでオリジナルギャンブルでね、オリジナルお遊びで俺様ルールで相手を負かして悪者にえげつない罰を与えるダークヒーローものだったんだよね最初はね。一番最初でグリードドーン!みたいな感じで牛尾先輩の目に映るものが金にしか見えなくなる病気にさせたんですよ。東映版の遊戯王ですね。

最初はシンジくんの声(緒方恵美)が遊戯だったわけ。ほんでね、遊戯くんが城之内にいじめられてるんだよ、えげつないいじめにあってボコボコにされながらね。まあ武藤遊戯くんっていうのは高校一年生なのかな、ほんでねまあチビの、ビジュアルはみんな覚えてると思うから言わないんだけどね、チビのナードなんですよ。で、趣味はゲーム全般。ボードゲームもすればTRPGもする、いろんなゲームをする、ゲーム屋のじいちゃんの孫で、じいちゃんのゲームショップの手伝いをしている高校一年生なのかな、二年生なのかわかんないけど高校生なんですよ。で学校行ってもね、休憩中はずっと机に伏してパズルをやってるの。「千年パズル」っていうじいちゃんからもらった、古代のエジプトから発掘されたっていうパズルを「ずっと何年もやってるけど解けないんだ」って休憩中伏してやってるわけ。

そこで真崎杏子っていうキャラクターがいるんだけど、この女の子が遊戯くんを気にかけてくれるわけ。弟キャラみたいな感じで遊戯くんをすごく気にかけてくれるの。ほんでね城之内と本田ってのがいるんだけどこれは不良でね、城之内くんは典型的な不良なんだよ。ヤンキーチックな長髪の金髪で、本田くんってのは角刈りの真面目系なクズなんだよ。でねこの二人でね遊戯くんにえげつないいじめとかもしてるわけ。でね、「こら城之内、何してるのやめなさいよ!」つって遊戯くんがからかわれてるところを杏子がよく助けてくれるんだよね。城之内克也と本田ヒロトね。でね、杏子に「遊戯またパズルやってるの?」「そうなんだ、これは僕がじいちゃんから…」今の喋り方はデュエルモンスターズ版の遊戯だけど、違うんだよ。もっとかっこいい声なんだよね初代の方は。俺は緒方さんのモノマネできないからデュエルモンスターズ版の遊戯でやるんだけど。俺似てない?…知恵の輪みたいなやつを組み立ててるんだけど組合わさらないわけ。でね、じいちゃんが言うにはこのパズルを完成させたら願いがなんでも叶うらしいんだっつってね、「そうなんだ、遊戯は何を願うの?」つったら「僕は親友がほしいんだ」つってね組み立ててるんだけど、それを城之内が廊下から覗きながらニヤニヤしてるわけ。「いいことを聞いたぜ」みたいな感じでね、それでヒョイッと遊戯が目を離した隙に千年パズルのピースを一個握り締めて逃げていくんだよ。ほんでドブに捨てるわけ。「遊戯、お前の夢はこれで叶わねーぜグヘヘ」みたいな感じで笑うんだよ。ほんで次の日なのかな、パズルをやりながら完成しないわけ。

ほんで遊戯を校舎裏でボコボコにしてたわけ、本田ヒロトと城之内克也が武藤遊戯を校舎裏でからかいながらボコってたわけ。そしたら風紀委員長の牛尾先輩がやってくるわけ。そしたら「こら君たちやめないか」つってね遊戯くんに絡んでる本田ヒロトと城之内克也を逆にボコボコにするわけ。それを遊戯くんは「そこまでしなくてもいいじゃないか」みたいな感じで止めるんだけど、「何?まあいいや、遊戯くん、助けてあげたんだから、ほれ、謝礼」とかいって金をよこせっていうの。「えっそんなの聞いてないよ」っていうんだよね。あ、その前にボコボコにしてるわけ。遊戯くんが止めに入るんだけど今度は遊戯くんをボコボコにしてふっとばした後にまた二人をボコボコにしに行ったわけ牛尾先輩が。そしたら遊戯がその間に入って「やめろよ、僕の友達だぞ」つって牛尾先輩を止めるんだよ。それを見て城之内が「遊戯…!」ってなるわけ。それでも遊戯くんはボコボコにされて「まあいいや、助けてやったから明日15万円持ってこい」みたいな話になるわけ。「えーっ、なんだよそれ」っていうんだけど、まあ人殺すような先輩だから、加減がわからないド畜生だから、家に帰って悩むわけ。「どうしたらいいんだ、どうしたらいいんだ」って言って遊戯くんは悩むわけ。

