感想
ゴキブリをカブトムシと勘違いしていた仁に本物を教えるべく、リトルファーブル晴郎が小鉄らを率いて山へ。
作中で初の電車登場。それ自体はまあどうでもいい事であるが、
最寄の駅は東京メトロ浦安駅と考えると、「覇王の森」(石山東吉ネタ)と看板のたつこのスポットはどこら辺だと推定できるであろうか?
とりあえず、電車に乗った時間から考えよう。
まず最初のコマで八百屋のスズキ屋はすでに開店している。他のエピソードで確認する限り、登校時間にはシャッターは降りているので、大体開店時間は早くても8時過ぎないし9時頃であろう。また、常識人ポジションが板についてきたノブがそこまで早い時間によそ様の家に上がりこんで遊ぶとも考えにくい。
兄貴のコスプレ準備時間などを考えると電車に乗ったのは大体11時頃ではないだろうか。
さて、夕方4時になったからもう帰れ!というセリフが兄貴から発せられる。という事は4時頃になるまでには少なくとも到着しているのだ。つまり電車内で経過した時間は理論的に最大で4時間程度といえる。当然実際はもっと短いだろう。また、飯盒炊爨を電車内でしているが、下ごしらえを事前にしておいても最短で30分程度はかかるものなので諸々を込みで考えると電車内での経過時間は1~3時間程度ではないだろうか。(くだらねー考察)
二時間程度あれば県北から茨城にも余裕でいけるし、房総半島の先の方もカバーできるので、色々考えたが結局どこ行ったか全然わかんなかった、という事になる。ただ、仁は金をもっていないので、基本的にそこまで遠くを選択していないだろうなという推測は立つ。例えば茨城まで行けば片道1000円(子供500円)ほどかかるが、それが容認される事態だろうか。いや、ない。
つまり、結論としては「鈍行で1時間程度で行ける、近くの森」
ではないだろうか。(全く絞れていないが。)
さて、クソ考察はどうでもいいとして、表題にもなっている「カブブ」という奇声を発しながら樹木にヘッドバッドを繰り返す仁の姿は見もの。仁の虫好きという設定は今後微妙に生き続ける。
虫探し中のノブの「いないよ 晴郎さん」というセリフは彼のキャラの方向性がそっちの方向へ固まり始めた表徴であろう。
個人的評価 ★★★☆☆
作者評
「これと次は2本立て フレッシュ樋田、ありがとう♥」
前から思っていたけど、たまに全く作品を評してないよね!
作業が大変だったというのは伝わってくるけどね。
最終更新:2012年06月09日 00:13