感想
ツルハシをも弾く異常な肩コリを治しに大鉄が新日本接骨院に行く話。
学校から帰宅する小鉄。なぜか家の中からは怪しげな金属音が響いてくる。
「ロケットでもつくってんのかな~~?」と異常すぎる推測を行いつつ(晴郎ならやりかねないか?)怯える小鉄であったが、音の原因は大鉄が異常肩コリを治療しようとビール瓶を肩に叩きつけていたためであった。
五寸釘すら貫けないというデモンストレーションを見た小鉄は、大鉄を不死身のロシア人として売り出し、空手馬鹿一代のアングラレスラー、ロゴスキーの父の如く殴られ屋を開業する。
「死ねっ」と絶叫しながらツルハシを振り下ろす観客の田村さん。(ツルハシってのも面白い)ロゴスキーの親父は息子の前で笑いながら死んでいったが、大鉄は小鉄の前で顔をしかめるだけ。この光景に、彼が本物の鋼鉄男だと理解した
その他の観客は大鉄に雪崩を打って暴行を加える。
さて、その中に一人白衣の男が居た。名前は影武者喜明。接骨院を経営しているのだという。小鉄の腕関節を自在に外しその能力をアピールし、大鉄達の信用を勝ち得た彼は病院へと親子を連れて行く。病院の中にはどう見てもレスラーにしか見えない面々が集っている。
7ページ右から
藤波辰巳っぽいやつ
馳浩っぽいやつ
武藤敬司っぽいやつ
エル・サムライっぽいやつ
蝶野正浩っぽいやつ
長州力っぽいやつ(吉田)<通名の吉田光雄から>
藤原喜明っぽいやつ(影武者喜明)<「猪木の影武者」という異名+本名>
8ページ
マサ斉藤っぽいやつ
木戸修っぽいやつ
橋本慎也っぽいやつ(橋友)
・・・等々、濃くてイカついメンツばかりであるが、やはり施術はダイナミックに肉体に訴えかける荒治療が中心である。というかプロレス技である。
しかし、蝶野っぽいやつのキックに橋友のDDT、吉田のサソリ固め(腰痛じゃねーーよ!)が大鉄に炸裂するが一向に効いている気配がない。
そこで若い奴の不甲斐なさに自ら出陣した喜明は「安心しろ俺は関節技の達人だ」といいつつなぜか大鉄の肩を「爆破」して見事治療するのであった。
オチは金鉄じーちゃんが腰痛治療でニードロップ受けてるコマ。
ちょっとオチとしては弱いね。
個人的評価 ★★★★☆
作者評
「4年1組の117話は前々から、やり直したいと思ってた。」
まだ読んでないからなんとも・・・
プロレスはあんまり詳しくない、つーか全然知識ないんで、ムトちゃんと推定した奴が果たして合ってるのかどうか自信ない・・・
つか世間的にも、もはやスキンヘッドのイメージだよね。
そういやあんまり浦鉄に武藤でてこないな。自分がパッと思いつく限りで出てくるのは元祖19固めの「武藤くん」と話数わすれたけど「ムタ」のダンボールぐらいか・・・
最終更新:2012年06月11日 01:06