それでパズルをやってたら、「あれ?いつもは全然できないのに、今日はなんだかすらすらパズルが組み立っていくぞ、心はモヤモヤしているのに、裏腹にパズルが組立っていくぞ。あとこのピースをはめれば完成だ」ってところで、最後のピースがなかったんだよ。で遊戯くんは落胆するわけ。ってところで「おーい遊戯やーい、友達がこれを持ってきてくれたぞー」って遊戯のおじいちゃんの武藤双六が千年パズルの最後のピースを持ってくるわけ、「ビショビショに濡れてたけどな」って持ってきてくれるわけ。で、遊戯はすべてを理解するわけ。城之内が意地悪したんだけど、拾ってきてくれたって。つってね最後のピースをはめたらパズルが光るわけ。それで夜になるんだけど、そのときにじいちゃんがふっと物陰から言うわけですよ。「遊戯や、お前がいじめられとるんはわしゃ知っちょる、100万円かばんに入れておいた、これで難を逃れるんじゃ」みたいなことを言うわけ。

で遊戯はパズルを完成させて、ピラミッド型のペンダントなんだけど、それを完成させて首にかけた瞬間光に飲まれて、深夜の学校。牛尾先輩を遊戯が呼び出してる場面になるわけ。でも遊戯の風体がチビのナードなのは変わらないんだけど目つきとか雰囲気とかが、すごい学ランとかも着崩して、いかつい目に変わって雰囲気がまるで別人になってるわけ。「こんな時間に呼び出しやがって、金は持ってきたのか」「まあそんな焦るなよ、ここに100万円ある」っつって遊戯くんが出すわけ、100万円の束を。じいちゃんがくれたやつ。「おめえ気に入ったぜ気前いいな」って牛尾先輩が言うんだけど、その100万円の束を取ろうとした瞬間に遊戯くんがそれを遠ざけて「このまま渡すんじゃつまらない」ってすごいかっこいい緒方さんの声で言うわけですよ。「ゲームをしよう」って言うんだよ遊戯くんが。それで手の甲に100万円の束を乗っけて、ナイフでその束を突き刺すんだよ。で、そのナイフの刺さった束をゲットできるっていう。で、交互にやっていって、欲をかけば腕に突き刺さる。「これはなかなかスリルのあるゲームだぜ、牛尾先輩」っつてね、「ああ遊戯、乗ったぜ」って言ってやるわけ。

でお互いやっていくんだけど牛尾先輩もドキドキするわけ。「くそ、これ以上刺したら…でも金欲しい。どうしたらいいんだよ」ってなったときに「なあ遊戯、俺は一つこの攻略法を見つけたぜ。こうするんだよ」ってナイフを遊戯くんに向けて振りかざすわけ。たかだか100万円のために人を殺そうとするの、牛尾先輩が。そしたら遊戯くんがぱっと飛び退いて、闇夜に紛れながらギラギラ光った目で牛尾先輩に言うんだよ。「欲に目がくらんだな、牛尾。罰ゲーム!」っつってね、「グリードクラッシュ!」みたいな感じに言ったらね、次の日校庭で落ち葉を集めて「金だ、金だ」ってラリってる牛尾先輩がいたんだよ。ルールを破って罰ゲームを受けた牛尾先輩は、目に映るものすべてが金にしか見えなくなる病気になっちゃったの。

