感想
大賞賞金100万円の「おもしろビデオ祭り」に応募するため、小鉄達が爆笑映像の撮影に奮闘するお話。浜岡先生が出来に自ら不満を表明した
23発目の焼き直しとも言えるかもしれない回である。花丸木登場8作目にして今や彼の代名詞となっている「服脱げギャグ」が初登場の作品でもある。
ハプニングビデオを撮影する為に、桜ねーちゃんにビデオカメラを持って付きまとう小鉄一行であったが、その期待どおりにドジをやらかしまくる姉なのであった。しかし、おもしろシーンが起る度に何らかのアクシデントが撮影班にも発生し(大体撮影側の怠慢だが。)、撮影は失敗してしまう。
さて、物語後半で桜姉が偶然出会った花丸木に例の如く暴行を加えてしまい、やはり絶交の流れになってしまうのだが、去ろうとする彼を引きとめようとして彼のベルトを持つと服が全て脱げてしまう。実にこれが最初の「服脱げギャグ」のシーンである。これには撮影班が爆笑。改めて熱写に入るが、激昂した桜姉はカメラを奪い取りストンピングで高田家のビデオカメラを完全に破壊してしまうのであった。
その後、喫茶店で二人の仲を修復しようと図る桜姉。しかし、またもやドジをやらかしてしまい、またもや花丸木に罵倒され逃げ去られてしまってオチ。なぜ全裸である事を、桜ねーちゃんが事前に彼に指摘しなかったのか疑問に残るところではある。
また、「頭の悪い奴にかぎってピースピースするんだよ!!」という小鉄の発言が冒頭にあるが、後半で花丸木もしっかりカメラを前にダブルピースしているのが中々細かい。
個人的評価 ★★★☆☆
作者評
「花丸木の服脱げギャグはお気に入り♥」
この言葉通り、花丸木イコール服脱げ野郎の図式が今後定着していく事になる。
最終更新:2013年02月12日 17:13