36発目 鼻からひじき

感想

前田日明っぽいクソガキが滅茶苦茶やる話。

ハードで悪質ないたずらを繰り広げる幼稚園児が浦安をかき回す。
冒頭のカプセルトイ爆破から、窓へ投石、車に傷つけ、犬しばき、メットに放尿と悪行の枚挙に暇がないが、ついにその毒牙はクラスのアイドルあかねちゃんへと伸びる。(フグオにも)

箱ブランコに結局5時間連続で付き合わされ、ゲロをぶち撒いたあかねちゃん(とフグオ)の復讐を果たすべく、小鉄とのり子の二人を先頭に共に連れ立つ4人。早速ターゲットと遭遇するのであったが、隙をつかれて文鎮で4人はノックアウトされてしまう。

笛を奪われ箱ブランコに付き合う事になってしまった小鉄たちであったが、途中で飛び降りる事でガキを出し抜いてやろうと画策する。どうにか脱出した4人。反撃とばかりに物凄い勢いで箱ブランコを回転させるが、中に残っていた一人はあかねちゃんだったのであった。

二度にわたりあかねちゃんの嘔吐シーンで興奮する小鉄。普段とは違う彼女の様態に刺激を受けるのか、彼のサディスティックな欲望なのかはわからないが、いずれにせよ変態であるのは間違いないだろう。

個人的評価 ★★☆☆☆

作者評

「最初の3ページは「4年1組」の前田日明の話でボツにしたネタ。(だから前田に似てる)」
オチはカッチリ決まってたけど、同時に懲悪の要素で物足りなさを感じてしまった。あかねちゃんかわいそうだよね!

最終更新:2012年06月08日 23:59