で、このエピソードを経て、遊戯が城之内くんがボコボコにされてるのを助けに行ったところで、城之内くんが捨てた千年パズルを拾ってくる、この一連の流れを経て仲良くなったんだよ。でね、次の日に学校で「杏子!完成したんだ」っつってパズルを見せるんだけど、「夢は叶ったの?」つったら「うーん、それはまだ」みたいなことを言うんだけどそしたら城之内がやってきて言うんだよ。「おめーの欲しいもんは手に入ったぞ」「え、何?」「見えるけど見えねえもの。友情だぞ。恥ずかしい、言わせんなよ」「城之内くん!」っていうのが、一話か二話ぐらい。

海馬瀬人

そんな感じでオリジナルのちょっとしたお遊びゲームで、ルールを破った瞬間に人生再起不能になるような罰ゲームを与えるっていう。それが最初の方の遊戯王。そんな感じで、龍札とか、学園祭のアイスホッケー、氷で固めたブロックの中に催眠薬の気化性のクロロホルムを入れてアイスホッケーするみたいな、そういったゲームを経て最終的に海馬くんが出てくるんだよ。海馬コーポレーションの社長。海馬ゴウズノスケ?だっけ、わかんないけど、が孤児院から拾ってきた兄弟。モクバくんと瀬人くん。この二人を跡取りにしようっつってね、跡を継ぐ流れがあるんだけど、それでお父さんが死んじゃったから、殺したのかな、わからないけど、中学生で社長になってるんだよね。この男の子が転校してきたところからデュエルモンスターズ。カードゲームにシフトしていったわけですよ。

ある日遊戯のクラスに海馬くんが転校してくるわけですよ。それでデュエルモンスターズっていうカードゲームを、当時はルールとかも曖昧で、「マジック・ザ・ギャザリング」が流行ってたっていうか、カードゲームって言ったら代表格が「マジック・ザ・ギャザリング」だったから、それを模した感じでやってたわけですよ。でね、遊戯くんと城之内がとりあえずゲームやってるわけ。(城之内が)「よし、じゃあ俺はこのワイトで攻撃だ」って言うから、遊戯くんは「じゃあ僕は砦を守る翼竜で攻撃だ」「ゲエッ!そんな強いカードいきなり出すかよ」「デュエルモンスターズはカードのバランスが大切なんだ」つってね城之内のカードデッキを見て「なにこれぇ~」って言うんだよ。そうやって海馬くんの転校してきた教室でデュエルモンスターズをやってたわけ。

そしたら海馬くんがやってきて、当時は緑川さんの声なんだよね、今は津田さんだっけわかんないけど、それで「ふん」って見てくるから「おい海馬、お前もデュエルモンスターズわかるのかよ」って城之内が話しかけたら「僕は世界大会で優勝するほどの腕前なんだ」って言うわけ。「こんな低レベルな…はっ、遊戯くん、それは」「うん、これはね、僕のじいちゃんから貸してもらった青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)のカードなんだ」そしたら海馬くんが目の色を変えて「ちょっと見せてくれないか」…違うね、多分違う。これはもっと後の話。このときに青眼の白龍はないわけだよ。カードゲームやってるのを単に見て、馬鹿にして「へっ、スカした野郎だぜ」みたいな感じで本田ヒロトと城之内克也と武藤遊戯で海馬くんを見るわけ。で、放課後に遊戯くんの実家の武藤双六が経営しているゲームショップでカードパックの開封をやってたらそこに海馬くんが訪ねてくるわけ。「こんな店じゃろくなカードはないな…はっ!?」って見たらそこには「そのカードは…青眼の白龍のカード!?なんでこんなところに、世界に4枚しかない青眼の白龍のカードが!?」「これはわしが友人から譲り受けたカードじゃ」って言うから、「じいさん、そのカード言い値で買おう」ってトランクをバッとテーブルの上に出してカッと開くんだよ。そしたらゴミのようにクソ雑魚カードが山のように入ってる。暗黒の黒竜みたいなデビルドラゴンとかゴミのようなカードが大量に詰まってるわけ、肩パッドタートルはなかったな、弱いカードが大量にあるわけ。それで城之内が「ひえ~こんなにカード出すのかよ」じいちゃん「だめ~」「こっちもすんなり断るのかよ!?」みたいな感じでびっくりするわけ。それで「チッ」っつって海馬くんが帰っていった後に次の日学校でゲームをやってるわけ。…じゃなくて、海馬くんが帰っていく前(武藤双六が)「カードは魂じゃ」って言うんだよ。海馬くんは「そうですね、おじいさん。僕も軽率でした」って言うんだけど心のなかではね、「馬鹿が…カードは力だ」って帰っていくわけ、納得せずに。

