感想
ダンボールで土手滑りに挑戦する星野虎吉なる青年。小鉄達となりゆきで浦安フジからのサーフに挑戦する事に。浦安フジ初登場。
下水川の川原で野球をする小鉄一向。その土手に一台の車が乗りつけ、男が降りてくる。ウェットスーツを着込んでいるのでサーファーかと思いきや、ダンボールで土手滑りを始めて一同唖然。星野となのるその青年はこの道6年のキャリアを持つのだという。
しかし、サーフスキルの高さは圧倒的に小鉄、仁の方が上回っていた。馬鹿にされたくないためか、星野はこの程度はお遊びだとし、浦安フジが真の目標と豪語する。彼は1年後に挑戦すると計画を立てていたようだが、小鉄は即挑戦を決意。星野もついていく事になってしまう。
浦安フジ頂上から滑走する星野と小鉄&仁であったが、坂で日向ぼっこをしていた桜と花丸木を巻き込んでしまう。花丸木を巻き込んだ小鉄コンビはストップするが、星野は桜をボードに滑り台に突っ込み、勢いそのままの弾丸ライナーで偶然にも大鉄のタクシー車内へ。二人をカップルだと勘違いした大鉄は激昂し、ガソリンスタンドに特攻して大爆発してオチ。
個人的評価 ★★★★☆
作者評
「まとまらないので、ラストで桜と花丸木を出した。」
暴力的なオチまでノンストップな後半の疾走感が凄い。
最後1ページの大鉄の判断・決断力は半端ではないと思う。
最終更新:2012年07月01日 20:34