感想
浦鉄初の大降雪!雪を甘く見た小鉄達の受難。土井津家が初めて全壊。
凍結した自分の小便で転倒する寝起きの小鉄。そう、今回の浦安は夜尿も凍る超極寒&超豪雪に見舞われている。順子さんの外出禁止令にガン無視くれて玄関から飛び出す小鉄。のり子もいつになくテンションが高い。ダウン装備でボンレス状態のフグオも引き込んで彼らはさらなる遊び仲間との合流を図るが、旭川出身と語るノブは雪を甘く見るなと膠もなく外出を拒否するのだった。
なぜか雪遊びを提案しながら結局野球をプレイする2人+肉人。しかしプレイ中に小鉄の柵越HRでランディ・バースのサイン入りボールがドブ(猫実川)に落ちてしまう。小鉄はのり子に球拾いをさせられるが川に転落し、なんと全身凍結してしまう。いつの間にかやらフグオも凍ってしまっており、追い詰められたのり子は二つの氷柱の間で絶望を叫ぶのだった。
しかしスレているというかなんというか、ライターを偶然持ち合わせていたのり子。なんと自分のジャージを燃料にして二人を解凍するのであった。なんたる自己犠牲精神や!!おっちゃんの涙腺サウスフォークダム級に決壊したで(不謹慎)
ともかくほぼ無防備な状態で帰路を進む事になった3人は、行き先に見えた空き家で一時的な暖をとる事に決めるのであった。
だが、そこは空き家ではなかった。見慣れた顔の二人の屋敷の住人が3人を出迎える。なるほどここは土井津親子のお家であった。このビックリハウス、外よりはマシといえども窓ガラス(障子?)は割れ、畳は凍り、天井にはツララが這っている。そんなどうしようもない家の居間で自らの体を抱え丸まりながら震える5人。結局その震えは共振し、うねりとなり、家そのものを崩壊させる要因となるのであった。
オチはそんな状況にも関わらず土井津家の冷蔵庫(!)からアイスをくすねて平然と食べているフグオにのり子がツッコんでおしまい。
個人的評価 ★★★☆☆
作者評
「昔、これと似たような物語を描いたっけ・・・・・・。」
なお、大雪ネタは今後も続く。
最終更新:2012年07月22日 17:32