次の日学校で遊戯くんがじいちゃんから借りてきた青眼の白龍のカードでバトルしてたわけ、そしたら海馬くんがやってきて「遊戯くん、昨日はすまなかったよ。最後にもう一回だけ青眼の白龍のカードを見せてくれないか」っていって見せてくれるわけ、そこで海馬くんがすり替えるわけよ、偽物の偽造レプリカカードに。遊戯くんはそれに気づいて、そこでは言わずに放課後に「海馬くん、そのカードはじいちゃんの大切なカードなんだ。返してくれないかい?」って言うんだけど、「ふん。お前らやれ」って校内の不良に金を握らせて遊戯くんをボコボコにして、海馬くんは逃げていくわけですよ。

それでじいちゃんと一緒に海馬コーポレーションに乗り込みに行ったんだよね、みんなで。そうしたら海馬くんが目の前で青眼の白龍のカードを破り捨てるわけ。そうしたら武藤双六がその場で失神するわけ。「なんでそんな真似をするんだ」って城之内たちが吠えたんだけど、そしたら海馬くんは言うんだよ。「実は僕、青眼の白龍のカードを手に入れてるんだ。デッキに入れられる同じカードは3枚まで。4枚目は敵になる、だからね」つって破り捨てるわけ。そこで武藤遊戯の千年パズルが発光するわけだよ。それで「海馬、お前は許さないぜ」ってデュエルする流れになるんですよ。じいちゃんがデッキを持っていくわけ。デュエルが始まるんだよね。「カードが…実体化した!」っつってね、海馬コーポレーションのテクノロジーを用いた立体ホログラムであたかもそこにモンスターがいるような立体的なバトルが始まるわけ。

遊戯が「俺のカードは、ブラック・マジシャン!」って言ってマハードが出てくるんだよ。…違うね、デーモンの召喚を出して敵を薙ぎ払うわけだけど、海馬くんは防戦一方なんだよ。でね…ん?あ、(その前に)闇・道化師のサギーを出した後に闇・エネルギーで「これはね、遊戯くん、闇属性のモンスターのパワーを3倍にするんだ」って闇・道化師のサギーが3倍のパワーになるわけ。守備力3600、攻撃力1500みたいな感じで遊戯くんのカードをバッタバッタなぎ倒すわけなんだけど、そこで遊戯くんはデーモンの召喚を召喚して倒して、無双するわけですよ。暗黒騎士ガイアとかいろんなカードを出して優勢なんだけど、(海馬が)「僕が引いたカードはね、青眼の白龍!」って青眼の白龍を、2枚目、3枚目と出してくる。で、遊戯くんのカードを爆滅していくわけ。

