37発目 べーやん

感想

一枚しかないパンツを追いかけて浦安を疾駆する仁ママ。
仁の「J」Tシャツが(多分)この話から登場。ベルギー製のシャツである事が後に判明するが、自殺者の遺体から剥ぎ取ったにしては、冒頭で複数枚確認できる。

西友に行く予定の仁ママであったが(何をしに行くのか・・・。)、チンペーさんのサイン入り下着が墓場からの風により吹き飛ばされてしまい、必死の追跡を始める事になる。余りの形相とアクションに化け物にしか見えない仁ママ。霊柩車の上部に乗るその姿はまさしく悪鬼である。
まもなく標識にラリアットされ路面に叩きつけられた仁ママであったが、そこに一台の車が近づく。なんと運転するはチンペーさんではないか。やおら起き上がった仁ママ。おびえるチンペー。新たな追跡劇が始まるのであった。

チンペーさんの直筆サインがパンツにあるって事は、この話の前にチンペー側も仁ママとすでに遭遇済みだったのかな?流石に譲渡はしないよね。

仁ママのポジションが決定的になった作品。チンペーさんの受難は続く。

個人的評価 ★★★☆☆

作者評

「仁のかーちゃんメインでこんな楽しくできるとは思わなかった。」
初登場時は暗いだけのキャラクターだったけれどもかなり化けたよね。
ギャップの大きさは全キャラクター中で一番かも。次点はモブだった花子かな?

最終更新:2012年06月09日 00:02