20発目 骨がぐちゃぐちゃ

感想

小鉄&のり子コンビとタケシ君のドッジボール対決。

花子らしき人物がモブで登場。このころはまだ大女ではないが。
初期メンバーの物隠しのキツネに加えて、雑用王子(ガム爆弾の)リトルX、旗持ちのラフボーイがこの回から登場しおなじみのタイガー軍団が完成した。

対タケシ君の共闘関係になる事で小鉄とのり子の友人関係が深まった話である。
漫画を読む限り今までどうやら女子グループと男子グループで遊び分けていたようだが、今後そのような描写がなくなるのは小鉄がのり子と仲良くなり、女子との交流が自然な流れで行われるようになったからだと言えるだろう。

さて、のり子がタケシ君をぶったおして終了とか言う安直な終り方にしなかったのは非常によかった。ギャグ漫画はこうじゃないとね。そしてこのオチであかねちゃんの不幸体質というキャラ付けがなされ始めたのであった。

個人的評価 ★★★☆☆

作者評

「この原稿が完成して10時間後に子供が生まれた。」
樋田和彦氏が巻末のイラストで「もーうるさいほど大さわぎでした ウロウロしてた!」と書いているが、やはり不安と期待がない交ぜの感情の元での原稿作業だったのだろうと思われる。

最終更新:2012年06月05日 21:35