で、(遊戯は)光の護封剣で3ターン時を止めて攻撃できない状態にしたあとで「俺の手札のうち3枚は意味不明のカード」って言うわけよ。それで、「これでどうやって戦えばいいんだ…。そういえばじいちゃんが言ってたのを覚えてるぞ」みたいな感じで回想が入るわけ。「デュエルモンスターズの世界には5枚揃って初めて力を発揮するカードがあるんじゃよ」ってじいちゃんの言葉を思い出して、「もしこの意味不明のカード3枚と、デッキから2枚引いてそれが揃ったら」みたいな感じで引いて、「俺が今引いた手札は…封印されし右腕!」みたいな感じでどんどん揃えていくわけ。「遊戯くん、次が最後のターンだよ。このターンが終われば光の護封剣の効果が切れてブルーアイズの…(通信中断)が君を始末するぞ」みたいなことを海馬くんが言うんだけど。(遊戯が)デッキの山札からカードを引こうとするんだけど、「デッキが逃げていく…違う、デッキが逃げてるんじゃない、俺が引くのをためらってるんだ」って、最後の封印されしエクゾディアが引けなかったら負けちゃうから遊戯くんが戸惑うわけ。そしたら手のひらにみんなでマジックで書いた笑顔の紋章があるんだよ、友情の証が。「みんな、俺はもう迷わないぜ。俺が引いたカードは…封印されしエクゾディア!今、全てのカードが揃った!怒りの業火、エクゾード・フレイム!」って。揃った瞬間勝ちだから、海馬くん…(通信中断)

決闘者の王国編

でね、海馬編が終わったあとは、今度は王国編になるんだよ。これどんな話なの?って言ったらね、今度はそれから数日経ったときに「おーい遊戯や、荷物が届いてるぞ」ってね、おじいちゃんが小包を遊戯くんに持ってくる。ここからは完全に東映版じゃなくて『遊戯王デュエルモンスターズ』ってやつに移行するんだけど、みんなが集まってるところにじいちゃんが小包を持ってくるわけですよ。それで小包を開けたらビデオとよくわかんないグローブと星型のチップがあったんだよ。それを見て…(激しい音飛び)

でね、向かうわけですよその島に。城之内克也も妹の静香ちゃんが目の病気だから、賞金がすごいって言うから「自分も行くんだ」っつって密入国するわけその島に。それで船の上で、いろんな有力者がいるわけよね、ダイナソー竜崎、孔雀舞、インセクター羽蛾、その辺の大会ベストエイトぐらいのやつらがたくさん乗り込んできてるわけ。それでインセクター羽蛾が近づいてきて「遊戯くん、聞いたよ。君、海馬くんに勝ったんだって?そのデッキ見せてくれよ」「いいよ、見てよ」って遊戯は心が純粋だから普通に差し出す。そしたらインセクター羽蛾がね「このデッキ、どうやって勝てばいいか研究したんだけど。どうやっても勝てる術が見つからなかったけど、今わかったよ。こうすればいいんだ」って船から海に向かってデッキを投げ捨てるんだよ。インセクター羽蛾が。で遊戯くんのエクゾディアデッキがそこでなくなってしまうっていう話ね。

そんなこんなでその島に辿り着くんわけですよ。それで色々戦いながら、迷宮兄弟とかいろんなのが出てきながら、腹話術師、海馬くんの人形を操りながら、「海馬くんは今入院しているはずじゃ!?」って戦っていくうちに実は海馬くんは後ろで紐付けられて操られてるマリオネットだって気付くんだよ。後ろに普通に人が…海馬くんだと思ってたのは、実は後ろに普通に人が立ってて、傀儡で動かしてる人形だったってのを初見で気付かずにしばらくして気付くっていうのもありながらね、王国でデュエルを勝ち進んでいったわけ。

最終的に遊戯くんがペガサス・J・クロフォードのところまで辿り着くわけですよ。で、バトルするわけ。「ミーにはわかるのデース、ユーの伏せてるカードは聖なるバリア、ミラーフォースデース」みたいに全部読み取って有効打を与えてくるからね、「くっ…どうすればいいんだっ」って言ったらね、「もうひとりのボク!作戦があるんだ、聞いてくれないか」「相棒!…でも、これは闇のゲーム!相棒の魂が…」「ううん、大丈夫だよ、もうひとりのボク。ボクだって一緒に戦いたいんだ」「相棒!」つってね、もうひとりのボクと本物のボクが作戦を考えてやるわけ。

