38発目 茶色い物体

感想

ゴキゲンで愛車を掃除する大鉄。しかし最初に乗り合わせた客は国会議員だった。
基本的に桜ねーちゃんとの組み合わせでこの回まで議員は登場するが、68発目からは悲劇のヒロイン(オチキャラ)として定着したあかねちゃんがそのバトンを受ける事になる。

大鉄が珍しい事をすると天変地異がおこるというジンクスがあるが、車の掃除を行なった今回は人災が彼を襲う。ピカピカタクシーの乗客第1号はなんと国会議員。1ヶ月の宿便を溜め込んだ彼はもはや人間爆弾である。大鉄の乱暴運転で時限装置のスイッチを入れられた彼は自分の危険性を信じようとしない大鉄に過去の悲惨な思い出の紹介と、デモンストレーションを行なう。

屁を吹きかけられて昏倒する人々を見て、議員の危険性をようやく理解した大鉄。家の便所を貸してやることにするが、便器のキャパが不十分。家は半壊してしまうのだった。

大沢木家で窓、ドア以上の損壊が確認できる回はこれが初か。
ご機嫌な大鉄と議員の掛け合いが面白い作品。オチがちょっと弱いか。

何気に小鉄が初めて登場しなかったエピソードでもある。

個人的評価 ★★★★☆

作者評

「猪木ネタ第3段!!3話中、猪木の顔が一番似てるかな?」
暴力!顔芸!ウンコ!これが浦鉄のトリニティですよね。

最終更新:2012年06月09日 00:09