それで「ユーの伏せたカードはナントカデース、故にダイレクトアタックなのデース」ってペガサスが攻撃したら「ふっ、お前、弱いだろ!リバースカードオープン」ってペガサスの裏をつくわけ。「そんなはずはないのデース」ってうろたえるんだよ。「ふっ、読めてたぜ、ペガサス!お前はその千年眼で俺の心を読んだんだろ?でもな、伏せるとき、俺の心はもうひとりの相棒と代わってたのさ。マインドシャッフル!」つってね、入れ替わってた。だから人格をね、千年パズルに宿るファラオの魂とその所有者の器の遊戯の魂を入れ替えることによって、人格をコロコロ入れ替えることによって、遊戯くんの心を読んだけど、その後入れ替わってアテムの魂が「カードを伏せてるから当たらない」みたいなことをして「お前のからくりは全て解けたぜ」って無効化したわけ。ペガサスのね、相手の心を読んで手札何伏せてるかってのを看破する術をマインドシャッフルで看破したわけだよ。でね、まあ倒したわけ。サクリファイスってモンスターを使ってきたわけ。サウザンド・アイズ・サクリファイスね。イリュージョンの儀式。邪眼の百目鬼みたいなやつ。これ俺Vジャンプ買って持ってたんで当時覚えてる。紫のVol.3だったと思う、カオス・ソルジャーが表紙のね、ブルーのテカテカしたやつだったと思う。恵文社で予約したの覚えてるから。

…でね、そんな感じでペガサスを撃破して帰っていくんだけど、ペガサスを撃破したあとにちょっと放心状態のペガサスのところに獏良了(ばくら りょう)っていうおとなしい同級生がいるんだけど、そいつが鬼のような形相をして近づいてきてね、「へへへ」ってね…。「ファルコーン!!」って言うやつなんだけど、サトシの声ね。「マサラタウンにさよならバイバイ」したほうのサトシの声の声優さんがやってる獏良了ってってのがいるんだけど、そいつがペガサスの目をえぐり取って、千年眼ってのを目に埋め込んでるんだけど、ミレニアム・アイズってのを目に埋め込んでるんだけど、その目をえぐり取って「もう一つ集まった」って言ってぺろぺろ舐めるんだよ。人殺してるね、この時点で獏良了は。それで戻ってくるわけ。これが王国編のあらましね。

D・D・D(ドラゴン・ダイス&ダンジョンズ)編

その後はちょっと覚えてないんだよね。ここからどうなったのかな。まあ唯一ね、間に御伽くんってのが転校してくるわけなんだけど、この御伽くんのところでね、唯一だよ。『遊戯王』が『デュエルモンスターズ』に移行したあとに唯一ここでボードゲームをするんだよね。それ以降は全部カードゲームなんだけど。御伽リョウくん*1ってのが転校してくるんだよねえ。うーん、まあこれはちょっと面倒くさいから話さないね。

バトルシティ編

その後あーだこーだしながらバトルシティ編っていうのが始まるんだよ。海馬瀬人が復活して、悪い心は砕けて信念をしっかり持った人間に生まれ変わって遊戯に異常なまでに執着するわけ、「自分を唯一打ち負かした男」って言ってね。人格が変わった遊戯を倒すことを目標に海馬瀬人が立ち直って向かってくるわけね。そこでその街は海馬コーポレーションが絶大な利権を持ってる都市だから、海馬瀬人社長が「この街をバトルシティとする」って言ってね、この街の至るところで出会ったデュエリストたちはバトルをして、勝ったらエントリーカードを奪って、エントリーカードを集めたら最後の場所が浮かび上がってくる。「その場所に集え、強きデュエリストどもよ!」つってね、遊戯くんが住んでるドミノ市(童実野町)全体がデュエリストのバトルロワイヤルの場になるわけ、その日から。…っていうのがバトルシティ編。

でね、このバトルシティ編の次の王様さよなら編(王(ファラオ)の記憶編)で遊戯王は終わるんだけど、このバトルシティ編にね、別の勢力が絡んでくるわけ。「グールズ」っていう黒いフードをかぶった謎の集団で、色んな所からカードを盗んで、力づくでも盗むし、デュエルで勝って掛け金としても取っていくっていう、ありとあらゆる手法でカードを巻き上げる集団が現れてくるわけ。それを指揮しているのがマリク・イシュタールっていう古代エジプトから代々続く墓守の一族の末裔なんだよ。男の子。で、これのお姉さんがイシズ・イシュタールっていう男の子なんだけど…女の子なんだけどね。

この辺ぐらいになってくると古代エジプトから伝わる壁画から書き起こされた「神のカード」ってのが3枚あるわけ。三幻神。オシリスの天空竜ラーの翼神竜オベリスクの巨神兵。でね、イシズ・イシュタールがオベリスクの巨神兵を持ってたんだけど、これがひょんなことから海馬瀬人の手に渡るわけ。イシズ・イシュタールとカードを賭けてデュエルをしたわけ。イシズ・イシュタールは千年タスク(千年タウク)の力で未来を見ることができるわけ。それで海馬瀬人がオベリスクの巨神兵で殴りかかってきて爆発する未来を見たから、「確実にあなたは負けますわ」って言うんだけどね、「俺はオベリスクの巨神兵でダイレクトアタック…」その瞬間にブルーアイズのビジョンを見るわけ。「なんだこのビジョンはー!?」いうてね、なんかうまい具合にクロス・サクリファイスかなんか知らないけどね、オベリスクの巨神兵をリリースしてブルーアイズを召喚してイシズ・イシュタールを撃破するわけ。もしオベリスクの巨神兵でアタックしてたら時限爆弾が爆発して攻撃力と同じ数のダメージを受けるみたいなトラップが仕掛けてあったんだけど、それをオベリスクの巨神兵をリリースしてブルーアイズでアタックしたことによってイシズ・イシュタールは負けてしまうわけ。「未来が書き換わった!?あなたは未来を変えたのですね」「ふん、わしはそんなもん信じれんわい」みたいなことを言うんだよね海馬瀬人は。リアリストっていうか、オカルティックなことは信じない人だから、海馬瀬人くんはね。でもまあ不可解なビジョンを見たなって記憶は残るわけ。それでイシズ・イシュタールを打ち破って正式にオベリスクの巨神兵、神の3カードのうちの一つを自分のものにしたわけ。

ほんでね、もともとマリク・イシュタールがラーの翼神竜とオシリスの天空竜を所有してたわけね。ほんでね、なんて言えばいいんだろうね、おたまじゃくしみたいな、パントマイマーみたいなやつにオシリスの天空竜を持たせて遊戯に挑みに行ったんだけど、無限ループで打ち負かされて、遊戯の手にオシリスの天空竜が渡ったわけよ。ほんでね、マリク・イシュタールがラーの翼神竜、遊戯がオシリスの天空竜、海馬がオベリスクの巨神兵っていう、神のカードを持った3人が揃ったわけ。もともと海馬瀬人は古代エジプトのセトっていう神官の魂を継いでるって設定なんだよね。まあ前世とか信じないんだけど、海馬くんの前世はそうなんだよね。名前は思い出せないけど、アルビノの女の子…キサラね。ブルーアイズのもとになった女の子なんだけど、その子と切ない思い出を持ってる神官の魂が受け継がれてるわけ。それでマリク・イシュタールと武藤遊戯ね、この3人の対立になってくるわけ。神のカードの所有者たちね。

ほんで、そこから順調に勝ち進んでいってバトルシップ。デュエリストを倒したら相手からエントリーカードが奪えるわけ。そのカードを5枚くらい奪って全部重ねたらあるマップの一点を指す場所がわかるわけ。その場所に行ったら飛行船があったわけ。その飛行船に乗り込んでバトルシップ編になるわけ。上位8人ぐらいのトーナメントになるわけ。これに残ったのが、城之内克也、レッドアイズデッキ。鋼鉄のギアフリード、ギルフォード・ザ・ライトニングみたいな炎戦士系のデッキで勝ち上がっていったわけ。ほんで遊戯くんね、まあブラック・マジシャンデッキだよ。ほんで海馬瀬人、ブルーアイズデッキね。マリク・イシュタール、この時点でよくわかってない。獏良了、オカルトデッキ…ゾンビデッキね、ネクロマンサー。ちょっと(正確な記憶が)出てこないけど、死んだあとに相手のコントロール奪うみたいなやつね。イシズ・イシュタール、リシド…イシュタール家の小間使いっていうのが出てきてね、あとは誰だっけ、あと一人くらい誰かいるんだけど、これで勝ち抜き戦を行うって風になるわけよ。

で色々あった間、マリク・イシュタールに城之内克也が挑んで負けそうになるわけだけど、結局逆転して、攻撃が成功すればっていうか普通に攻撃宣言をし終えたらマリク・イシュタールを撃滅できるってところまで来たんだけど、ライフがちょっとだけ残ってたんだけど、あのね、ラーの翼神竜にね、ライフを1だけ残して残りのライフをラーの翼神竜の攻撃力に変換する、くらえ!っつって攻撃するんだけど、それをなんとか凌いだ城之内がその返しのターンでギアフリードでダイレクトアタックに成功すれば、っていうか相手も防ぐ手段がないから普通に攻撃宣言すれば勝てたんだけど、ラーの翼神竜がヒエラティック・テキストによる第三の能力で、ダメージを食らったら闇のゲームの闇の力が宿ってるからそれによって精神がすり減って、攻撃宣言をする前に意識を失ってしまって負けてしまったの。マリク・イシュタールは「ああ~ありえない~」ってびっくりしてたの。追い詰めたはずがね、城之内克也にダイレクトアタック宣言をされたら負けるところまで追い詰められたけど、闇のゲームで精神をすり減らせたから失神してくれてなんとか難を逃れて、マリク・イシュタールが進出したわけ、次のステージに。

そんな感じで遊戯くんもリシドのセルケトデッキに勝って次に進出して、海馬くんもうまい具合に勝って次に進出した。この3人の三つ巴になったわけ、最後が。バトルコロッセウム編になるわけ。3人で頂上になるまでライフを削っていくみたいなエレベータバトルがあったわけね。マリクが先に上にのぼって行って、その後海馬と遊戯がバトルして上にのぼって行って、バトルコロシアム編が始まるわけですよ。で、マリクを倒してうまい具合にやって、最後に遊戯くんと…覚えてない…まあ遊戯くんと海馬くんが戦って遊戯くんが勝ったのかな、わかんないけど。その後にマリク・イシュタールと戦ったのかな、わかんないけど。で結局遊戯くんが勝ってめでたしめでたしっていう感じですね。うん。

王(ファラオ)の記憶編

ほんで次は古代エジプト編になっていくわけ。この辺とかよく覚えてないんだよね。まあ、うまい具合に古代エジプト編をクリアした。これちょっとボードゲームなんだけどね、実は。これをクリアしたあとに、全てのアイテムが手元に集まったわけ。獏良くんとか全部倒していったから、全部の千年アイテムが遊戯くんの手元に残ったんだよね。迷える古代エジプト・ファラオの魂を鎮めるためには全てのアイテムを棺に収めて王を送り出さなきゃならないっつってね、今度は決別なんだよね。古代エジプトに王の魂を送り返そうって言ってね、遊戯くんが棺に全部のアイテムを収めて、今度は出てくるんだよ、アテムの魂が。「もうひとりのボク!こうして会うのは初めてだね」「相棒!」って二人でね、エジプトの王の間で相まみえてデュエルで勝負して勝ったら王の魂が満足して霊界に帰っていくって。で海馬くんはね「遊戯~!俺にさせろ~」って言うんだけど、「海馬くん!ボクがやるんだ!」って言って譲らないんだよ。それで最後の最後で王の魂を霊界に送ってあげるために倒そうっつって…(放送終了)

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最終更新:2022年01月01日 12:52

*1 正しくは御伽 龍児(おとぎ りょうじ)。